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セカンドオピニオンの伝え方について
投稿者:ヒサ 投稿日:2021/01/12(火) 10:53:54 No.12534 [返信]
セカンドオピニオンを受けようと考えがまとまりましたが、Dr.には「○○病院で、セカンドオピニオンを受けたいので、よろしくお願いいたします」などと言えばよいのでしょうか?
アーリーダを選ぶ理由
投稿者: 投稿日:2021/01/11(月) 21:11:46 Home No.12533 [返信]
販売開始が2019年5月という新薬を従来のホルモン治療薬(カソデックス他)でなく使用するのかという説明があったのかどうかしりたく思ったのです。
新しいよく効く薬を最初に使用するのが、結局有効に勝るという考えだったのかどうかということです。

添付文書の「17. 臨床成績」の「〈遠隔転移を有する前立腺癌〉」
「17.1.2 国際共同第Ⅲ相試験(PCR3002試験)」にこう書かれています。
「注1)骨スキャンで1ヵ所以上の骨転移が確認された患者(骨病変が1ヵ所のみの場合は、CT又はMRIにおいても骨転移が確認された患者)が組み入れられた。内臓転移又はリンパ節転移のみを有する患者は除外された。」

骨転移の個数ははっきりとしませんが、それがあるということでホルモン治療が開始され、ファースト チョイスとしてアーリーダが選択されたと思われます。

……2021/01/12に追記
遠隔転移を伴う場合の注として以下のように書かれています。

「5. 効能又は効果に関連する注意
「17.臨床成績」の項の内容を熟知し、本剤の有効性及び安全性を十分に理解した上で、適応患者の選択を行うこと。」

私は医者ではないですが、適応患者の選択に「17.臨床成績」の熟知が要ということで先に投稿したときはよんでなかったですが、少し読み、その一部を引用しました。

全生存期間(OS)、無増悪生存期間(rPFS)に関し、プラセボと比較し「本剤群で統計学的に有意な延長を示した」と書かれていますが、期間(月)で示されるグラフは中々厳しいところはあります。
返事が遅くなってすみません
投稿者:ヒサ 投稿日:2021/01/11(月) 20:05:42 No.12532 [返信]
仕事が不規則で返事が遅くなってすみません
アーリーダについて、説明を受けた時は、癌を告げられて頭の中が混乱している中でしたので、ホルモン治療の説明、クスリの副作用の説明、クスリが効かなくなった場合は、クスリを変える、クスリの効力には個人差がある、といった説明を受けた記憶しかありません。
よく分からないのですが、通常のホルモン治療と違うのでしょうか?
ヒサ さん
投稿者: 投稿日:2021/01/11(月) 09:54:28 Home No.12531 [返信]
私のいささか論文偏重な投稿が役に立ったかどうかご投稿からは分かりません。
私が投稿スタイル含め、それを変えるのは難しいところはあります。

セカンドオピニオンまたは転院先の病院、あるいは今の病院で治療を続けるのか決められたら、そのことをご投稿していただくと情報共有ということで有益かと思います。

ヒサ さん
アーリーダ錠で治療をされているとのことですが、ひげの父さんの書かれたアップフロント療法なのでしょうか。
最初から使用するに際して主治医から説明はどのようにあったのでしょうか。

アーリーダ 添付文書にはこう書かれています。

「4.効能又は効果
遠隔転移を有しない去勢抵抗性前立腺癌
遠隔転移を有する前立腺癌」

5.に「特に、遠隔転移を有する前立腺癌患者への投与」に関して注意が書かれています。

適正使用ガ イド


ありがとうございます
投稿者:ヒサ 投稿日:2021/01/10(日) 21:04:15 No.12530 [返信]
皆さんありがとうございます。
本当に感謝です。
いろいろ教えていただきありがとうございます。
オリゴメタスタシス (ヒサさんの病院選択に関連して)
投稿者: 投稿日:2021/01/10(日) 19:49:22 Home No.12529 [返信]
クセナキスの特集ということなので、今朝、久しぶりにNHK FMの「現代の音楽」をききました。
クセナキス の曲「メタスタシス」、その魅力を再確認しました。

掲示板にアクセスすると羊毛さんの投稿のなかの言葉、「オリゴメタ(少数転移)」が目に飛び込みました。去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)に対する放射線治療戦略にはこう書かれています。

「転移部位が少数に限られている場合(オリゴメタスタシス)では,根治を目的に全病変に外部照射を加えることにより,生存率が延長する可能性があり,定位放射線治療や強度変調放射線治療などの最新技術を使って,通常より少ない回数で治療する試みが海外で行われています。現在いくつかの臨床試験が実施されており,その有用性が証明されるかもしれません。」

かつて掲示板でオリゴメタに関して投稿し、ひげの父さんに返信をもらったことがあります。

2018年 4月 1日の眞の投稿
2018年 4月 4日のひげの父さんの投稿

1 はK大学病院のオリゴメタスタシスのある前立腺がん患者35人を外照射で治療した結果を発表した論文を紹介しています。さらにその論文に関連するレビュー論文についてもかきました。オリゴメタスタシスの治療法として小線源は見当たりませんでした。

本日、1.の投稿と同じ検索式で検索してtopにみいだされた論文を以下に示します。(Pubemdでの表示)

Prostate . 2019 Apr;79(5):506-514.

HDRと外照射を併用した治療のコホート研究のようです。
"15 (38%) patients had N1M0, M1a, and M1b"と書かれていますので、M1b:骨転移 も対象です。
病期の詳しいことは以下のPDFを参照してください。
https://ganjoho.jp/data/hospital/training_seminar/cancer_registration/odjrh3000000hv0y-att/3-200-C61prostate.pdf

ヒサさんは2021年 1月 9日の投稿「私は神奈川県居住ですが、どこの病院、または、どういった病院でセカンドオピニオンを受けたら、よいのでしょうか?」と書かれています。
本掲示板では病院名を直、書くのはご法度ですので、論文紹介では実名を書いていますが、本投稿では仮名を使用しています。

骨転移していてそれが少数転移でないならば、放射線治療の実施は難しいと思います。また、本当に骨転移がどうかは再評価してもらったほうがいいかと思いますが、オリゴメタスタシスを想定してのセカンドオピニオン、または転院はオリゴメタスタシスの治療の実績がある病院がいいかなと思います。
上記の論文検索でみいだしたK大学病院は神奈川にもあり、小線源、HDR、外照射の治療可のようですので、候補の一つにはなるかなと私は思います。

セカンドオピニオン
泌尿器科

...(続きを読む)
セカンドオピニオン
投稿者:野美井 投稿日:2021/01/10(日) 17:29:06 No.12528 [返信]
ヒサさん
キーワードがセカンドオピニオンだけではなかなか絞るのが難しいと思います。
先に私は骨転移があっても完治が望めると書き込みましたが、羊毛さんの言われるように、オルゴメタ(少数転移)であることと、遠隔転移がないことが条件となります。
これも羊毛さんと同じかと思いますが、治療が可能である場合ここで治療したいという施設でセカンドオピニオンを取る方が段取りが良いかと思います。

セカンドオピニオンの一例です。
Y.S大附属 セカンドオピニオン外来 3万3千円(60分以内)
https://www.yokohama-cu.ac.jp/fukuhp/patient/outpatient/second_opinion.html

T・J大付属 セカンドオピニオン 2万円 (30分)
https://www.hosp.jikei.ac.jp/visit/second_opinion.html

治療の方での検索キーワードは、例えば「トリモダリティ (ホルモン+小線源+外部照射)」で、ヒサさんの地元で既にご存知かもしれませんが。
Y市立大学付属病院 前立腺低侵襲治療センター
https://www.yokohama-cu.ac.jp/fukuhp/section/other_sections/minimally_invasive.html#03

オリゴメタ
http://pros-can.net/01/01-3.html#301c
ヒサさんの病院選択に関しての私の考え
投稿者:羊毛 投稿日:2021/01/10(日) 09:10:37 No.12527 [返信]
ヒサさん、なかなか大変な状況ですね。
セカンドオピニオンですが、漠然と大病院で探してもいっぱいありすぎて収拾が付かないと思います。

今問題になっているのは、骨シンチの黒いところが本当に転移の画像なのか、ということかと思います。
どの程度あるのかわかりませんが、放射線科医が読影に迷うようなケースもあるかもしれませんし、見る人によっては転移でないと判断してくれるかもしれません。

そして、転移ではない、としたときにどのような治療を受けたいのか。
セカンドオピニオンとはいえ、転移でないと言われた場合にそのままそこで治療を受けられれば効率的です。
転移が視野に入っていた人には、なんとなく、放射線治療(外照射、内照射=小線源)がいいんじゃないの?と私は個人的には思ってしまいます。

また、やはり転移ですと言われた場合でも、少ない転移数であればそこに放射線を当てて治療するという方法をとれる場合があります。
この掲示板でも「オリゴメタ(少数転移)」という単語で何回か話題に出ていると思います。

「本当に転移なのか」「転移だった場合にオリゴメタとして治療可能か」ということがセカンドでの質問項目になると思います。
読影に関しては放射線科医の技術になり、患者側ではなかなか分かりにくいところですので、これは半分調べるのを諦めるとして、「オリゴメタ」の方で検索していけばいいのではないかな、と私個人としては思います。オリゴメタの治療は一部の病院でのみ行われている治療法のようですので。

※そういえば私も「何期」とは言われてないような気がします。まあ自分で調べれば分かることですしね(^^;

(追記)
トリモダリティでリンパ節転移は対応できるらしいですが、骨転移はどうなのでしょう?対応できるのなら、トリモダリティをやってる病院でも聞いてみてもいいかもしれません。
皆さんありがとうございます。
投稿者:ヒサ 投稿日:2021/01/10(日) 08:01:36 No.12526 [返信]
皆さん、ありがとうございます。
真っ暗闇から、希望の光が見えて来たような気持ちです。
インターネットで、セカンドオピニオン先を探していますが、なかなか見つかりません。
どういったキーワードで検索で探したらよいのでしょうか?
ヒサさんへ
投稿者:野美井 投稿日:2021/01/10(日) 00:44:31 No.12525 [返信]
セカンドオピニオンを受けるなら放射線科ではなく泌尿器科です。
一般にセカンドオピニオンとは、今かかっている施設で受けた検査資料を揃えてもらってそれを元に他の施設で意見を聞く事(相談)で、意見を聞いた後は一旦元の施設に戻るのが原則ですあるといわれています。
そのため保険適応できないとされていますが、受付で保険証を提示した限りは保険適応になるかとも思います。
できれば治療を受けたい施設名と医師名を記載した紹介状を書いて貰って転院という形にされた方が良いように私は思います。
骨転移、精嚢浸潤、リンパ節転移ありでも、トリモダリティ(小線源+外部照射+ホルモン)で完治を望める施設が関東圏にもあるかと思います。
私自身は治療してほしい施設と医師がその時点で分っていたので、担当医に紹介状と資料を揃えて貰い、その病院の地域連携室で予約も取ってもらえました。

まずは、ご自身の病期に対応できる治療があるのか、あるならそれはどういう治療で、どこの施設が実績があるかを調べてみて下さい(できれば医師名も)。
消化器系の癌疑いも組織をとって確定診断をつけられて、治療法や施設を探られて下さい。
ヒサさん
投稿者:べるぼ 投稿日:2021/01/09(土) 23:08:14 No.12524 [返信]
私が転院して放射線を受けた経験を少し記します。

地元の総合病院で針生検、骨シンチ等を受けて転移のない癌である宣告を受けましたが、
その病院ができる治療は従来方法による手術だけで、他の理療法が希望なら別の病院に
紹介状を書くのでどの病院がいいのか教えてくれと言われ、職場に近い大学病院への紹
介状を書いていただきました。

その紹介状を持って、まずは電話で予約をするのですが相手のオペレーターと話すうち
にセカンドオピニオンとして予約をしていました。実は放射線治療の転院を希望してい
たのですが、その大学病院への電話予約の際に「紹介状のあて先は泌尿器科の先生侍下
とありますか」と聞かれ、そうですと答えた経緯でセカンドオピニオンという形で泌尿
器科に予約を取れました。

そして面談では転院して放射線治療の希望を伝えると、もう一度別の泌尿器の先生との
診察が別の日に設定されました。泌尿器期の先生はやはりご自分の領分での治療を主張
されたりして多少のやり取りがありましたが、最終的には転院を了承していただき放射
線科に予約を入れていただき、希望通り照射の治療を受けることが出来ました。

前立腺癌では放射線治療を希望しても、転院して放射線科にたどり着くのは容易でない
と初めて理解しました。紹介状を書く泌尿器の先生の相手先は自動的に泌尿器の先生と
なる確率が高いからです。そして泌尿器の先生によっては手術を主張されて、気の弱い
方なら、そのまま手術になるかもしれません。紹介状のあて先を希望する科を正しく記
入していただくのが重要でした。 ヒサさんは良いところに気付かれたともいます。

しかしよく考えると転院を認めますと言われたときは、自動的に転院が認められる訳で
ないことを強く認識しましたが、当たって砕けろです。ご成功をお祈りします。
重ね重ねありがとうございます
投稿者:ヒサ 投稿日:2021/01/09(土) 22:38:02 No.12523 [返信]
骨シンチ、造形CTも行いました。
診察を受けている病院では、Dr.が説明したことについて、説明書を渡され、サインを求められます。
サインをする際に、いろいろ質問するのですが
骨転移については、レントゲン画像の黒い部分を指して「椎骨、これが転移だと思います」と言われ、浸潤とリンパ節転移の疑いについて、「疑いとは?」と質問すると、「ほぼ間違いないということです。」病期については、はっきりとは、言ってくれず「転移癌です」「PSAは、低いが、あまり、よい状況ではありません」と、放射線治療について質問すると「とりあえず、癌を小さくしてから、考えましょう」とのことでした。
同席していた妻も、セカンドオピニオンを考えた方がよいのでは?と言い、病院を探しています。
インターネットなどで調べていますが、セカンドオピニオンは、泌尿器科にすべきなのか、放射線科にすべきなのか、よくわかりません、どちらの方が良いのでしょうか?

セカンドオピニオン
投稿者:でんでん 投稿日:2021/01/09(土) 22:00:33 No.12522 [返信]
今の病院は何処かは知れませが
病期を言わないなっておかしいと
思いますよ、セカンドオピニオンはいますぐ
したほうが良いと思います今はセカンドオピニオンは受ける事は当たり前な
時代になっています。
神奈川だけじゃなく東京の大きな病院でもいかがですか、このブログでは
病院名は書けないですよ色々と検索して調べたらいかがでしょうか。        
ヒサさんへ
投稿者:甚太郎 投稿日:2021/01/09(土) 21:56:15 No.12521 [返信]
ヒサさんへ
自分もでんでんさんの意見に賛成です。
その数字で転移はないと思いますが・・・
骨シンチ他の検査は、されたのでしょうか?
セカンドオピニオンは、治療する前がいいですよ。
でんでんさん、ありがとうございます
投稿者:ヒサ 投稿日:2021/01/09(土) 21:11:11 No.12520 [返信]
でんでんさん、ありがとうございます。
今、見てもらっているDr.は、ホルモン治療しか、話がありません。
セカンドオピニオンのタイミングは、どの時点で行った方がよいのでしょうか?
また、私は神奈川県居住ですが、どこの病院、または、どういった病院でセカンドオピニオンを受けたら、よいのでしょうか?
セカンドオピニオン
投稿者:でんでん 投稿日:2021/01/09(土) 20:49:45 No.12518 [返信]
ヒサさんへ
ご心配ですよね
因みに私はPSA6、27GS4+5=9
精嚢浸潤T3b超高リスクで重粒子治療
しまして7年過ぎました今はPSA0、3
を維持しています。ヒサさんはPSA
7、7GS8ですよね多分転移はしていないと思いますよ、セカンドオピニオン
か転院したほうが良いと思います
PSA7、7でホルモン治療しかないなんって考えられません色々な治療法はありますよ。

初めまして
投稿者:ヒサ 投稿日:2021/01/09(土) 13:31:16 No.12517 [返信]
初めて投稿させていただきます。
昨年12月、前立腺がんの診断をうけました。
年齢は、50歳
PSAは、7.7
GSは、4+4=8
病期については、Dr.から、はっきり言われていませんが、精嚢浸潤の疑い、リンパ節転移の疑い、骨転移の疑いと言われ、ホルモン治療しかないと言われて、アーリーダ錠の服用とゴナックス注射をしています。
2週間後の診察で、PSAは、1.8に下がりましたが、CEAが43と消化器系にガンの恐れと言われています。
短期間にいろいろなことが起こり過ぎて頭の中がパニック状態です
皆さまから、いろいろアドバイスをいただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。
オラパリブ(リムパーザ)承認される
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2021/01/04(月) 16:05:08 No.12515 [返信]
新年の挨拶の中で、先にこのように書きましたが、
私のお知らせは内容が少し古かったので修正をしておきます。

 >おそらく今春には、進行前立腺がんで用いるオラパリブという新薬が承認されるとおもわれます。

実は、今春を待つまでもなく、昨年12/25に承認されておりました。
(プレスリリースは12/28)
正月休みで気が緩んでいたこともあるのと、前立腺がんでは新薬ですが、
すでに他のがんでは使われており、用途拡大であったため、
医療関係のニュースでも扱いが小さかったので、情報入手が遅れてしまいました。
アストラゼネカ、MSDによる発表はこちらになります。
https://www.astrazeneca.co.jp/media/press-releases1/2020/2020122802.html
前立腺がんの治療方法
投稿者:miki 投稿日:2021/01/03(日) 19:33:31 No.12514 [返信]
眞さん ご意見を詳しく記していただき、大変感謝申し上げます。

近々、t病院から、県立n医大病院を紹介していただき、小線源およびimrt療法の可能性を検討させて頂きます。

ありがとうございました。今後とも宜しくお願い申し上げます。
Re: 前立腺がんの治療方法 その2
投稿者: 投稿日:2021/01/02(土) 12:50:42 Home No.12513 [返信]
めでたさも中くらいなりおらが春

新型コロナ感染症の収束がみえず、この一月には再びの緊急事態宣言が発出されること必至の新年、「中くらい」よりはもっと少ない「めでたさ」であろう。

この投稿はmiki さんの2020年12月31日の投稿、前立腺がんの治療方法及びその後の2021年 1月 1日の投稿、前立腺がんの治療方法に対する投稿です。


治療成績


私は2020年12月30日の投稿で小線源治療で日本を代表する二つの病院と陽子線治療が保険収載のエビデンスとなった7病院の治療成績が書かれた論文を紹介しました。

miki さん は「ネットで調べて陽子線治療がよいと思った」と書かれていますが、私の投稿で紹介した3つの論文をみる限り決して陽子線治療が治療成績のよい治療ということはいえないと思います。

先の投稿で紹介しました奈良県立医科大学教授の田中宣道(たなか のぶみち)氏の論文は小線源治療とIMRTとを比較したものです。こう書かれています。

「フェニックスの定義を使用したリスク層別化に関して、LDR-BTグループの低リスク、中リスク、および高リスクの患者の5年間のBCRフリー率は95.5、94.6、および94.7%でした。IMRTグループのそれらは87.4、97.1、および87.4%でした。それぞれ。異なるリスクグループ間でBCRフリー率に有意差はありませんでした。」

BCR:biochemical recurrence  BCRフリー率はPSA非再発率です。

先の投稿で示した小線源のPSA非再発率と今回比較であげられているIMRTのPSA非再発率を中間リスクに関して以下に書きます。

小線源
5年PSA非再発率
中間リスク 94.6%

IMRT
5年PSA非再発率
中間リスク 97.1%

小線源とIMRTに有意差がないといっています。

miki さんがIMRTを治療の対象として一顧だにしない理由はよくわかりませんが、根治的治療を行おうと決意した際は選択の対象として検討されたほうがいいかと思います。

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