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放射線治療後の選択肢
投稿者:エナガ 投稿日:2021/01/18(月) 21:10:43 Home No.12557 [返信]
KSAD様、

「放射線治療の選択をした後にはまた放射線や手術はできない」というのはよく書かれていますが、少し古い情報のように思います。
 昨年12月のモーフェスタキャンサーフォーラム2020 - 講演2「前立腺がんの診断・リスク分類・治療選択」をぜひご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=NZxmLAjxGo0
34:58くらいに放射線治療後の可能な治療について述べられています。
参考にされてください。
RE治療法の選択
投稿者:KSAD 投稿日:2021/01/18(月) 18:38:19 No.12556 [返信]
けん様、返信ありがとうございます!治療法に迷っている中での心強いお言葉、本当に感謝です。選択の自由の裏側にある、選択した責任や後悔を考えると気持ちが落ち込んでいました。手術は再発した時に放射線治療という治療法があり、放射線治療の選択をした後にはまた放射線や手術はできないという事を読みましたが、放射線治療後でも選択肢があるのか、もしご存知でしたら教えていただけるとありがたいです。
治療法選択
投稿者:けん 投稿日:2021/01/18(月) 16:53:55 No.12555 [返信]
KSAD様

たしかに、その病状では選択肢が多くて一番迷われることと思います。
私自身がご主人の立場だとしても、迷ってしまいます。
放射線治療(外部照射・内部照射)、全摘出手術
いずれも治療法としては間違ってません。おススメできます。
HIFUとか凍結療法とかになると、おススメにはなりにくいです。

この3つの中から「何を選ぶか」と同等以上に、「誰(どこ)を選ぶか」が重要です。
お近くの名医≒「症例の多さ」を調べて、その先生にお願いするのも一つの方法だと思います。
治療法の選択
投稿者:KSAD 投稿日:2021/01/18(月) 10:40:21 No.12554 [返信]
主人が癌の診断を受け治療法に迷っています。グリーソン7(3+4)、PSA5.7、T2c、生検6/16、
画像での転移はなしの診断。まだ60になったばかりなので、再発の可能性が低い治療を受けたいと思うのですが、情報がありすぎるのと、調べても頭が混乱してきます。何か良いアドバイスがあればよろしくお願いします。
大橋俊夫氏の論文
投稿者: 投稿日:2021/01/18(月) 10:00:16 Home No.12553 [返信]
1月17日の投稿に対する補足の投稿です。

慶応大学の大橋俊夫を筆頭著者とする2014年の論文に関しては掲示板に投稿し、サイトに記事を書きました。
17日の投稿に関係しますので、概要を紹介します。

2003 から 2009 年 までに東京医療センターまたは国立病院機構 埼玉病院で小線源+外照射で治療を受けた高リスクの206人の患者が対象
101人(49.0%) が 小線源治療前のホルモン治療を 実施
小線源治療後のホルモン治療 実施者は無し

5年PSA非再発率
・全体  84.8%

・生検陽性率50%未満 89.3%
 生検陽性率50%以上 78.2%

陽性率50%以上、未満でのPSA非再発率のグラフ

陽性率というのはやはりPSA非再発率の大きな因子であることがわかります。

いつもありがとうございます
投稿者:ヒサ 投稿日:2021/01/17(日) 20:40:51 No.12552 [返信]
こんばんは、いつもありがとうございます。
体調が優れず参っています。
私の前立腺がん発見は、腰痛から始まり、検査の結果判明しました。
そして、現在ホルモン療法をしているのですが、今までの腰痛にプラスして、便秘、臀部や会陰部の痛みが増してきています。
ホルモン療法により、排尿障害は、良くなっているのですが、腰痛や臀部、会陰部の痛みがあり寝れない状態なので、この事をDr.には伝えたのですが、「ホルモン療法で、ガンが小さくなればよくなるから」と便秘薬をプラスされただけでした。
ホルモン療法でガンが小さくなれば、こういった痛みは治まってくるものなのでしょうか?

Re: ホルモン療法 トリモダリティ
投稿者: 投稿日:2021/01/17(日) 16:46:09 Home No.12551 [返信]
kazu.y さんは1月17日の投稿で「学問的に検討中の課題とお聞きしました」と書かれています。
これはTRIP試験のことです。
外照射+小線源+ホルモン治療で短期のホルモン治療と長期のランダム化比較試験です。TRIP試験について書きます。

1.UMIN-CTR 臨床試験登録情報
2.2012年の論文
3.TRIP STUDY 説明資料

3.が分かりやすいものです。追跡期間7年は過ぎているので、データ整理は終わり、早晩論文で結果が報告されるでしょう。その結果はこの臨床試験はRCTなので、エビデンスレベルは高く、日本の「前立腺癌診療ガイドライン」にも反映されるでしょう。

とはいっても論文発表は多分まだなされていない状況なので、kazu.y さんの主治医はPSA、生検陽性率を考慮しての長期ホルモン療法ということにしたのでしょう。

患者個人にとって確かに医学的な確定したエビデンスは重要ですが、経験に基づく医師の判断も考慮すべきことかと思います。

TRIP試験に関してはいろいろ調べていて参加して患者登録している病院についてはサイトのTRIP試験登録病院に書いています。
ホルモン治療を継続している段階で、もし、治療を受けている病院が上記の1名登録患者がいる病院だとしたら先生にTRIP試験の現況をきいてみるのもいいかもしれません。その結果により短期、長期に有意差ないということでしたら、切り上げるという選択肢もあるかと思います。

東京医療センターでは高リスクの場合、小線源後のホルモン治療は実施していません。
http://archive.jsco.or.jp/detail.php?sess_id=810

とはいってもTRIP試験には27人登録しています。

臨床試験名は"Tri-Modalities with I-125 Brachy Therapy and EBRT and Short or Long Term Hormone Therapy for High-risk Localized Prostate Cancer (TRIP Study)" ということで"P"が少し強引です。

ホルモン治療の期間
投稿者:エナガ 投稿日:2021/01/17(日) 11:55:01 Home No.12550 [返信]
kazu.yさん、

私も熊本県在住でK医療センターで治療中です。kazu.yさんはK赤病院でしょうか。
ホルモン治療の期間を悩んでおられるとのことですが、世界的に広く利用されているがん診療ガイドラインのNCCNガイドラインを参照するのがいいのではないでしょうか。このガイドラインは日本語訳も公開されており、医師も参考にしているものです。
https://www2.tri-kobe.org/nccn/guideline/urological/japanese/prostate.pdf
前立腺がんの診療ガイドラインを上記に示しました。
放射線療法については38ページをご覧ください。この表の下から5番目がトリモダリティに対応しています。高リスクについては「+1~3年間のADT」となっているので、少なくとも1年間のホルモン療法を続けたほうがいいようです。kazu.yさんはPSAが3桁で、生検の陽性率が100%と高いので、医者としては3年くらいやったほうが無難ではないかと思われてるように感じました。ホルモン治療の副作用の出方は人それぞれなので、副作用の様子を見て主治医とよく相談されるのがよろしいかと思います。
ホルモン療法 トリモダリティ
投稿者:kazu.y 投稿日:2021/01/17(日) 00:19:29 No.12549 [返信]
kazuと申します。よろしくお願いします。
熊本県在住、65歳です。
令和2年8月泌尿器科受診 PSA172と診断。
その後他の病院での検査結果
GS7 針生検10/10陽性  骨シンチ PET検査 ともに転移はみられない。
以上の結果からトリモダリティでの治療となりました。今年3月に小線源予定になっています。
11月からヒュウプリン、ビカルタミドのホルモン治療を開始しています。このホルモン治療の期間を短期か長期で悩んでいます。先生は長期を勧められますが、学問的に検討中の課題とお聞きしましたが、どうゆう風に考えるのかよくわかりません。ぜひご意見をお聞かせください。よろしくお願いいたします。
ありがとうございます。
投稿者:スタックス 投稿日:2021/01/15(金) 21:19:27 No.12548 [返信]
眞さん貴重なアドバイスありがとうございます。
まだまだ何も分からないので良く読んで考えてみます。
また質問さして頂くかもしれませんが宜しく願いします。
PS50年近く前に山下洋輔トリオのライブを見て以来僕も山下洋輔のファンです。
スタックス さん
投稿者: 投稿日:2021/01/15(金) 13:20:06 Home No.12545 [返信]
私はIMRTで治療したものです。ブログの以下のページに経緯を書いています。
http://inves.seesaa.net/article/431910328.html

臨床試験に参加したので、28回照射での治療でした。20回過ぎたあたりから、若干の放射線酔いといった症状もでて、それ自体は大したことなかったですが、心理的に、もう放射線治療はいやと思うようになりました。
後何回と指折り数え、終了の日を楽しみにしていました。

そういった意味では照射回数が少ないSBRTはいいですね。
この掲示板にも何人かは経験された人がいてエナガ さんのまとめられた表を参照してください。
https://sen-you.boy.jp/bbs/treat/?res=4

この中にはスペーサ使用でSBRTで治療した方もいらっしゃいます。例えば、トドヨシヤン さん
https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=11471

スタックスさんは近県のK大学病院に行きたいと書かれています。そこではスペーサ有でSBRTでの治療を行っているのでしょうか。

スタックスさんは外照射で治療をしたいとのことです。
照射回数、治療後のフォローを考え病院に迷われているかと思います。

「自宅からの距離はあまり考えず、遠くても、いい病院で治療を受ける」という考えをお持ちでしたら、躊躇することなくご自身がいいと思われる治療を行ってくれる病院を選ばれたほうがいいかと思います。その病院がたとえ、東京圏にしかなくても。

そのほうが、治療後、後悔することが少ないと思います。

私は生来面倒くさがり屋であり、生検を受ける際、通うのに近い病院を選びそこが手術、外照射、小線源可の病院であることは確認していましたが、セカンドオピニオン、転院などまったく考えませんでした。

この掲示板に2014年 8月25日に最初に投稿した後、同じ日の夜、別の治療法をすすめる投稿がありました。泌尿器科の主治医と話し合い、IMRTでの治療することを決定した状況(そのことは投稿にも記載していた)での別の治療法の勧めの投稿でしたので、セカンドオピニオン、あるいは転院の勧めと受け取りました。
目は白黒で吃驚しました。前立腺がん治療をうける際、転院、セカンドオピニオンを求めるのは普通のことかなと正直、驚きました。

治療後、私の受けた治療は間違っていなかったということで、過剰に前立腺がんのことに関して医学論文含め色々調べサイト、ブログに掲載しています。

スタックスさん
「ホルモン治療を半年後38回放射線治療をすすめられる」と書かれています。放射線治療後のホルモン治療はなしでしょうか。
...(続きを読む)


はじめまして
投稿者:スタックス 投稿日:2021/01/14(木) 15:09:29 No.12543 [返信]
初めまして高知市在住スタックスといいます。66歳子供らは独立して妻と二人家庭です。
経過を簡単にまとめました。
2020年10月いきつけのHPでPSA値が6.7
   11月紹介状を貰いN赤病院で初診MRで小さな前立腺がんが見つかる。
   その後生検で2か所7ミリと1ミリ見つかりGS4+4と3+3.
   12月骨シンチとCTで転移はなしで限局癌との診断。先生からロボット手術をすすめられる。
   私としては放射線治療も考えてみたいのでk医大に紹介状を書いて貰う。ここのN赤病院は放射線治療を泌尿科はやってないので。
2021年1月k医大pet検査で転移はなし。泌尿器科の先生もおすすめはロボット手術との事。
   後日放射線科を初診。ホルモン治療を半年後38回放射線治療をすすめられる。希望だった5回の放射線治療は今のところここではやってないとの事だった。スペースもやってないらしい。
   香川大へ行きたいのですが少し遠く後々のことを考えると暫し思案中です。
   経験がおありの皆様のご意見教えて頂けませんでしょうか?宜しくお願いします。


?
ありがとうございます
投稿者:ヒサ 投稿日:2021/01/14(木) 07:08:42 No.12542 [返信]
不安だらけで、どうしていいか分からないことばかりです。
皆さんの返事に励まされます。
ありがとうございます。
CEA高値
投稿者:羊毛 投稿日:2021/01/13(水) 22:30:56 No.12541 [返信]
どうしたらよいかは人それぞれなんでしょうけど、仮にCEA高値が癌だった場合、同じ病院の方がラクですよね。
違う病院だと行ったり来たりしないといけないし、薬の重複も気を遣います。
また、同時に手術とか、同時に抗がん剤とかあるかもしれない。
(今の段階で抗がん剤なんて考え過ぎだとは思いますが)

私がヒサさんなら、消化器系の手術を受けてもよさそうな病院で前立腺癌のセカンドを受けようと思うでしょう。

ただ、前立腺癌の治療で放射線治療をした場合、その後に消化器系の手術をするのはやりにくくなるかもしれません。
よく「放射線治療後の手術はできない」と言いますが、他臓器でも近接した臓器だとやりにくくなるのでは。(前立腺癌と大腸癌、など)

前立腺癌はホルモンで抑えておけるし、もし消化器系癌だった場合、そちらを優先して治療した方がいい気がします。

ただ、治療は消化器系優先かもしれないけど、前立腺癌のセカンドは別に先に受けてもいいのではないでしょうか。
そうこうしているうちにCEAの2回目の検査とか結果とか出てくるかもしれませんし。

まとまりのない文章ですみませんが、そんなふうに思います。

(追記)
野美井さんも書いてますが、転移をみるためにCTやMRIを撮っているわけですし、それで見つかっていないということは他に消化器系の癌がある可能性はそんなに高くないのではないでしょうか。
心配でしょうがしっかり検査してもらって何もないことが確認できるといいですね。
消化器系の癌疑い
投稿者:野美井 投稿日:2021/01/13(水) 18:12:07 No.12540 [返信]
前立腺癌の病期分類(TNM分類)を判定する検査で肺と肝臓への遠隔転移はCTを撮っておられるかと思いますし、前立腺に隣接する臓器はMRI画像で有無を判定されていると思います。
すると、消化器系の癌疑いは胃、腸、膵臓、腎臓、膵臓などの癌疑いであるという事なのでしょうが、これらは当然ですが個別の検査を各々の臓器についてその専門の科で行っての診断になるかと思います。
消化器のどの臓器にどの病期の癌があるという確定診断がついてから、その治療の専門科でセカンドオピニオンを取るということになるかと思います。
つまり前立腺癌治療についてのセカンドオピニオンとは別途に考えるということになると私は思います。
ただ、CEA値はたとえば喫煙だけでも基準値を超える場合や癌以外の炎症などでも上昇することがあるらしく、再度CEA検査をしたり別の腫瘍マーカで検査することもあるようです。
セカンドオピニオンの受け方2
投稿者:けん 投稿日:2021/01/13(水) 14:02:26 No.12539 [返信]
セカンドオピニオン先でしっかりと資料(画像データやプレパラート)を読み込み評価してもらった上で面談してもらう必要がありますから、セカンドオピニオン先には少なくとも2回行くことになります。
資料一式を持っていってその場で…というわけにはいきませんので、ご注意ください。
皆さん、ありがとうございます
投稿者:ヒサ 投稿日:2021/01/13(水) 07:17:52 No.12538 [返信]
おはようございます、皆さんありがとうございます
分からないことばかりの中、いろいろ教えていただき、ありがとうございます。
もう一つ、気になるところがCEAの数値が高いことです。
Dr.からは、「消化器系のがんの疑いがある」「内科で診てもらおうかな・・」「次も高かったら考えましょう」と言われているのですが、これをハッキリさせてから、セカンドオピニオンを受けた方がいいか、否かというところなのですが、どうした方がよいのでしょうか?
セカンドオピニオンの受け方
投稿者:けん 投稿日:2021/01/12(火) 23:13:58 No.12537 [返信]
自分の場合はセカンドオピニオン先の病院の地域連携室(セカンドオピニオン受付窓口)に直接連絡して予約を取ったうえで、通っていた病院に申し出て資料一式を揃えてもらいました。
どちらでもいいとは思います。

納得した治療が受けられますように。
佐藤 威文氏の講演
投稿者: 投稿日:2021/01/12(火) 18:17:57 Home No.12536 [返信]
2020年11月14日の投稿でみたジャパンキャンサーフォーラム2020での佐藤 威文氏の講演を再び視聴しました。アーリーダのことをもう少ししりたいと思ったからです。

youtubeは以前みた途中からの視聴となっていましたので、そのまま少しみていますと骨転移に関する放射線治療のことが話されていました。
https://youtu.be/6-4Cj_gW140?t=2256

佐藤医師が説明に使われている論文は2021年 1月10日の投稿で新たに検索してみつけて示した以下の論文です。
Long‐term outcomes of combining prostate brachytherapy and metastasis‐directed radiotherapy in newly diagnosed oligometastatic prostate cancer: A retrospective cohort study

転移に放射線をあてることの優位性を説明しています。

さらに以下の動画でも骨転移のことを話されています。
https://youtu.be/Ipp6B4bzMGs?t=1754

この講演でも上記の論文に言及しています。

Re: セカンドオピニオンの伝え方について
投稿者:野美井 投稿日:2021/01/12(火) 17:06:26 No.12535 [返信]
担当医に○○病院で、セカンドオピニオンを受けたい旨伝えれば良いです。
希望の医師がおられのでしたら医師も指定できます。
担当医が院内にある地域連携室に連絡してくれて予約もこちらの都合等を聞いて取ってくれますよ。
紹介状、予約票、必要な資料をそろえて渡してくれると思います。
セカンドオピニオンをしぶる医師や施設は今やないと思われます。










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