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てっちゃんへ
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/12/11(木) 10:47:08 No.5101 [返信]
少し補足させてもらいます。
骨への照射は、痛みを抑え、神経圧迫による麻痺を予防するなど、あくまで対症療法となります。
骨に転移したがん細胞が完全に消滅し、完全に健康な骨に戻るわけではありません。
医療機関によっては、3ヶ所同時に治療できるところもありますが、
これだけが目標ではないので、病院の指示通りにされたほうが良さそうです。
RE:小線源治療、今後の予定
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/12/11(木) 10:38:03 No.5100 [返信]
 S.Yさん
その後の報告ありがとうございます。
対応していただける医療機関が複数あるので、さほど難しい事例とは考えていなかったのですが、
やはり当事者としては、あれこれ悩み、考え込むことも多いのでしょう。
大阪のK病院が、放射線装置の入れ替えで、外照射ができないなどということは情けない話ですね。
大きな大学病院ですから、そのような機器は必ずしも1台とは思えないのですが、ちょっと意外な感じがします。
GSの診たてが8と7に別れているようですが、これは良くある話しですし、
がんが見つかったのも、8カ所中2ヶ所だけですから、ハイリスクと思いこんで、悩む必要はなさそうです。
きっとうまくいくと思いますので、気を楽にして治療に専念してください!
カバジタキセルの重篤な副作用に注意!
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/12/11(木) 10:10:48 No.5099 [返信]
2014年に新しく承認された抗がん剤カバジタキセル(ジェブタナ)で、5人の死亡例があったことが確認された。
9月の販売承認以降、計約200人に投与され、12月3日までに40人でこの症状など重い副作用が報告され、うち60~70代の男性5人が敗血症などで死亡した。
好中球(*)の減少しやすい副作用は、薬の添付文書にも記載されており、感染症患者らに投与しないように警告されているが、
この薬を販売するサノフィは、ジェブタナを使う場合は、患者の感染症の確認はもちろん、初回投与後から血液検査を頻繁に実施し、特に発熱の有無などに注意を払うなど、医療機関に対し、より一層の注意を呼びかけている。
http://www.info.pmda.go.jp/iyaku_info/file/kigyo_oshirase_201412_1.pdf

(注:白血球の一種で生体内に侵入してきた細菌や真菌類に対し遊走性を示し、炎症部に集合して、貪食、殺菌、分解を行うことで感染を防ぎ、生体を防御する)

                   *

イレッサでは、副作用が少ない「夢の抗がん剤」などといううかれた前評判もあり、
使用上の注意を甘く見て、抗がん剤を専門としない医師の処方によることも多かった結果、
600人以上が亡くなるという惨事を引き起こしています。
これは大きな訴訟事件となったが、これ以来、我国の新薬承認が慎重になり、
常に他国より数年遅れることが普通になってしまったのは負の側面と言えるでしょう。
一方、このたび早期にこのような警告が出されたことは、
イレッサの良い教訓のひとつと解釈しても良いのではないでしょうか。

副作用マネージメントというのは、本来腫瘍内科医が得意とするところですが、
泌尿器科に関しては、抗がん剤の処方もほとんど泌尿器科医が手がけており、
特に前立腺がんでは、泌尿器科医はドセタキセルぐらいしか経験がないわけです。
ドセタキセルの投与方法も統一されておらず、それぞれの医療機関でやり方がまちまちです。
このような状態で、抗がん剤の専門家である腫瘍内科医と同様に、
このような情報が、泌尿器科医の手元に一斉に届いているものかどうか、
副作用に対し、適切な対応をはたして速やかに行っていただけるのかどうか・・・
あまり大きな声では言えませんが、泌尿器科医にも色んな方がおられますから、
このあたりの対処がどうも気になりますね。
小線源治療、今後の予定
投稿者:S、Y 投稿日:2014/12/10(水) 21:55:40 No.5098 [返信]
ひげの父さんへ、
小生は68歳、T病院で針生研8ヶ所の結果 #5 Gleason 3+3=6、#7 Gleason 4+4=8で2箇所に腺癌、高リスクのため小線源治療を望むなら①ホルモン療法、②小線源治療、③放射線治療を併用する必要があるとの事で、その後南大阪方面で小線源治療と放射線治療ができる良い病院を探していましたS,Yです。
色々と病院を探し、悩み、悩んだ挙句12/9日、K大学付属病院のM医師にかかりました。そこでの病理結果では、#5 Gleason 3+3=6、#7 Gleason 4+3=7、中リスクのためホルモン療法はどちらでもよいとの結果でしたが、人の判断のため高リスクの事を想定しホルモン療法からお願いしました。
今後の予定は
12/9 リュープリン3.75m 4週間分の注射、カソデックデックOD 80mを朝1錠。
12/18  放射線治療科受診。
2015/1/8 泌尿器科受診 リュープリン11.25m 12週間分の注射。
2/4  小線源治療のプレプラン
3/3~5 3泊4日入院し手術、
1ケ月後にリニアックによる放射線治療、1日1.8~2Grの照射を20~25回の予定。放射線装置は入れ替え中のため、提携をしている南大阪医療センターで治療となる。
以上でありまして、逐次報告をさせて頂きます。



皆様本当にありがとうございます。
投稿者:てっちゃん 投稿日:2014/12/10(水) 05:57:05 No.5097 [返信]
GetWell 様、
ひげの父さん 様、
ななし様、
角さん 様、

貴重なアドバイス&体験談ありがとうございます。
帰宅し、皆様のあたたかく、親身になって考えて下さるコメントを読んでいると涙がでてまいります。
教えて下さった内容を一つ一つ検討し、家族会議を開き、方針を決め、主治医に相談していきたいと思います。

GetWell 様、
お父様ご愁傷様です。
父の為に色々アドバイス頂きありがとうございます。
父もこの四ヶ月怒濤のような日々で、携帯で動画や論文を読み、あらゆる情報に左右されパニックに陥っているのは事実です。
精神的な安定…身にしみるお言葉です。
安定させる為にも、なんとかPSAを低値に保て、QOLを高く保てる治療法を見つけたいと思います。
放射線、疼痛緩和で3G×10回、仙骨中心でやってよかったとの事励みになります。
ゾメタ点滴に関して、主治医のA病院は、骨強化は必要。
途中で辞めるのは一番もったいないからバックれないように!(笑)
と言われました。
父の薬物療法拒否は、ある講演を聴きに行った事も一理あるかもしれません。三大療法に頼らずとも、ガンは生活習慣病なので普段の生活を改め、玄米菜食中心の食事をし、お手当をし、ストレスなくしプラス思考で、医者が匙を投げた方もガンが消滅し治ったとパワーをもらう様な講演でした。なるほどと思いました。


ひげの父さん様、
この掲示板に巡りあえ、家族一同とても感謝しております。
毎日親身なアドバイスや新情報を頂き、とても勉強させて頂いております。
放射線、早めに手を打つ。そうですね。
父の希望は、色々考えた結果、今、三カ所放射線照射しておきたいという事になりました。ピンポイントに照射してもらうので、他への影響は少ないと言っております。骨の癌は消滅させておきたいと。
40Gで消滅するのか?とは思いますが、はりきって、
放射線用のフェイスマスクを作りにB病院へ行ったようです。
父は、放射線するとしたら、B病院に、いっぱいで入院はできないし、30分ぐらいなんで通うほうがいいよと言われ、4G×10回×3カ所 脊柱(頸椎、胸椎、腰椎&仙骨&腸骨)の計30回、120Gを1時間半かけて電車で通う事になります。
70歳の体で耐えれるか?、放射線照射により一時骨が弱くなり…、電車…、副作用…など、毎日病院に付添えないのもありますし、家族のものは心配しております。B病院の医師は、副作用が多少あるかもしれないが、
...(続きを読む)
角さん
投稿者:ひじき爺 投稿日:2014/12/09(火) 17:33:35 No.5096 [返信]
全摘T3a.GS8やや治療選択の後悔者にとって、がんと向き合う姿勢を真摯にくみ取らさせていただいています。横からすみません。皆さまの治療の成功をお祈り申しあげます。
再び、てっちゃんへ
投稿者:角さん 投稿日:2014/12/09(火) 09:27:03 Home No.5095 [返信]
今度は、突っ込んで、もし自分だったらということで書かせていただきます。

>今、二つの病院で、抗がん剤か放射線か
>選択を迫られている所です。
>もし当事者であれば、どのような選抜をされますか?

「抗がん剤か放射線」か、ではなくて「ホルモン剤か抗がん剤かそして必要な場合放射線」か、
の選択だと思います。

ホルモン剤と言っていますが、次の2点を同時に行って治療を組み立てることになります。
 1.精巣からの男性ホルモンの分泌を抑える或いは断つ → 薬物去勢=リュープリンやゾラデックスやゴナックス
                           物理去勢=精巣摘出手術
 2.前立腺細胞内で男性ホルモンの作用を抑える → 従来のホルモン薬=カソデックスやオダイン
                         新しいホルモン薬=イクスタンジ(エンザルタミド)や
                                  ザイティガ(アビラテロン)
お父様は、1.に関しては、リュープリンを使ってらっしゃるわけです。精巣摘出手術をすれば確かに「薬物去勢」に
      頼らなくて済むわけですが、ひげの父さんが書かれている薬剤・LH-RHアンタゴニスト(ゴナックス)
      に変える選択肢もあります。
     2.に関しては、カソデックスでほぼ3ヶ月で「再燃」のようですので、従来なら確かにここでドセタキセル
      かなと思うのですが、現在はその前に或いは抗がん剤を中断して、エンザルタミドかアビラテロンを試す
      ことができます。

 ですので、次の一手として自分なら、新薬のエンザルタミドかアビラテロンの服用を試してもいいのではないかと
思います。
 カソデックスやオダインとは作用機序が異なりますので、効く可能性が否定できませんのでこれをスルーするのはもっ
たいないです。そして新薬が効けば、原発巣の治療につながりひいては骨転移に良い影響を及ぼす可能性もあります。

参考までに、自分の経過です。(骨事象をのぞけば、かなり経過がにているのであえて。)
 2012年10月 生検及び徐睾手術 ステージD2(T4N0M1bかな) G.S 4+4=8 PSA 1336.0 ALP 1678
        骨盤骨、腰椎、肋骨にびまん的に骨転移。下肢にしびれ(現在も)。
 2012年10月 カソデックス+ゾメタ開始 →再燃(わずか6ヶ月)
...(続きを読む)
てっちゃんさんへ
投稿者:ななし 投稿日:2014/12/09(火) 01:52:03 No.5094 [返信]
抗がん剤について

副作用から抗がん剤(ドセタキセル)を使用したくないというお父様のお気持ちはわかります。
私の父の場合も同様の理由から抗がん剤治療はしない予定でした。
しかし、ドセタキセルの副作用を調べるにつれ、大きな副作用もなく過ごしている人が多くいることがわかりました。
そこで、方針転換をして、とりあえず1回だけドセタキセルをやってみて副作用がきついようであれば止めようということにしました。
結果、PSAは半分以下になり、症状は緩和しました。副作用としては好中球減少、脱毛、丸顔、爪の変化というものが認められましたが、その他吐き気等、QOLを低下するような副作用はありませんでした。むしろ、抗がん剤治療をすることでQOLが上がりました(維持できました)。
副作用対策はだいぶ進んでいると思います。
副作用は人により異なりますのでなんともいえないのですが、メリットがデメリットを大きく上回ることもありますから、ハナから抗がん剤を選択肢から排除するのはもったいないと思います。
もっとも、現在はイクスタンジ、アビラテロンがありますから、これをやってからでも良いと思います。


ゾメタについて

ゾメタは初回は痛みが出ることが多いようです。私の父もそうでした。
2回めからはなくなるようです。副作用がきつくなければゾメタ(もしくはランマーク)は絶対にやったほうがいいです。症状が緩和しますし、骨折予防にもなります。
これもQOL維持・向上に大きく役立つ薬です。
RE:放射線治療準備
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/12/09(火) 00:38:17 No.5093 [返信]
 Torizenさん
経過報告、ありがとうございます!


てっちゃんへのお返事を書いている間に、GetWellさんからもコメントが入っていましたね。
ありがとうございます。
続:てっちゃんへ
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/12/09(火) 00:32:51 No.5092 [返信]
①抗がん剤の効果や、副作用は人によってかなり違うようです。
 毛嫌いする人が多いのも確かですが、
 副作用マネージメントの上手下手によってもだいぶ違うようです。

②放射線が1回しかできないというのは、”同じ場所に”ということですね。
 セカオピの先生がおっしゃっている三か所というのは、要するに脊柱ですね。これがやられると、
 自由に動きまわることができなくなり、ヘタをすれば寝たきりになってしまう恐れもあるので、
 病変が進んでいると思われる時は、早めに手を打ったほうが良いと思います。
 予防照射をすべきとおっしゃる先生も居られるぐらいですから。
 外部照射の後でも、St89の使用は問題ありません。

③精巣の摘出を望む方には次のような方ではないかと思っています。
 1)治療費を押さえたい方、 2)薬の副作用が耐えられない方、 3)薬に不信感を抱いている方。
 精巣摘出に匹敵すると言われているのは、LH-RHアゴニスト(リュープリンやゾラデックス)ですが、
 比較的新しいLH-RHアンタゴニスト(ゴナックス)のほうが、効果が大きいという報告もあります。
 http://higepapa.blogspot.jp/2014/12/blog-post.html
 仮に、精巣の摘出をしても(手術自体は簡単ですが)、副腎からの男性ホルモン(微量には前立腺そのものからも)まで
 カットすることはできないし、いつの日か去勢抵抗性となることを妨げることはできないので、
 薬と同様(継続期間の長短は判りません)、やはり次の手を考える必要が出て来ます。
 そんな時の出番が、今年承認されたエンザルタミド(イクスタンジ)やアビラテロン(ザイティガ)ですね。

④ゾメタも一時的に骨痛が出るケースもあるようです。
 ゾメタより新しいのはランマークで、このほうが効果が良いという説もありますが、
 ゾメタで骨痛が出た場合、ランマークでも出るのかどうか・・・試してみないことには判らないと思います。
 痛み止めで乗り切れるものなら、骨転移の対処法としては、これをやったほうが望ましいと思われます。

⑤食事療法は予防という意味では、工夫しだいで効果があるようですが、
 転移がんの患者さんに実際に効果があるのかどうかとなると、ほとんど良い手はないと言っても良いのではないでしょうか。
 巷には様々な食事療法が紹介されているので、この辺りは、ご自分で十分で吟味をして対処なさってください。

⑥新薬の使い分けについてはこのあたりに色々と書いているので、一読ください。
...(続きを読む)
てっちゃんさん
投稿者:GetWell 投稿日:2014/12/09(火) 00:26:22 No.5091 [返信]
①抗がん剤
抗がん剤は、がんが進行して体力が落ちてからでは使えないので、使うなら早い方がよいですが、人によっては副作用が酷かったり、かえって余命を短くしてしまう可能性もあります。あまりゆっくりはしていられませんが、エンザルタミド等の新薬を含めて再検討されてはいかがでしょうか。

②放射線
放射線治療は同じ部位に何度も照射できないので、最後にとっておくという考え方と、広がりすぎる前にやるという考え方があって、どちらも一理あると思いますが、いずれにしても病状を劇的に良くするものではないので、そこに放射線のリスクも加味して判断されたらよろしいかと思います。

ちなみに、私は前立腺がん(GS9/骨、肺、肝臓に転移)で父を亡くした家族の者ですが、疼痛緩和を目的として、父はCRPC後に放射線治療を受けました。30グレイの10回分割で仙骨中心です。主治医はあまり効果がないのでやりたがりませんでしたが、私がやれやれと煩く言ってやることになりました。結果は効果がありました。但し、がんが骨盤全体に広がっていたので、痛みがすべて消えたわけではありませんでした。今、この時の放射線治療を振り返ってみると、やらないよりはやってよかった、というのが私の感想です。

③精巣の摘出
既に転移してしまってる以上、リスクの方が多く、ほとんど意味がないと思います。

④ゾメタ点滴
私の父はゾメタで痛みが出たことはないのですが、副作用で激痛が出るとしたら無理はさせられないと思います。その点について、A病院の医師はどのように診ておられるのでしょうか?

⑤食事療法
食事療法は科学的にやるとかなり難しいのですが、動物性たんぱく質は大切なので、極端に控えすぎないようにしてください。控えすぎるとただただやせ細っていって元気も出なくなります。まずいという理由で食事の量が極端に減ってしまうのであれば、緩めた方がよいです。できるなら栄養士さんを付けて助言してもらうのが一番ですが。


お父様がご自分の病状や今後できうる治療の良し悪しを客観的に理解され、確固とした死生観をお持ちの上で、前立腺がんに対する薬物治療を拒否されるのであれば尊重すべきかと思いますが、自暴自棄になられて拒否されているのであれば、もう少し落ち着いて考えていただきたい。新薬のエンザルタミドは良い結果を出していますし、抗がん剤で良くなられた患者さんもおられます。まだまだお父様が良くなる選択肢があるのに、ここで自らそれらをぶち壊してしまっては大変もったいないことですし、無駄に今後のQOLを悪化させる可能性もあります。

お父様も急にCRPCと告げられ、PSAも上昇し、パニックになっておられるのではないでしょうか。何よりもまず、お父様の精神的な安定を取り戻し、冷静に今後の治療について考えられる状態に持っていくことが先決だと思います。
アドバイスありがとうございます。
投稿者:てっちゃん 投稿日:2014/12/08(月) 22:57:42 No.5090 [返信]
ひげの父さん 様、
角さん 様、
貴重なアドバイスありがとうございます。
父に、頂いたアドバイスや動画を教えて、
参考にさせて頂きます。


今、二つの病院で、抗がん剤か放射線か
選択を迫られている所です。
もし当事者であれば、どのような選抜をされますか?


①抗がん剤
前立腺癌は、抗がん剤があまりきかない癌に
分類されてます。ドセキタセルは、前立腺には
比較的効きやすいと説明されました。
父は、全身に効く&寿命が延びる?という
メリットは承知ですが、体に毒を入れる事により、
副作用がこわくてしんどくなりQOLの低下を恐れています。

②放射線
これ以上骨転移が進むと痛みが出て、病的骨折、
麻痺が生じるので、今、骨へ強く転移してる
三箇所に放射線治療すべきだと説明がありました。
将来を考えて、一回しか出来ないと聞くが、
痛みがないのに今放射線が必要か?
タイミングは早過ぎる事はないか?
骨折や麻痺の危険性確率何%?
放射線は骨転移の三箇所だけ(緩和ケア?)で、
他の転移箇所はどうなるの?
放射線後、痛みが出た時、ストロンチウムを
...(続きを読む)
放射線治療準備
投稿者:Torizen 投稿日:2014/12/08(月) 20:29:40 No.5089 [返信]

みなさま

 今晩は、Torizenです

 本日、小線源治療(1月)+外照射(2~3月)の治療準備の為、2ヶ月ぶりに
 J医科大病院に参りました。治療日程や諸注意等の説明を受けた後、前立腺
 サイズ測定がありました。肛門から超音波プローブを挿入して測定、結果は28cc、
 M先生曰く「大きくも小さくもなく治療には、ちょうどいいサイズですね!」・・・・
 微妙な気持ちですが、なんとなく嬉しくて「有難うございます!」と意味不明な
 反応をしてしまいました。
 その後、採血、尿検査、心電図、レントゲン、入院申し込み手続きを実施後、
 放射線科のA先生より、さらに詳しい治療内容の説明がありました。A先生の
 話では、外照射併用とホルモン治療併用は、J医科大ではほぼ同じ治療成績で
 (たぶん非再発率と思いますが)90%~95%とのことでした。再発パターン
 で比較的多いのが、リンパ節転移のため、予防処置として外照射でリンパ節
 まで照射するかどうかMRI画像を確認して方針決定するとのことでしたので、
 お任せしようと思います。
 いよいよ来年1月から、治療開始予定です。年内は食事と運動で体力と気力
 を養いたいと思います。治療が始まったら、またレポートさせて頂きます。

てっちゃんへ
投稿者:角さん 投稿日:2014/12/08(月) 16:36:29 Home No.5088 [返信]
 参考になるかどうかわかりませんが、ひげの父さんとは違った角度から、コメントさせていただきます。
 (自分の病状については、この掲示板のスレッド「病状説明と簡単な自己紹介をお書きください」に
  書き込んであります。)
 お父様の頑固さは、わかるような気がしますが、とにかく命にかかわることです。
 まず、A病院やB病院で進められた治療がどんな意味を持つのか、治療の方向性・順序を整理されてはいかがでしょうか。
この治療は、何のため、この治療は、何のためそうすると次はといった具合に。

その点で、一番参考になるのは、もうご覧になっているかもしれませんが
「Cancer Channel」の「去勢抵抗性(再燃)前立腺がんに対する新しい薬物療法」という
動画だと思います。
http://www.cancerchannel.jp/posts/2014-09-29/24057.html

このように言うのは、お父様の次のような発言に、
いろいろな治療の目的を混同されているのではないかと思ったからです。

>三箇所放射線治療の後、精巣摘出手術を希望。
>その後は、抗がん剤もホルモン療法もゾメタ点滴も
>しないと断言。
>ホルモン療法をして抵抗がつき、
>余計に癌が悪くなった。
>何もしなければ良かったと言い張る始末

 B病院で勧められている放射線治療については、自分は知識も経験もありませんが
一応次のサイトで概略はわかるのではないでしょうか。
「がんナビ」の「骨転移に対する放射線治療は進歩してきています」というレポートです。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/cancernavi/report/201403/535254.html

 知識不足の「思い込み」や安易な「見切り」はがんと共存する場合は逆に致命的ですので、
確度のある情報を収集・吟味し粘り強く父様を説得されて、
その上でご自分がどうしたいのか、主治医とよ~く相談されることが大事だと思います。
 差し出がましくも、いたたまれずコメントさせていただきました。
RE:アドバイスお願いします。
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/12/08(月) 10:51:45 No.5087 [返信]
 てっちゃん
ようこそ、こちらへ。これは難しいケースですね。
病状が厳しい方はよく居られますが、抗がん剤のみならず他の薬も「拒否」ということであれば、
私も、どのようにお返事すべきか、迷ってしまします。
人生を達観できるだけの年齢に達しておられて、あの世も悪くない!と腹を据えて考えておられるなら、
特別な医療行為をせず、自然の成り行きにまかせるというのも、選択肢としては有りかと思いますが、
それはあくまで個人の哲学や思想、場合によっては宗教的な問題となるので、
このような掲示板で軽々に論じる問題とも思えません。

医学的な良識だけで話をしますと、進行が早いCRPCの場合は、早めに抗がん剤(ドセタキセル)というのも
妥当な手段だと思いますし、新薬(エンザルタミドやアビラテロン)を試してみるという手もあるでしょう。
精巣の摘出というのも、リュープリンで効果がなければ、あまり期待できないかも知れません。
一時的にPSAが下がっても、精巣摘除もその効果がいつまでも続くわけではありませんので。
あと、並行して考えたいのは骨転移への対処ですね。
痛みが続けば、QOLも低レベルに留まらざるを得ないし、寿命も短くなる可能性が高いと言われています。
ゾメタ、もしくはそれより新しいデノスマブ(ランマーク)は、なんとか嫌がらずに続けてほしいと思います。
骨に痛みが出れば、放射線も効果があるし、もっと骨転移が増えるなら、ストロンチウム89(メタストロン注)
という放射性医薬品を使ったほうが良い場合も。

しかしながら、これらの処置があるということを理解された上で、それを超越してそのような治療を受けたくないと
いうことなら、疼痛緩和をきちんとしていただくことが重要となってくるのではないでしょうか。
お父さんとも良く話し合っていただく必要があると思いますが、頑固な方だとちょっと心配ですね・・・
アドバイスお願いします。
投稿者:てっちゃん 投稿日:2014/12/08(月) 03:07:16 Home No.5086 [返信]
はじめまして。
何か情報はないかと調べているうちに、ここに辿り
着きました。
父が70歳 CRPC患者で、抗がん剤か放射線か選択を
せまられており、これからどう治療を進めれば良いのか
皆様のご意見をお伺いしたく投稿させて頂きます。

経緯
①2014年8月 (A病院)
頻尿の為、A病院の泌尿器科を訪れる。
PSA値146、ALP値164
生検にて12箇所すべて前立腺ガンと診断。
T4、グリーンスコア9、骨転移有(主に首、胸、腰)、
リンパ節他臓器転移なし、
5年生存率30%と告げられる。

手術、放射線は手遅れ、しばらくホルモン療法で様子を
見る事になり、毎日錠剤カソデックス、
一カ月に一回のリュープリン筋注が始まる。
その間、食事は、人参&りんご&レモンジュースと
玄米食中心、動物性たんぱく質を控える食事療法に
切り替える。
毎朝散歩し体も温めるように心がける。

②2014年10月月初 (A病院)
PSA値10.4、ALP値170
下がったと喜びホルモン療法を続ける事に。
このまま低値を保てれば、この薬で二年は大丈夫
でしょうとの事。

③2014年11月月初 (A病院)
...(続きを読む)
続:PSA検診
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/12/07(日) 23:40:15 No.5085 [返信]
SANZOKUさんのお答えにはなっていないかも知れませんが・・・

我国で検診の見直しが行われたのは、2007年にがん対策基本法が施行されてから。
2008年には、厚労省の「有効性に基づく前立腺がん検診ガイドライン」により、PSA検診に疑問が投げかけられ、
2011年に、米国PSTFがPSAの不要論を打ち出してからは、厚労省の研究班を始めとする我国のPSA検診否定派が
一挙に元気づいてきたというのが昨今でしょう。
泌尿器学会などは、これに明白な反対を唱えているわけですが、
それぞれの専門家が、PSA検診推進派と不要派に分かれてあれこれ自説の有利を説き、
収拾がつかないというのが今の姿ですね。
食品含有の放射能が500ベクレルで安全という人も居れば、100ベクレルでも危険という人も居られ、
それぞれの専門家が自陣に有利な見解を述べて、決着がつかないのとどこか似ているような気がしないでもありません。
不要派の多くは公衆衛生とか医療行政の分野の専門家で、検診の有用性を死亡率の低下につながるかどうか、
費用対効果が適切かどうかといった点を重視して判断する人達ですで、概ねこのようなことを言っておられます。

 ・PSAが4を越えていても必ずしも前立腺がんではなく(6~7割で異常無し)、
  PSA高値を告げられて心理的不安を覚えたり、確定診断では、生検で痛い目に会ったり、
  出血、炎症などが生じることもある。
 ・前立腺がんが見つかって、本来治療が不要ながんに対し過剰な治療を行い、
  性機能障害や尿漏れなどの副作用を被ることもある。
 ・治療が必要な一人の前立腺がん患者を発見するために、弄する無駄(労力・費用)が多過ぎる。
 ・前立腺がんではなかなか死なない人も多いので、死亡率の改善には結びつきにくい。

検診に費やす公的費用を抑えたいという腹があって、屁理屈をこねているような気がしないでもないのですが、
なかなか、我々患者の思いとは争点が噛み合わないので、議論にはなりにくいですね。
以前も「がんサミット」の会場で、国立がん研究センターの先生が、検診の必要ながんと不要ながんについて説明をされ、
前立腺がん検診は不要であり廃止すべきだとおっしゃったのに、それはちょっと違うのではと異論を投げかけたこともありました。
しかし、集団検診を広めれば、即、助かる患者が増えるというような単純な問題でもなさそうです。
だからこそ、UICC(国際対がん連合)のような動きを望ましいと思うのですが、
このように煮え切らないと、逆に患者さんからは突き上げを食らったりもしそうだし、
それに対する明白な答えも用意できていないので、これまでも、あまり検診には触れてきませんでした。
できれば、皆さんにも、いろんな問題点があることをご理解いただいて、落ち着いて考えていただければと思っています。
...(続きを読む)
PSA検査の今後の方向について?
投稿者:SANZOKU 投稿日:2014/12/07(日) 09:47:24 No.5084 [返信]
ひげの父さん。毎度情報提供ありがとうございます。いくつか疑問があったのでお尋ねします。

私の地方の定期健康診断でも希望すれば今年からPSA検査が受けられるようになりました。日本では現在でも前立腺癌の3割近くが症状が出てからT4ステージで発見されるというのが現状だと思います。従って50歳になれば必ずPSA検査を組み入れるような体制にすべきと考えています。その後は何歳置きにやるべきかは検討課題とは思いますが・・・。さてこのガイドラインではこのような定期検診は推奨していないように見えるのですがどうなんでしょう?

日本では未だ未だPSA検査自体を知る人は少ないかもしれません。そのような状況で本人が希望しないからと言って症状が出るまでPSA検査を提案しないのはどうかと思います。期待余命7年未満の無症状な人の場合は微妙ですが・・・。

また用心深い待機を検討する男性に、早期に根治寮を行うより中期から長期で見ると、用心深い待機が、幸福感および生活の質を損なうことはありそうもないというアドバイスをするということになっていますが、そのように断定したアドバイスはどうでしょう。早期の根治療が総合的に見て良い結果をもたらすことも多いと思うからです。

私の思い違いによる部分もあるかと思いますので、よろしくお願いします。

PSA検査の今後の方向について
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/12/06(土) 00:43:18 No.5083 [返信]
PSA検査に関しては賛否両論、前立腺がんの診療と有害な副作用の懸念とのバランスが難しく、
国際的な意見の統一とガイドラインの整備に対し、多くの期待が寄せられているわけですが、
UICC(国際対がん連合)は、2014年12月3~6日にメルボルンにおけるWCC(世界がん大会)の開催を前にして、
世界で最も総合的に検討された「前立腺がん検診ガイドライン」を発表しました。

主な内容は以下の通り
 ・PSA検査を希望する50代・60代の男性に対しては、PSA検査の恩恵と副作用を説明の上、2年毎の PSA検査を推奨。
  PSA が 3.0 ng/mL より大きい場合は、さらに詳細な検査を推奨する。
 ・前立腺がんの早期診断のために検査を受ける男性に対しては、初期の診療時においては直腸指針を推奨しない。
 ・期待余命7年未満の人には PSA 検査は推奨しない。
 ・PSA検査に迷がある男性に対しては、 PSA検査の潜在的な恩恵とリスクについて話し合うなど、必要なサポートを行う。
 ・「PSA ≦20 ng/mL、臨床病期 T1-2、グリソンスコア 6以下」なら監視療法を推奨する
 ・待機療法では、前立腺がんの進展の恐れとそれによる死のリスクは、根治療法より高いかも知れないが、
  中~長期で見ると、待機療法の方が根治療法より幸福感および生活の質を損なうことは少ないだろう。

50~60代ではPSA検診を維持しながら(毎年ではなく2年毎ですが)、高齢者には不要とし、監視療法の枠も大幅に広げています。(特にPSA≦20はかなり思い切った数値ではないでしょうか・・・ちょっと驚きました。)
待機療法についても、泣かせる見解も書かれており、直腸指針をいきなり行わないことも合わせて、できるだけ過剰診療を減らそうという試みも行われています。

PSA検診に反対の立場を取る米国PSTF(予防医学作業部会)の構成員は、前立腺がんの専門医が含まれず、公衆衛生の専門家ばかりだったということですが、このガイドラインの起案にあたったオーストラリア専門家審議会には、一般開業医、公衆衛生の専門家、泌尿器科医、病理学者、患者支援グループ、コメディカル職員などほぼ全ての職種が含まれています。
何がなんでもPSA検査!というのも違和感がありましたし、8~9割の男性がPSA検査を受けている米国と、2割に満たない日本とを同じ土俵で評価し、
日本でも米国に倣いPSA検査を止めるべきという 国立がん研究センター~厚労省筋の意見も、これまた違うと思っていましたが、ここに来てやっと私の思いに近い形で、国際的に合意を求める動きが出て来たようで、大変嬉しく思っています。(^^)v
出典等もう少し詳しくは、こちらに書いておきました。
http://higepapa.blogspot.jp/2014/12/psa.html (前立腺がん:MEMO)
お返事いろいろ
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/12/05(金) 22:11:16 No.5082 [返信]
 ビーバーさん
栄養成分表示について農林水産省のサイトを見てみると、
『「添加」「含有」「豊富」「控えめ」「オフ」などの”強調表示”がある食品等には義務付けられていますが、
その他の食品については、表示の義務付けはありません。』となっていますね。
日本では、普通の食品には表示義務がありませんが、カナダでは多くの食品に表示がされているんですね。
日本に居座っているとお国柄による違いも見えて来ないので、このようなお話は視野が広がります。


 野口さん
できるだけ自然に生きて、そこそこの歳で世を去るならそれもまた良し・・・
仏教的?な生き方だと思いますが、なかなか凡人には真似がしにくい生き方でもありますね。
80までと言えば、野口さんの場合はあと7年。
これに的を絞るならおそらく大丈夫ではないでしょうか。
ただ、たまにとんでもないハイリスクのケースもあるので、
その線だけは打ち消しておかれたほうが、より、心安らかに過ごせるのではないでしょうか。


 トムさん
 >当方のリスク分類は、低PSA、中T-stage、高Gleason scoreなので、
 >非再発生存率の低、中、高の平均を取って91.5%とし、無理して自分を納得させています。
リスクの判定には、PSA、Stage(T分類)、GSの3つを用いますが、
ご存じだと思いますが、前立腺がんのトータルリスクは次のようになります。
・高の要素が一つでもあれば「高リスク」
・3要素すべてが低であれば「低リスク」
・上記のいずれにも該当しないのが「中リスク」
したがって、書き込んでいただいた内容から、非再発を求めるとすれば「78.6%」となりますね。
しかしこの数値に拘る必要はないと思います。
施設に寄ってもかなり開きがありますし、SANZOKUさんからもフォローが入ってますね。
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