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kazu.yさん
投稿者:エナガ 投稿日:2021/06/14(月) 17:44:52 Home No.12796 [返信]
 3ヶ月近くたってから連結シードが2個もくっついて排出されるとは驚きですね。まだ初期値の1/3程度の線源強度があるので鉛のケースにしっかり入れておかないと危ないですよ。

 まだ外部照射は継続中ですか。放射線治療医に2個排出されたことを伝えて外部照射の追加が必要ないかを再評価してもらった方がいいのではないかなと思いました。

小線源治療のパラメータの
処方線量
D90
V100
V150
UD30
RV100
は泌尿器科医にも報告されていますので聞いておかれた方がいいと思います。
IMRT治療後4年
投稿者:モズ 投稿日:2021/06/14(月) 15:02:27 No.12795 [返信]
モズです。

大変申し訳ございません。

リンクの貼り付けが間違っていました。

下記の通り訂正いたします。

〇「IMRT治療後3年」はここクリックしてご覧ください。

Cookic設定の変更を忘れておりました。ヤレヤレ



IMRT治療後4年
投稿者:モズ 投稿日:2021/06/14(月) 14:32:10 No.12794 [返信]
4年前の6月13日がIMRT(IGRT)治療の最終日でした。

先月中旬に診察を受けPSA値0.078。ホッと胸をなでおろしました。
前立腺の臓器が残存しているため、数値的に問題ないと主治医も
自信に満ちた笑顔でした。
やはり検査結果を聞くまでは大変落ち着かないものです。

「たかがPSA,されどPSA」(下図グラフPSA値の推移を参照ください)

4年目の症状
1)排尿・・排尿痛、血尿のトラブルはありません。突然、尿意に
 襲われトイレに駆け込むこともあるが、粗相するようなことはない。
 夜間のトイレ回数は1回。夕方以降の水分摂取が多いと2~3回の
 ときがある。

2)排便・・月に1~2回、便の最初に少量の血液が付着することが
 あり、硬便にならないよう食事には気を配っている。
 大腸内視鏡検査では肛門近くの細い血管が少し拡張しており、わずか
 に出血するらしい。
 出血後は1週間程度、ボラザG軟膏(非ステロイド系)を使用する。

3)QOL・・加齢とともに腕や脚の筋肉が落ちてきた。
 家庭菜園で野菜作りを楽しみながら健康維持に努めているが、
 やや運動不足気味である。
 日課としてウオーキング(4Km)を始めている。
 日々、自分らしい生活で暮らすことができ満足している。

この先も経過観察が続きます。
腺友の皆さん、共に頑張りましょう。

〇「IMRT治療後3年」はここクリックしてご覧ください。
...(続きを読む)

12794

今ごろ...
投稿者:kazu.y 投稿日:2021/06/13(日) 12:58:40 No.12793 [返信]
自己紹介No124です。トリモダリティ治療ほぼ終了です。シードが尿に排泄されたので投稿しました。小線源治療から86日目に出ました。一個に見えていたら、写真で見ると2個がチューブ状のもので繫がっているように見えます。実は入院中にも1個外れており都合3/73外れたことになります。技術的にどんなもんなんでしょうか?ホストプラン時にカテーテルが異常に痛く声を出して唸っていたのを思い出し、当時医師から、画像を観ながらシードが尿道の近くにあるのが原因と説明されたのを思い出しました。よく聞いていなかったUV200とか次回(二か月後)の診察時に聞いてみようと思います。何か確認したほうが良いことなどありましたら教えてください。 (黄色い棒に見えるのは割りばしです)

12793

12793-2

甚太郎さん
投稿者:bighiro 投稿日:2021/06/11(金) 21:52:43 No.12792 [返信]
甚太郎さん、ご自身の晩期障害のお話をありがとうございます。
私は昨年3月の定期診察時、主治医から「もう、晩期障害は無いでしょう。」との言葉に
安心していましたので、突然の血尿には正直ショックでした。
幸いに3日で止まりましたが、念のために昨日予約外受付でS玉病院で診察を受けました。
主治医のM間先生は異動して、後任の若い先生でしたが「尿検査の結果は正常です。晩期障害
と思われるが膀胱がんの可能性もあるので、膀胱鏡検査・CTを撮ることもある。」と言われま
したが、私から「今回は細胞診だけで次回(9月)の診察日まで様子をみる。」ことにしました。
膀胱鏡は痛いという私のビビり感と2ヶ月前に掛かりつけの医院でCT撮影をして「特に問題は無し」
と診断されていましたので。

今回、晩期障害は5年以上経過しても起こりうることなのだと痛感しました。
これからも排尿の度に気をつけていかなければならないと思いますが、この治療法を受けて
後悔はしていません。

甚太郎さん、ありがとうございました。
食事療法
投稿者:ランナー 投稿日:2021/06/11(金) 21:47:43 No.12791 [返信]
画像が投稿できるでしょうか?

12791

食事療法
投稿者:ランナー 投稿日:2021/06/11(金) 21:32:24 No.12790 [返信]
参考までにUしておきます。

あと、楽しいことに集中すると、がん細胞が小さくなったりする
ことも有るようです。
(無題)
投稿者:m.o 投稿日:2021/06/10(木) 11:41:10 No.12789 [返信]
4月から投稿しております55歳m.oです。

2021年2月にPSA1197、ALP1307で前立腺がんと診断されています。
前立腺の病期はT3b
GSは4+4(12箇所のうち11箇所)
両側鎖骨上窩リンパ節、左副神経・内深頸リンパ節、縦隔リンパ節、肺門リンパ節、大動脈・IVC間のリンパ節への転移、頸椎、脊椎、左肩甲骨、肋骨、両側の骨盤骨・大腿骨への転移があります。
現在はゴナックスの注射とザイティガを服用しております。

PSAは3月2.95、4月2.37、5月12.4、昨日25.6でした。
ALPは3月596、4月272、5月181、昨日226でした。

ザイティガの効果が3ヶ月でなくなったようです。
主治医からはハイボリュームの症状で効果は1年前後とみていたそうです。
次回よりドセタキセルでの治療を行いたいとのことで、了承しました。

今後どのような副作用が起きるかはわかりませんが、ホルモン治療に効果がなくなった以上これにかけるしかないと思います。

セカンドオピニオンも受けましたが、全身状態が改善されない限りは放射線治療を行っても効果がないと主治医と同様の見解でした。

またご報告します。
小線源単独23ヶ月
投稿者:羊毛 投稿日:2021/06/10(木) 09:06:55 No.12788 [返信]
施術後23ヶ月目、ほぼ2年目の診察をしてきました。

私の受けたS大KT病院のF先生、事前に病院のホームページを見たら外来担当表から消えていたので「あれれ?後輩のM先生に交代?」と心配していたのですが、普通にF先生の診察でした。
どうも、籍が本院に移ったためKT病院から名前が消えてしまったという形式的な話で、今後も普通に診察してくださるようです。
よかった。(^^)

さてPSAですが、1.503(最低値)→...→2.377→2.119→2.604(今回)、という結果。
あれれ?
下がる傾向だと期待していたのに上がっちゃいました。
「全然大丈夫」ということですが、ちょっと心配です。
一応、「若いことと悪性度がそれほど高くない(3+4)ということでありがち」という以前と同じ説明をF先生にも放射線科M先生にもされましたが、次回治療のことも少しずつ心構えをしといた方がいいかな、と内心では思っちゃいました。
とりあえず10%くらい。(^^;)

冬の間の尿切迫感は、暖かくなったせいかほぼ無くなりました。
症状的には問題ありません。

他のKT病院の患者さんがどうか分かりませんが、私のこういうバウンス?的な状況では受診間隔は伸びないのでしょうね。
ということで次回も3ヶ月後です。
bighiro様 晩期障害 血尿
投稿者:甚太郎 投稿日:2021/06/08(火) 09:45:18 No.12787 [返信]
晩期障害血尿について
自分も小腺元治療2年後に血尿がでました。
尿の終わりにポタポタと…
それが半年程つづきました。
とりあえず主治医の先生に伝えたところ、全く問題ないが、
膀胱癌が怖いと言うことで、膀胱鏡、CTを撮りました。
結果全く問題ないということで、その通り今はピタッと止まってます。
とりあえず膀胱癌の可能性を潰してもらったら、あとはじっくりで大丈夫だと思います。
血尿は気持ちの良いものではないですが、気長に過ごしてください。
・・・その後
投稿者:BM 投稿日:2021/06/06(日) 14:59:39 No.12786 [返信]
この度皆さまにお世話になりましたBMです。
その節はありがとうございました

早速T医療センターS先生の診察を受けてまいりました。
プレパラート再判定の結果はGSは3+4=7で変わらずでしたが、1/15が極微量ながら3本増え4/15となりました。またPSA値は前回数値より低く6.07でした。体積37cc。そして小線源単独で可能との診断を頂きました。
その場で7月初旬の施術を即お願いし、先日プランニングも終了しました。
なお前回Alles gutさんがおっしゃっていたようにS先生はまもなく退官なされ、よって推測どおりM先生の施術となりました(bighiroさんの先生ですね!)

また今後の治療経過やそれに伴う症状の変化、不安不具合等について報告させていただきます。
今現在としては、やはり施術後の排尿障害について不安ですね・・・。
今後ともよろしくお願いします。
エナガ様
投稿者:KSAD 投稿日:2021/06/04(金) 14:59:26 No.12785 [返信]
エナガ様。早速のご回答ありがとうございます!計算式を見逃していたようで、大変失礼しました。また数字に関しては誤差の範囲と、前立腺の体積に対しての計算になるとの事で理解できました。大変ありがとうございます!どうしても中間リスクでの単独治療ということが頭にあり、小さな事で一喜一憂してしまうので、V90の値やBEDが200を超えるか超えないかというところが気になってしまいました。いくら気にしても仕方ないことに悩んでいるより、常に新しい情報を勉強していくのが賢明だと思い直して、またその後の状況をこちらに載せさせていただきます。ちなみに排尿に関しては、治療後3ヶ月くらいは夜中も4、5回トイレに行くことで睡眠不足に悩まされていましたがその後はだいぶ落ち着いてきてほぼ毎日一度は起きるけど、多くても2回のトイレで済んでおります。こちらでの皆さんのお話がとても参考になっており、大変心強いです。ありがとうございます!
KSADさん
投稿者:エナガ 投稿日:2021/06/04(金) 09:29:22 Home No.12784 [返信]
PSAは順調に下がっているようですね。
D90=181.49GyのときBED=193Gyになります。小線源治療直後から5%程度しか変化していないので誤差の範囲ではないでしょうか。

D90の計算はソフトウエアが自動的に計算するわけではありません。以前紹介したパンフレットの7ページの下の方を見てください。

https://www.nmp.co.jp/member/brachytherapy/technique/pdf/10step.pdf

エコー画面での前立腺の輪郭はわかりにくいのでコンピュータ画面上で輪郭の微調整を行う必要があります。この調整の度合いが人によって違うと思われますので、結果的に得られるD90の値も変わってきます。輪郭を大きめに調整すれば前立腺の体積が大きくなるのでD90の値は小さくなり、逆に小さめに調整すればD90は大きくなることになります。
(無題)
投稿者:KSAD 投稿日:2021/06/03(木) 19:46:14 No.12783 [返信]
以前処方線量の事で色々アドバイスを頂き、その節は大変お世話になりました。2/11に小線源治療を受け、3/4に治療後初の診察を受けた時に小線源治療直後のD90が192.5というのを医師から聞きこちらに書き込みをさせて頂いたところBEDは205という事を教えて頂き、前立腺がん中リスクの主人には充分な線量というお言葉で安心しました。本日6/3に治療後2度目の診察を受け、ポストプランの確定値でD90が181.49、BEDは計算してないので即答できませんと言われ、その他の数値はV100が98.47、UD30が126.52、RV100が0cc、PSA1.16(治療後初の診察の時は5.46)という事で、D90の数値がポストプランでは少し下がるのですねと医師に話したところ、計算は人によって随分違ってくるからあまり数字にとらわれない方がいいと言われました。計算は人によって違うものなのでしょうか?ご報告がてらこちらに投稿させて頂きました。
ついに晩期障害か?
投稿者:bighiro 投稿日:2021/06/02(水) 20:07:09 No.12782 [返信]
久し振りの投稿です。病状説明・自己紹介欄「No.19」のbighiroです。
トリモダリティ治療後5年7ヶ月が経過して、診察は年1回になりPSA値は 0.05前後で
落ち着いています。
排尿・排便も特に問題は無く、相変わらずスポーツジムで週4~5回汗を流して、晩酌を
楽しんでいます。
先月24日、ジムで排尿時に何気なく下を見ると尿が少し色づいているように見えましたが、
その後は変化が無かったので気のせいかと思っていました。
ところが今朝方明らかに血尿が出ました。ついに晩期障害になったのかと少し焦りましたが
この腺友ネットの過去ログを検索したら、何人もの人が経験していることが分かりました。

午後にかかりつけのクリニックを受診したところ、Dr.は「放射線治療や晩期障害のことは良く
分からないがそういうこともあるというならば心配はしなくてもよいのではないか。心配なら
止血薬を処方する。」とアドナ錠1日3回4日分を処方してもらいました。
実はこのクリニックで1ヶ月半前に上下腹部CTを撮影して腎臓に小さな結石と嚢胞があるが
尿管の拡張も無く、肝・胆・膵臓にも病変はない。」と診断されていました。

現在も排尿時の終わり頃に血が出ています。

そこで、血尿の経験のある方にどの様に対処したのかアドバイスをお願いしたいと思います。
よろしくお願いします。
○ブラキ後8ヶ月の泌尿器科診察 (2021/06/01)
投稿者:エナガ 投稿日:2021/06/01(火) 14:31:12 Home No.12781 [返信]
 PSA=0.656とやや下降していた。前立腺が半分残っているので0には向かわないので、このまま安定してくれればいいようだ。ちょっと安心。
マグミットを飲み忘れて切れ痔になったことがあったので、引き続きマグミットを1錠/日で処方してもらう。排尿には問題がないので他の薬は無し。

12781

ホルモンと糖尿病
投稿者:beat0217 投稿日:2021/05/29(土) 19:44:40 No.12780 [返信]
こんにちは。
重粒子線治療まえのホルモン投与が、糖尿病(血糖値)に与える影響をご存じの方がいらっしゃれば、ご教示願います。

先般、重粒子治療のセカンドオピニオンにいったところ、肝心なことを聞き忘れたためです。
当方、糖尿病(HBA1C:6.8、運動・食事療法のみ)であり、照射の影響で通常の人よりは、直腸障害になる可能性は高いと、言われましたが、ホルモン投与との関係を聞きそびれてしまいました。

もちろん、医師にも聞くつもりですが、きになってしまって…

ご存じの方、よろしくお願いいたします。
お知らせ
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2021/05/26(水) 12:26:40 No.12778 [返信]
「読売オンライン健康講座」で前立腺がん放射線治療のセミナーが開催されます。
放射線治療で用いるジェルスペーサーを扱っている企業(ボストンサイエンティフィック・ジャパン)が大阪よみうり文化センターと共催で行うようです。
詳細は添付のチラシをご覧ください。
一般向けのセミナーだと思われますが、前立腺がんのセミナーでは、泌尿器科医だけが話すパターンは良くありますが、
放射線治療医だけの講演というのは珍しいと思いますので、こちらでも紹介をしておきます。

日時 6月13日(日) 14時~15時

講演:
・関西医科大学附属病院    放射線治療科  中村先生   「コロナ禍でのがん放射線治療」
・大阪大学医学部附属病院  放射線治療科   平田先生  「前立腺がんに対する放射線治療」

オンライン(Zoom)での開催ですが、事前申込が必要です。
添付チラシ(画像)に申し込み方法が記載されています。(参加無料)

12778

前立腺がんに対する重粒子線治療
投稿者: 投稿日:2021/05/25(火) 13:25:35 No.12777 [返信]
2021年 5月21日の投稿の後、もう少し重粒子線治療とIPSSに関して調べ、以下の論文をみいだしました。

Quality of Life Outcome in Patients with Localized Prostate Cancer after Hypofractionatied Carbon-Ion Radiation Therapy

ASTRO 18 Annual Meetingで発表されたものです。
2013年8月から2014年7月に重量視線治療を受けた患者213人が対象です。
筆頭著者のS. Toyama氏は"Ion Beam Therapy Center, SAGA HIMAT Foundation, Tosu, Japan" 所属です。医師紹介 |九州国際重粒子線がん治療センター(佐賀県鳥栖市)をみると戸山真吾(とやましんご) 診療副部長であることが分かります。

Table 1 The average scores of IPSS and EPIC をみるとIPSSは治療後6か月経つと元に戻っています。こう書かれています。

「IPSSスコアは、C-ion RT中に一時的に悪化した後、ベースラインレベルまで回復した。」

さらに、戸山真吾氏の名前のある次の資料をみいだす。

前立腺がんに対する重粒子線治療

この資料は「2018年11月 佐賀市内にて開催した治療実績を報告するフォーラム内容を成果報告書として取りまとた」ということで成果報告書について |九州国際重粒子線がん治療センター(佐賀県鳥栖市)よりリンクされています。
以下のように書かれています。

「X 線治療と比較した場合、重粒子線治療は高い治療効果が期待出来る。また、副作用の頻度・程度が少なく、治療期間が短いことがメリットであろう。」

「炭素イオン線治療の有害事象」という表で先の投稿であげた野宮論文が参照されています。ただし、障害の現象は文字がつぶれていて判読不能です。

「重粒子線治療と他の治療を比較した表」、「有害事象に関する他治療との比較表」とも参照している論文の情報は判読不能です。
さらに野宮論文を参照してこう書かれています。

「治療後5年後の高リスク群でも92%、他のリスク群を含めても概ね9割が生化学的無再発で生存していることを示している。」

確かに書かれていることは間違ってはいないが、低リスクにおいて10年PSA非再発率 77%は他の治療法と比べて優れているといえるのだろうか。

PDFファイルで読むことのできない資料を公開しているのは如何なものかと改めて思う。
...(続きを読む)

治療後の尿路系有害事象について
投稿者: 投稿日:2021/05/21(金) 14:54:04 Home No.12776 [返信]
SKさん は前立腺肥大で重粒子線治療を希望されているとのことです。
治療後の排尿障害について心配されています。

前立腺肥大の場合に重粒子線治療を受けた患者の治療後の障害に関しては特に論文などでまとめられたものはないかと思います。

日本の重粒子線治療の施設、NIRS:QST病院(旧放射線医学総合研究所病院)、GHMC:群馬大学 重粒子線医学センター、HIMAT:サガハイマット |九州国際重粒子線がん治療センターで2003年12月から2014年12月の間に重粒子線で治療された2157人を対象にした野宮琢磨氏を筆頭著者とする論文をサイトで紹介しました。
http://flot.blue.coocan.jp/cure/memo/Nomiya.html

論文は以下のとおり。
Radiother Oncol 2016 Nov;121(2):288-293.full text

論文においてはよくグレード3以上の障害無しと書かれていることが多いです。これは癌治療における有害事象評価指標として米国 National Cancer Institute(NCI)の Cancer Therapy Evaluation Program が公表した Common Terminology Criteria for Adverse Events (CTCAE) v4.0 を用いた客観的に評価する方法によるものです。

ブログで有害事象で少し詳しく紹介しました。

尿閉といってもテーテルが必要ないものはG1であり、カテーテル要な場合はG2です。尿閉、すなわち重大な障害だからG3かなと思い込んでいましたが、「Grade 3 重症または医学的に重大であるが, ただちに生命を脅かすものではない; 入院または入院期間の延長を要する」という定義にはあてはまらないということのようです。

上記の重粒子線治療の論文の治療後の障害についてみてみました。

Table 4 Toxicities by CTCAE ver 4. より以下のことがわかります。

グレード2
急性期 5.5%

頻尿 69 3.2%
尿閉 34 1.6%

晩期 4.6%

血尿 50 2.6%
尿閉 23 1.2%
...(続きを読む)

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