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T&K
投稿者:GANBA-SETA 投稿日:2014/10/03(金) 09:59:50 No.4699 [返信]
詳細な内容の投稿ありがとうございます。

当方も同じ治療を受けていますので、いろいろ参考になりました。
10月に小線源治療の段階に入りますが、孫2人は別所帯ですので、
T&Kさんのような制約はありませんので、良いのですが、
当分の間は、膝の上に抱っこすることは控えようと思っています。

治療を受けられた先輩として、時々経過を投稿していただければ、
有難いです。
治療の本質からは外れますが
投稿者:T&K 投稿日:2014/10/02(木) 21:24:50 No.4698 [返信]
皆様こんばんは、初めての投稿です。現在70才でS医大O先生のトリモダリティを受けています。それまで近所の医院、社会保険K病院、K医大を経ています。この掲示板は治療開始後知りました。トリモダリティについては多く書かれていますので、治療の本質からは外れますが、その他のことで投稿いたします。
1.治療開始まで
 2012年10月:当初社会保険K病院にてPSA4.3で針生検を提示されましたが、自分は肥大症だと思っていたので針生検は断りました。しかし、もしガンだった場合は選択肢が多いほうが良いと思い、K医大に転院しました
2013年9月:PSAは徐々に上がり、MRIで異常あり。針生検でガンがヒットしました。PSAが高くなってから1年も経過しているので、ショックではなく、やはりそうかと言う感じでした。この時、PSA8.09、T2a、GS4+4=8、陽性率は1/8でした。
 2013年10月:K医大でダビンチロボットによる手術を薦められ、当初は致し方ないかと思いました。しかし、S医大の近くに住んでいる友人が偶然O先生の患者で、彼から藤野邦夫著『前立腺ガン―最善医療のすすめ』を紹介され、読後考えが変わりました(この本は6月に出版されたところでした)。残り人生を考えると、最優先はQOLの高さでした。術後のQOLが高そうな小線源について、K医大とS医大(メールで受診をお願いしました)の説明を比較検討してみましたが、専門外来で治療実績が多く、再発率が低いS医大のO先生にお願いすることにしました。S医大は自宅から1時間弱の通院時間です。
2.治療開始
2014年11月 ホルモン治療開始 PSA9.0、容量50cc
2014年6月 小線源手術、シード数63本
2014年8月 リニアック外部照射放射線治療(身体の前後左右の4方向から)K先生 合計23回
2014年11月まで ホルモン治療の予定
3.ホットフラッシュ
 ホルモン治療開始後約1ヶ月半位(1月半ば)から始まり、特に夜が安眠できなくなりました。ネットで偶然「パキシルが効果あり」との記事を見ましたので、O先生にメールで許可を頂き服用しましたが、私の場合は効果があったように思います。しかし夏場は急に何度も汗をかくので、服用による効果がどの程度あったのかは不明です。ホットフラッシュが起こっていない時でも体感温度は高く、夏の昼間はクーラーをつけていてもきついと感じました。涼しくなると随分楽です。
4.鉛のパンツ
小線源治療を受けるに際しちょっと困ったことがありました。上の娘が出産で帰ってくるのと、同居中の下の娘の子が生後9ヶ月でした。安全性を説明しましたが、娘たちは中々納得しないので、鉛のパンツを購入し、ガイガーカウンターをレンタルして、実際に測定して我が家の安全距離を設定することにしました。
a.退院時の病室での測定(S医大放射線科の測定)で分かったこと
身体の前後左右では前後の方が線量が高い。これは左右は骨盤があって放射線をふせいでいるからだそうです。身体の前面での測定では、鉛のパンツの遮断効果は97%(カタログでは95%)。身体の直前では、鉛のパンツなしでは自然レベルの数百倍の被爆。これを聞いただけで許容量などは関係なく、娘たちは本能的に同じ部屋に私と孫がいることを避けるでしょう。
b.我が家での測定で分かったこと。
自然レベルと同じ位の値なら文句なしに安全なので、これを目標にしました。鉛のパンツなしでは自然レベルになるには5m強離れねばならず、これでは孫と同じ部屋にいることは不可能です。鉛のパンツを履いても横より正面の方が線量が高く、さらにソファに深く座る、つまり股下が正面にくる状態ではもっと線量が高くなりました。従って、この最も線量の高い姿勢で自然レベルにまで下がる距離2mを我が家の安全距離としました。これで娘達は納得しました。つまり、孫たちと同じ部屋にいる時は鉛のパンツを着用し、2mは離れるという取り決めです。
5.その後
 元々肥大症だったのですが、小線源が終った後、尿の勢いが少し良くなったように感じました。その後の外照射で尿の勢いが落ち、照射20回を過ぎた頃から尿回数が増え始めました。しかしそれよりも尿の切迫感の方が切実で、万一に備えて外出時は尿吸収紙パンツを着用することにしました。フィット感は下着と変わらず、臭いも殆ど出さないので安心感は充分でした。排便は軟便ですが便意が弱くなり、意識しないと便秘気味になりやすいと感じました。放射線科の先生によると、肛門には照射されてないそうです。
 以上ですが、放射線の副作用は終了後2、3か月ごろがピークと聞きました。ホルモン治療の副作用は治療終了後半年ほど続くそうです。
偶然が重なりS医大でトリモダリティを受けることになりましたが、副作用も思っていたよりも軽く、本当に良かったと思っています。節目で選択がありましたが、私の場合は家族のアドバイスや薦めもあり、転院やセカンドオピニオンを避けなかったことが自分の納得に繋がったように思います。

眞さん、情報ありがとうございます
投稿者:zen 投稿日:2014/10/02(木) 21:04:24 No.4697 [返信]
眞さん
zenです
放射線療法と短期ホルモン療法の併用に関するNCIの情報大変興味深いですね。
「短期ADTはホットフラッシュや高い確率で起こる勃起障害などQOLに相当
な影響を及ぼす点」という部分は考えさせられますが、少なくとも中リスク
の生存率にはあきらかな差があったということですから、メカニズムは
良くわかりませんが、短期ホルモン療法の併用も選択肢の一つとして
医師としっかり話をしてみたいと思います。
ありがとうございました。
以上

去勢抵抗性前立腺がんの患者として
投稿者:角さん 投稿日:2014/10/02(木) 20:01:02 No.4696 [返信]
ひげの父さん、
 キャンサーチャンネルの紹介、ありがとうございます。
 いままで断片的な情報を組み合わせて、自分なりに統合して、今後の治療の見通しをたててきましたが、紹介されたビデオの内容はとてもすばらしいです。
 なんだかんだ言っても、(病期・病態やリスクの分類はいろいろあっても)
   ①完治する
   ②完治しない
 の二つに大別されると思います。

 そして、さらに極言すれば②の完治しない患者さんは、早かれおそかれどこかの時点で「去勢抵抗性前立腺がん」に立ち至ると思われます。
 今年、この「去勢抵抗性前立腺がん」を巡って、エンザルタミドとアビラテロンとカバジタキセルの三つの薬剤が発売されました。

 自分は、既に新薬剤の一つ「エンザルタミド(商品名イクスタンジ)」(2014年5月発売)を使っています。従来の薬も含めて、どの薬をどの時期に使ったら良いのか(使えるのか)については、自分にとっては最大の関心事ですが、その情報は単発的で別々のサイトの情報を統合して判断していました。
 ひげの父さんに紹介していただいたこのビデオ、この掲示板を閲覧している多くの去勢抵抗性前立腺がんの患者にとって、ピンポイントでかつ総合的に解説されており、情報がまとまってるだけではなく、治療の方向性を知るナヴィゲーターとしても有益なものではないか思いました。(治療を施す側からの情報であることも、確度が高く安心できました。)

 ありがとうございます。
キャンサーチャンネル
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/10/01(水) 19:05:22 No.4695 [返信]
キャンサーチャンネルに「去勢抵抗性(再燃)前立腺がんに対する新しい薬物療法」がアップされました。
http://www.cancerchannel.jp/posts/2014-09-29/24057.html
講師は北里大学泌尿器科 佐藤威文先生です。
従来のホルモン療法も含めて、新薬の使い方や骨転移の薬についてもかなり丁寧に解説してくださっています。
30分という枠の中で、これだけの内容を、患者にもわかりやすく上手にまとめておられるのは素晴らしいですね。
ぜひ一度ご覧ください。


 齊藤さん、MHさん、zenさん、GANBA-SETAさん、眞さん、スワ狂さん
コメントありがとうございます。
きっちりお返事出来ておりませんが、ちゃんと目は通しておりますので。


腺友ネットトップページに、9/23前立腺がんフォーラムの放送予定を載せておきました。
http://pros-can.net/
スワ狂さん、お返事ありがとうございました
投稿者:zen 投稿日:2014/09/30(火) 20:24:21 No.4694 [返信]
スワ狂さん
zenです
お返事ありがとうございました。
スワ狂さんはじめこの掲示板で頂いた情報と、いくつか読んだ
文献情報等から、再度頭を整理して医師としっかり話した上で、
治療方針を決めたいと思います。本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願い申し上げます。

以上
放射線療法に短期ホルモン療法を併用した場合の効果についてのランダム化試験の結果の記事がありましたので、少し古いですが、紹介します。
流石、米国、規模がなかなかのものですね。

http://www.cancer.jp/6415.html

掲示板の仕様(バグ?)よりURLを以下のように変更してアクセスしてください。
cancer  → cancerit

概要

早期の前立腺癌患者に対して、放射線療法に短期ホルモン療法を併用すると、放射線単独療法に比べて生存期間が延長されることが、米国国立衛生研究所に所属する米国国立癌研究所(NCI)の支援を受けて実施された臨床試験により示された。研究者らによると、併用療法の効果は、主に中間リスクの患者に対してみられ、低リスク患者ではみられなかった。

本試験は、この種の中では最大規模のランダム化試験であり、米国とカナダの212施設から低リスクおよび中間リスクの前立腺癌患者約2,000人を組み入れ、9年以上にわたり健康状態を追跡した。
引用と参照
投稿者: 投稿日:2014/09/30(火) 14:42:41 Home No.4692 [返信]
最近、医療関係の本を2冊読み、とてもおもしろかった。
    ・榎木英介『医者ムラの真実』ディスカヴァー・トゥエンティワン
    ・NATROM『「ニセ医学」に騙されないために』メタモル出版

『医者ムラの真実』に関しては、病理診断ということで、少し紹介したかと思うが、今日は『「ニセ医学」に騙されないために』について若干の紹介と共通することを書こうと思います。

『「ニセ医学」に騙されないために』に関していえば、「万能薬は存在する?」の項に書かれていることがらはその主張を端的に示しています。

P.20
つまり、「○○療法は、がん・糖尿・アトピーをはじめ、ほとんどの病気を治します」というインチキ医療者の発言が本当に意味するところは、「まともな臨床試験なんてしていませんし、そもそも臨床試験がなぜ必要かも理解していませんが、○○療法はがん・糖尿・アトピーをはじめ、ほとんどの病気を治すと私は根拠なく思い込んでいます」ということである。
そんなに治るのであれば、医学論文を書いて発表してみてはどうか。論文が多くの医学者の目に触れ」、検証され、効果が認められれば、世界中の患者さんが救われるというのに。

P.21に更にこう書いています。
論文を書くということは、専門家の目に触れることである。インチキ医療者は、素人を騙すことはできても、専門家による検証には耐えられない。だから論文は書かないけれども、一般書は書く。論文は専門家によるチェックが入るために質の低いものは掲載を断られるのに対し、一般書であれば、チェックが入らないからだ。

二つの本の共通項は、やたら、文献、URLの参照が多いことだ。特に『医者ムラの真実』は新書としては珍しい。もっともIT関係の本はURLを参照しているのが多いものはあるが。

榎木さんは「おわり」にこう書いている。

本書の出発点は、私の個人的な経験だ。
ただ、個人的経験を語るだけならば、エッセイになってしまう。そうならないために、できる限り文献やウェブサイトなどの資料を参照した。学術論文のように引用だらけになってしまったが(学術論文ほど厳密ではないが)、興味のある方は引用の資料も読んでみてください。

とはいっても人にとっての真実は学術上の真実だけではないですが。

MHさんへ、斉藤さんへ
投稿者:GANBA-SETA 投稿日:2014/09/30(火) 09:47:11 No.4691 [返信]
おはようございます。

MHさん
ライフワークとしては良い趣味以上、仕事未満のご活躍で、定年後としては理想的じゃないですか。
ホルモン治療で確実にガンの進行は抑えられ、縮小しますので、3ヵ月後のPSAは小数点以下になりますよ。
治療が終わり定期検査に入るまでPSAは関係なくなりますので、忘れていいと言うことになります。

当方もいろいろ趣味はありますが、働いていた時のように明確な達成目標はありません。
しかしながら、前立腺ガンになったお陰で、命に限りがあること思い知らされ、
ガン克服、共存いずれにしても、明確に達成すべき、ある意味、人生最大の目標が見つかった思いです。
役員改選には、まあ、一応、前立腺ガンですから万全とは行かないまでも(済みません水を掛けるようですが)、
このサイトの投稿を見ます限り、QOLは高い治療のようですので、かなり良好な状態で臨めると思いますよ。
人生、いつまでも目標があることは、すばらしいことですね。

斎藤さん
何でなんでしょか、当方も当方の「妻さん」(言い方が分かりませんので、取りあえず)に言われると、
逆な言い方をすることが多いです。
最近気付いたことですが、「妻さん」の言い方が、母親口調になっていることです。
いやいや、定年後の男は、「妻さん」からすれば、
家のことは何も出来ないくせに、文句が多い、悪がきのような存在ですから無理もありませんが。

ですので、お孫さんか、娘さんか、O先生に、
「少しは、体のことを考えて、運動してください。」と、言ってもらうと良いと思いますが。
しかし、斎藤さんのご主人様は、インターネットができる奥様をもたれて幸せと思います。

このサイトの投稿を見ても、ホルモン治療等を受けますと、確実に体力、筋力が落ちることが分かります。
また、いろいろ副作用もでてきますので、
膝のトラブルも、めまい等自律神経の不調も副作用の可能性が無いとは言い切れないと思います。
その対処のひとつとして、やはり自分の体力に合わせた運動はかかせないのではと思います。
幸いに、筋力は歳をとっても鍛えられるそうですから、膝のトラブルも筋力を付けると軽減できると思います。
当方も、山歩きができるようになり、膝の痛みは軽減し、階段も苦にならず軽く上れるようになりました。
...(続きを読む)
zenさんへ
投稿者:スワ狂 投稿日:2014/09/30(火) 08:04:53 No.4690 [返信]
zenさん

おはようございます。
以下お返事差し上げます。

中リスクの治療で、スワ狂さんが「ブラキ+外照射」にこだわられていた根拠がここにあるのですね。今回J医科大学のM先生は、この資料にある
>中間リスクでも前立腺がんの外への浸潤の程度が軽ければ、線量を高く
>照射することで小線源療法単独でも比較的よい成績が出ています。
>(グラフ:17, 18, 20の施設)。という方針を提示されたということですね。 (グラフ:17, 18, 20の施設)というのがJ医科大と同じレベルという認識でしょうか?

ー>はい。小線源治療の先駆者であるT医療センターとJ医科大は、それぞれ二千例・千例の小線源治療実施実績から、有害事象を増やさずに線量増加出来るノウハウを蓄積しており、ともに中リスクでもGS3+4かつPCR<30%であれば小線源治療単独を標準治療としています。

>私は現状GS4+3なんで、GS3+4のスワ狂さんよりさらに強くこの部分にはナーバスにこだわってしまいます。現在J医科大学でプレパラートの再病理確認をして頂いており、その結果で見方が変わる可能性はありますが、現時点のM先生の方針はGS4+3でもブラキ単独という方針です。この部分はセカンドオピニオン含め納得いくまで、確認したいと思います。

ー>はい、是非そうなさって下さい。確かにzenさんの場合はGS4+3ですので、T医療センターやS医科大では異なる判断をする可能性が無いとは言えないと思います。プレパラートの解析やPCRの判断、さらにはMRIで概略判明する癌の位置等々をいかに総合判断して、小線源単独と判断しているのか、M先生とも腹蔵無く相談されて下さい。セカンドオピニオンについても、M先生非常に前向きに応じて下さいましたので、T医療センターだけでなく、最悪転院しても良いと思われる医療機関からももう一つオピニオンを貰っても宜しいのではないでしょうか。

>併せて、このところ情報調査を進める中で、いくつかの情報ソースで、例えば http://gansupport.jp/article/cancer/prostate/5888.html でも紹介されていますが、「放射線とホルモンは併用したほうがより効果が上がる」という情報をよく目にします。この情報にも記載されていますが、「副作用も少ないが、なぜ併用したほうがよいかはまだ謎」となっています。さらには、「今では、こうした報告が相次ぎ、放射線単独治療よりホルモン療法を併用したほうが、治療効果が高いことは、周知の事実といってもよいほどになっている。」とまで記載されています。ブラキ単独という方針に対しては、これも気になる情報ですので、しっかり確認する必要があると感じています。

→本点は、私もM先生からうかがいました。「千例の中には、中リスクでもホルモン療法や外部照射との併用等々様々なパターンのものが含まれているが、ホルモン療法との併用の効果が明らかでは無いため、現在はスワ狂さんのケースでは小線源単独を標準治療化しています。」と言うような説明を受けた記憶があります。
ホルモン治療はコストも高く、また可能であればこの時点では温存して再発時に残しておいた方が良いと判断出来る為、J医大での一定の実績に基づいた判断であれば信じて良いと思いました。また、米国NCCSの標準治療のこの四月の改版から初めて中リスク患者への小線源治療単独が標準治療のひとつとして加わった事も、信じて良いと思う材料になりました。
なお、ホルモン治療の扱いも含め、J医科大の中リスク治療のプロトコルに関する考え方は、金原出版の「前立腺癌放射線治療のすべて」に放射線科のA先生が詳述されていますので、税別8200円ですが、ご覧になると参考になると思います。ここにはGS4+3は標準治療としては、小線源単独とはしないと明記されていますが・・・。2013年10月30日発行の書籍ですので、おそらくJ医科大のプロトコルが改版されているのではないでしょうか。
いずれにせよ、ご本人にとっては非常に大切なポイントですので、このように発表されていますがと申し上げて説明を御願いしても宜しいのではないでしょうか。

また、スワ狂さん記載の以下の部分で、教えて頂きたいことがあるのですが、
>それに加えて(特に小線源治療は医療機関別バラツキが大きかった為、)
>個別医療機関が自身で蓄積しているトラックレコードを重要視して治療法
>を最終選択しました。
個別医療機関のトラックレコードというのは、公開されている情報なんでしょうか?アクセス方法などご教授頂けると助かります。

ー>あいにく、リスク別詳細治療法別は公表されていないと思います。参考にして頂いたS医科大のO先生のご説明で中リスク小線源単独事例の8年非再発率が90%とされていたのに対して、J医科大の独自実績ではこれを90%としていたのは、直接E先生M先生との相談の中から知らされた数値でした。
個別医療機関のサイトである程度開示しているところもありますが、気を付けなければいけないのは、外部照射併用と小線源単独の数値がまざっていたり、また事前に精嚢生検を実施して陰性のみに施術していたり、単純比較に耐えないものが多いので、念の為。
...(続きを読む)
報告 2
投稿者:斎藤 投稿日:2014/09/30(火) 06:19:59 No.4689 [返信]
おはようございます。(夫について書き込みします)
GANBA-SETA様 HM様 コメントありがとうございます。

報告不足事項について少し書かせていただきます。
年齢は61歳です。
PSA値:
検診時(発見時h26.2月)40
治療開始時(h26.5月)45 ★
治療開始3か月(h26.8月)0.2
服薬停止4か月(h26.12月)1ぐらいの見込みだそうです。

かぜにかかりやすく、重くなりがちになったのは素人考えですが、単純に免疫力が落ちたものと思っていました。(同居はしていないのですが1歳3か月の孫が保育園に通いはなを垂らしたかわいい顔を見せてくれます。風邪などうつりやすいと思います。)
強いめまいで起き上がるのが大変になったのについても副作用ではないと先生から聞いています。

夜間排尿については、薬のせいか入浴方法からかどうかと(?)
服薬中は2時間おき(暑い時期なので洗身をシャワーで済ませることが多かった)
服薬中止してからは3.5時間おき(涼しくなったのでしっかり入浴し体を温めている)

ほかに体調変化は
最近(h26.9月)、ひざの調子が悪く整形外科に行きましたがレントゲンなどで異常はなく、膝への注射とシップ・痛み止めをもらっています。

(私が言うとなかなか夫は聞いてくれないのですが、、)アドバイスいただいたように、運動習慣をつけていきたいと思っています。
ご助言ありがとうございます。
投稿者:MH 投稿日:2014/09/29(月) 23:27:43 No.4688 [返信]
斎藤様

治療日程のご連絡有難うございました。
ご主人様の体調がすぐれないとのことですが、ホルモン治療の影響でしょうか?
はやく元通りの体調に戻られることをお祈りしています。
日本全国また外国からもお見えになっていると聞いていましたが、東北地方からS医科大学までお越しになっていると色々とご苦労がおありでしょうね。
小生は中部地方在住ですので、まだ近い方で贅沢は言えませんね。

やはり初診後10か月程待たれてから、小線源埋め込みをされるんですね。
ホルモン治療は途中で中断しながら6か月間続けられる予定ですね。
小生のホルモン治療はまだ半月程度ですが、先生は調子がおかしければ飲まなくてもよいと言われましたが、今の所特に変わったことはありませんので継続しています。

GANBA-SETA様

度々のお励ましのお言葉及びアドバイス有難うございます。
初診から8か月後の小線源治療と言うことでほぼ同じ様な経過ですね。
その間にホルモン治療を6か月されていて、あまり空はありませんね。
多彩な趣味をお持ちで充実した生活をされているようで、病気を克服されようとしているお気持ちが伝わってきます。
小生も大いに参考にさせて頂きます。

小生は定年後農作業を行っており、稲作は区画整理事業の進行で昨年度で作止めになりましたが、まだ畑は耕作をしていますので、作物の成長を見守りながら、運動不足解消を兼ねて手術まで頑張ってみます。
また区画整理の仕事にも参加しており、日常では病気のことを忘れさせてくれます。
役員の改選が来年8月にあり、任期は5年ですので、今後の体調を勘案しながら継続をするかどうか決めますが、この時点で治療が完了し万全の体調で臨めたらと思う次第です。

今後とも皆様のご助言をよろしくお願いいたします。

スワ狂さん、ありがとうございます
投稿者:zen 投稿日:2014/09/29(月) 23:24:20 No.4687 [返信]
スワ狂さん
zenです。いつもありがとうございます。
おかげさまで、随分と頭が整理されクリアーになってきました。
これと同時に不安が薄れて勇気が湧いてきている様な気がします。

中リスクの治療で、スワ狂さんが「ブラキ+外照射」にこだわられていた根拠
がここにあるのですね。今回先生は、この資料にある
>中間リスクでも前立腺がんの外への浸潤の程度が軽ければ、線量を高く
>照射することで小線源療法単独でも比較的よい成績が出ています。
>(グラフ:17, 18, 20の施設)。
という方針を提示されたということですね。 (グラフ:17, 18, 20の施設)というのが
J医科大と同じレベルという認識でしょうか?
私は現状GS4+3なんで、GS3+4のスワ狂さんよりさらに強くこの部分にはナーバス
にこだわってしまいます。現在J医科大学でプレパラートの再病理確認をして頂いて
おり、その結果で見方が変わる可能性はありますが、現時点のM先生の方針は
GS4+3でもブラキ単独という方針です。この部分はセカンドオピニオン含め納得
いくまで、確認したいと思います。

併せて、このところ情報調査を進める中で、いくつかの情報ソースで、例えば http://gansupport.jp/article/cancer/prostate/5888.html でも紹介されて
いますが、「放射線とホルモンは併用したほうがより効果が上がる」という
情報をよく目にします。この情報にも記載されていますが、
「副作用も少ないが、なぜ併用したほうがよいかはまだ謎」となっています。
さらには、「今では、こうした報告が相次ぎ、放射線単独治療よりホルモン療法
を併用したほうが、治療効果が高いことは、周知の事実といってもよいほどに
なっている。」とまで記載されています。ブラキ単独という方針に対しては、
これも気になる情報ですので、しっかり確認する必要があると感じています。

また、スワ狂さん記載の以下の部分で、教えて頂きたいことがあるのですが、
>それに加えて(特に小線源治療は医療機関別バラツキが大きかった為、)
>個別医療機関が自身で蓄積しているトラックレコードを重要視して治療法
>を最終選択しました。
...(続きを読む)
手術療法について
投稿者: 投稿日:2014/09/29(月) 16:08:54 Home No.4686 [返信]
先般、天皇陛下の手術後の経緯をしらなくて、教えてもらいました。

既にひげの父さんは
・手術と放射線は同程度の根治度と考えてよい
 (非再発率での比較)
・天皇陛下の手術について
ということで、書かれていますね。


https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=3560
HMさんへ
投稿者:GANBA-SETA 投稿日:2014/09/29(月) 09:31:23 No.4685 [返信]
ご心配の胸中はお察しいたします。
当方も最初は同じ心境でしたが、前立腺ガンのことをいろいろ学習しました結果、
他のガンと違い、かなり進行が遅いと分かってからは、当方の年齢68歳を考えた場合、
あまりジタバタすることもないと思うようになりましたので、
今までの趣味と新たに山歩きの趣味を加えて、トリモダリティのメインの小線源治療に備えています。

当方の治療の経緯、予定は以前、投稿しました予定で進んでいます。
http://pros-can.net/04/frame4.html
具体的な経緯、予定等は次の通りです。
① 2月末S医科大受診、即ホルモン治療開始(PSA30.3)。
② 5月末 2回目、ホルモン注射(PSA0.09)
③ 9月下旬 プレプラン
④ 10月上旬入院、小線源治療
⑤ 11月中旬から外部照射予定
⑥ 術後のホルモン治療が残ってます。

まあ、来年1年は、リハビリのような年と思っています。
zenさんへ
投稿者:スワ狂 投稿日:2014/09/29(月) 03:47:55 No.4684 [返信]
zenさん

お疲れ様です。
一番大切なところですので、頑張って下さい。
当サイトでのQ&Aに加えて、複数の専門医の方々と考え方が正しいかについて、意見をうかがう事をお勧めします。小生はT医療センターのセカンドオピニオンに加えて、人間ドックを受けた病院の泌尿器科に派遣されているK大医学部の先生も普通に受診してお考えをうかがい、最終意思決定に役立てました。(それでも、正直全く後悔してない訳ではないのですが、少なくとも諦めはついているつもりです。)

さて、一点だけ正確を期す為にコメント差し上げます。

まず、J医科大の先生方と相談する前提として小生が使わせて頂いた添付ブラキサポートのサイトの、(当サイトでも良くご高名をうかがう)S医大O先生のご説明をご覧下さい。

http://brachy.jp/message/evidence-brachytherapy2/01.html


以上をベースに、中リスクの手術単独8年非再発率は70%でこれに再発後サルベージ率が15%(から病院によっては20%)が加わり、トータル手術八年後非再発率が約90%でJ医科大の小線源治療単独八年非再発率と比肩すると申し上げました。(因みにO先生は小線源単独の数字は90%ではなく85%とされています。)

http://brachy.jp/message/evidence-brachytherapy1/01.html

低リスクの手術単独八年非再発率は85%で、これに再発後サルベージ率が7~9%加わり、小線源治療単独非再発率93%に比肩するという計算になりますので中リスクのけーすより双方とも高い水準となります。(低リスクの数字は、他の個別リサーチでは双方もっともっと高い数字を上げているケースも多いようです。)

(最後に、)参照サイトの米国主要病院のリスク別治療法別経年非再発率に関するプロット図は、治療法別医療機関別非再発率のバラツキの大きさが一目で分かり、これを私は重視しました。
ノモグラムで、大数から求められた、病期別GS別限局率・浸潤率・転移率やその予測モデルも勿論参考にしましたが、それに加えて(特に小線源治療は医療機関別バラツキが大きかった為、)個別医療機関が自身で蓄積しているトラックレコードを重要視して治療法を最終選択しました。

また長くなってしまって申し訳ありません。
少しでもお役に立てれば幸いです。

スワ狂 拝

追伸:一昨日三か月検診に行って来て、直前9.27から3.36と思った程はPSAが下がっておらず、数値推移に一喜一憂する事無く胆力をもって臨む事を覚悟した次第です。
決して小線源治療の欠点ではありませんが、ボトム値に達するまでの期間の患者別バラツキが大きく2年3年は当たり前で、加えて我々若年世代(?)の場合往々にして途中でリバウンドするケースも多く、結構冷や冷やさせられるのも、全摘手術や外部照射との相違点となりますので、お含みおき頂けましたら幸いです。
頑張って下さい。応援してます!

...(続きを読む)
ひげの父さん、ご教授有難うございます。
投稿者:zen 投稿日:2014/09/29(月) 01:01:43 No.4683 [返信]
ひげの父さん
zenです
実際の(病理検査における)病期予測の説明の根拠が
「日本版ノモグラム」でこれで見ると結果的に転移が
1%と非常に低い確率になっているということですね。
よく理解できました。有難うございました。

私が先生の話を正確にトレースできておらず曖昧な
部分があると思われますが、もう少し記憶を紐解いて
お話しすると先生がこの話をされたときに、
「浸潤の可能性はあるが浸潤していたからといって
手術後それが全て悪さするものものばかりでは無い」
という前置きから入られて、
(例えば)20%浸潤していて、その中で30%が悪さ
(これを転移と表現?)すると考えると確率は数%に
なるという説明だったと記憶しています。
この「浸潤」と「悪さ」と「転移」の関係がいまいち
理解できないのですが、ひょっとする私が聞き漏らした
か、先生が説明を端折ったか、
手術→病理検査で20%浸潤→サルベージで30%リカバリー不能
だから、サルベージ込みで手術後再発するリスクは数%という
説明を先生がされているのであれば、%は適当だとしても
なんとなく理解できるような気がします。

スワ狂さんから教えて頂いた下記の書込み

投稿日:2014/09/20(土) 22:24:46 zenさんへにある

放射線(小線源)非再発率90%=全摘手術単独非再発率70%
+サルベージ後の非再発率30/2:15%=約85%~90%という
理解とパーセンテージは異なりますが、考え方は一致します。
...(続きを読む)
栗林さん、眞さんお返事ありがとうございます。
投稿者:zen 投稿日:2014/09/28(日) 23:17:11 No.4682 [返信]
栗林さん、眞さんお返事ありがとうございます。
zenです

>栗林さん
 >手術、IMRT、小線源治療に関係なく低リスクでもすでに何%かは
 >遠隔転移しているとのことですね。
 統計的な可能性に関するデータだと理解しています。人の体のなかでは
 1日に数百から数千のがん細胞ができていて、自己免疫が癌細胞の増殖
 を抑制しているという話を良く聞きます。遠隔転移に関しても転移先で
 癌化するかしないかは、治療法やリスク分類に関係なく、自己免疫に
 よる抑制が効かなかったら発生するのかな?と勝手な理解をして、
 免疫力を落とさないような食事や運動を心がけようと考えています。

>眞さん
 いつもいろいろな情報を有難うございます。泌尿器科の医師が早期の
 限局性前立腺癌にかかった場合の、治療の選択とその理由については
 確かにそうあって欲しいですね。治療法の選択というのは、その人の
 価値観や人生観などから創生される生き方そのものですね。
 かっこよく言うと自分らしい生き方の選択。。。なんですが、自分を
 見ていると、そんなにかっこよくもなく、毎晩妙にウジウジ悩んだり、
 なんで「これだ!」とはっきり医者が言わねーんだよ!と人のせいに
 してみたり。。。まあ、なるようになるかあ~と考えることから逃げ
 出してみたり。。。よく考えてみるとこれが人生そのものなんで
 しょうね。。。自分で決めるしかないので、かっこ悪く最後の最後まで
 あがいて頑張って結論出します!

 以上 

実際の病期予測(日本版ノモグラム)
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/09/28(日) 23:15:25 No.4681 [返信]
zenさんがロボット手術のセカンドオピニオンを受けられた時の、先生のコメントを書いておられます。
実際の(病理検査における)病期予測の説明というのは、なかなかしてくれる先生は少ないので、
これは珍しいケースだと思われますが、いかんせん、その数値は調べないまま、
記憶に頼って一般論(大雑把な話)として述べておられます。
T2aN0M0、PSA5、GS4+3 ということで調べてみると、それぞれの可能性は次のようになります。
     日本版ノモグラム  パーティンノモグラム
限局がん    61%        34%
浸潤がん    37%        61%
転移がん    1%         5%

前立腺がんでは人種による違い(日本人と米国人)が大きいと予測されるので、
米国のパーティンノモグラムの日本版を作ろうということで出来たのが「日本版ノモグラム」
これで見ると、転移の可能性はほとんどないということになるので、
例えとしての話にしても、転移が30%というのは、チト数字が違いすぎますね。

日本版ノモグラムが入手しにくい人もおられるでしょうから、
ここにアップしておきます。
病状説明で言われた臨床病期からどのような病理病期が予測できるのか、それぞれの場合で
試して見られてはいかがでしょうか。

4681

4681-2

4681-3

待ち期間について(追記)
投稿者:MH 投稿日:2014/09/28(日) 23:08:26 No.4680 [返信]
GANBA-SETA様 アドバイス有難うございます。

地元の医者の進める手術を蹴って、小線源にかけましたが治療時期があまりにも遅いので、色々と悪い方に考えが行ってしまいます。
果報は寝て待てとの心境で臨むべきでしょうね。

表現不足で申し訳ありませんでした、以下に書き直してみました。
『9/10受診時にホルモン注射、3か月間のカソデックスの処方箋を貰い、現在服用中です。
したがってガンはおさえられ、これ以上進行することは無いと、自分では思いたいです。』

小生は
PSAはH26/1健診では5.40でしたが、3/10に生検を勧められた時は3.81、3/17転院先では3.66、7/17には3.77、9/10のS医科大受診時には3.4で、ホルモン注射を打ち、カソデックス3日経過の9/16は3.81、直近は全て4以下で推移しています。

PSAは低いですが、陽性率は5/12と高いです。
GS値は4+3が3ヶ所、3+3と4+4が各1づつありましたし、O先生から数本をみたが顔つきが悪いと言われました。
藤野さんの『前立腺ガン 最善医療のすすめ』にはP67“悪性度の高い低分化ガンではPSAの産出量が少ない傾向がある”と書かれていますし、ついつい悪い方に考えが行き、進行度の強いガンではと思ってしまいます。

9/10以前は何も治療をしていませんが、PSAは自然に下がるものでしょうか。
あらためて毎年の健診結果をプロットしてみると、確かに年々上昇気味でしたので、以前からガンの兆候があったと思われます。
昨年の健診時のコメントでは毎年上がってきている、要注意と言われていました。
今年5.4が出たので精密検査を指示されました。

この状態で毎年過ごしてきましたので、確かに年単位の管理でよいかも知れませんが、知らぬが仏ですが、知ってしまうとやはり早く決着を付けたいと思いが強くなります。
過去の推移をグラフ化したものを掲載させて頂きます。

先般メールでお尋ねした待機期間について、公表するのが難しければ小生メールに直接ご連絡いただければ幸いです。

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