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インパクトファクター(IF)
投稿者:moto 投稿日:2015/01/06(火) 20:37:35 No.5199 [返信]
慎 さん:
過去40年近く自然科学の研究分野に従事し、研究費獲得のためにインパクトファクター(IF)を常に意識して過ごしてきた者からのコメントです。先日の掲示板でも、貴兄が雑誌のIF値を記載しておられるのを拝見し、本掲示板の性格上、若干、「オヤッ?」と感じたのでコメントを差し上げます。「個々の論文の質」をIF値で評価することは危険です。たとえIF値の高い論文誌に掲載されていても、誰からも引用されない「紙くず」同然の論文は数限りなく有ります。とくに近年、学術雑誌はElsevierのような大手商業誌により牛耳られ、商目的の政策により人為的にIF値を引き上げることが平然と行われています。このような理由により、IF値で「論文の質」を評価することは危険です。IF値の高い論文誌への投稿・掲載は、研究費獲得と言う不純な動機からは、意味があると思いますが…。IFではなく、H-indexやG-indexを用いた方が個々の論文の質、個々の研究者の質を客観的に評価するには、より良い指標だと思います。
今の時代、怒る事が馬鹿か
投稿者:animo 投稿日:2015/01/06(火) 18:50:38 No.5198 [返信]
眞さんへ
怖いデーターの件ですが、ご貴殿の投稿では各医療機関の放射線(IMRT)記述によれば、I県がんセンターの非再発率の図は載っており、一応高止まりで水平移動状態かなと思っております。
他方、K大学の情報は英文なのではっきり言ってわかりませんが、ご貴殿の記載内容からしますと5年非再発率83.3%で8年では70%(英文内での77.1-89.6%・・・これでよろしいでしょうか)となると、その図を見ても右肩下がり状態になっており、その後どこまで落ちるのか、どこで水平状態になるのかと思うと怖くなるというお話です。
引き続き、他関連資料での2013.10.24.第51回日本癌治療学会学術集会で全摘術患者の再発調査の記載がありましたが、ここでは高リスクは再発率が高いなどと記載されております。この掲示板でも近年の情報から中、高リスク者の手術は再発率が高いので危険とか、回避して他の療法を、と言われていると思いますが、この調査における発表こそ人体実験の発表会でしかないこといに驚き、呆れを感じる・・私が馬鹿でしょうか。
インパクトファクター 科学的記述の書式
投稿者: 投稿日:2015/01/06(火) 16:00:55 Home No.5197 [返信]
ウィキメディアの定義によると「インパクトファクター (impact factor、IF) は、自然科学・社会科学分野の学術雑誌を対象として、その雑誌の影響度、引用された頻度を測る指標である」


フリーランス麻酔科医の筒井冨美さんの
STAP騒動を起こした小保方さん「科学者としての資質」
http://dmm-news.com/article/905628/

にはこう書かれています。
「IF<1未満のマイナー科学雑誌ならばともかく」

ま、これは一つの意見でしょう。

この記事に以下のように書かれています。

「科学的記述には一定の書式があり、現在もっとも汎用されているのが、IMRAD: Introduction, Method, Result and Discussion、すなわち序論→方法→結果→考察という書式である」

先にあげたリスク分類、どの定義を使うかはMethodに書かれます。

補足
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2015/01/06(火) 12:30:24 No.5196 [返信]
リスク分類でNCCNとD'amicoの違いは、こちらをご覧ください。
http://pros-can.net/01/01-2.html#302

これは、学会でも紛らわしいですね。(^^)>
モーベンバー(Movember)関連ビデオ
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2015/01/06(火) 12:25:21 No.5195 [返信]
海外ではかなり有名になってきましたが、11月は、男性特有の病、特に前立腺がんについて、
皆でひげを伸ばしてそれをPRする月間ということになっています。
これに関して、昨年、前立腺がん体験者のコメントが欲しいと言われ、話をしたことが、
このようなサイトに掲載されています。
http://www.zenritsusengan.sanofi.co.jp/movember/

ちょっとプライバシーに踏み込んだ話・・・たとえば、がんを患ってからの精神的な落ち込みや、犬を亡くしたこと、
仕事を止めた経緯(大幅カットされているので伝わる意味がかなり違いますが)や性機能の話の他、
前立腺がんの患者会設立への思いなども語っているので、もしよろしければ一度ご覧になってみてください。
論文におけるリスク分類の定義他
投稿者: 投稿日:2015/01/06(火) 12:21:23 Home No.5194 [返信]
animo さん
リスク分類ですが、NCCN、またはD'Amicoが使われることが多いかと思いますが、
当然論文の中では定義されています。ただ、Abstractに載っていなくて本文に
載っている場合は有料ですので、購入してまで調べることはとてもできません。
1.愛知県がんセンターAbstractには載っていないですが、 "Look Inside"をクリック
すると、2ページだけ、老眼には厳しい小さい文字で掲載されています。近眼込の老眼
ですので、メガネをはずし、文字を追い確認しました。
以下に書きます。不明と書いているのはAbstractには載っていないものです。

1.愛知県がんセンター NCCN
2.東北大       NCCN
3.Department of Radiation Oncology, M.D. Anderson Cancer Center Orlando 不明
4.滋賀医科大     NCCN

先に投稿しました京大のItaru Ikeda さんの論文は D'Amico です。

単なるWebのデータと論文のデータは識別して一覧で紹介しています。ただし、愛知
がんセンターの図ですが、有料のFull Text 部分に掲載されていると思われ、きち
んと引用がはっきりとした図なので、その図をリンクしました。

PSA非再発率のデータの信頼性に関しての考え方は以前に投稿したとおりです。


滋賀医大誌がPeer reviewed journalかどうか分かりませんが、東北大の論文をみつけた
ときにもうひとつ国内の論文ということで、
http://scholar.google.co.jp/

で検索し、上位にきたものです。
検索キーワードは "IMRT PSA非再発率"です。
ちなみに
https://www.google.co.jp/
...(続きを読む)
前立腺がん患者の運動とサバイバル
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2015/01/06(火) 11:17:18 No.5193 [返信]
肩の凝らない話です。
以前からこれと同類のことは良く言われているので、いまさらというような気がしないでもありませんが、
(がん予防の専門誌:Cancer Epidemiol Biomarkers Prev. 2014 Dec 19)
スウェーデンの研究グループが、限局性前立腺がんの男性約4600人について、
診断後の運動と死亡率の関係についての調査を行ったところ、運動で生存期間が延びることが判明した。
(1997年~2002年の患者で、経過観察は2012年まで)
経過観察中に、561人が何らかの理由で死亡、前立腺がんによる死亡は194人であった。
①1日5時間以上のレクリエーション的な身体活動、②1日20分のウォーキングまたはサイクリング、
もしくは、③1日1時間以上の家事労働または運動をしていた人は、身体活動量が少ない人と比べて、
全死亡率が63%~74%(前立腺がん特異死亡率は61%~68%)に減ることが分かった。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25527697

翔峰さんにも指摘していただきましたが、4年ほど前には「強めの運動をしたほうが死亡リスクを減らせる」
という報告もありました。
総死亡率は適度な運動(15分/日 程度の歩行)でも減らせるが、
前立腺がんに特異的な死亡率を減らすにはかなり激しい運動が必要で、
週に3時間以上の激しい運動のほうが望ましいというもの。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/news/201101/518288.html

何をもって激しいというかは、人によって異なるでしょうが、
そのような意識をもちつつ運動をすることが必要でしょうね。
ホルモン療法を継続中の方は、筋力の維持、骨粗鬆症の予防、鬱になりやすい気分の転換 などのためにも、
できるだけ(できれば強めの)運動をすることを考えていただければ良いのではないでしょうか。

1/3には、軽アイゼンを付けた足で、雪の六甲を越えて有馬温泉まで行ってきました。
混んでいたので、温泉には入らず、そのままバスで帰宅しました(^^;;;
これも昔は軽い運動でしたが、今はかなり堪えます・・・腰がイタイ(笑)
GANBA-SETAさん,田舎暮らしさん
投稿者:SANZOKU 投稿日:2015/01/06(火) 08:07:33 No.5192 [返信]
GANBA-SETAさん。

非常に具体的なご助言まことにありがとうございます。「朝の宅配便:ニューマックス」さっそく頭に入れておきます。安価で良い効き目が見られる健康茶ですね。諸先輩のご報告を見ていると外部照射が始まると大なり小なり排尿、排便に症状が現れるということで気になっていますが、皆様何とか乗り切って回復されているようで安心しました。昨年は右肩の手術で2ヶ月くらい睡眠不足になり往生しましたが、今年はこれで睡眠不足になるやもしれません。ちなみに右肩はお陰様で大分良くなってきましたが、未だ毎日リハビリでウンウン唸っています。GANBA-SETAさんの一刻も早いご快癒を祈っています。

田舎暮らしさん。

ほとんど意識するような障害もなく回復されているご様子何よりです。「治療終了後しばらくは、困難な場面もありますが、必ず好転・改善するようです。」のお言葉も力強く響きます。その調子で今後も順調に回復されることを祈念しています。



眞さんに質問です
投稿者:animo 投稿日:2015/01/06(火) 02:18:19 No.5191 [返信]
眞さんの掲載に唖然としております。
現在はどのような改善が為されているのかわかりませんが過去のデーターではこの医療機関は怖いですね。
IMRTは現在の放射線療法において被曝障害が最も軽減される装置からも世界的に成果があり、普及しているのでしょうが、これだけ差が出ることはいかにこの装置のメンテも含め取り扱いに技術の差が出るのかでしょう。
また、他方の良好な医療機関の表では低、中、高リスク分類の詳細が不明なのでどれ位までが高リスクか分からないのが残念です。つまり、IMRTと小線源では受療不可のリスク分類が若干異なるのではないかと思われるからです。前立腺がん治療に限れば小線源療技術医師の育成問題が世界的にもネックではと感じておりますが、、、さて、この意見少しはいかがでしょうか。
RE:溝脇尚志さんの論文
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2015/01/06(火) 01:43:11 No.5190 [返信]
この論文はIMRTじゃなく、三次元原体照射(3DCRT)に近いものでしょうか。
dynamic conformal arc というのが、具体的にはどんな機種なのか私には良くわかりません。
いずれにせよ、比較的低リスクの患者が対象となっているようですね。

ところで、書き込みの文章の一行目は削除しておいてほしいのですが・・・
RE:新年を迎えて
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2015/01/05(月) 21:30:27 No.5188 [返信]
 toshikoさん
本年もどうぞよろしく。
トリプル・ハイリスクというのは、私もそうですが、気にしだすとキリがないので、
どこかで割り切って気分的に楽になる手立てを工夫しないといけませんね。
精神的に落ち込んでしまうと、すべてが悪い方に向いてしまうような気がします。
思い返せば、人生最悪の正月を迎えておめでとうどころではなかった歳もありましたし、
敬老シートのおばあさんの前に立ちながら、たぶんアタシのほうが先に死ぬはずとか・・・
今から思えば笑い話なんですが、そうした状況から抜け出るのに、やはりかなりの苦労をしたものです。
ご主人にも良い年でありますように!
GANBA-SETAさん 
投稿者:田舎ぐらし 投稿日:2015/01/05(月) 20:05:16 No.5187 [返信]
トリモダリティの外照射治療を完了され、退院された事 おめでとうございます。

治療されていた1ヶ月余りGANBA-SETAさんの投稿を拝読できず、物足りない思いでした。体調の回復とともに、投稿数の増加を一方的に期待させていただいています。

 私は、トリモダリティ外照射治療終了2ヶ月後の12月に仕事に復帰しました。当初は大変でしたが、最近は体力的にも何とかこなせるようになってきました。

 私の場合、治療後の障害は頻尿(回数が治療前の1.5倍に・夜間が4回程度)だけでした。夜間頻尿で睡眠不足になりましたが、1.5ヶ月後くらいから改善しました。(特に夜間が2回程度に減少)
現在は障害をほとんど意識せず生活しております。

治療終了後しばらくは、困難な場面もありますが、必ず好転・改善するようです。

今後も「腺友」としての長いおつきあいを、宜しくお願いします。
RE:REIC遺伝子治療
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2015/01/05(月) 18:14:04 No.5186 [返信]
 SANZOKUさん、YYさん、眞さん
岡山大学の公文裕巳先生は、かなり以前から免疫系の治療の研究をされているようで、
これまでも、岡山大で治験を受けたという報告をされた人がおられました。
煙突山掲示板に出入りをされていたミケオさん?だったように記憶していますが、
確かではありません。
かなり古い話しなもので、SANZOKUさん紹介の「REIC遺伝子治療」と同じものだったかどうか・・・
数年間に岡山大のHPをウロチョロして、公文先生のお名前も覚えました。
いましばらく、静観していたいと思っています。
RE:IMRTのPSA非再発率
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2015/01/05(月) 18:03:01 No.5185 [返信]
 眞さん
この答えでは少し物足りないと思いますが、手元に研究発表の資料がないのでご勘弁を。
IMRTでは老舗と言える以下の2施設のHPをチェックしてみました。

京都大学附属病院では、2003年から2011年5月現在までにIMRTプロトコール(B期の中・高リスクに適用)で加療したのは145例。
5年PSA非再発率は、B期:85%、C期:69% 。5年全生存率は、B期:95%、C期:95%となっています。
急性期合併症 → 頻尿・尿勢低下:70%、頻便・排便時痛:20%、排便時出血:13%
晩期合併症 → 直腸出血 (薬物治療を要するもの):6.3%、排尿困難・膀胱出血(治療を要するもの):7.3%
http://radiotherapy.kuhp.kyoto-u.ac.jp/?p=18

千葉県がんセンターでは2000年9月からこの治療を開始し、2009年11月までに前立腺癌450例に施行。
前立腺内に金マーカを埋め込む高精度照射により直腸出血の発生頻度はわずかに3%であり、いずれもGrade1(軽度)の出血。
5年PSA無再発生存率では、低リスク:93.3%, 中リスク:98%, 高リスク90%であり、非常に良好な成績です。
http://www.pref.chiba.lg.jp/gan/center/service/kiki/imrt.html

京大では、低リスクは普通の3D-CRTで、IMRTを適用しておらず(現在は知りません)、B期にも高リスク患者が含まれています。
千葉県がんセンターの高リスク群には、限局がん(病期B)の場合も含まれているので、浸潤がんに限定した京大のC期とは
数字上はかなりの開きがあるようにも思えますが、同列に並べたデータではないのでそのまま比較はできません。
放射線量は京大が78Gy、千葉県がんセンターが76Gyのはずですが、現在どうかの確認はできておりません。
田舎ぐらしさん、クレオさん、SANZOKUさん
投稿者:GANBA-SETA 投稿日:2015/01/05(月) 17:00:42 No.5184 [返信]
田舎ぐらしさん、クレオさん

入院に際しましてS医大の情報有難うございました。
お陰さまにて、トリモダリティの外照射まで順調に終了しました。
O先生からシード線源は綺麗に配置されており、
外照射も計画通りの照射が得られて、
トータルBEDで220Gy越えを達成しているとのことで、
一安心しています。


SANZOKUさん

小線源治療は特に問題は無いと思いますが、外照射治療が加わると、
やはり直腸へ何らかの影響が出てきますので、便秘や気張る事は大敵です。
当方も外照射の7回目ぐらいから、直腸がヒリヒリしてきましたが、
入院前に、便秘予防をいろいろ試して入院したお陰と思いますが、
放射線科で処方していただいた「ポステリサン」を3日程使っただけで、
ヒリヒリ感だけで、出血も無く治まりました。

当方の便秘防止対策で一番、直腸に優しく効果があったのは、
昭和製薬(株)の「朝の宅配便:ニューマックス」と言う「ハブ茶混合茶」です。
当方は、このお茶?1パックを昼食後に150ml程度のお湯で抽出し飲み、
残しておいた抽出後のパックで、夕食後に2番抽出を飲みました。

で、朝、気張らずに快適に出ます。
飲み過ぎると頻便になりますが、辛い状態にはなりませんでした。
ということで、取りあえず今も継続中で、
外放射での直腸のトラブルは、今のところ特にありません。
ご参考まで。


...(続きを読む)
新年を迎えて
投稿者:toshiko 投稿日:2015/01/05(月) 12:27:42 No.5183 [返信]
ひげの父さん、腺友の皆様、大変遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
とにもかくにもまた新しい年を無事に迎えられたことに感謝です。

いつもひげの父さんのわかりやすいご説明はじめ、博識な眞さんの海外の情報(私には難しい時もありますが・・・(笑))や今回のSANZOKUさんのREICの情報など、まだまだ知らない事を教えて頂けて本当に感謝しています。

高リスク、しかも3つ揃いの高リスク患者としては気の抜けない毎日ですが、気を張っていてばかりでも参ってきてしまうのと、ありがたいことに?人間はその厳しい状態にも少しずつですが順応していくものだと昨年のお正月の頃を思い出して実感しています。

私に出来ることは主人が受けている治療(ホルモンーHDR-ホルモン)の後遺症や副作用などと、家族の気持ちなどを投稿することだけですが、今年もどうぞよろしくお願いします。
皆様が少しでも心穏やかな時を過ごせますように!
REIC の状況
投稿者: 投稿日:2015/01/05(月) 07:13:29 Home No.5182 [返信]
yy さん
REICに関して調べたことを書きます。

杏林製薬より「「悪性胸膜中皮腫を対象とする遺伝子治療用医薬品」のJST産学共同実用化
開発事業(NexTEP)への採択について」という発表が2014年7月1日にされています。

http://www.kyorin-pharm.co.jp/news/docs/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%20.pdf

「悪性胸膜中皮腫の患者さんに、一日も早く新しい治療薬を提供できるよう実用化に向けて開発に取り組んでまいります」

ということなので、開発が終わった後、当然、臨床試験は行われますので、市場へ
でるのは先のことかと思います。

「Ad-SGE-REIC製剤」に関する技術やノウハウを有する岡山大学、およびその事業化を推進する創薬ベンチャー 桃太郎源株式会社と連携し遺伝子治療用医薬品「Ad-SGE-REIC製剤」の開発に取り組むことと致しました。

ということなので、REICに関しては、桃太郎源株式会社のサイトが情報詳しいかと
思います。

http://www.mt-gene.com/news/

ここにこういうお知らせがあります。

2014年
5月28日 Ad-SGE-REIC製剤 米国臨床治験開始のお知らせ

従来の製剤よりも10倍の治療効果が期待される第2世代のAd-REIC製剤「Ad-SGE-REIC」の前立腺がんに対する臨床治験について、米国日時 5月28日(木)に、カリフォルニア大学サンディエゴ校病院(UCSD)において、第1例目の投与が無事終了しました。今年度中に、臨床第Ⅰ相の12名の患者さまへの投与が終了する予定です。


臨床第Ⅰ相が始まったばかりなので、これも効果が確認され、患者の手に届くのは
先のことかと思われます。

...(続きを読む)
REICのニュース
投稿者:yy 投稿日:2015/01/05(月) 05:38:59 No.5181 [返信]
皆さん、はじめまして。シンガポールのYYと言います。ひげの父さん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。SANZOさんの書き込みを拝見。岡山大学のREIC遺伝子による治療の件です。大変に興味がわきました。2004年に手術、再発、放射線、再発、その後7年間ホルモン治療を続けてきましたが、そのホルモン治療が効かなくなったところです。一見したところこのREIC遺伝子によるがん治療は革命的な研究と思えますが、それほど前立腺がんの治療の話に上ってこないのはどうしてなのでしょう?試験実績もちゃんとしたものがあるのでしたら実用化に向けての話題がもっと取りざたされてもいいような気がします。日本では騒がれているのでしょうか。ご存知でしたら教えてください。
IMRTのPSA非再発率
投稿者: 投稿日:2015/01/04(日) 15:07:06 Home No.5180 [返信]
ひげの父さん

>かなりレベルの高いことでも、平易に伝えることができそうに思うので、
>そのための工夫を、少しでも考えていただけると助かります。

とのことですが、当方、現役時代、開発したシステムについて、技術広報誌に担当毎に手分けして書いたことがありました。上司によるレビューがあったのですが、他の人は終わったのに当方だけがなかなかO.K.がでませんでした。「こんな文では読む人分からないだろう」といわれ、書きなおしても書き直してもなかなかダメでとうとう時間切れ(印刷の関係もありますし)で了承となりました。

そんなわけで、分かりやすい文を書くのが難しい人です。

ま、書いたことに対する反応(特に英語の論文)が少ないことは、そういうことなのでしょうが、分かりやすい文を書く努力を少しはしようかなと思いました。(60過ぎてはとてもムリムリという影の声有)

本来は昨年度内に総括すべきだったと思いましたが、IMRTに関するPSA非再発率のまとめ(投稿した論文名とPSA非再発率)を以下にします。

1.
Preliminary results of intensity-modulated radiation therapy with helical tomotherapy for prostate cancer
http://link.springer.com/article/10.1007/s00432-012-1277-0

筆頭著者:Natsuo Tomita
3年PSA非再発率
・低リスク  100%
・中間リスク 100%
・高リスク  95.8%

PSA非再発率の図
http://www.pref.aichi.jp/cancer-center/hosp/02shinryo/kakuka/img/hinyoki/img09.jpg

2.
Treatment outcome of high-dose image-guided intensity-modulated radiotherapy using intra-prostate fiducial markers for localized prostate cancer at a single institute in Japan
http://www.ro-journal.com/content/7/1/105

筆頭著者:Ken Takeda
...(続きを読む)
ひげの父さん、SANZOKUさん、腺友皆様
投稿者:GANBA-SETA 投稿日:2015/01/04(日) 15:04:16 No.5179 [返信]
腺友皆様、今年もよろしくお願いします。

ひげの父さんから情報提供がありましたCCL2蛋白質や、
SANZOKUさんのがん治療遺伝子「REIC」の情報、
また、以前に何方か忘れましたが「FAS阻害薬」の情報等、
がん細胞を選択的にヤッツケル、抗がん剤とは違い、
本当の意味での医薬品の開発が、
この5年間ぐらいでかなり進歩しそうで、
罹患者は希望を持って良さそうな気がしますね。

正月に良い情報を有難うございました。
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