RE. D90、BED
投稿者:KSAD 投稿日:2021/02/17(水) 08:52:50 No.12597
[返信]
眞様、情報不足な者のつぶやきに細かく反応して下さり、本当に感謝しかありません。アップしてくださった情報読み込んでみます。ありがとうございます!
KSAD さんは「とりあえずD90とBEDは聞いてみようと思います」と書かれています。
小線源治療後のポストプラン時にD90の値をきけば、十分です。
BEDは簡単な四則演算で求めることができます。私のサイトの以下のページを参照してください。
http://flot.blue.coocan.jp/cure/bBED.html
なお、ここで参照したStock RG 氏の論文は日本の広範囲な病院を対象としたJ-POPS 研究の結果を報告した論文でも参照されています。
論文のURLはJ-POPSを参照してください。
小線源単独の処方線量はこのJ-POPS 研究では144Gyと書かれています。
期間は2005年7月に開始され、2010年12月までです。
先の投稿でも示しました東京医療センターの斉藤史郎氏の論文には当初は144Gyであったが、2006年11月から160Gyに増加したと書かれています。
D90は185Gy程度と書かれています。
日本一治療数の多い病院だから線量増加をしたというわけではなく、例えば、琉球大学でも160Gyで治療を行っています。
http://hdl.handle.net/20.500.12001/24347
PDF 期間:2009 年から 2016 年まで
D90 は173.9GyとABSTRACTに書かれています。PDFをみると中央値です。173.9(109.9-225)
……以下2/17に追記
日本癌治療学会の2015年の前立腺癌に対する密封小線源治療における5大学postplan data 解析にはこう書かれています。
「前立腺癌に対する密封小線源治療を行う際、各施設ほぼ共通の線量目標を設定しているが、線源挿入中は前立腺の浮腫、変形、線源の移動など生じるため実際の線量評価は困難である。そのため、最終的な評価は後日撮像されるCT画像を用いたpostplanで行う。」
小線源治療後のポストプラン時にD90の値をきけば、十分です。
BEDは簡単な四則演算で求めることができます。私のサイトの以下のページを参照してください。
http://flot.blue.coocan.jp/cure/bBED.html
なお、ここで参照したStock RG 氏の論文は日本の広範囲な病院を対象としたJ-POPS 研究の結果を報告した論文でも参照されています。
論文のURLはJ-POPSを参照してください。
小線源単独の処方線量はこのJ-POPS 研究では144Gyと書かれています。
期間は2005年7月に開始され、2010年12月までです。
先の投稿でも示しました東京医療センターの斉藤史郎氏の論文には当初は144Gyであったが、2006年11月から160Gyに増加したと書かれています。
D90は185Gy程度と書かれています。
日本一治療数の多い病院だから線量増加をしたというわけではなく、例えば、琉球大学でも160Gyで治療を行っています。
http://hdl.handle.net/20.500.12001/24347
PDF 期間:2009 年から 2016 年まで
D90 は173.9GyとABSTRACTに書かれています。PDFをみると中央値です。173.9(109.9-225)
……以下2/17に追記
日本癌治療学会の2015年の前立腺癌に対する密封小線源治療における5大学postplan data 解析にはこう書かれています。
「前立腺癌に対する密封小線源治療を行う際、各施設ほぼ共通の線量目標を設定しているが、線源挿入中は前立腺の浮腫、変形、線源の移動など生じるため実際の線量評価は困難である。そのため、最終的な評価は後日撮像されるCT画像を用いたpostplanで行う。」
羊毛様、ありがとうございます。最初の診察の時に、T2cで、3+4で単独治療になるのですか?と質問した時に、そうです、としか言われず再発のリスクの事は言われなかったので、あまりにも説明不足を感じているので、もう今更というのもありますが、とりあえずD90とBEDは聞いてみようと思います。自分の病院選択が間違っていなかったか、この気持ちはずっと持ち続けていくのだと思いますが、主人の運だけは強く信じたいと思います。
みなさんしっかり書かれているので出る幕ではないなー(出なくてもいいかなー)とROMを決め込んでいましたが、眞さんの投稿で名前が出たのでちょっと出てきました。(笑)
小線源単独を中高リスクでも行っていて、HPでも条件を詳しく書いているS会S病院の記述です。
https://www.simo.saiseikai.or.jp/departments/hinyokika-ct.html
前も投稿してたように思いますが、少しアップデートされたような気がします。
III章またはV章に書かれています。整理すると、
----------
PSA10ng/ml以下 T2c以下 GS3+3
PSA10ng/ml以下 T2c以下 GS3+4 陽性率34%未満
PSA20ng/ml以下 T2b以下 GS3+3
PSA20ng/ml以下 T2b以下 GS3+4 陽性率34%未満
PSA10ng/ml以下 T2b以下 GS4+3 陽性率34%未満
PSA40ng/ml以下 T1c GS3+3 陽性率50%未満
PSA25ng/ml以下 T1c GS3+4 陽性率34%未満
PSA20ng/ml以下 T1c GS4+3 陽性率34%未満 陽性コアが片側のみ
PSA10ng/ml以下 T2a以下 GS4+4 陽性2本以下
----------
となります。
まあこれが全てではなく、この病院はこうだ、ということだと思いますが参考にはなります。
KSADさんはこの病院の基準からはわずかに外れているようです。(PSA5.6 T2c GS3+4 6/16=37.5%)
ただ、外れているといって僅かですし、16本という変則的な本数(標的生検?)、PSAの低さからして、単独療法でもいけるという判断になったのかもしれません。
(※追記:結局眞さんと同じようなこと書いてるな^^;)
D90やBEDは、聞いてもいいですが、聞くのは必須ではないと思います。
私も1年くらいたってから知りましたし。
...(続きを読む)
小線源単独を中高リスクでも行っていて、HPでも条件を詳しく書いているS会S病院の記述です。
https://www.simo.saiseikai.or.jp/departments/hinyokika-ct.html
前も投稿してたように思いますが、少しアップデートされたような気がします。
III章またはV章に書かれています。整理すると、
----------
PSA10ng/ml以下 T2c以下 GS3+3
PSA10ng/ml以下 T2c以下 GS3+4 陽性率34%未満
PSA20ng/ml以下 T2b以下 GS3+3
PSA20ng/ml以下 T2b以下 GS3+4 陽性率34%未満
PSA10ng/ml以下 T2b以下 GS4+3 陽性率34%未満
PSA40ng/ml以下 T1c GS3+3 陽性率50%未満
PSA25ng/ml以下 T1c GS3+4 陽性率34%未満
PSA20ng/ml以下 T1c GS4+3 陽性率34%未満 陽性コアが片側のみ
PSA10ng/ml以下 T2a以下 GS4+4 陽性2本以下
----------
となります。
まあこれが全てではなく、この病院はこうだ、ということだと思いますが参考にはなります。
KSADさんはこの病院の基準からはわずかに外れているようです。(PSA5.6 T2c GS3+4 6/16=37.5%)
ただ、外れているといって僅かですし、16本という変則的な本数(標的生検?)、PSAの低さからして、単独療法でもいけるという判断になったのかもしれません。
(※追記:結局眞さんと同じようなこと書いてるな^^;)
D90やBEDは、聞いてもいいですが、聞くのは必須ではないと思います。
私も1年くらいたってから知りましたし。
...(続きを読む)
RE. 小線源単独治療の条件
投稿者:KSAD 投稿日:2021/02/15(月) 12:12:15 No.12593
[返信]
眞様、ご丁寧に本当にありがとうございます。3月始めの治療後最初の診察までに、自分としての知識、医師に対しての質問をまとめるのに、エナガ様からの情報と合わせてしっかりと勉強させていただきます。先日ご相談した線量に関しては、術前の放射線科の医師から、処方量が145グレイです。と説明されたのを思いだしました。D90がいくつになるか、BEDがいくつになるかもキチンも確かめたいと思います。主人の話では術後麻酔から覚めた直後に医師がきてシードは86個埋めました。とだけ話してたとの事で、退院前にカテーテル抜く時も医師はおらず、聞くにも聞けずにモヤモヤしておりました。前立腺がんは最初の治療が最後の治療と思って決めた方が良い、との言葉を読んで、色々調べたつもりでいても、これほど何も知識がなかったのかと痛感しております。こちらでの情報に本当に感謝しかありません。ありがとうございます。
私は今まで小線源単独治療に関して2月13日の投稿だけではなく、何度か投稿していました。
1. https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=9636
2. https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=12056
3. https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=12201
昨日、主に1.の投稿をもとにブログ記事を書きました。
http://inves.seesaa.net/article/480029588.html
3つの病院の小線源単独の適用条件を一つを除いて論文をもとに書きました。
小線源単独治療の条件はその中でT医療センターが一等緩く、KSADさんの場合はこの中で生検陽性率を除いて条件を満たしていますので、KSADさんのご主人の治療を受けた病院はT医療センターの基準に準じているのかもしれません。
T医療センターの基準 生検陽性コア率が34%未満
KSADさん 生検陽性コア率 6/16:37.5%
3.の投稿でサイトの資料をもとにN医科大の基準を紹介しました。これは1.での論文でのものと異なります。一般にはサイトの基準に準用と考えていいのかもしれません。
2.で私は次のように書きました。
「必ずしもホームページで書かれたように治療(小線源単独)が行われているわけではないという羊毛さんの投稿があったと記憶しています。」
今回少ししらべ、以下の投稿であったことがわかりました。
https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=11160
小線源単独療法は時間の点、副作用が外照射併用よりも少ないと思われるので、適用可であるならば受けたいというのはよく分かります。
ただ、治療成績に関しては線量を増加することが容易にできる併用のほうがいいのではと思われます。その点について、2.で Mount Sinai, New York のEmily Schlussel Markovic 氏を筆頭著者とする論文、BJU Int . 2018 May;121(5):774-780を紹介し、こう書きました。
「併用が単独より有意であることは示されなかった」
ただし、いまは有料でみることのできないfull textのグラフをリンクしていますが、10年すぎると、そうでもないのではと書きました。
...(続きを読む)
1. https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=9636
2. https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=12056
3. https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=12201
昨日、主に1.の投稿をもとにブログ記事を書きました。
http://inves.seesaa.net/article/480029588.html
3つの病院の小線源単独の適用条件を一つを除いて論文をもとに書きました。
小線源単独治療の条件はその中でT医療センターが一等緩く、KSADさんの場合はこの中で生検陽性率を除いて条件を満たしていますので、KSADさんのご主人の治療を受けた病院はT医療センターの基準に準じているのかもしれません。
T医療センターの基準 生検陽性コア率が34%未満
KSADさん 生検陽性コア率 6/16:37.5%
3.の投稿でサイトの資料をもとにN医科大の基準を紹介しました。これは1.での論文でのものと異なります。一般にはサイトの基準に準用と考えていいのかもしれません。
2.で私は次のように書きました。
「必ずしもホームページで書かれたように治療(小線源単独)が行われているわけではないという羊毛さんの投稿があったと記憶しています。」
今回少ししらべ、以下の投稿であったことがわかりました。
https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=11160
小線源単独療法は時間の点、副作用が外照射併用よりも少ないと思われるので、適用可であるならば受けたいというのはよく分かります。
ただ、治療成績に関しては線量を増加することが容易にできる併用のほうがいいのではと思われます。その点について、2.で Mount Sinai, New York のEmily Schlussel Markovic 氏を筆頭著者とする論文、BJU Int . 2018 May;121(5):774-780を紹介し、こう書きました。
「併用が単独より有意であることは示されなかった」
ただし、いまは有料でみることのできないfull textのグラフをリンクしていますが、10年すぎると、そうでもないのではと書きました。
...(続きを読む)
有り難うございます。放射線の効力はゆっくり出て来ると説明されましたので良い方向に向いて欲しいです。
ホルモン治療は続けた方が良いとの事で続けていますが、イクスタンジの効果はとても緩やかで効いていると言えない数値だった為転院後はオダイン錠に変わっています。
地元の病院で最初に処方されたのはビカルタミドでしたが一ヶ月後、56.124から17.854まで下がったのですが二ヶ月目には30.792まで上がったためイクスタンジに変わりました。イクスタンジも効いていればもっと急激に下がる筈でとても緩やかな下がり方だった為すぐにまた上がるとの事でした。その後セカンドオピニオンを受けた病院に転院し、10月からオダインに変わり今に至っています。
ホルモン治療は続けた方が良いとの事で続けていますが、イクスタンジの効果はとても緩やかで効いていると言えない数値だった為転院後はオダイン錠に変わっています。
地元の病院で最初に処方されたのはビカルタミドでしたが一ヶ月後、56.124から17.854まで下がったのですが二ヶ月目には30.792まで上がったためイクスタンジに変わりました。イクスタンジも効いていればもっと急激に下がる筈でとても緩やかな下がり方だった為すぐにまた上がるとの事でした。その後セカンドオピニオンを受けた病院に転院し、10月からオダインに変わり今に至っています。
外照射の後からPSAが順調に下がっているようでよかったですね。
イクスタンジはずっと飲んでおられるのでしょうか。
よろしければ教えてください。
イクスタンジはずっと飲んでおられるのでしょうか。
よろしければ教えてください。
経過報告の続きです。
10月に受けたセカンドオピニオンでは予想していた通り極めて難しい状態と診断され、先生のお得意とする治療は受けられる状況ではないとの事でしたが、先生から外照射を受ける意義はあるとの事で他病院の放射線医師のご紹介を頂きました。
10月~12月までに2Gyを39回の照射を受けた後12月末よりセカンドオピニオンを受けた病院に戻り治療を続けています。
因みにpsa数値は
6月 56.124 8月 17.854
9月 30.792 10月 26.63
11月 8.226 12月 5.717
1月 3.486 2月 1.122
まだ排尿は上手くいかず自分でカテーテルを入れて排尿している状況です。
ずっと貧血や腎機能が悪くこのままの数値だと輸血や透析も止むを得ない状態でしたが2月の検査で僅かとは言え初めて良い方向に向かっています。今の主治医にたどり着く迄もこちらのサイトにはお世話になりました。
排尿の不便さは大変ですが治療を受けつつ食事や生活環境を工夫しながらのんびり日々を過ごしたいと思います。
有り難うございました。
10月に受けたセカンドオピニオンでは予想していた通り極めて難しい状態と診断され、先生のお得意とする治療は受けられる状況ではないとの事でしたが、先生から外照射を受ける意義はあるとの事で他病院の放射線医師のご紹介を頂きました。
10月~12月までに2Gyを39回の照射を受けた後12月末よりセカンドオピニオンを受けた病院に戻り治療を続けています。
因みにpsa数値は
6月 56.124 8月 17.854
9月 30.792 10月 26.63
11月 8.226 12月 5.717
1月 3.486 2月 1.122
まだ排尿は上手くいかず自分でカテーテルを入れて排尿している状況です。
ずっと貧血や腎機能が悪くこのままの数値だと輸血や透析も止むを得ない状態でしたが2月の検査で僅かとは言え初めて良い方向に向かっています。今の主治医にたどり着く迄もこちらのサイトにはお世話になりました。
排尿の不便さは大変ですが治療を受けつつ食事や生活環境を工夫しながらのんびり日々を過ごしたいと思います。
有り難うございました。
RE: 線量とシード数の関係
投稿者:KSAD 投稿日:2021/02/14(日) 13:40:32 No.12587
[返信]
エナガ様本当にありがとうございます。とてもわかりやすい内容のパンフレットでありがたいです。ブログも読ませて頂きました。何度もお手数をおかけしてしまい申し訳ありません。
本当にありがとうございました。
本当にありがとうございました。
KSADさん、
まずは小線源療法のわかりやすいパンフレットを見てください。
https://www.nmp.co.jp/member/brachytherapy/technique/pdf/10step.pdf
シードは放射線強度が11、13.1、15.3MBq の3種類があります。前立腺の体積によって使い分けられているようです。
前立腺の体積、シードの個数、シードの強度、シードの配置の仕方、の4つのパラメータで線量が決まります。
まずは小線源療法のわかりやすいパンフレットを見てください。
https://www.nmp.co.jp/member/brachytherapy/technique/pdf/10step.pdf
シードは放射線強度が11、13.1、15.3MBq の3種類があります。前立腺の体積によって使い分けられているようです。
前立腺の体積、シードの個数、シードの強度、シードの配置の仕方、の4つのパラメータで線量が決まります。
昨年6月前立腺癌の告知を受けた夫(71歳)のことで9月に初めて投稿しました。
その節は有り難うございました。
不勉強な年寄りの経過報告で伝わるか心配ですがよろしくお願い致します。
2020年6月
psa56.124 リンパ節転移・膀胱浸潤あり・骨転移なし・T4N1M0・腺管構造が全くない超ハイグレード・グリソンスコア5+5・導尿カテーテルを挿入での出発でした。
6月~10月までのホルモン剤・注射での治療効果がなかったことから主治医から抗がん剤治療を勧められる。
夫が抵抗を感じてることからセカンドオピニオンの受診意向を告げ、主治医からその治療は無理であることを突きつけられるもダメ元で受診を決意。
主治医に紹介状と提出資料の準備をして頂き10月のセカンドオピニオンの受診に至りました。
続きはまた投稿させて頂きます。
その節は有り難うございました。
不勉強な年寄りの経過報告で伝わるか心配ですがよろしくお願い致します。
2020年6月
psa56.124 リンパ節転移・膀胱浸潤あり・骨転移なし・T4N1M0・腺管構造が全くない超ハイグレード・グリソンスコア5+5・導尿カテーテルを挿入での出発でした。
6月~10月までのホルモン剤・注射での治療効果がなかったことから主治医から抗がん剤治療を勧められる。
夫が抵抗を感じてることからセカンドオピニオンの受診意向を告げ、主治医からその治療は無理であることを突きつけられるもダメ元で受診を決意。
主治医に紹介状と提出資料の準備をして頂き10月のセカンドオピニオンの受診に至りました。
続きはまた投稿させて頂きます。
線量とシード数の関係
投稿者:KSAD 投稿日:2021/02/14(日) 08:24:25 No.12584
[返信]
度々の投稿で大変失礼します。線量とシード数の関係がわからなくて、質問させて頂きたいのですが、シード数が多いと線量も変わって来るという認識であっているのでしょうか?145グレイで86個のシード数という事。また、D90というのはどこの場所にどれだけの線源を埋め込むか、という事でしょうか?次回の診察までまだ少し時間があるため、不安を抱えて時間を過ごすのが辛くて少しでも気持ちを落ち着けたくて何度も投稿してしまい申し訳ありません。
NCCN リスク分類 中間リスク
投稿者:KSAD 投稿日:2021/02/13(土) 14:40:42 No.12583
[返信]
眞様、エナガ様色々ありがとうございました。なぜ治療を受ける前にもっと色々勉強して、医者の態度なんて気にせずどんどん質問しなかったのだろうと自分を責めたい気持ちです。病院は実績としてはある病院なので、おまかせしようと言う気持ちでいたのも間違いでした。小線源治療後の最初の診察が来月にあるので、担当医に聞いてみます。本当にありがとうございました。
眞さんの言われる通りで、予後不良な中リスクですね。T2cを見落としてしまい、失礼しました。
KSADさん、眞さんのアドバイスがよろしいかと思います。
KSADさん、眞さんのアドバイスがよろしいかと思います。
エナガさんは2月12日の投稿で「KSADさんは予後良好な中リスクですから」と書かれています。
これは間違いで、予後不良な中間リスクです。
KSAD さんは2月12日の投稿でこう書かれています。
PSA 5.6
グリソンスコア 7(3+4)
T2c
生検 6/16
中間リスク因子は2つ(グリソンスコア 7(3+4)、T2c)ありますので予後不良な中間リスクということです。
KSADさん(のご主人)の治療を受けた病院はNCCNガイドラインに沿った治療を行っているわけではなく、病院独自の小線源単独の条件を設定し小線源治療を行っているものと思われます。
KSADさんはもし小線源単独治療の条件をきいていないとしたら、次回の診察で確認すればいいかと思います。
NCCNガイドラインの PROS-D 3 OF 5、P.37(表紙を除くページで表現)をみますと予後不良な中間リスクは外照射併用の小線源治療となっています。
中間リスクの定義はガイドラインのPROS-2、P.12では以下のように書かれています。ここでは中間リスクを記載されている中リスクで表現。
「中リスク
高または超高リスクの特徴がなく、以下の中リスクの危険因子(IRF)が1つ以上存在する
T2bーT2c
グレードグループ 2または3
PSA 10ー20 ng/mL
予後良好な中リスク
RFが1つ かつ
グレードグループ 1または 2 かつ
生検の陽性コア数が50%未満」
...(続きを読む)
これは間違いで、予後不良な中間リスクです。
KSAD さんは2月12日の投稿でこう書かれています。
PSA 5.6
グリソンスコア 7(3+4)
T2c
生検 6/16
中間リスク因子は2つ(グリソンスコア 7(3+4)、T2c)ありますので予後不良な中間リスクということです。
KSADさん(のご主人)の治療を受けた病院はNCCNガイドラインに沿った治療を行っているわけではなく、病院独自の小線源単独の条件を設定し小線源治療を行っているものと思われます。
KSADさんはもし小線源単独治療の条件をきいていないとしたら、次回の診察で確認すればいいかと思います。
NCCNガイドラインの PROS-D 3 OF 5、P.37(表紙を除くページで表現)をみますと予後不良な中間リスクは外照射併用の小線源治療となっています。
中間リスクの定義はガイドラインのPROS-2、P.12では以下のように書かれています。ここでは中間リスクを記載されている中リスクで表現。
「中リスク
高または超高リスクの特徴がなく、以下の中リスクの危険因子(IRF)が1つ以上存在する
T2bーT2c
グレードグループ 2または3
PSA 10ー20 ng/mL
予後良好な中リスク
RFが1つ かつ
グレードグループ 1または 2 かつ
生検の陽性コア数が50%未満」
...(続きを読む)
エナガ様本当にありがとうございます。言葉もあまり理解できていなくて、ただ不安になっていたようです。担当医が質問をしてもお忙しいのだと思いますが、あまりこちらにわかるように答えてくれなくて、聞くこと自体躊躇われます。治療を終えたばかりで次回の診察も少し先なので、その時に担当医に聞いてみます。こちらで色々と教えていただき、本当に感謝です。ありがとうございます!
KSADさん、
NCCNガイドラインの38ページをご覧ください。
https://www2.tri-kobe.org/nccn/guideline/urological/japanese/prostate.pdf
KSADさんは予後良好な中リスクですから、小線源単独で「ヨウ素125線源で145Gy」が適応となっています。KSADさんの病院はこのガイドラインに沿った治療を行ったということだと思います。
なお、処方線量は前立腺の全体積がカバーされる線量で、私が前に書いたD90は前立腺体積の90%がカバーされる線量なので処方線量よりも高い値になります。私は4+3のコアがある予後不良な中リスクでしたので、処方線量は160Gyでした。
最近小線源治療をうけられたのですか。次の診察の際にD90を聞いておかれればいいのではないかと思います。
NCCNガイドラインの38ページをご覧ください。
https://www2.tri-kobe.org/nccn/guideline/urological/japanese/prostate.pdf
KSADさんは予後良好な中リスクですから、小線源単独で「ヨウ素125線源で145Gy」が適応となっています。KSADさんの病院はこのガイドラインに沿った治療を行ったということだと思います。
なお、処方線量は前立腺の全体積がカバーされる線量で、私が前に書いたD90は前立腺体積の90%がカバーされる線量なので処方線量よりも高い値になります。私は4+3のコアがある予後不良な中リスクでしたので、処方線量は160Gyでした。
最近小線源治療をうけられたのですか。次の診察の際にD90を聞いておかれればいいのではないかと思います。
エナガ様詳しく説明ありがとうございます!主人が小線源治療を受けた病院はプレプランがなく、画像も1番最初にガンの診断を受けた病院のものを使ってのものでした。線量は145Grでやると聞きました。シード数は80予定でした。PSA5.6、グリソンスコア7(3+4)、T2c、生検6/16だったので、小線源単独治療で145という数字が十分な線量なのか不安になりました。もう治療が終わってしまったので今更何を言ってもしょうがないのですが、この先再発の不安を抱えて行くのはちょっと辛いです。