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免疫療法比較
投稿者:OZFP 投稿日:2013/11/28(木) 09:29:41 No.3877 [返信]
ひげの父さん、お返事有難うございます。

流石の掲示板ですね。 一昨年既にPROSTVACをアップされていたのは、未だ読み切っていませんでした。

”プロベンジ(provenge)がFDAで承認されましたが、その後、効果のほどを疑問視する声もあったり”
これは当初からロイターが批判しており、最近見た記事で、施療グループの平均余命が長かったのは、
プラセボグループは免疫細胞を抽出されてから、身体に戻されていないのが原因だろうと書いていました。
更に言えば東京滞在中にプロベンジと同じアイデアで免疫細胞を抽出して、
体外で培養増殖した免疫細胞を身体に戻す治療のクリニックを訪ね歩きました。
免疫細胞を人工的に培養増殖専門施設が日本に少なくとも2カ所ありいずれかに依頼するようです。
しかし、体外で培養増殖した免疫細胞の効き目が良かった例はほとんど発見出来ませんでした。

こちらの専門医が言うには、PROSTVACはビィールスを使うので、その懸念があるらしいです。

RE:主治医の功罪
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2013/11/28(木) 00:05:16 No.3876 [返信]
 OZFPさん
豪州での体験はまたおちおち披露してください。

数年前に、がんワクチンとしては始めてプロベンジ(provenge)がFDAで承認されましたが、
その後、効果のほどを疑問視する声もあったり、価格が非常に高いということもあって、
我国ではほとんど評価されておらず、今のところ承認申請の動きも見られておりません。

前立腺がんワクチンであるProstvacについては、これまでも紹介させていただいたことがあります。
http://higepapa.blogspot.jp/2011/11/prostvac.html
http://pros-can.net/01/01-4.html#206
https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=2984
ワクチンが新しい地平を広げるという意味では期待している薬でもあり、
もし、近々FDAで承認されるようなことがあるなら、これは明るいニュースであり、興奮もすると思うのですが、
我国での承認は今後どうなるかと言えば、まったく予想がつきません。
がんワクチンというのは時期尚早ではないかというような見方もあるようなので、
これもまな板に上らずそのまま凍結という恐れもありそうです。(^^;


 カスミさん
私へのエールと受取りこそすれ、決して言い過ぎなどとは思っておりません。
ご期待に応えられるようになるまでには、私自身もう少し修業をつまねば・・・(^^;
(無題)
投稿者:カスミ 投稿日:2013/11/26(火) 22:20:16 No.3875 [返信]
ひげの父さんへ
少し書きすぎたかな、と思っています。
その想いになりましたら少しずつでもいいのではと思います。
私は、改定版または新たに書いてみたい材料ありますが
現状で時間的、精神的余裕がない。文才がないのも理由かもしれない。
いい過ぎたらお許しください。
主治医の功罪
投稿者:OZFP 投稿日:2013/11/26(火) 17:15:34 No.3874 [返信]
ひげの父さん、骨転移の最新情報を有難うございます。 これからも宜しくお願い致します。

純粋理科系な私と比べるとひげの父さんの文章は情緒もあり読者の心を掴むと思います。
しかし出版は時流に乗らなければならないし、努力が報われる確率は低いかも知れません。

豪州での体験は色々有り過ぎて、文章が苦手な私が迅速に書くのは荷が重過ぎます。 よって時間を頂きたいと思います。

こちらの医者はフレンドリーなタイプが多く、患者と上手くコミュニケーションを取るのが普通です。
本日も放射線治療専門医の診察を受けたついでに、骨転移癌で放射線治療を前立腺部位に施こす場合を質問しました。
やはり標準的には無くて、前立腺が巨大化し周りを浸潤した場合には考えられるのと、骨転移が2~3カ所なら治験的にするそうです。

先日は腫瘍専門医にProstvacという牛痘ウィルスと鶏痘ウィルスを使った、癌PSAを標的にした免疫療法も質問しました。
ここの掲示板に書かれたことはないと認識していますが、間もなくFDA承認がなされるはずです。
http://www.cancer.gov/clinicaltrials/search/view?cdrid=698050&version=HealthProfessional&protocolsearchid=6445785
世界各国で上記webのようにフェーズⅢの治験が行われているのに、なぜか日本では行われていません。

ひげの父さんが書かれたように、実際日本の泌尿科医は骨転移に関心が無さ過ぎます。
弊ケースがそれを証明しているか判りませんが、以前の主治医は骨シンチを毎回のように実施していました。
こんなことしても癌の治療になってないのは判っていましたが、どうも実験動物のようにデータ収集が目的だったと思っています。
教授の肩書は患者にとって何等役に立つことはなく、却って学会発表の道具にされるだけだとも考えられます。
こちらで深刻な事態を招いた骨の陥落リスクを全く考えもしていなかった証拠は最初の診断以来、一回もCTやMRIを撮らなかったことです。
もし将来皆さんが私のかつての主治医のようなタイプに当たってしまったら、至急主治医を交換することをお勧めします。
RE:出版のお奨め
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2013/11/26(火) 12:16:45 No.3873 [返信]
 カスミさん、animoさん
こうしたタイトルだけでも、実は内心、かなりはずかしい思いをしています。
私に劣る面はたくさんあるのですが、音楽的素養とか文章力もその一つだと思っています。
建築の設計(デザイン)を本業としてきたので、趣味で絵を描くぐらいのことはあっても
どちらかと言えば理数系の人間であり、必要に迫られて書いている文章も、スラスラ思い浮かぶわけでもなく、
かなり悪戦苦闘しながら、それでも読み返すと、我ながら嫌気がさすのが実情です。
一日何十枚も原稿を書く小説家の頭っていうのはどういう構造になってるんだろうと常づね不思議に思っています。
それはさており、今、私がやらねばならないのは「患者会の立上」ですが、これが気になりながら
「リレーフォーライフ神戸」の初開催に向けて責任者(実行委員長)という立場にもなってしまいました。
しかし、引き受けた以上、今はまずこの組織作りを急ぎ、その方向性を定めることを最優先しなければなりません。
リレーフォーライフってそもそも何のこと・・・と思っておられる方も多いと思うのですが、
これはまたいずれ機会があれば詳しく説明したいと思いますが、
私にとっては、がんへの対処法というものは、「知識」と「心」がその両輪であり、
これはその「心」を支える活動の一つだという思いがあるからです。
いずれにせよ私の体はひとつしかなく、事務処理能力も人よりすぐれているわけではありません。
まずは当面の問題を精一杯やらせていただくしかないだろうと思っております。
出版をどうするか、改めて考えるにしてもその後のことで、もしそうしたご要望が多いとしても、
今はまだ白紙状態だとしか言えません。
どうぞ、ご勘弁のほどを。
RE:我闘病
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2013/11/26(火) 11:42:26 No.3872 [返信]
 OZFPさん
ようこそ、こちらへ。
カナダ、フランス、オーストラリアとだんだん国際的になってきました(笑)
大変興味深い体験談ですね。こういっちゃなんですが、話の続きを楽しみにしております^^。
アタシの予想では(こんなこと言ってもいいのかな?)海外ではまだ使える薬が数種類あり
その落差に驚いた・・・というような話ではなかろうかかと・・・違ってます?(^^)>


現在、我国ではドセタキセル(タキソテール)が最後の手段のように思われていますが、
先進諸国ではドセタキセルの次の手順で用いることのできる薬が、すでに数種類使われているのが普通です。
ちょうど昨夜、「あとはドセタキセルだけですね」と言われた方からのご質問をダイレクトメールでお受けしましたが、
「現在、我国でも3種類の薬が承認申請中なので、おそらく来年には順次認可されるはず。
それまで、ホルモン療法剤の交替など、あれやこれやで持ちこたえれば、新薬も使えるようになるはずです。」
さらにセカンドオピニオン先もお尋ねになっていたので、判る範囲でお答えさせいただきました。

 ①初期がんや浸潤がんであれば、できるだけ低侵襲で治る可能性の高い治療法を。
 ②転移がんや再発がんであれば、健康で不自由なく暮らしながら「そこそこ」長生きできる治療法を。

言ってしまえばこれだけのことですが、それが医療者サイドの「諸事情」でもって、なかなか実行されていないのが
我国の実情であり、問題点でもあるわけです。
そうそう、骨転移というのも、痛みや麻痺が生じれば大きくQOLを損ないますので、
再発後も生存年数の長い前立腺がんや乳がんでは特に要注意ですね。
最近、若手の整形外科医が骨転移の対処法に関して積極的に発言をされており、
がんナビで「知っておきたい骨転移」というコーナーを連載されています。
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/cancernavi/series/bone_meta/
”すべてのがん患者が知っておくべきこと”という副題がついていますが、それはちょっと無理でしょ(笑)
”すべての泌尿器科医(乳腺外科医も)に知ってほしいこと”に改めてほしいですね。
骨転移に関する情報は極めて少ないのですが、その原因の一つは、泌尿器科医の関心が薄いことです。
これはなんとかしたいですね。
ごく最近、この本を取り寄せ読み始めた所ですが、リレーフォーライフなどの雑用に追われているのと、
まだ他にも読書中の本もあり、なかなかページが先に進んでおりません。
...(続きを読む)
animoさんへの返事
投稿者:OZFP 投稿日:2013/11/26(火) 09:14:00 No.3871 [返信]
animoさん、初めまして。
この掲示板を見付けたのが僅か4~5日前でした。
今回も書かれていらっしゃいますが9/24の貴投稿、”転移癌でも放射線治療を前立腺部位に施こしてもらえる治療が標準であってほしい。”を読ませて頂き、同じ思いを持っておりました。
無症状の時は骨痛が起こるかも知れないことよりも、癌細胞を消去しておかないと癌が前立腺中に蔓延し尿閉とか腎臓炎を引き起こすことをむしろ心配していました。
それに関しては良い方の意外で、幸いに現在は起こっていません。 また、豪州でもこの段階では原発癌を放射線で治療はしないようです。
続編の豪州での治療体験はこれから書くのでアップまでには時間を頂くことになります。
誰でも受けれる標準治療の上
投稿者:animo 投稿日:2013/11/26(火) 03:33:50 No.3870 [返信]
この年なるとつい、でしゃばりですみません。
カスミ殿の出版のお奨め、ご意見、ご立派です。ひげの父さんの、ご遠慮のご意見にもきっぱり筋を通す、いやはや、どちら様も立派なものです。私など一括却下されただけで、どなた様と同じ、すぐ凹みますので(どなた様、すいません)。出版についてはひげの父さんの罹患当時からを綴ったご自身の闘病記に記載できなかった裏の内情など、読者に提示いただくとさらにこの闘病記の真価は上がります。
実際、罹患者の啓発は我々患者、家族さまの新しい知識の再構築になるでしょう。さらに年間5万人づつといわれる罹患者の治療選択のバイブルになり、正しい導きの本は何冊あってもよいのではないでしょいうか。

どうすれば根治できるのか、再発した場合、再燃した場合、過去、現在、さらに未来(これは優良外国医療機関でしょうね)の進化する治療法知識の警鐘を願うものであります。

OZFP殿の投稿は本当に我々も直面した事実です。医師からD2宣告され、実は放射線療法が受けれるぎりぎりの病期かも知れませんし、標準治療であれば、その上の治療もある言い回しと受け取りたく、ぜひとも、その根治をかなえてもらえるお医者様探しを熱望します。

カスミ殿が7年も前に、全摘から再発し、この再発から次の手の有効期間は半年位しかないのではないでしょうか、よくもご自身で放射線治療に至ったのか、、、岐路に立った英断の賜物でしょう。

自身だったらそんな経験には及べなかったと驚いております。成功の結果論ではありますが、自身も再発した場合を考え、お医者様から事前宣告されたり、その時期の半年前から準備しなければと憂鬱ながら考えております。
著書執筆の是非
投稿者:カスミ 投稿日:2013/11/25(月) 22:08:01 No.3869 [返信]
ひげの父さん、
「是非書きたいと思う内容をどれだけ持っているか・・・」について、
自ら絶望の体験と未知への医学的挑戦、8年後?の今、元気で生きている。
そしてネット掲示板を開設、多くの患者さん、その家族とネットQ&Aで不安の解消に努められている。
誰にも真似のできない素晴らしい社会貢献と思います。

苦渋の実体験者だからこそ書ける技があり私も6年本掲示板拝見させていただいています。
ネット掲示板に藁をもつかむ思いで投稿してくる人の思いを察するとき心痛みます。
当事者は私含め家族にも言えない精神的につらいものがあります。ここが重要です。
材料は、自己の体験とここに投稿された方々との生々しい過去から現在までのQ&Aドキュメントです。

前立腺・・男にとり最大の生殖機能で誰もが知られたくない秘密の部分です。
ここに投稿する人も皆仮名で年齢を問わず異性との交流を断たれた男の悲しみと絶望は計り知れない。
文芸作品として悩みながら今日に至った経緯のドキュメントで患者およびその予備軍の期待に
答えるのもひげの父さんの役割と責任ではないでしょうか。

ひげの父さんの文芸作品は多くの読者の心に響くものがあると思います。
出版社にとりビジネス上売れる作品が良い本です。参考に企画出版は、出版社の負担で費用0円です。
遠き日ながら著書出版も書いたもでなければ分からない苦悩と悩みがありました。
我闘病
投稿者:OZFP 投稿日:2013/11/25(月) 19:27:17 No.3868 [返信]
初めまして、メルボルンに住み始めたRetireeのOZFPと申します。
ひげのお父さんの専門知識レベルが高いサイトを参考にさせてもらっており、有難うございます。
現在67才で5年後生きていれば奇跡と思われて当然の前立腺癌D2の患者です。
十数年前、最愛の妻を医療過誤に類することで失って、余計に医者と病院に強い不信感を持ち続けていました。
極力医者は避けていたのですが、昨年11月に我慢できない排尿障害を発症して紆余曲折の末に、
日本の某大学病院に掛かり経尿道で膀胱側の腫瘍部を切除検査すると同時に直腸からの針生検を受けました。
当初は膀胱癌の所見でしたが、12本中11本で前立腺癌細胞が見つかり、グリソンスコア9で、
骨シンチグラフィからもその病院で最多グループに属する程に転移していると診断されました。
しかし、CTとMRI検査で他の臓器とリンパや睾丸への転移は認められず、PSAも最高の時で42程度でした。
経尿道手術によって、非常に有難いことに酷かった排尿障害は劇的に改善しました。
骨転移に関しては全くの無症状で、典型的とは言えない病状と検査結果だったので、
骨シンチ診断も何かの誤診か?の希望的疑念や、もし本当でも食事療法で治してやるという不遜な決意で、
妻の余命宣告と比べると大したショックも受けませんでした。
しかし、主治医になった教授医師は初診で開口一番、「自殺しないで下さいね」なんて言うので、
非常な違和感を感じ、「痛い場所はないのですか」の質問に「全然ありません」と答えると首を傾げるだけでした。
「先生、骨に多数転移しているようなので、ゾメタとかしなくて良いのですか」の質問に、
「患者は余計なことを調べなくて良いです」と答えるので、もうこの人に質問出来ないと思いました。
この状態ではどんな医者でもリューブリン注射とカソデックス服用の標準治療しかないと知っていたので、
セカンドオピニオンを求めて特に転院する考えを持たずに今年の5月後半まで4月週間毎に通いました。
PSAは最低の1.2を記録した後に1.3そして、その病院の最後の診察時が1.6でしたが、
主治医から、早くもドセタキセル投与の話が出たので、転院は必須だと判断していました。
丁度、そのタイミングでメルボルンへ住居を構える計画があり、当地でも治療を受けるつもりがありました。
息子の家族は残したまま、彼と勝手知らない初めての土地での生活拠点の立ち上げに奔走していた時、
激しい腰痛で歩行困難になって、メルボルンで緊急入院を余儀なくされてしまいました。
申し訳ないですが、長くなるので今回この位にして、次回の豪州での治療体験談をお待ち下さい。 --続く--
RFL神戸&がん患者大集会
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2013/11/25(月) 00:25:35 No.3867 [返信]
昨日(11/23)は、RFL(リレー・フォー・ライフ・ジャパン)神戸実行委員会の初会合でした。
実行委員長としての承認を得、本格的な準備がいよいよこれから始まります。

今日(11/24)は、第9回がん患者大集会が、神戸臨床研究情報センター(TRI)で行われ、
そのお手伝いに、連日、神戸に行ってました。
「がん患者が望む最後の迎え方」・・・ちょっと重めのテーマでしたが、長尾和弘先生(長尾クリニック院長)の話には
肯く点もたくさんありました。
・世界で一番の特別室は ”自宅”
・生きることは食べること(金子哲夫さんも実践「僕の死に方」)


 カスミさん
猿江、浅草橋など、仕事がらみで何度も行ったとこを除けば、文京区のお茶の水周辺には、
CNJ(キャンサーネットジャパン)の事務所もあるので、都内では一番良く脚を運ぶところかも知れません。
でも、どこに行っても東京ではよそ者感覚が抜けきりません。(^_^)>

本は損得勘定ではないというのはわかりますが、要は、是非書きたいと思う内容をどれだけ持っているかということでしょうね。
ここ1~2年の話とすれば、まずそれはなかろうと思っています。(^.^;


 *補足
「生きることは食べること」というのは、誤解を受けやすい部分があるようなので、
長尾先生の講義内容に添って、補足させていただきます。
これは決して飽食の勧めではありません。
たとえ末期がんであっても、適切な在宅ホスピスケアを受ければ、最後を迎える日まで、
わずか一口でも食べることが出来る。
金子さんは死の間際にラーメンパーティを開いて、自らも1本食べた。
死ぬ直前の患者がどうしてそんなことができるのか、病院勤めの医療者にはこれが理解できない人が多い。
病院で過ごす人の中には、点滴を打ちながら、もっとひどい場合には、最後まで抗がん剤治療を受けながら、亡くなる人も居る。
末期の患者の生活の質(QOL)を保ち続けるということは、簡単に言ってしまえば、
食と排泄の尊厳を守るということに尽きる。
...(続きを読む)
お茶ノ水駅と記憶のかけら
投稿者:カスミ 投稿日:2013/11/22(金) 23:24:53 No.3866 [返信]
ひげの父さん、photoとメール、ありがとうございます。
お茶ノ水駅、聖橋とお茶ノ水橋を両端に神田川が流れその急な斜面にへばりつくように
ホームと線路が並んでいる。多くの学生OBにとり愛着ある二つの橋と駅とホームと神田川・・。

下車時、聖橋またはお茶の水橋の真中でぼうっと頬づえで眺めると青春が重なる。遠き日のお茶大生との恋、機動隊との衝突、この橋なくして語れない。私は当時、この駅徒歩5分今はなき某私大法学生、東大法授業とかけもちだった。東大法教授も某私大法授業とかけもちで大学間の今で言うコラボだった。
お茶ノ水駅駅界隈は学生街、今でも明大、日大、順大、医科歯科大、東大と多くの学生の乗降駅...。

7年前、突然前立腺がんと宣告、術後再発確実と宣告され必死でサードオピニオンまで走った。例の東大病院へも行った。たどりついた女子医大放射線科医、DRの技量が幸運を呼んだ?時折ひげの父さんのHP拝見していますが投稿患者の多いことに驚いています。できればIPS細胞で前立腺作り埋め戻して欲しい(笑い)

著書について私は企業時代3冊書いた。10年過ぎた今も購読されているのはありがたい。自費出版は、損得勘定では成り立たない。

ひげの父さんの今後のご活躍を祈りHPで拝見させていただきます。時折投稿するかもしれない・・
今後とも悩む患者に適切なアドバイス期待していますがくれぐれも我が身にもご自愛ください。
RE:お茶ノ水は私の故郷・・
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2013/11/21(木) 10:33:29 No.3865 [返信]
カスミさん

学生時代に過ごした町というのは、いくつになっても郷愁をそそるものがありますね。
時々東京へ出かけることはあっても、時間に余裕があればちょっと気になる場所へ
ふらりと立ち寄ることはあっても、普段はほとんど仕事関係で移動するだけ・・・ちょっと寂しいですね。
人ごみも、大阪や神戸とは比べ物になりませんから、やはり関西のほうがしっくりきますね。(^^;
かなり進んだ病状であったにもかかわらず、今は前立腺がんのことを忘れるぐらいだとか、いいですね、それが一番!^^v
カスミさんには懐かしいであろう写真を添付しておきます。
湯島聖堂の外壁とお茶の水駅ホームから見た聖橋の橋脚ですね。

3865

3865-2

RE:ひげの父さん出版の本が読みたい
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2013/11/21(木) 01:29:35 No.3864 [返信]
 animoさん

せっかくですから、お気持だけはありがたく頂戴させていただきましょうか(^^)>
自費出版には、文才のないのは勘弁してもらうとしても、聞くところによると、そこそこのお金も必要だとか。
売れる見込みもせいぜい数百冊?程度だと思うのですが
書くのも遅いし、じっくり腰を据えてあれこれ考える時間もおそらく取れないと思います。
おいそれと首を突っ込める分野じゃなさそうに思われます。

お茶ノ水は私の故郷・・
投稿者:カスミ 投稿日:2013/11/21(木) 00:51:14 No.3863 [返信]
ひげのとうさん、ずいぶん優雅な旅ですね。神戸と比べてどうですか?
お茶ノ水駅は、私が学生時代乗降した駅です。
今も時折行くことが多いですが神田川と二つの橋に挟まれた由緒ある駅です。
前立腺がんの事忘れてしまった。12月採血に行く日ですがもう通院辞めようかと思っています。
本当に前立腺ガンだったのかと・・・何分GS9と言われたあの頃本当だったのかな?PSA<0,001だし・・
ひげの父さん出版の本が読みたい
投稿者:animo 投稿日:2013/11/20(水) 03:27:49 No.3862 [返信]
ネットの世界はなんでもありの憂いのおじさんである小生にはびっくりの情報が満載です。
国内から海外発信と思っていましたが、さにあらず、小線源療法をアメリカでいかがか、とい記載にびっくりです。
藤野先生のご本の件も上位に載っているところを見ますと、この本売れているのかな、と思います。
ひげの父さんは通常のセカンドオピニオン以上の見識がある、とある方から伺っておりましたが、ひげの父さんも前立腺がんに対する啓蒙として本を出されてよいのではないでしょうか。
国内では全摘除施術が700施設で、その院内の放射線療法施術が100施設だそうです。結果、執刀施設からすれば当然に全摘除を受ける患者様は一施設の手術回数をもってしても全摘除が圧倒です。現在は治療結果の云々より施設の数の力が優先されております。そのため、患者として良い治療法があるにもかかわらず再発者の減少に歯止めがかかっていないのが理解できます。

ぜひ、藤野先生に負けないご本の出版をお願いします。
RE:世界基準に追い越せ、追い抜け
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2013/11/18(月) 11:34:39 No.3861 [返信]
 animoさん
かなり勇ましいタイトルになっていますね。(^^)>
恥ずかしがりのアタシには、なかなかこういうことは正面きって言えません(^^;
前立腺がん治療をほぼ10年近く見てくると、その間の治療法の変遷であったり、
医療情報や医療環境の問題点など、患者になって1~2年ではわからないことが、徐々に見えてくるものですね。
ホルモン療法という水戸黄門の印籠にちかいものがあって、初期治療に失敗しても、
ある程度「なんとかなる」というのが、前立腺がん治療の特色でもあるわけですが、
それは良い点でもあり、また悪い点でもあると思うのです。
何が悪いかと言えば、治療法の選択に対し、医師に真剣味が欠ける嫌いがあるということ。
初期のがんなら、5年生存率はどれも100%に近いと言われて、ずらっと治療法を並べられても、
患者はどうしようもありません。
いきなりのがん告知もショックには違いありませんが、
治ると思って受けた治療の後で再発を告げられるショックというものは相当なものです。

臨床上の「限局がん」というのは、実は「限局がんでない」ことが多いのです。
中・高リスクであれば、半分にも満たないことが多いでしょう。
これは専門医には常識ですが、それを知っていながら、
「あなたは限局がん」「切ればおしまい」というのは、言葉は悪いですがいわば詐欺に近い行為ですね。
そのあたりの解説や情報提供というのは、改訂後の「がん情報サービス」にも書かれていません。
治療法と言う買い物には、クーリングオフは効きません。消費者保護という概念もないので、
医療者の説明が不十分であったり、ガイドラインから外れていたり、患者にとって重要な説明が省かれていても、
その責任が追及されることはまずないでしょう。
自分自身を守るためには、良く知ることがなにより重要だと思っています。
そのお手伝いが少しでもできるなら、それによって助かる人が少しでも増えるなら、
それだけで、終盤のアタシの人生はもう十分ではないかと思っています。

ハイレベルの放射線治療で、高い非再発率が得られていることは確かですが、マスとしてみた場合、
手術を受けておられる患者さんの多くを、たとえば小線源療法で引き受けることができるかと言えば、
これは無理と言わずると得ません。
医療体制がそうはなっていないからです。
IMRTでも信頼がおけそうなところはそう多くはないのですが、トリモダリティもまだまだ十分というにはほど遠い。
...(続きを読む)
RE:放射線治療後
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2013/11/18(月) 10:46:02 No.3860 [返信]
ランナーさん

私が治療を受けたのはK大病院ですが、
ホルモン療法はネオアジュバント(治療前)だけで、アジュバント(治療後)は行わないというのが、
基本方針となっていました・・・おそらく今も。
放射線治療の結果がそのまますぐにPSAの変動に現れるため、治療した医師も、治療を受けた患者も
治療直後はかなり緊張するわけですね。
(もし、微小な遠隔転移があれば、PSAは下がらず、そのまま増加してしまいます・・・結果がすぐに判るわけですね)
でも、私の場合はホルモン量を止めて増加し始めていたPSAが、放射線治療の効果の発現と共に、
下降に転じました。
幸運でしたね。
このどきどきひやひやを、始めに味わうか、ホルモン療法を数年続けた後に味わうか・・・いずれにしても避けて通れない道であることは確かです。

ステージCなら放射線治療後もホルモン療法を数年継続することが多くなっていますが、
それは米国で発表された比較試験を基にしてそういう方向になってきました。
でも、その試験は、患者のPSAの変動をこまめにチェックし、必要とあればすばやく手を打った結果ではなく、ホルモン療法をしないまま、いわばほったらかしの群を比較対象としているので、
必ずしもその試験データを丸のみする必要はないというのが、K大病院の見解であり、
ホルモン療法の副作用にも配慮してのことという説明を受けました。

なるほど、ちゃんとしたフォローさえあれば、間欠療法のスタートを休薬期間から入ると考えても良いわけですね。
もちろん異論もあるでしょうし、私自身もこれで良いのかと悩んだりもしたのですが、
8年も薬から解放されて、健康面ではなに不自由なく過ごしてこられたことを思うと、
昨今多少イレギュラーとも思えるこのやり方も、それなりに良いやり方だったように感じています。
結果、再発はしたわけですが、これをホルモン療法がなかったせいにはしたくないですね。
PSAは3桁、生検コアの陽性率は100%、グリーソンスコア9の浸潤がんで、5年生存率2割などという
今から思えばかなりええかげんな宣告も受けましたので、このような経過ならば、まずまずと思わざるをえないでしょう。

さあ、がんの病状というものは、一人一人違いますし、万人にこれだ!と思える治療法はありません。
迷わず突き進むだけだと思っています。
ランナーさん、そして皆さん、お互いしっかり頑張りましょう。(^^)v
世界基準に追い越せ、追い抜け
投稿者:animo 投稿日:2013/11/18(月) 01:56:55 No.3859 [返信]
T医療センタ、S医科大学でのブラキはひげの父さんサイトでもご推奨で、非再発率が95%以上で前立腺癌に限れば日本では一番のお勧めでしょうね。なぜよいのか、それは特化しているからでしょうね。
通常、泌尿器科の先生はその分野の全ての疾患に応対しなければならず、ブラキ専門士であるとその療法に集中できるのがその数字にあらわれるのではないでしょうか。また、そのための病理士、MRI、CT等の状況把握、放射線科を束ねるチームのリーダーとしての賜物でありましょう。小生もこの療法を受ける前は数箇所の病院や諸々の医療関係のネットでも、再発率は同じ、お好きな方法をお選びください、の提示でした。ひげの父さんのサイトから、8年非再発率は98%との数字が出るや、全摘除術の非再発率66%は泌尿器科全般で修正しなければ、昨今の偽装表示となんら変わらないのではないかと思います。
また、ビーバーさんやナイスリオンさんのように外国の情報が入ってくると、日本国内での医療の底上げになり、我々も歓迎する情報ではないでしょうか。ある先生も英文で日本のブラキ療法発信を準備されており、世界基準との競合に参加されようとしています(これはあくまで自分の憶測ですが、違っていたら、先生、すいません)。
そして、再発で苦しんでおられる罹患者の早急なる新薬の承認にも刺激をもたらされるといいですね。中国の富裕層が一番に移民したい国がカナダでしょうね。医療分担でも、先端医療でも結構いけてる国と、認識を改めました。日本人が勤務しているのは修行でなく将来は移住目的なのでしょうね。フィリピン人の献身なる看護、さすがパッキャオ、ドネアのチャンプを輩出した国、日本人は認識を改めなくてはならないでしょうね。オリンピックのみならず、リニアに乗って、東京から5時間くらいで、月を見ながらの超高層圏飛行ジェット機でカナダ行けるまでは長生きしたいですね。
そのためには術後の再発による「救済療法」の進歩、確立に医療機関の努力、誠意を願うものです。
放射線治療後
投稿者:ランナー 投稿日:2013/11/17(日) 23:53:34 No.3858 [返信]
今晩は!

放射線治療後無治療の選択は先生と相談されての結果なのですか?
私はPSA182、ステージ4+4=8、ハイリスクでも
ひげのお父さんよりは状態が良いのです。私より悪いひげのお父さんは
てっきり2年間の放射線治療を受けておられるのかと思いました。

耐えられない副作用ではないのですが、毎日がちょっと辛いですね。
朝も体に力が入らないので、お昼前に起きるのがやっとです。

早く、ホルモン療法から解放されたいです。
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