ペプチドワクチンと低用量デキサメタゾン併用療法
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2012/11/12(月) 16:53:37 No.2984
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免疫ワクチン療法にはいくつかの種類がありますが基本的にはまだ研究段階のもの。
藁をも掴む思いで免疫療法を売りにしているクリニックに飛び込む患者さんもおられるようですが、
クリニックで説明してくれる自施設の治療成績というものは、エビデンスレベルとしては極めて低いものですから、
その治療が「藁」そのものである可能性も否定できません。
こうした未だ研究段階の治療が、堂々と「高額商品」として出回っている現状もどうかと思うのですが、
世界的傾向として見ると、免疫の研究とそれに基づくがんワクチンんの製造開発競争に拍車がかかっているのも事実のようです。
前立腺がんでも、アメリカではすでにプロベンジ(シプリューセル-T)が実用化されており、
PSAを標的とし牛痘と鶏痘の水疱瘡ウイルスを用いて作られたプロストバックの承認もそう遠い日ではないと思われます。
我国でもいくつかの研究機関からがんワクチン療法の研究発表がなされ、近年、しだいにその評価を高めつつあるのは、ペプチドワクチン療法です。
先月横浜で行われた第50回日本癌治療学会学術集会で、近畿大学泌尿器科の植村天受教授によって、
概ね次のような発表がありました。
「去勢抵抗性前立腺癌患者(CRPC)に対する「ペプチドワクチンと低用量デキサメタゾン併用療法」は、「デキサメタゾン単独療法群」と比較してPSA failureまでの期間を有意に延長することが、フェーズ2、前向きランダム化比較試験の中間解析で明らかになった。」
<がんナビ>
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/sp/jsco2012/201211/527475.html&cnavi=1
発表の詳細は残念ながら勉強不足で理解できませんが、植村教授は次のように締めくくっておられます。
去勢抵抗性前立腺癌患者(CRPC)に対する「デキサメタゾン併用ペプチドワクチン療法」は
安全かつQOLを損なわない治療法であり、化学療法未治療のCRPC患者において有効と思われ、
今後、第3相試験を実施する必要がある。
この治療法が一般に用いられるようになるにはまだ少なくとも数年かかると思われますが、
上記のような免疫療法クリニックに飛び込むぐらいなら、こうした治験を受けたほうが良さそうに思うのですが、この辺はあくまでも個人的な感想にすぎません。
藁をも掴む思いで免疫療法を売りにしているクリニックに飛び込む患者さんもおられるようですが、
クリニックで説明してくれる自施設の治療成績というものは、エビデンスレベルとしては極めて低いものですから、
その治療が「藁」そのものである可能性も否定できません。
こうした未だ研究段階の治療が、堂々と「高額商品」として出回っている現状もどうかと思うのですが、
世界的傾向として見ると、免疫の研究とそれに基づくがんワクチンんの製造開発競争に拍車がかかっているのも事実のようです。
前立腺がんでも、アメリカではすでにプロベンジ(シプリューセル-T)が実用化されており、
PSAを標的とし牛痘と鶏痘の水疱瘡ウイルスを用いて作られたプロストバックの承認もそう遠い日ではないと思われます。
我国でもいくつかの研究機関からがんワクチン療法の研究発表がなされ、近年、しだいにその評価を高めつつあるのは、ペプチドワクチン療法です。
先月横浜で行われた第50回日本癌治療学会学術集会で、近畿大学泌尿器科の植村天受教授によって、
概ね次のような発表がありました。
「去勢抵抗性前立腺癌患者(CRPC)に対する「ペプチドワクチンと低用量デキサメタゾン併用療法」は、「デキサメタゾン単独療法群」と比較してPSA failureまでの期間を有意に延長することが、フェーズ2、前向きランダム化比較試験の中間解析で明らかになった。」
<がんナビ>
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/sp/jsco2012/201211/527475.html&cnavi=1
発表の詳細は残念ながら勉強不足で理解できませんが、植村教授は次のように締めくくっておられます。
去勢抵抗性前立腺癌患者(CRPC)に対する「デキサメタゾン併用ペプチドワクチン療法」は
安全かつQOLを損なわない治療法であり、化学療法未治療のCRPC患者において有効と思われ、
今後、第3相試験を実施する必要がある。
この治療法が一般に用いられるようになるにはまだ少なくとも数年かかると思われますが、
上記のような免疫療法クリニックに飛び込むぐらいなら、こうした治験を受けたほうが良さそうに思うのですが、この辺はあくまでも個人的な感想にすぎません。