ファルさん
こんばんは、Torizenです
リンパ浮腫外来、本当にお疲れ様でした。
神さんの発病当時は「リンパ浮腫」という病名を知らない医師も
沢山いて、大きな病院を転々として難民のような状態でした。
今はこの病気も市民権を得ており、まだ少ないですが専門医も
存在しています。
神さんも発症時は四国まで足を運んで診察してもらいましたが、
現在では横浜の大学病院で専門医に診てもらい、九州にいた
ころよりずいぶん症状が改善し大変感謝しています。
私も外照射治療を受けており、今後、リンパ浮腫を発症する可能性
があるので、ファルさんの書き込みは大変参考になります。
>話の流れでIGRT+3DCRTでしたと言ったら、
>「ああっそれでわかった。前立腺に近い方のリンパ節だけ
>ダメージを受けて、離れている方は無事なんだろう。」
やはり、放射線治療の種類とリンパ浮腫の発症になんらかの
関係があるのですね。照射方法によって、ダメージを受ける
リンパ節と受けないリンパ節があることも大変参考になります。
また、ホルモン治療の副作用で、浮腫みが出ることもある
という書き込みが以前あったことも思い出しました。
この掲示板ではあまり書き込みはありませんが、手術による
リンパ節郭清だけではなく、放射線治療やホルモン治療でも
リンパ浮腫発症を注意深く観察する必要がありますね。
そして、発症が疑われる場合はファルさんのようにすばやく
専門外来を受診することが大切ということが良くわかりました。
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こんばんは、Torizenです
リンパ浮腫外来、本当にお疲れ様でした。
神さんの発病当時は「リンパ浮腫」という病名を知らない医師も
沢山いて、大きな病院を転々として難民のような状態でした。
今はこの病気も市民権を得ており、まだ少ないですが専門医も
存在しています。
神さんも発症時は四国まで足を運んで診察してもらいましたが、
現在では横浜の大学病院で専門医に診てもらい、九州にいた
ころよりずいぶん症状が改善し大変感謝しています。
私も外照射治療を受けており、今後、リンパ浮腫を発症する可能性
があるので、ファルさんの書き込みは大変参考になります。
>話の流れでIGRT+3DCRTでしたと言ったら、
>「ああっそれでわかった。前立腺に近い方のリンパ節だけ
>ダメージを受けて、離れている方は無事なんだろう。」
やはり、放射線治療の種類とリンパ浮腫の発症になんらかの
関係があるのですね。照射方法によって、ダメージを受ける
リンパ節と受けないリンパ節があることも大変参考になります。
また、ホルモン治療の副作用で、浮腫みが出ることもある
という書き込みが以前あったことも思い出しました。
この掲示板ではあまり書き込みはありませんが、手術による
リンパ節郭清だけではなく、放射線治療やホルモン治療でも
リンパ浮腫発症を注意深く観察する必要がありますね。
そして、発症が疑われる場合はファルさんのようにすばやく
専門外来を受診することが大切ということが良くわかりました。
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お陰様で小線源治療を終了しました
投稿者:SANZOKU 投稿日:2015/05/16(土) 21:06:51 No.5846
[返信]
皆さん、こんばんは。
5/11(月)から3泊4日で臨んだ入院治療を無事に終え昨日帰宅しました。いろいろ励ましていただき心丈夫に手術に臨むことができたことは、本当にありがたかったです。
その覚悟の割には、え~これで終わり・・・!? といったところが率直な感想です。その顛末は予後も含めて来週後半くらいに詳細を報告させていただきます。
実は緊張の疲れが出たのか、持病の頭痛が出て昨日は這々の体で家まで辿り着きました。痛みは手術後に処方されたロキソニンであまり感じないのですが、目眩のような感覚と自律神経が上手く働かないような不快感が身体を支配して、QOLが滅茶苦茶下がってしまうのです。ゾラテックス注射のための朝一番の診察もそこそこに家に帰って来た次第です。帰りだけは排尿を心配して新幹線を予約していたのですが、それは全くの杞憂に終わり、こんな形で役に立つとは思いませんでした。本日はかなり改善しています。
そんな訳で、GANBA-SETAさ~~~ん!!!。
一応元気ですよ~~~。
それからGANBA-SETAさんの宿題ですが、カテーテルは下半身麻酔で動けぬ患者に必須の処置であることは当然ですが、前立腺の固定のためというよりも脱落線源の確認のためという意味合いが大きいそうです。固定の役目も果たしているように思いますが、そのようなお答えでした。カテーテルなしで手術されることはないと思うので、どの程度の感覚でお答えいただいたかは分かりません。
5/11(月)から3泊4日で臨んだ入院治療を無事に終え昨日帰宅しました。いろいろ励ましていただき心丈夫に手術に臨むことができたことは、本当にありがたかったです。
その覚悟の割には、え~これで終わり・・・!? といったところが率直な感想です。その顛末は予後も含めて来週後半くらいに詳細を報告させていただきます。
実は緊張の疲れが出たのか、持病の頭痛が出て昨日は這々の体で家まで辿り着きました。痛みは手術後に処方されたロキソニンであまり感じないのですが、目眩のような感覚と自律神経が上手く働かないような不快感が身体を支配して、QOLが滅茶苦茶下がってしまうのです。ゾラテックス注射のための朝一番の診察もそこそこに家に帰って来た次第です。帰りだけは排尿を心配して新幹線を予約していたのですが、それは全くの杞憂に終わり、こんな形で役に立つとは思いませんでした。本日はかなり改善しています。
そんな訳で、GANBA-SETAさ~~~ん!!!。
一応元気ですよ~~~。
それからGANBA-SETAさんの宿題ですが、カテーテルは下半身麻酔で動けぬ患者に必須の処置であることは当然ですが、前立腺の固定のためというよりも脱落線源の確認のためという意味合いが大きいそうです。固定の役目も果たしているように思いますが、そのようなお答えでした。カテーテルなしで手術されることはないと思うので、どの程度の感覚でお答えいただいたかは分かりません。
□3 セカンドオピニオンJ医科大
投稿者:井伊 投稿日:2015/05/16(土) 20:30:25 No.5845
[返信]
GANBA-SETAさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
PSAが3以下なのに16本中5本も陽性。PSAにあまり反映されない種類の癌だとしても、
通常の腺がんとは違う性質なのかもしれないと思い、PSAが低いことが逆に不安でした。
このことも慎重に治療法を選ばなくては、と思った理由の1つです。
ここでみなさんがどんな治療を受けているか知ることができ、
自分の治療をどうするかの判断に役立ちました、ありがとうございます。
--------
最初にどの治療を選択するかによって、すべてが決まると言ってもいいくらいですから、
外照射併用小線源の治療を受けるという決断に迷いがなかったかと言うと、そうでもない。
気になるのは、高リスク前立腺癌に「外照射併用小線源」を適用している医療機関が少ないということ。
そこで再度「高リスク前立腺癌に最適な治療法は何か」を調べてみましたが、これが良くわからない。
外照射なのか、小線源治療なのか、ロボット支援なども含めた「全摘」なのか、それともそれ以外なのか・・
そこで、当然思いつくのがセカンドオピニオン。この一大事にこれを使わなくて、いつ使うのか、ですね。
担当医師は、この病院でセカンドオピニオンを担当している先生でもあったため、それを切り出すのは簡単でした。
治療の紹介状とは別に、放射線治療に強いと言われる東京J医科大E先生に紹介状を書いてもらいました。
実は最初、同じ病院の放射線科A先生に話を聞きたいと相談しましたが、
担当医師に「ここはやはりE先生でしょう」と言われ、それに素直に従いました。
当日、「私の高リスク前立腺癌に最適な治療法は何」を東京J医科大E先生にぶつけました。
ところが、その答えがなんと「わからない」だったのです。
医療機関や医師の力に差があるから、治療法は「これ」といえない。
あるいは「高リスク前立腺癌の治療は、まだ確立されていない」ということなのもしれませんが、
手術を望まないというのであれば、あなたの考えている放射線治療をすれば良いと思います。
...(続きを読む)
PSAが3以下なのに16本中5本も陽性。PSAにあまり反映されない種類の癌だとしても、
通常の腺がんとは違う性質なのかもしれないと思い、PSAが低いことが逆に不安でした。
このことも慎重に治療法を選ばなくては、と思った理由の1つです。
ここでみなさんがどんな治療を受けているか知ることができ、
自分の治療をどうするかの判断に役立ちました、ありがとうございます。
--------
最初にどの治療を選択するかによって、すべてが決まると言ってもいいくらいですから、
外照射併用小線源の治療を受けるという決断に迷いがなかったかと言うと、そうでもない。
気になるのは、高リスク前立腺癌に「外照射併用小線源」を適用している医療機関が少ないということ。
そこで再度「高リスク前立腺癌に最適な治療法は何か」を調べてみましたが、これが良くわからない。
外照射なのか、小線源治療なのか、ロボット支援なども含めた「全摘」なのか、それともそれ以外なのか・・
そこで、当然思いつくのがセカンドオピニオン。この一大事にこれを使わなくて、いつ使うのか、ですね。
担当医師は、この病院でセカンドオピニオンを担当している先生でもあったため、それを切り出すのは簡単でした。
治療の紹介状とは別に、放射線治療に強いと言われる東京J医科大E先生に紹介状を書いてもらいました。
実は最初、同じ病院の放射線科A先生に話を聞きたいと相談しましたが、
担当医師に「ここはやはりE先生でしょう」と言われ、それに素直に従いました。
当日、「私の高リスク前立腺癌に最適な治療法は何」を東京J医科大E先生にぶつけました。
ところが、その答えがなんと「わからない」だったのです。
医療機関や医師の力に差があるから、治療法は「これ」といえない。
あるいは「高リスク前立腺癌の治療は、まだ確立されていない」ということなのもしれませんが、
手術を望まないというのであれば、あなたの考えている放射線治療をすれば良いと思います。
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こんにちは。
長文・駄文で失礼します。
前回の様子はこちらです。
https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=5619
リンパ浮腫と放射線の晩期障害の疑いがあるということ、この診察のためにまた遠方のI医大病院に来るのも大変だろうということで、I医大病院から紹介状をもらい地元A+病院(ファーストオピニョンの病院)泌尿器科へ。
私としては、泌尿器科を窓口にリンパ浮腫外来(このときはあると思っていた)と消化器外来に振ってもらおうと考えていました。
消化器の方は、順調に進み、内視鏡検査により「放射線直腸炎」の診断となりました。
まだ、出血が微量なため、出血がひどい場合に使う座薬のみの処方となりました。
リンパ浮腫のほうです。診察が午前の早い時間だったのでまだそんなにむくみがでていません。
泌尿器科の医師がもう少し様子見ましょう、また後日来てくださいということになりました。
この時点ではTorizenさんとのやり取りで書いたように、A+病院はリンパドレナージセラピストはいるけれども、診察する外来は無いようだとわかっていました。
あーあ、二度手間だったなと、リンパ浮腫外来のあるN病院に行くべくI医大病院に再度紹介状の発行を求めたところ、担当医師が転勤のため、紹介状を出すにはもう一度受診してもらう必要があるとのこと。(ここまでくるのにもN病院も含め電話のやり取りが何回も)
紹介状もらうために休みを1日とって交通費をかけて行く気にもならず、どうしたものか。
なんとなく失礼な気がしないでもないけれど、A+病院に次に行ったときに紹介状頼んでみよう。
するとありがたいことに以外に簡単に、
「N病院にリンパ浮腫外来があるのですか?はい、いいですよ。」
やっとのことでN病院に。科としては放射線科の医師でした。
両足をさわって、あー固くなってますね。リンパ浮腫でしょうと即決。
ただ、
「ふつうは太股にもむくみがでるものだが、それはない。おかしいな。」
...(続きを読む)
長文・駄文で失礼します。
前回の様子はこちらです。
https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=5619
リンパ浮腫と放射線の晩期障害の疑いがあるということ、この診察のためにまた遠方のI医大病院に来るのも大変だろうということで、I医大病院から紹介状をもらい地元A+病院(ファーストオピニョンの病院)泌尿器科へ。
私としては、泌尿器科を窓口にリンパ浮腫外来(このときはあると思っていた)と消化器外来に振ってもらおうと考えていました。
消化器の方は、順調に進み、内視鏡検査により「放射線直腸炎」の診断となりました。
まだ、出血が微量なため、出血がひどい場合に使う座薬のみの処方となりました。
リンパ浮腫のほうです。診察が午前の早い時間だったのでまだそんなにむくみがでていません。
泌尿器科の医師がもう少し様子見ましょう、また後日来てくださいということになりました。
この時点ではTorizenさんとのやり取りで書いたように、A+病院はリンパドレナージセラピストはいるけれども、診察する外来は無いようだとわかっていました。
あーあ、二度手間だったなと、リンパ浮腫外来のあるN病院に行くべくI医大病院に再度紹介状の発行を求めたところ、担当医師が転勤のため、紹介状を出すにはもう一度受診してもらう必要があるとのこと。(ここまでくるのにもN病院も含め電話のやり取りが何回も)
紹介状もらうために休みを1日とって交通費をかけて行く気にもならず、どうしたものか。
なんとなく失礼な気がしないでもないけれど、A+病院に次に行ったときに紹介状頼んでみよう。
するとありがたいことに以外に簡単に、
「N病院にリンパ浮腫外来があるのですか?はい、いいですよ。」
やっとのことでN病院に。科としては放射線科の医師でした。
両足をさわって、あー固くなってますね。リンパ浮腫でしょうと即決。
ただ、
「ふつうは太股にもむくみがでるものだが、それはない。おかしいな。」
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初めまして。
PSAが低い値でも高リスクの場合もあるのですね。
そういう意味でも、個人としては、やはりPSA検査を受けることは大事なことですね。
前立腺がんの窓口は「泌尿器科」ですので、
どうしても「摘出手術が一番良いと思いますよ」になりますよね。
前立腺がんの治療方法は、病状に合わせて選択肢が沢山あることをご存じで無い方は、
普通は、ここで「お願いします。」となりがちですが、よく踏み留まれましたね。
前立腺がんの「高リスク罹患者」の「摘出手術」は、
現在の高度化した小線源治療や放射線治療より優れているということはなく、
むしろ後遺症の問題や、がん細胞の取り残しなどリスクを考えますと、
日本に何人おられるか知りませんが、極めて高度な執刀技術を要する「摘出手術」よりも、
小線源や放射線治療の方が有利な状況になっていると思います。
井伊さんは、結果的に、ご自分が納得できる治療法に辿り着かれたようで、良かったです。
一人でも多くの罹患者の方々が、自分自身が納得できる治療法を選択できるよう、
このネットが少しでも役に立てれば良いですね。
PSAが低い値でも高リスクの場合もあるのですね。
そういう意味でも、個人としては、やはりPSA検査を受けることは大事なことですね。
前立腺がんの窓口は「泌尿器科」ですので、
どうしても「摘出手術が一番良いと思いますよ」になりますよね。
前立腺がんの治療方法は、病状に合わせて選択肢が沢山あることをご存じで無い方は、
普通は、ここで「お願いします。」となりがちですが、よく踏み留まれましたね。
前立腺がんの「高リスク罹患者」の「摘出手術」は、
現在の高度化した小線源治療や放射線治療より優れているということはなく、
むしろ後遺症の問題や、がん細胞の取り残しなどリスクを考えますと、
日本に何人おられるか知りませんが、極めて高度な執刀技術を要する「摘出手術」よりも、
小線源や放射線治療の方が有利な状況になっていると思います。
井伊さんは、結果的に、ご自分が納得できる治療法に辿り着かれたようで、良かったです。
一人でも多くの罹患者の方々が、自分自身が納得できる治療法を選択できるよう、
このネットが少しでも役に立てれば良いですね。
前立腺肥大スレッド作成依頼
投稿者:山城の人 投稿日:2015/05/16(土) 08:36:20 No.5841
[返信]
ひげのとうさへ ご無沙汰しています。表記の件をご検討できないでしょうか?
前立腺肥大症と前立腺cancerとはまつたく別物で有ることは十分、認識した上で、次の理由で検討していただけたとおもいました。
①両者の症状がオーバーラップしている場合がある、患者も医師もPSA高値なのは肥大による
ものと判断され、cancerの治療時期をのがされたかたがおられます。
②cancerについてはネツトでこの掲示版をふくめて、多数、検索できますが、肥大症については
それほど検索できません。
③肥大症で現在治療中のかたでも、(潜在的当確canserになりうる年代の人が多い)
相互に情報を得る場となるのではないかと思ったしだいです。
御手数をかける事になりますが、よろしくお願いします。
前立腺肥大症と前立腺cancerとはまつたく別物で有ることは十分、認識した上で、次の理由で検討していただけたとおもいました。
①両者の症状がオーバーラップしている場合がある、患者も医師もPSA高値なのは肥大による
ものと判断され、cancerの治療時期をのがされたかたがおられます。
②cancerについてはネツトでこの掲示版をふくめて、多数、検索できますが、肥大症については
それほど検索できません。
③肥大症で現在治療中のかたでも、(潜在的当確canserになりうる年代の人が多い)
相互に情報を得る場となるのではないかと思ったしだいです。
御手数をかける事になりますが、よろしくお願いします。
□2 男性機能を失うのか、それとも命か?
投稿者:井伊 投稿日:2015/05/16(土) 07:48:08 No.5840
[返信]
外照射は週5回、今週月曜から開始したので昨日で5回目の照射です。
土日は休みなので今日は外出届けを出してあります。
--------
次は、がんと診断された直後の話。
医師から治療法として、全摘手術、ロボット支援手術、放射線などがあるという説明を受けましたが、
担当医師との話は当初、全摘手術を前提に行われました。
診断では、私のがんは左葉に限局していると見られるが、もう片側に全くないとも限らないので、
両方の勃起神経切除、拡大リンパ節郭清、小切開腹腔鏡補助下の「全摘」を提案されました。
しかし、この手術で男性機能を失うのがなんとも辛く、悲しい気分で何日か過ごしたのを覚えています。
そこで手術以外の放射線治療、例えばトモセラピー、IMRT、さらに
外照射併用小線源(HDRやLDR)などを中心にインターネットで調べる日が続きました。
その中で一番気になったのが、ここでも治療例の多い外照射併用小線源治療(LDR)です。
より高い線量を照射し再発率や局所コントロールという点で非常に優れるという特徴が頼もしく感じられました。
その後、骨シンチの結果で転移がみられないことが確認され、最終的な診断結果を言われるその日に
治療開始を保留し、担当医師にS医科大O先生宛ての紹介状を書いていただき、
ここから外照射併用小線源治療(LDRトリモダリティー)の方向に大きく進み出したのです。
これでやっと希望が見えてきた気がしました。
尚、担当医師からは、放射線治療の疑問点として次のように言われました。
リンパ節の転移に関しての対策、精嚢に浸潤している場合の対策をどうするのか。
さらに、ネットでは放射線が夢のような治療と書かれていることも多いが、手術同様障害も起きるし、
男性機能も弱ってくる。また、すべてのがん細胞をたたけるとは限らないと考えている、とも。
実はこの担当医師は、高リスク前立腺癌の手術においても高い完治率の実績を持った先生なのですが、
それだけではなく放射線治療の患者も受け持っており、言葉に説得力があるので困ってしまうのです。
しかしながら、私の判断は「花と散るまで・・男でいたいを優先」に大きく傾いており
...(続きを読む)
土日は休みなので今日は外出届けを出してあります。
--------
次は、がんと診断された直後の話。
医師から治療法として、全摘手術、ロボット支援手術、放射線などがあるという説明を受けましたが、
担当医師との話は当初、全摘手術を前提に行われました。
診断では、私のがんは左葉に限局していると見られるが、もう片側に全くないとも限らないので、
両方の勃起神経切除、拡大リンパ節郭清、小切開腹腔鏡補助下の「全摘」を提案されました。
しかし、この手術で男性機能を失うのがなんとも辛く、悲しい気分で何日か過ごしたのを覚えています。
そこで手術以外の放射線治療、例えばトモセラピー、IMRT、さらに
外照射併用小線源(HDRやLDR)などを中心にインターネットで調べる日が続きました。
その中で一番気になったのが、ここでも治療例の多い外照射併用小線源治療(LDR)です。
より高い線量を照射し再発率や局所コントロールという点で非常に優れるという特徴が頼もしく感じられました。
その後、骨シンチの結果で転移がみられないことが確認され、最終的な診断結果を言われるその日に
治療開始を保留し、担当医師にS医科大O先生宛ての紹介状を書いていただき、
ここから外照射併用小線源治療(LDRトリモダリティー)の方向に大きく進み出したのです。
これでやっと希望が見えてきた気がしました。
尚、担当医師からは、放射線治療の疑問点として次のように言われました。
リンパ節の転移に関しての対策、精嚢に浸潤している場合の対策をどうするのか。
さらに、ネットでは放射線が夢のような治療と書かれていることも多いが、手術同様障害も起きるし、
男性機能も弱ってくる。また、すべてのがん細胞をたたけるとは限らないと考えている、とも。
実はこの担当医師は、高リスク前立腺癌の手術においても高い完治率の実績を持った先生なのですが、
それだけではなく放射線治療の患者も受け持っており、言葉に説得力があるので困ってしまうのです。
しかしながら、私の判断は「花と散るまで・・男でいたいを優先」に大きく傾いており
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小線源治療準備のためにT医療センターに外来受診
投稿者:Yoshee 投稿日:2015/05/15(金) 21:38:01 No.5839
[返信]
2回目の投稿、自己紹介スレッドNo.21のYosheeと申します。
一昨日(5/13)、小線源治療準備のためにT医療センターに外来受診しました。その結果をご報告致します。
当日の検査と診察項目は下記です。
1.採血、心電図、胸部X線撮影
2.放射線科診察
3.薬剤師外来受診
4.入院について説明
5.プランニング
6.経静脈的腎盂造影(IVP)検査(尿路造影剤検査)
7.主治医による診察、説明
8.その他、看護師から下記の冊子について詳しい説明
・ヨウ素125線源永久挿入による前立腺がん小線源療法を受けられた患者さんへ
・小線源療法後のEDに関して
ここで、前項5と6について、私の推測を交えて結果をご報告致します。
5.プランニング
・下半身の下着を脱ぎ、肛門部に大きな穴が開いた検査着に着替える。
・検査台に乗り両足を高く挙げ、実際の治療と同じ姿勢を取る。
・はじめに肛門から指を挿入し直腸診を行う。
・次に波超音波探触子(ブローブ)が直腸の奥部まで挿入、撮影。そして、ブローブを一定間隔(5mm?)で抜きながら5-6か所?で撮影された。最後にまた、ブローブを奥部まで再挿入して確認、撮影?
・ブローブが最奥部まで挿入された時、鈍痛でうめき声が出たかも知れない。本番は麻酔がかかっているので大丈夫と医師に言われた。二人の医師が掛け声をかけ合い、リズミカルにPCとブローブの操作をしていた。
・検査自体は10分程度で終ったと思われる。
6.経静脈的腎盂造影(IVP)検査(尿路造影剤検査)
この検査の目的は、腎臓、尿路の形態や機能、おしっこが正常に流れているかを調べる検査で30分程度かかる。
検査手順;
・泌尿器造影検査撮影装置の所定の位置に直立姿勢で立ちX 線撮影する。次に撮影装置が水平まで回転し仰向け状態になる。ここでも撮影する。
・細い針(静脈カニューレ)を腕から血管(静脈)へ刺し、造影剤を注射する。
・注射が終ってから5分後と15分後にX線撮影する。
・検査終了時に針を外す。この針はプラスチック製で柔軟に曲がる。
...(続きを読む)
一昨日(5/13)、小線源治療準備のためにT医療センターに外来受診しました。その結果をご報告致します。
当日の検査と診察項目は下記です。
1.採血、心電図、胸部X線撮影
2.放射線科診察
3.薬剤師外来受診
4.入院について説明
5.プランニング
6.経静脈的腎盂造影(IVP)検査(尿路造影剤検査)
7.主治医による診察、説明
8.その他、看護師から下記の冊子について詳しい説明
・ヨウ素125線源永久挿入による前立腺がん小線源療法を受けられた患者さんへ
・小線源療法後のEDに関して
ここで、前項5と6について、私の推測を交えて結果をご報告致します。
5.プランニング
・下半身の下着を脱ぎ、肛門部に大きな穴が開いた検査着に着替える。
・検査台に乗り両足を高く挙げ、実際の治療と同じ姿勢を取る。
・はじめに肛門から指を挿入し直腸診を行う。
・次に波超音波探触子(ブローブ)が直腸の奥部まで挿入、撮影。そして、ブローブを一定間隔(5mm?)で抜きながら5-6か所?で撮影された。最後にまた、ブローブを奥部まで再挿入して確認、撮影?
・ブローブが最奥部まで挿入された時、鈍痛でうめき声が出たかも知れない。本番は麻酔がかかっているので大丈夫と医師に言われた。二人の医師が掛け声をかけ合い、リズミカルにPCとブローブの操作をしていた。
・検査自体は10分程度で終ったと思われる。
6.経静脈的腎盂造影(IVP)検査(尿路造影剤検査)
この検査の目的は、腎臓、尿路の形態や機能、おしっこが正常に流れているかを調べる検査で30分程度かかる。
検査手順;
・泌尿器造影検査撮影装置の所定の位置に直立姿勢で立ちX 線撮影する。次に撮影装置が水平まで回転し仰向け状態になる。ここでも撮影する。
・細い針(静脈カニューレ)を腕から血管(静脈)へ刺し、造影剤を注射する。
・注射が終ってから5分後と15分後にX線撮影する。
・検査終了時に針を外す。この針はプラスチック製で柔軟に曲がる。
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放射線治療後の痔治療
投稿者:栗林 投稿日:2015/05/15(金) 20:49:38 No.5838
[返信]
ひげの父さん及び腺友の皆さん、時々ご相談させて頂いています栗林です。放射線治療を受けた後の大腸は少なからずとも血管障害を惹起し、組織細胞が弱っている状態の中で痔の治療(切り取り手術、内痔核硬化法:ALTA注射法ジオン注、結紮切除術など)はどのようにおこなわれているのかご存知でしょうか。経験者あるいは情報をお持ちのある方がおられましたらお教え頂けないでしょうか。ご相談ばかりで恐縮ですがよろしくお願いします。
□1 PSAは2.8でも高リスク前立腺癌
投稿者:井伊 投稿日:2015/05/15(金) 06:55:29 No.5837
[返信]
病院の朝は早い、病棟のデイルームでこれを書いています。
今は外照射を開始したばかりなので、それほど気になる症状はありませんが、
私もS,Yさんと同様な悩みを持つことになるのでしょう。
--------
さて昨年の春の話の続きですが、集団検診で要精検と通知されたPSA値は3.2でした。
しかし地元の「がん診療連携拠点病院」で精密検査を受けたところ
PSA値は、さらに低く2.8ng/mlしかありません。
ところが腹部造影MRI検査で「前立腺左葉に影」という診断が出て生検を受けることに。
このときは、きっと「がん」が見つかる、でも早期治療で問題ないだろうと予想していました。
結果、担当医師からはやはり・・・あっさりと「がんが見つかりました」と告げられたのです。
低いPSAではがんが見つかりにくいとの話も読みましたが、検査からがんが見つかるまで一直線でした。
診断は下のように「根治が難しい」という判定の高リスク前立腺癌。
陽性率:約30%(16本中5本)
GS8(4+4)
担当医師から、このあとの体幹部CT(造影剤を使った胸部と腰のCT)と骨シンチに異常がない
と仮定すると、「摘出手術が一番良いと思いますよ」と言われました。
初期の癌に違いないと思っていた私は、この言葉に・・・納得できないものを感じましたが、
家に帰ってから調べると「GS8と陽性率が低くないこと」の重みに気がつきました。
いくつかの治療法を検討しましたが、結局たどりついた治療法はLDRトリモダリティー、
現在、放射線外照射のためS医科大に入院し治療中です。
※その経緯を、これから何回かに分けて投稿します。
今は外照射を開始したばかりなので、それほど気になる症状はありませんが、
私もS,Yさんと同様な悩みを持つことになるのでしょう。
--------
さて昨年の春の話の続きですが、集団検診で要精検と通知されたPSA値は3.2でした。
しかし地元の「がん診療連携拠点病院」で精密検査を受けたところ
PSA値は、さらに低く2.8ng/mlしかありません。
ところが腹部造影MRI検査で「前立腺左葉に影」という診断が出て生検を受けることに。
このときは、きっと「がん」が見つかる、でも早期治療で問題ないだろうと予想していました。
結果、担当医師からはやはり・・・あっさりと「がんが見つかりました」と告げられたのです。
低いPSAではがんが見つかりにくいとの話も読みましたが、検査からがんが見つかるまで一直線でした。
診断は下のように「根治が難しい」という判定の高リスク前立腺癌。
陽性率:約30%(16本中5本)
GS8(4+4)
担当医師から、このあとの体幹部CT(造影剤を使った胸部と腰のCT)と骨シンチに異常がない
と仮定すると、「摘出手術が一番良いと思いますよ」と言われました。
初期の癌に違いないと思っていた私は、この言葉に・・・納得できないものを感じましたが、
家に帰ってから調べると「GS8と陽性率が低くないこと」の重みに気がつきました。
いくつかの治療法を検討しましたが、結局たどりついた治療法はLDRトリモダリティー、
現在、放射線外照射のためS医科大に入院し治療中です。
※その経緯を、これから何回かに分けて投稿します。
以前に投稿しましたS,Yです。昨年の12月10日からホルモン療法に入り、3月4日にk大学附属病院で小線源治療(小線源55本挿入=110Gr)を受け、その後の4月8日からO医療センターで放射線外部照射(1.8Gr×25回=45Gr)の治療に入り、本日無事に終了しました。PSA値は0.012と下がっていて、ドクターは経過は良いのでこのまま様子をみましょうとの事。次回の検診日は3か月後です。
副作用としては、尿意・便意切迫で排尿回数が1日に18回~21回程度と、4月末から排便回数が1日に5回~8回程度あるのが悩みです。Mドクターは回復には1年程必要か?と言われています。今のところ、それ以外の副作用はまったくなく通常の生活ができています。
副作用としては、尿意・便意切迫で排尿回数が1日に18回~21回程度と、4月末から排便回数が1日に5回~8回程度あるのが悩みです。Mドクターは回復には1年程必要か?と言われています。今のところ、それ以外の副作用はまったくなく通常の生活ができています。
放射線外照射のため入院中
投稿者:井伊 投稿日:2015/05/14(木) 22:05:28 No.5835
[返信]
はじめまして、北関東在住の55歳です。
昨年の春、集団検診でPSA値が高いと指摘され、検査を受けました。
その結果前立腺癌が見つかり、治療は外照射併用小線源を選択しました。
現在小線源の挿入を終え、放射線外照射のため入院中です。
入院前に何か書きたかったのですが、1月以上も留守にするためとても忙しく、
時間ができた今、やっと投稿することができました。
どんな治療を受けるかを考える上で、みなさんの投稿を興味深く読ませていただきました。
ありがとうございます。特に角さんの投稿を読んでいると、非常に厳しい状況でありながら、
悲観するでもなく楽観するでもなく、いつも淡々と物事を進めるその姿に、元気づけられました。
昨年の春、集団検診でPSA値が高いと指摘され、検査を受けました。
その結果前立腺癌が見つかり、治療は外照射併用小線源を選択しました。
現在小線源の挿入を終え、放射線外照射のため入院中です。
入院前に何か書きたかったのですが、1月以上も留守にするためとても忙しく、
時間ができた今、やっと投稿することができました。
どんな治療を受けるかを考える上で、みなさんの投稿を興味深く読ませていただきました。
ありがとうございます。特に角さんの投稿を読んでいると、非常に厳しい状況でありながら、
悲観するでもなく楽観するでもなく、いつも淡々と物事を進めるその姿に、元気づけられました。
新薬の効き目を報告させていただいております。
2014年6月よりイクスタンジ(エンザルタミド)を服用し、
PSA 251.0から劇的に下がり続けましたが、12月で下げ止
り、0.328 → 0.580 → 1.22 と上昇に転じたので
2月15日からザイティガ(アビラテロン)に切り替えました。
しかし、結果は切り替えてからも下がることはなく、
1.67 → 3.43 → 5.07 と3ヶ月連続で上昇しています。
![](../../../livedoor.blogimg.jp/tsunoda001/imgs/a/9/a97464c4.png)
主治医と話し合い、結局主治医のすすめで、PSAが少し上がりかけて中断したイクスタンジ
(エンザルタミド)をUFT と併用して様子を見ることにしました。
この3ヶ月、ザイティガを服用していましたが、イクスタンジの休薬期間だったかもと思い、
イクスタンジが再び効くのではないかとの希望を持ちました。
新薬については、本当にどういう風にしたらいいのかわかりませんね。自分が身をもって
エビデンスになってもいいと思いつつ、あの手この手を考えています。手詰まり感もあるのは
事実ですが、抗がん剤は、今後の状況や心のあり方にもよると思うのですが、最後の最後あるいは
スルーするかもしれないという考えです。
悲愴感は全然ありません。
2014年6月よりイクスタンジ(エンザルタミド)を服用し、
PSA 251.0から劇的に下がり続けましたが、12月で下げ止
り、0.328 → 0.580 → 1.22 と上昇に転じたので
2月15日からザイティガ(アビラテロン)に切り替えました。
しかし、結果は切り替えてからも下がることはなく、
1.67 → 3.43 → 5.07 と3ヶ月連続で上昇しています。
![](../../../livedoor.blogimg.jp/tsunoda001/imgs/a/9/a97464c4.png)
主治医と話し合い、結局主治医のすすめで、PSAが少し上がりかけて中断したイクスタンジ
(エンザルタミド)をUFT と併用して様子を見ることにしました。
この3ヶ月、ザイティガを服用していましたが、イクスタンジの休薬期間だったかもと思い、
イクスタンジが再び効くのではないかとの希望を持ちました。
新薬については、本当にどういう風にしたらいいのかわかりませんね。自分が身をもって
エビデンスになってもいいと思いつつ、あの手この手を考えています。手詰まり感もあるのは
事実ですが、抗がん剤は、今後の状況や心のあり方にもよると思うのですが、最後の最後あるいは
スルーするかもしれないという考えです。
悲愴感は全然ありません。
ダビンチに関して、興味深い資料をみつけましたので、紹介します。
それは、第2回 近未来技術実証特区検討会 配布資料 平成27年2月9日よりリンクされている資料3 費用対効果からみた手術支援ロボット「ダビンチ」についてで、東京医療センター名誉院長 松本純夫氏が会議に提出した資料です。
世界地図の中で、地域、国別の設置台数が記載されています。
米国 2116
欧州 488
日本 178
日経デジタルヘルスの記事、手術支援ロボット「ダビンチ」は、どう進化していくのか(page 2)の設置数とつきあわせると、松本名誉院長が参照したのは、2014年第2四半期時点の数のようです。
日本ロボット外科学会の導入施設一覧(2014年9月末現在(概数))によると、以下の値になります。
米国 2185
欧州 516
日本 188
松本先生の資料には「考察及び結語」として「東京医療センターで経験したロボット支援前立腺摘出術および幽門側胃切除術の消耗品類の費用を算出していて以下のように書かれています。
・前立腺ではロボット加算542,000円からみて45,105円の黒字
・胃癌ではロボット加算542000円がついても384,465円の赤字であり、
腹腔鏡加算6,490点であれば861,565円と赤字額が大きくなる
・日本の保険医療材料ルールへの歩み寄りを希望したい
病院経営上、ダビンチによる手術は寄与しているのでしょうか。
米国でのダビンチの普及状況をみると、Brachytherapy: Where Has It Gone?で、紹介した米国における小線源治療の減少の理由として第一にあげられた理由、「ロボット支援全摘手術の増加」ということが納得できます。
それは、第2回 近未来技術実証特区検討会 配布資料 平成27年2月9日よりリンクされている資料3 費用対効果からみた手術支援ロボット「ダビンチ」についてで、東京医療センター名誉院長 松本純夫氏が会議に提出した資料です。
世界地図の中で、地域、国別の設置台数が記載されています。
米国 2116
欧州 488
日本 178
日経デジタルヘルスの記事、手術支援ロボット「ダビンチ」は、どう進化していくのか(page 2)の設置数とつきあわせると、松本名誉院長が参照したのは、2014年第2四半期時点の数のようです。
日本ロボット外科学会の導入施設一覧(2014年9月末現在(概数))によると、以下の値になります。
米国 2185
欧州 516
日本 188
松本先生の資料には「考察及び結語」として「東京医療センターで経験したロボット支援前立腺摘出術および幽門側胃切除術の消耗品類の費用を算出していて以下のように書かれています。
・前立腺ではロボット加算542,000円からみて45,105円の黒字
・胃癌ではロボット加算542000円がついても384,465円の赤字であり、
腹腔鏡加算6,490点であれば861,565円と赤字額が大きくなる
・日本の保険医療材料ルールへの歩み寄りを希望したい
病院経営上、ダビンチによる手術は寄与しているのでしょうか。
米国でのダビンチの普及状況をみると、Brachytherapy: Where Has It Gone?で、紹介した米国における小線源治療の減少の理由として第一にあげられた理由、「ロボット支援全摘手術の増加」ということが納得できます。
溝脇先生の論文 高リスクに対する放射線治療後のホルモン療法について
投稿者:眞 投稿日:2015/05/09(土) 17:58:46 No.5832
[返信]
論文・詳細スレッドに高リスク患者に対する外照射治療の京都大学の溝脇先生の論文を投稿しました。併せて、外照射後のホルモン療法に関して、小線源に関する論文、「がんサポート」の記事を紹介しています。
https://sen-you.boy.jp/bbs/paper/?read=26
https://sen-you.boy.jp/bbs/paper/?read=26
投稿拝見させて頂いております。
私のGSは4+3ということでした。そうですか、7ということで、中リスクと思っていたのですが、高リスクに近いのですか。どの病院に頼ろうか思案中ですが、あまりのんびりともしておられないということでしょうか。情報有難うございました。
私のGSは4+3ということでした。そうですか、7ということで、中リスクと思っていたのですが、高リスクに近いのですか。どの病院に頼ろうか思案中ですが、あまりのんびりともしておられないということでしょうか。情報有難うございました。
グリソンスコア 7 3+4 と 4+3 の違い
投稿者:眞 投稿日:2015/05/09(土) 14:24:21 No.5829
[返信]
野口 様
GSが7ということですが、3+4でしょうか。それとも 4+3 ですか。
3+4 と 4+3 ではだいぶ違うようです。
前立腺がんに対する手術療法
で紹介しました栃木県立がんセンターの川島先生のビデオの21分49秒あたりからのGSの説明の中でこのようにいっています。
「4+3 は高リスクに近い性質をもっている」
そうして、プレゼン上、資料の数値を高リスクのほうに移動しています。
このビデオは手術に関する話がメインですが、その他、参考になることをいろいろ話されているので、掲示板でも紹介しました。
ひげの父さんは泌尿器学会の報告(1)でディベートセッションにおける川島先生の報告、話を紹介しています。
また、Gleason score 3+4=7か4+3=7で迷う場合で、白石先生の本を紹介しました。
「少なくとも我が国においてはGleason score 3+4=7であれば小線源単独治療が可能とされ、一方4+3=7であれば単独治療対象から除外される。」
もっとも、必ずしも各病院でこのような判断をするわけではなく、例えば、高リスクに対するTri-Modality療法実施病院一覧でリンクしました奈良県立医科大学の資料、前立腺癌に対するヨード(I-125)シード線源を用いた小線源療法について 第12版 2015年1月にはこう書かれています。
「小線源単独療法の適応
PSA 10ng/mL以下
臨床病期T2以下(前立腺内に限局)
グリソンスコア6以下」
上記が原則のようですが、その下に次のように書かれています。
「グリソンスコアが7の方については、3+4の7の場合、単独療法も考慮します。」
3+4 と 4+3 の違い、顔つきの悪い4が多いとよくないということでしょう。
GSが7ということですが、3+4でしょうか。それとも 4+3 ですか。
3+4 と 4+3 ではだいぶ違うようです。
前立腺がんに対する手術療法
で紹介しました栃木県立がんセンターの川島先生のビデオの21分49秒あたりからのGSの説明の中でこのようにいっています。
「4+3 は高リスクに近い性質をもっている」
そうして、プレゼン上、資料の数値を高リスクのほうに移動しています。
このビデオは手術に関する話がメインですが、その他、参考になることをいろいろ話されているので、掲示板でも紹介しました。
ひげの父さんは泌尿器学会の報告(1)でディベートセッションにおける川島先生の報告、話を紹介しています。
また、Gleason score 3+4=7か4+3=7で迷う場合で、白石先生の本を紹介しました。
「少なくとも我が国においてはGleason score 3+4=7であれば小線源単独治療が可能とされ、一方4+3=7であれば単独治療対象から除外される。」
もっとも、必ずしも各病院でこのような判断をするわけではなく、例えば、高リスクに対するTri-Modality療法実施病院一覧でリンクしました奈良県立医科大学の資料、前立腺癌に対するヨード(I-125)シード線源を用いた小線源療法について 第12版 2015年1月にはこう書かれています。
「小線源単独療法の適応
PSA 10ng/mL以下
臨床病期T2以下(前立腺内に限局)
グリソンスコア6以下」
上記が原則のようですが、その下に次のように書かれています。
「グリソンスコアが7の方については、3+4の7の場合、単独療法も考慮します。」
3+4 と 4+3 の違い、顔つきの悪い4が多いとよくないということでしょう。
NCCN ガイドライン 最新版
投稿者:眞 投稿日:2015/05/09(土) 13:49:28 No.5828
[返信]
NCCN ガイドライン 最新版 は ユーザ登録が要求されるようで、読んでいません。ユーザ登録で、メールアドレスをいれてみたら、属性がかなり要求されます。
NCCNガイドライン2015について
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2015/05/09(土) 13:19:45 No.5827
[返信]
眞さん
近頃の書き込みは、以前よりだいぶ分かりやすい表現になってきたようで、ありがたいですね。
NCCNガイドライン2015が出ていますが、まだ、どこがどう変わったのか、
時間がなかなか取れなくて、ほとんど把握できておりません。
できれば、紹介いただけた部分だけた部分だけではなく、
終盤の、Principles of ・・・・・あたりだけも、
訳していただけると助かるのですがいかがなものでしょうか。
眞さんでなくとも、もし英語に強い方が居られましたら、どなたでもお願いしたいと思います。
ダウンロードはこちらから。
http://www.tri-kobe.org/nccn/guideline/urological/
登録を要すると思いますが、「前立腺がん>最新版」で2015年版が表示されます。
(DLしたものを、勝手にアップして自由に見てもらえるようにすると
問題があるらしいので、それは控えておきます。)
まずはこれぐらいの項目で結構です。
・監視療法関係:PROS-C
・放射線治療関係:PROS-D
・手術関係:PROS-E
・ホルモン療法関係:PROS-F
・免疫・化学療法関係・PROS-G
この並び方(順序)だけでも、ちょっと日本とは違いますね。
日本では手術の前に放射線治療が上げられることは、たとえたいした意味がない場合でも、
まずないでしょうね。
近頃の書き込みは、以前よりだいぶ分かりやすい表現になってきたようで、ありがたいですね。
NCCNガイドライン2015が出ていますが、まだ、どこがどう変わったのか、
時間がなかなか取れなくて、ほとんど把握できておりません。
できれば、紹介いただけた部分だけた部分だけではなく、
終盤の、Principles of ・・・・・あたりだけも、
訳していただけると助かるのですがいかがなものでしょうか。
眞さんでなくとも、もし英語に強い方が居られましたら、どなたでもお願いしたいと思います。
ダウンロードはこちらから。
http://www.tri-kobe.org/nccn/guideline/urological/
登録を要すると思いますが、「前立腺がん>最新版」で2015年版が表示されます。
(DLしたものを、勝手にアップして自由に見てもらえるようにすると
問題があるらしいので、それは控えておきます。)
まずはこれぐらいの項目で結構です。
・監視療法関係:PROS-C
・放射線治療関係:PROS-D
・手術関係:PROS-E
・ホルモン療法関係:PROS-F
・免疫・化学療法関係・PROS-G
この並び方(順序)だけでも、ちょっと日本とは違いますね。
日本では手術の前に放射線治療が上げられることは、たとえたいした意味がない場合でも、
まずないでしょうね。