おなまえ
Eメール
タイトル
コメント
参照URL
添付File

暗証キー (英数字8文字以内)(あとで修正・削除する場合は要入力)
画像認証 (右画像の数字を入力) 投稿キー
文字色
RE: 小線源治療の線量
投稿者:エナガ 投稿日:2021/02/12(金) 13:57:24 Home No.12577 [返信]
KSADさん、

 小線源治療に限らず、すべての放射線治療において線量は大きければ大きいほどいいものではありません。がん細胞を確実にやっつけて、正常組織にはなるべく影響を与えないようにする最適値があります。内部照射と外部照射を統一して評価する指標のBED(biologically effective dose: 生物学的効果線量)というものがあり、これを計算する際のパラメータα/βを2とした場合の値BED2が200~220Gy程度が良いようです。線量が大きすぎると副作用が増えてしまうわけです。

 小線源治療の際に、私の病院ではプレプランの際にD90>190Gyにすればどんな癌細胞でもやっつけられるよ、と言われました。D90=190Gyの場合はBED2=203Gyになります。最終的にはポストプランの際のD90で評価されますが、私の場合はD90=199.6Gyで、BED2=213Gyでした。私の副作用としてはユリーフを術後3ヶ月程飲んでましたが、それもやめて、現在術後4.5ヶ月ですが排尿関係は問題ありません。排便時に肛門痛があったので、マグミットを日に1錠飲んで便を柔らかくして快適に過ごしています。

 治療法別 経験者 投稿リストのスレッドで「小線源単独」の表を見ていただくと、どの程度の線量をうけておられるかをわかる方については記載しています。5名の方しかわかっていませんが、いずれもBED2が200~220Gyの範囲に入っているようです。
処理 記事No 暗証キー

- JoyfulNote 改 -