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てっちゃんさん
投稿者:GetWell 投稿日:2014/12/09(火) 00:26:22 No.5091 [返信]
①抗がん剤
抗がん剤は、がんが進行して体力が落ちてからでは使えないので、使うなら早い方がよいですが、人によっては副作用が酷かったり、かえって余命を短くしてしまう可能性もあります。あまりゆっくりはしていられませんが、エンザルタミド等の新薬を含めて再検討されてはいかがでしょうか。

②放射線
放射線治療は同じ部位に何度も照射できないので、最後にとっておくという考え方と、広がりすぎる前にやるという考え方があって、どちらも一理あると思いますが、いずれにしても病状を劇的に良くするものではないので、そこに放射線のリスクも加味して判断されたらよろしいかと思います。

ちなみに、私は前立腺がん(GS9/骨、肺、肝臓に転移)で父を亡くした家族の者ですが、疼痛緩和を目的として、父はCRPC後に放射線治療を受けました。30グレイの10回分割で仙骨中心です。主治医はあまり効果がないのでやりたがりませんでしたが、私がやれやれと煩く言ってやることになりました。結果は効果がありました。但し、がんが骨盤全体に広がっていたので、痛みがすべて消えたわけではありませんでした。今、この時の放射線治療を振り返ってみると、やらないよりはやってよかった、というのが私の感想です。

③精巣の摘出
既に転移してしまってる以上、リスクの方が多く、ほとんど意味がないと思います。

④ゾメタ点滴
私の父はゾメタで痛みが出たことはないのですが、副作用で激痛が出るとしたら無理はさせられないと思います。その点について、A病院の医師はどのように診ておられるのでしょうか?

⑤食事療法
食事療法は科学的にやるとかなり難しいのですが、動物性たんぱく質は大切なので、極端に控えすぎないようにしてください。控えすぎるとただただやせ細っていって元気も出なくなります。まずいという理由で食事の量が極端に減ってしまうのであれば、緩めた方がよいです。できるなら栄養士さんを付けて助言してもらうのが一番ですが。


お父様がご自分の病状や今後できうる治療の良し悪しを客観的に理解され、確固とした死生観をお持ちの上で、前立腺がんに対する薬物治療を拒否されるのであれば尊重すべきかと思いますが、自暴自棄になられて拒否されているのであれば、もう少し落ち着いて考えていただきたい。新薬のエンザルタミドは良い結果を出していますし、抗がん剤で良くなられた患者さんもおられます。まだまだお父様が良くなる選択肢があるのに、ここで自らそれらをぶち壊してしまっては大変もったいないことですし、無駄に今後のQOLを悪化させる可能性もあります。

お父様も急にCRPCと告げられ、PSAも上昇し、パニックになっておられるのではないでしょうか。何よりもまず、お父様の精神的な安定を取り戻し、冷静に今後の治療について考えられる状態に持っていくことが先決だと思います。
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