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放射線治療と廃炉。
投稿者:lyonnais 投稿日:2014/04/03(木) 14:29:00 No.4140 [返信]
https://www.youtube.com/watch?v=x82gFW2ls58

私は琵琶湖の先生やこの医師みたいな人々が日本に、いてくれて、良かったと思いました。
RE:駆け込みドクター!
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/04/01(火) 02:11:19 No.4139 [返信]
 ランナーさん
この番組は見逃しました。
昨日(3/30)は、リレーフォーライフをPRさせていただける「さをり織をしながらコンサートを聞く」という
こんな催しに行っておりました。(写真)

放射線治療とがん細胞の話は、一言では言いにくいほど難しいですね。
厳密には合っているかどうか心もとないのですが、放射線によってDNAの鎖が切れたり、
その分裂が妨げられて分裂できなくなり自死(アポトーシス)に到るので、直ぐに
焼き殺すというのとは、少し違うと思っています。
良性の細胞にも放射線があたると、こうした現象が生じますが、自然免疫によって復活する度合いに差があるので、
その際どい範囲の照射線量を複数回に小分けして照射することにより、がん細胞は徐々に死んでいくが、
良性細胞は死なずに(多少の副作用を伴う恐れも)生き残ることができるわけです。
線量が不足しておれば、がん細胞も死滅せずに復活再生することもあるでしょうから、
再発(再燃)しないわけではありません。

「前立腺がんを生きる」~体験者48人が語る~ をご存じない方のために説明をしておきます。
腺友ネットの推奨サイトを見ていただくと「前立腺がんの語り」というのが出て来ます。
http://pros-can.net/02/frame2.html
これを「本」にしたものですが、全ての語りを載せることができないので、
ウェブサイトの要約と思っていただいても良いでしょう。
その本の中で、インタビュー06 とあるのが私でして、ランナーさんがおっしゃる通り、
「術後」と書かれているのは「放射線治療後」のことですね。


 ezisonさん
コメントありがとうございます!

4139

RE:はじめて投稿します
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/04/01(火) 01:46:03 No.4138 [返信]
 しまさん
はじめまして。ご丁寧なごあいさつ、ありがとうございます。
お父さんの病状に対し、もう少し早ければと悔やまれる気持もごもっともだと思います。
冷静に考えると、この段階では「治癒」を望むというより、まだできる治療法を探りつつも、
現実をしっかり見つめ、気持ちのほうから現実に歩み寄っていくという精神の柔軟性も必要ではないでしょうか。
私が今言えることは、すでにご存じかも知れませんが、新薬への期待ですね。
今年に入って、すでにエンザルタミドが承認されたので(3/24)、
ドセタキセルの次の手も最低一つは確保済みです。
同じく今年承認予定のアビラテロンはドセタキセル以前にも使うことのできますが、
今の流れから言うとドセタキセルの後になりそうですね。
もう一つ、カバジタキセル(抗がん剤)も、年内に承認予定であり、特に全身状態が悪くない限り、
これも持ち駒の一つと考えても良いと思います。
副作用は人によって随分違うようなので、抗がん剤も頭から毛嫌いする必要はなく、
使わねばならないタイミングであれば、試してみても良いと思っています。
骨転移に対しては、適切な対応ができているようなので、極端なQOLの低下は心配なさそうですね。
AUA(米国泌尿器科学会)では2013年に「去勢抵抗性前立腺がん治療ガイドライン」が公表されましたが、
「前立腺がんガイドライン」では、それをできるだけシンプルな一覧表にまとめています。
少し意味が判りにくいかもしれませんが・・・
http://pros-can.net/01/01-4.html#205
はじめて投稿します
投稿者:しま 投稿日:2014/03/31(月) 17:29:21 No.4137 [返信]
はじめまして、しまと申します。
私の父が前立腺癌・骨転移でして、このホームページを見つけました。
全部は読み切れてませんが情報提供のありがたさを感じ、心からお礼申し上げます。

父は平成23年10月(71歳)PSA3528 Geason4+5、6/6で陽性 前立腺癌T2以上NOM1、ステージD2 全身骨転移というスタートでした。もっと早くに癌を見つけてあげたかった思いを今でも忘れられません。
カソデックス→休薬→オダイン→休薬→プロセキソール→プロセキソール増量→エストラサイト現在
ゾメタ→ランマーク現在(歯科治療のため中止していた時もありました)
ゾラデックスデポはずっと継続して打っています。
途中、全身骨転移の中でも腰が辛かったためストロンチウム投与や
放射線照射3Gy×10回を行いました。

現在PSA5.29で、明後日の採血結果を見てドセタキセル導入を検討しようかというところです。
全身状態としてはまずまずで、寝て過ごすことが多いですが
少し散歩をしたり、好きな物を食べて過ごしています。

私的にはこの掲示板を見つけて嬉しかった思いと、何かこんな治療や体にいいことなどあれば
教えて頂きたく思い、投稿させて頂きました。
すみません、よろしくお願いします。


ランナーさんへ
投稿者:ezison 投稿日:2014/03/31(月) 07:43:10 Home No.4136 [返信]
>癌治療を受けながら仕事をしている癌患者が日本国内に32万人も
いらっしゃるとは、驚きです!
私の場合、副作用が強く出るタイプ?のようで、治療をしながら
仕事をするなんて信じられません。

年齢的な事と今の我が家の経済的事情もあり、どんなに副作用が強かろうが仕事をしなくちゃならない者(私)がいます。
毎朝「副作用がいつもより強そうだから休もうかな?」と思いながら、身体を引きずりながら出勤しています。何がそうさせるのか?やはり、治療を継続する為に収入確保ってのが大きいですが、がん治療とは違う世界へ飛び込み現実逃避できる事も大きな意味があり、日頃のストレス解消となっています。そして、副作用が強かろうが弱かろうが俺を必要としてくれる職場が存在する事に感謝しながらの日々であります。

現在、経口抗がん剤(UFT)の副作用と、前回投与していたドセタキセルの副作用も残り左半身が常に痺れた状態です。骨を中心とした身体各所に痛みが生じる。貧血で時折横にならしてもらったり、肉体労働を避ける様な同僚の配慮に助けられています。なので、出来る事なら仕事を辞めて治療に専念したい!年金がもらえる様な生活がしたい!そんな事を思わない日はありませんが、俺には今の仕事がなければ今の存在はなかっただろうと確信しています。

がん治療をしながら仕事を続ける方には様々な事情があり、皆同じではないと思います。そして、それは驚きじゃなく現実なのです。
ご理解していただきたく投稿させていただきました。失礼します。
駆け込みドクター!
投稿者:ランナー 投稿日:2014/03/30(日) 21:16:58 No.4135 [返信]
本日は、2時間のがん特集でしたね!

癌治療を受けながら仕事をしている癌患者が日本国内に32万人も
いらっしゃるとは、驚きです!

私の場合、副作用が強く出るタイプ?のようで、治療をしながら
仕事をするなんて信じられません。

ひげのお父さんも、ハイリスクなのに、あちこちの講演会に出演したりと
同じハイリスクの私とは大違いですね!

ところで、放射線治療を受けた場合、癌細胞は死滅しているのでしょうか?
放射線治療後の前立腺は焼き尽くされて、そこからは癌細胞が再燃しない
というのが基本的なとらえ方でしょうか?

私の知り合いが「前立腺がんを生きる」体験者48人が語る-を送ってくれました
がひげのお父さんも登場していますね。「術後」の文字が見当たりますが、ひげのお父さん
は手術はされておりませんので、「放射線治療後」と解釈して良いのですね?!
RE:ちょっとまって!
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/03/30(日) 01:59:01 No.4134 [返信]
 窓際族さん
はじめまして(ですよね?)。内容から察するにお医者さんでしょうか?
直腸障害が話題になったのは、作年末(12/30あたり)のことで、お三方からの質問や書き込みを受けて、
1/10に書いた私のコメントに対して、ご意見をいただいたものですね。
かなり前のページまで読み返していただいたようで、どうもありがとうございます。
 >誤解のないように、噂を鵜呑みにせず、専門家で経験ある医師の意見を受認して治療されたほうがいいです。
おっしゃる通りですが、すべてこう言ってしまっては、掲示板そのものの存在意義もありませんので、
書き込みを参考にしていただきながら、改めて専門医にご相談いただくという形が望ましいと思っております。
直腸障害の対処法というのは、私自身に判断する能力はありませんし、お医者さん同士でも顔を寄せ合い、
どう対処すべきかを論じておられるような段階だと思うので、
良いご忠告をいただいたということで、しっかり受け止めさせていただきたいと思っております。
内視鏡をやっている医療施設でも、APC装置があるとは限らないようですし、その用い方にもまだ
かなりのバラつきがあるようなので、熟練度によっても止血率などもだいぶ変わってくるのではないでしょうか。
私が参考にした資料では、放射線治療医と消化器内科医の立場でも、ご意見にはだいぶ開きがあるように感じていました。


 lyonnaisさん
「リレーフォーライフ神戸」はそれほど大げさなイベントではありませんよ。
神戸では始めての開催なので、ちょっと予想より手間がかかっていることは確かですが・・・。
ちょっとまって!
投稿者:窓際族 投稿日:2014/03/29(土) 20:31:06 No.4133 [返信]
投稿されていた以下
Grade1(毛細血管拡張・発赤)原則として治療は不要→痔用の座薬や軟膏程度で自然治癒
Grade2(潰瘍)~3(狭窄) ステロイド液(スクラルファート液)の注腸、高圧酸素療法、
               止血が困難な場合にはAPC(アルゴンプラズマ凝固療法)
Grade4(穿孔・瘻孔)    治療困難
生検や電気メスは禁忌
晩期有害事象には長期の観察が必要

ーー>若干間違いがあります。
Grade1(毛細血管拡張・発赤)日常的な出血がある場合はAPC(アルゴンプラズマ凝固療法)で止血率9割
Grade2(潰瘍)~4(穿孔~穿通) 高圧酸素療法が第一選択、ステロイド注腸に有効性の根拠はありません。
                 むしろこの段階でのAPC治療は、慎重に行うべき。
生検や電気メスは禁忌なわけでなく、慎重にすべきですが悪性腫瘍の鑑別には時に必要な事もある。
晩期有害事象には長期の経過観察が必要--> 出血が止まれば通常の大腸疾患との兼ね合いでケースバイケース。
誤解のないように、噂を鵜呑みにせず、専門家で経験ある医師の意見を受認して治療されたほうがいいです。
神戸
投稿者:lyonnais 投稿日:2014/03/29(土) 15:11:55 No.4132 [返信]
ひげの父さん,神戸フォーラム(何千人の癌患者が熱いエネルギーを分かち合う),イベントのプランニング大変ですね。それに、数々の講演依頼をぬってのこのサイトへの返事,どうやって、時間を作り出しているのやら。時間に追われて,体に無理をしている事,忘れないで下さいな。

悟りについては、私のような者はたどり着けたつけそうもありませんが、ひげの父さんには、ほど遠いいのですが、私も小さな善行を一日一つを心がけています。それが、もしかしたら、私の小さな悟りかもしれません。また、逆さに、、醜くくても、畳をかきむしってでも,愛する家族のために生き延びようする人々をも、尊敬してます。

フランスの私の庭にも初春の花々が訪れ,エ、こんな所にも見知らぬ花が咲いていると驚かされる,毎朝です。
RE:全摘後6年
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/03/29(土) 13:36:41 No.4131 [返信]
小まめにお返事が出来ておりませんが、書き込みはちゃんと読ませていただいております。
手抜きのつもりはないのですが、あまりちゃんとしたお答えもできそうにないもので。(^^;;;
でも、きちんとお声をかかていただければ、お返事をパスするわけにも行きません(^^)>

青年老人さん、お久しぶりです。
堀江重郎先生の見解に対してどう思うかとのお尋ねですが、この方とは講演会でもご一緒になったこともあり、
今後もそういう可能性も否定できないので、こういう場所ではお返事がしにくいというのが正直なところです。
ただ、ちょっと指摘置きたいのは、日経トレンディに取り上げられた堀江先生の記事というのは
これだけではないということですね。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/s-search/index.html?w0=%E5%A0%80%E6%B1%9F%E9%87%8D%E9%83%8E&s=0&o=1#jsSearchResultAnchor
10本ほど掲載されていますが、泌尿器全般、男性の性に関すること全般の雑学といいましょうか、
うんちくには長けておられると思います。
帝京大学時代には、HIFUを熱心に勧めておられて、その道ではちょっと知られた方でしたが、
順天堂大学の教授となってからは、急にロボットにご熱心になられたようです。
小さなエビデンスというのはたくさん転がっていますが、それらを自由に組み合わせて
異なる絵を見事に書かれる器用ですばらしい先生だと思います。
私ごときが、記事の中身に触れても、帰り撃ちに合うだけだと思いますので、
このあたりでご勘弁願えればありがたいですね。
RE:死生観1
投稿者:命の意味 投稿日:2014/03/29(土) 04:34:20 No.4130 [返信]
OZEPさん、はじめまして。
>お歳は私より若いと推察しますので、世継ぎを作ることを諦めないで下さいね。(笑)

温かいお言葉ありがとうございます。私は55歳です。
実はもうすぐ治療(ブラキ)が迫っています。いったんブラキをしてしまうともう世継ぎは無理なので・・・・。(その他もろもろの事もふくめて)後戻りはできません。今苦しんでいます。

>もう自分の命の意味を考えるより、自分の死について考えざるを得ない段階

ごめんなさい。命の意味を考えている自分は甘いと言えるのかもしれません。

>自分の死の結果は自我が消滅する可能性大で、そのために他人は勿論として近親者の死とも明らかに違います。

そうですね。OZEPさんに教えられ、最も大事なのは一般論としての死や命の意味ではなく、あくまで「自分の死」「自分の命」である事に今気づきました。ありがとうございます。

>仏教で人間の最終目的は悟りを開くことですが、人間が持ち合わす全ての欲望を存命中に捨て去る事と同義だと思っています。

まったく同感です。

>だから誰でも亡くなれば悟ったのと同じになるとも考えられます。

親鸞は「念仏に出会った人(信心を得た人)はこの世の命尽きる時ただちに、阿弥陀仏のはたらきによって必ず浄土に往生する」と説きます。浄土とはさとりの世界ですからまさにOZEPさんの言われるとおりだと思いました。

OZEPさん、私にむけて書き込みをして下さって本当にうれしいです!ありがとうございます!これからももっともっといろんな事教えて下さい!
死生観(1)
投稿者:OZFP 投稿日:2014/03/28(金) 19:24:47 No.4129 [返信]
命の意味さん、初めまして。
お歳は私より若いと推察しますので、世継ぎを作ることを諦めないで下さいね。(笑)
私事ですが、医学的には余命数ヶ月と宣告されても文句が言えない状況ですが、連休明けには一時帰国して若い彼女に会うつもりです。
でもご存じでしょうが、ここに書込みしている中で、恐らくトップランナーでしょうから、もう自分の命の意味を考えるより、自分の死について考えざるを得ない段階なので考えていることを書かせてもらいます。

自分の死の結果は自我が消滅する可能性大で、そのために他人は勿論として近親者の死とも明らかに違います。
脳科学解説書も前に読んでいましたが、21世紀の最大の謎である人類大脳機能の真相究明が着々と推進されると、最終的に自我とは何かも解明されるでしょう。
こちらでは見られなかったテレビ番組「人間とは何だ!?」も解明への重要なステップです。
http://www.tbs.co.jp/mirai-isan/backnumber/9.html

最新の自然科学に基づいて議論を進めるとしたら、原始地球環境で発生した細菌が元になり38億年も進化し続け様々な種類の生物を経て最終的に「超々々・・・・精密な化学的実体」である脊椎動物の中で大脳皮質が異常発達した人類が登場し、生物界の最高捕食者に君臨したことは常識になっています。 そうなるのに最も大きな貢献をしたのが人類の大脳皮質なのは異論がないでしょう。 しかしこれが我々人間の煩悩の発生源で様々な弊害を生んでいます。

仏教で人間の最終目的は悟りを開くことですが、人間が持ち合わす全ての欲望を存命中に捨て去る事と同義だと思っています。 亡くなった妻の死に顔を見た時に感じたのは、癌で苦しんだのに大変平穏な良い顔でした。 ホリスティック医学で有名なO先生は末期癌患者の専門医療に身を捧げていらっしゃいますが、患者さんが亡くなった時にじっと顔を見られ、時間経過とともにみんな素晴らしく良い顔になるのを目撃されています。 「これは生きているうちに抱いていた邪な心が落っこちて、ホッとして故郷に帰る顔になるため」と推測されています。 だから誰でも亡くなれば悟ったのと同じになるとも考えられます。
漢方と再発予防
投稿者:山BOY 投稿日:2014/03/28(金) 12:27:27 No.4128 [返信]
 久々の投稿です。
昨日3ヶ月半ぶりに血液検査兼診察にT医大に行ってきました。

 一昨年の9月のロボット全摘後、PSA0.1未満から0.1、0.3と上がり続け、二次治療必至と思われていましたが、昨年2月より知人の紹介で始めた漢方薬の服用が功を奏したのか?昨年12月に0.1に下がり、その時に初投稿した者です。

 その節は「ひげの父さん」はじめ、この掲示板でいろんな意見を頂きました。

 今回また高値に逆戻りし、12月は一過性のものかと心配しながら受診致しましたが、結果は12月と同じ0.1。正直ホッと致しました。

この病院では泌尿器科が売りであるはずなのに(笑)何故か高感度PSAを採用しておらず、0.1未満が最も低い値です。
まだそこには達しておらず心から安心出来る数値ではありませんが、昨年の今頃を思えばゆっくりと良い方向に向かっているのではと確信しております。

 私ども患者は治療終了後、診察ごとに出てくるPSA数値に怯えながらも生活習慣以外に自分では打つ手がなく、医者もなかなか示してはくれないのが現状です。
 そんな中、私の小さな経験がご参考になればと経過を再投稿致しました。

 次回受診は夏になりますが、0.1未満を目指し生活改善(と言っても酒は飲むし、肉類を極力控えトマト中心の野菜を多くするくらいですが笑)と日々の漢方薬服用を心がけ、目に見えぬ癌細胞を制圧していきたいと思います。
命の意味
投稿者:命の意味 投稿日:2014/03/27(木) 22:05:04 No.4126 [返信]
ひげの父さん様

高速道路で車を運転している時、ふと命について考えました。この私の命、もう古代から、何千年も前から受け継がれてきたんだなあ・・、いや、何千年どころじゃなく、何万年前からか・・・・。
いただいたこの命、私は次へ受け継げる事が出来なかった・・。と思うとすごく申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。生れてくるべきはずだった命を僕は何の努力もせずないがしろにしてきたのかもしれない・・。その命、いったい何人くらいいただろうか・・・。
命をくれた亡き父や、おじいちゃん、おばあちゃん、ごめんなさい。ごめんなさい。運転しながら泣きました。こんな事を考えた事はなかった。のほほんと生きてきたのです。癌になって、初めてこう感じるようになりました。もし、健康のまま自然に年をとり、家庭を持たずに人生を終えたとしてもこういうふうには思わなかったかもしれません。病気に教えられることがありますね。
ひげの父さん、ごめんなさい。掲示板には僕よりもっともっと重い癌の状態の方がたが(ひげの父さんはじめ)いらっしゃいます。そんななか僕のような初期の癌患者がいろいろと書きこむのは本当に申し訳ないような気がしています。ごめんなさい。

今、街で女性を見かけると以前よりいとおしく感じます。きれいな人、優しそうな人、色っぽい人、・・・いろんな女性がいますね。抱きしめたいと感じる気持ち、すけべごころ、そんな気持ちは一般には価値の低い感情とみなされます。しかし今の僕には,すごく尊い思いだと感じられます。なぜならそれらはみな、命に直接かかわる感情だと感じたからです。

世の中には自分の命と引き換えに守るべきもの(価値)があり、その守るべきものを守る人がいます。私は命が第一だと思っていました(もちろん今でもそう思っていますが)。いわゆる生命倫理でいうところのQOLよりSOL(Sanctity of Life)派でした。しかし、今、命の意味について考えます。重い癌なのに自分が大切にしている価値を守り、治療をこばみ生きる人がいます。以前はそれがわからなかったけれど今はわかるような気がします。
以前読んだ小説『余命』(谷村志穂著)。妊娠して乳癌が発症し、抗がん剤治療をすれば子供の命にかかわるので治療をせず、(しかし治療をしないと自分は死に至る)まさに命がけで子供を産むというストーリーでした。まさに自分の命と生れてくる子の命、どちらをとるか究極の選択のドラマでした。ものすごく感動しました。
命の意味ってなんでしょうか。

ひげの父さんがつくって下さった前立腺ガイドブックを読ませて頂いて、その内容の濃さに感動し、しかし一番感動したのは文面の至るところに散りばめられているひげの父さんのやさしさです!

ひげの父さん有難う!!!





全摘後6年
投稿者:青年老人 投稿日:2014/03/27(木) 19:58:25 No.4125 [返信]
ひげの父さん みなさん ご無沙汰しています。
いつも 拝見させていただいています。
小生は6年3ケ月前に全摘手術を受け手術時に前立腺外浸潤が見つかり
手術2週間後に放射線ライナックを50グレイ受けました。
手術前のPSAは8.7 GS4+5=9 でした。
ひげの父さんには 当時色々ご指導いただき精神的にもサポートしていただきました。
有難うございました。
なかなかPSAは下がりませんでしたが 現在は0.020近辺をうろついています。
2年前にCT 骨シンチを受けました。
4ケ月に一回のPSA検査は今も続いています。
6年間を振り返って副作用について 述べたいと思います。
順天堂大学の堀江先生が日経トレンディに全摘手術の功罪について述べて見えますので
それと比較し自らの副作用がどうであったかを述べさせていただきます。
堀江先生の述べて見える内容は下記サイトから見てください。
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/20140210/1055097/?n_cid=nbptrn_leaf_back
①全摘の後 尿漏れは今も続いています。
 少量ですがパッドは毎日使っています。
 主治医に相談したのですが漏れが少量のため改善手術は不可とのこと。
②神経を除去しているため当然勃起不全です。
堀江先生は全摘した人は性欲が以前より増加するといって見えます。
全摘後の血中の男性ホルモンのテストステロンの数値が上がるのが原因だそうです。
小生も以前よりは性欲は増加しているように思えます。
堀江先生によると全摘で良い副作用もあるといって見えます。
全摘手術を受けた18209人の追跡調査によると
通常の人より長生きするとのこと。
小生は全く健康で66歳にしては元気で若いといわれています。
ひげの父さん
堀江先生の見解に対しどう思われますか。
全摘手術を経験された人は副作用はいかがですか?
お聞かせください。
あ!言い忘れましたが。
投稿者:lyonnais 投稿日:2014/03/26(水) 17:19:59 No.4124 [返信]
私のフランケンュタイン,包帯ぐるぐるの写真をe-mailで、琵琶湖の先生に送った時、貴方の症状は、フランケンシュタインというより、月光仮面に近いので、脳の検査だけは、キチットして下さいと、即返事を、頂きました。あいがたいことです。
意地でもたこ焼き
投稿者:lyonnais 投稿日:2014/03/26(水) 03:50:42 No.4123 [返信]
心配して、病院まで付き添って下さったのに、ひげの父さんを伏せたのは、世界中に散らばっている日本人が、尿の出が悪いなどと、暗黙のうちに、このサイトを覗き、いっせいに、ひげの父さんに、たこ焼きのオファーが掛かり、御迷惑がかかることを懸念したからです。悪しからず。それで脳裏に、この次の,意地でも、大阪のたこ焼きよの、ひげの父さんとのアポイントが難しくなることを恐れたからです。また、お会い出来る日を楽しみにしています。

PC  今度はフランケンュタイン姿では無く、素顔でまってますから、次回のアポよろしくお願いします。
RE:6か月目の検査で日本に帰国して
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/03/26(水) 01:20:35 No.4122 [返信]
lyonnaisさんのこの話、私が勝手に書くのもどうかと思っていましたが、
ようやく口火を切っていただいたので、私も話しやすくなりました(^^)>
1月近く前になるのですが、久しぶりに日本に帰ってこられたので、
食事(と言っても、予定は”たこ焼き”でしたが)でもご一緒にいうことで
大阪のミナミで待ち合わせをしていたのですが、待ち合わせ場所到着寸前にご本人から電話あり。
「今、救急車の中。階段から転げ落ちて・・・」
あわてて駆けつけると、交差点近くに救急車が止まっていました。
顔はガーゼだらけ、その隙間から擦り傷と血が見えており、ちょっとしたフランケンシュタイン。
一緒に救急車に乗り込んで、脳神経外科での検査にお付き合い。
3~4段ずつ跳ねるように落ち、下の床に激突とか。
お好み焼きはええとしても、骨を折ったり、頭でも打っておればかなり深刻な話になりかねない所でしたが、
不幸中の幸いといいましょうか、なんとか一大事には到らなかったようで、
ほっとしたというのが正直な気持ちでした。

前立腺がん以外でも何がおきるか判らないのがこの世界。
私が前立腺がんになった時、大丈夫ですかと言ってくれていた元気な人(後輩)が
その後、肺気腫と間質性肺炎を患い、今日がそのお通夜でした。
皆さんも気をつけてくださいね。
6か月目の検査で日本に帰国して
投稿者:lyonnais 投稿日:2014/03/25(火) 19:19:27 No.4121 [返信]
6ヶ月目の検査で日本に帰国して、琵琶湖の検査の帰り、大阪で20mの階段を、真っ逆さまに、落ち、床に血が、1㎡輪に広がり、救急車で 直接、MIRのトンネルで、脳のダメージ検査,鼻に少しひび、医者が、この場合、ほほ骨も、折れるはずだと、怪訝顔、何処も、骨折無し!でも、旅館に泊まり、ここ、何十年も、寝たことのない、布団に寝てしまい、夜中トイレに行く時、痛くて両手首が床に着けず、立ち上がるのがサーカスなみでした。なんとか、まにあったー。
東京で抜糸する時も、医者が回復の速さに、驚いていました。そして、今は、役立たずの暇な、フランスのリタイヤー年金オジンに戻りました。

ひげの父さんには大袈裟に聞こえるでしょうが、、私、癌では死なないと決めた日から、不死身のようです。。。。

治療前、PSA 11 治療1か月後約5フランスでの3か月後2.5。 そして、6か月後の今回1.2。 PSAのことは、良く、解らないのですが、、琵琶湖の先生が、前から、PSAはあまり、気にするなと、言われていたので、3か月ごとにしか、しませんでしたが。琵琶湖の先生によると、順調とのことでした。先生が100年は生きられるよ、とおっしゃったので、1000年ほどは無理でしょうかと答えました。ひげの父さんのおかげで、信頼出来る医師に巡り会えたことは至高の喜びです。なぜなら、この人でこの治療でダメなら、諦めもつく、と小線源治療を長い迷いの後、選択したときに思えたからです。後悔し、人を恨んでで、生きて行くのは嫌ですから。その為に、自分で決めた医師そして、自分で決めた、治療法が、私にとって、不可決でした。

ひげの父さん。本当にありがとう。
新薬(エンザルタミド)承認のお知らせ
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/03/25(火) 11:04:57 No.4120 [返信]
2014年3月24日(昨日)アステラス製薬は、2013年5月に承認申請していた
経口アンドロゲン受容体シグナル伝達阻害剤「イクスタンジ®カプセル 40mg」
(開発コード:MDV3100、一般名:エンザルタミド)について、
去勢抵抗性前立腺癌の効能・効果で製造販売承認を取得しました。
1日1回投与の経口剤で、前立腺癌の成長に重要なアンドロゲン受容体シグナル伝達を、
複数の作用で阻害します。
本剤(欧米での製品名:XTANDI®)は、2012年8月に米国で、2013年6月に欧州において、
ドセタキセルによる化学療法施行歴を有する転移性去勢抵抗性前立腺癌の治療薬として
承認を取得しています。

<承認内容の概要>
製品名:イクスタンジ®カプセル 40mg(Xtandi® Capsules 40mg)
一般名 :エンザルタミド(Enzalutamide)
効能・効果 :去勢抵抗性前立腺癌
*化学療法未治療の前立腺癌における有効性・安全性は未確立。

引き続き、年内にあと二つは承認される予定です。
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