PSA検査の今後の方向について
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/12/06(土) 00:43:18 No.5083
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PSA検査に関しては賛否両論、前立腺がんの診療と有害な副作用の懸念とのバランスが難しく、
国際的な意見の統一とガイドラインの整備に対し、多くの期待が寄せられているわけですが、
UICC(国際対がん連合)は、2014年12月3~6日にメルボルンにおけるWCC(世界がん大会)の開催を前にして、
世界で最も総合的に検討された「前立腺がん検診ガイドライン」を発表しました。
主な内容は以下の通り
・PSA検査を希望する50代・60代の男性に対しては、PSA検査の恩恵と副作用を説明の上、2年毎の PSA検査を推奨。
PSA が 3.0 ng/mL より大きい場合は、さらに詳細な検査を推奨する。
・前立腺がんの早期診断のために検査を受ける男性に対しては、初期の診療時においては直腸指針を推奨しない。
・期待余命7年未満の人には PSA 検査は推奨しない。
・PSA検査に迷がある男性に対しては、 PSA検査の潜在的な恩恵とリスクについて話し合うなど、必要なサポートを行う。
・「PSA ≦20 ng/mL、臨床病期 T1-2、グリソンスコア 6以下」なら監視療法を推奨する
・待機療法では、前立腺がんの進展の恐れとそれによる死のリスクは、根治療法より高いかも知れないが、
中~長期で見ると、待機療法の方が根治療法より幸福感および生活の質を損なうことは少ないだろう。
50~60代ではPSA検診を維持しながら(毎年ではなく2年毎ですが)、高齢者には不要とし、監視療法の枠も大幅に広げています。(特にPSA≦20はかなり思い切った数値ではないでしょうか・・・ちょっと驚きました。)
待機療法についても、泣かせる見解も書かれており、直腸指針をいきなり行わないことも合わせて、できるだけ過剰診療を減らそうという試みも行われています。
PSA検診に反対の立場を取る米国PSTF(予防医学作業部会)の構成員は、前立腺がんの専門医が含まれず、公衆衛生の専門家ばかりだったということですが、このガイドラインの起案にあたったオーストラリア専門家審議会には、一般開業医、公衆衛生の専門家、泌尿器科医、病理学者、患者支援グループ、コメディカル職員などほぼ全ての職種が含まれています。
何がなんでもPSA検査!というのも違和感がありましたし、8~9割の男性がPSA検査を受けている米国と、2割に満たない日本とを同じ土俵で評価し、
日本でも米国に倣いPSA検査を止めるべきという 国立がん研究センター~厚労省筋の意見も、これまた違うと思っていましたが、ここに来てやっと私の思いに近い形で、国際的に合意を求める動きが出て来たようで、大変嬉しく思っています。(^^)v
出典等もう少し詳しくは、こちらに書いておきました。
http://higepapa.blogspot.jp/2014/12/psa.html (前立腺がん:MEMO)
国際的な意見の統一とガイドラインの整備に対し、多くの期待が寄せられているわけですが、
UICC(国際対がん連合)は、2014年12月3~6日にメルボルンにおけるWCC(世界がん大会)の開催を前にして、
世界で最も総合的に検討された「前立腺がん検診ガイドライン」を発表しました。
主な内容は以下の通り
・PSA検査を希望する50代・60代の男性に対しては、PSA検査の恩恵と副作用を説明の上、2年毎の PSA検査を推奨。
PSA が 3.0 ng/mL より大きい場合は、さらに詳細な検査を推奨する。
・前立腺がんの早期診断のために検査を受ける男性に対しては、初期の診療時においては直腸指針を推奨しない。
・期待余命7年未満の人には PSA 検査は推奨しない。
・PSA検査に迷がある男性に対しては、 PSA検査の潜在的な恩恵とリスクについて話し合うなど、必要なサポートを行う。
・「PSA ≦20 ng/mL、臨床病期 T1-2、グリソンスコア 6以下」なら監視療法を推奨する
・待機療法では、前立腺がんの進展の恐れとそれによる死のリスクは、根治療法より高いかも知れないが、
中~長期で見ると、待機療法の方が根治療法より幸福感および生活の質を損なうことは少ないだろう。
50~60代ではPSA検診を維持しながら(毎年ではなく2年毎ですが)、高齢者には不要とし、監視療法の枠も大幅に広げています。(特にPSA≦20はかなり思い切った数値ではないでしょうか・・・ちょっと驚きました。)
待機療法についても、泣かせる見解も書かれており、直腸指針をいきなり行わないことも合わせて、できるだけ過剰診療を減らそうという試みも行われています。
PSA検診に反対の立場を取る米国PSTF(予防医学作業部会)の構成員は、前立腺がんの専門医が含まれず、公衆衛生の専門家ばかりだったということですが、このガイドラインの起案にあたったオーストラリア専門家審議会には、一般開業医、公衆衛生の専門家、泌尿器科医、病理学者、患者支援グループ、コメディカル職員などほぼ全ての職種が含まれています。
何がなんでもPSA検査!というのも違和感がありましたし、8~9割の男性がPSA検査を受けている米国と、2割に満たない日本とを同じ土俵で評価し、
日本でも米国に倣いPSA検査を止めるべきという 国立がん研究センター~厚労省筋の意見も、これまた違うと思っていましたが、ここに来てやっと私の思いに近い形で、国際的に合意を求める動きが出て来たようで、大変嬉しく思っています。(^^)v
出典等もう少し詳しくは、こちらに書いておきました。
http://higepapa.blogspot.jp/2014/12/psa.html (前立腺がん:MEMO)