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(無題)
投稿者:GANBA-SETA 投稿日:2015/01/11(日) 00:13:30 No.5220 [返信]
SANZOKUさんの手術後のリハビリは順調に進んでいますか。
いよいよ今年は治療の年ですね。
「禍福は糾う縄のごとし」、今年はきっといい年になりますよ。

当方は退院してから気持ちも落ち着きましたので、
ハイリスクの治療について、あらためていろいろ調査しましたが、
やはりトリモダリティがベストの選択であったと確信しました。

特にハイリスク患者が治療を選択する上で、
最も頼りにするのは、治療実績のデータですが、
何々がん協会、何々がんセンターと称する団体ののデータほど、
医療施設やグループを平等意識?でデータ対象(母集団)を広げ過ぎ、
データにバラつきが大きくて、実際に治療を選択するためには使い物になりません。

ハイリスクの患者が、治療を選択するに当たって、最も重要視しなければならないことは、
エビデンスがしっかりした、治療方法と実績データを公表できる病院を見つけることですよね。
当たり前ですが、実績データのバラツキは小さいことが、重要ですよね。

との条件で、今のところいくら探しても、当方の力では、
米国Mount Sinai大学のNelson N.Stone先生の、
高い治療実績を凌ぐデータや資料、文献を見つけることができません。
O先生はNelson N.Stone先生直伝のお一人ですから安心ですね。

ところで、話は違いますが、
当方の家内も正月早々の5日に肩腱板断裂の関節鏡手術を受けました。

結構大変な手術ですね。全身麻酔で9:30~15:30まで掛かりました。
当方と同じように、6週間程の入院です。
病院は自宅から車で20~30分程度の所で、見舞に行きやすいので、
点数稼ぎをしてます。
最も期待したい療法ですが
投稿者:animo 投稿日:2015/01/10(土) 16:50:34 No.5219 [返信]
motoさんと眞さんが理解しあえて良かったですね。少々びっくりしました。
さて、それと同様のびっくりは、腺友ネット(クリックした表紙)に、昨年から一躍名声を浴びた富士フイルム社からの治験(ペプチドワクチン臨床試験)の参加要請です。
以前からこの療法によるガンが消滅した、縮小した等の記事を確認してきましたが、その後がなく案じておりましたが、ここでの参加呼びかけには主治医の推薦、同意的な必要性の文面があり、この療法もかなりの水準になるのか、と冷静に期待するものであります。
論文探索の経緯
投稿者: 投稿日:2015/01/09(金) 11:35:12 No.5217 [返信]
moto 様
IFに関連して、小生の投稿に対して過分な評価、恐縮です。

>掲示板で「言いっぱなし」にするのは、とてももったいなく、体系的に整理し纏める事ができれば

と書かれていますが当初、掲示板に書き始め、それが掲示板だけでは纏まって
みえないので、久しぶりに手打ち(text editor)でホームページを作成し、公開
してきました。
とても、それは論文になるような代物ではなく、探究心のある素人の探索の結果です。

掲示板に外照射と分けて投稿したのですが、PSA非再発率に関連する論文の一覧は
下記のページにまとめて掲載しています。

http://flot.blue.coocan.jp/cure/bdfs.html

とはいってもPSA非再発率に関して論文をこれだけ探し、一覧にしている素人の
前立腺がん患者は多分、他にいないかと思います。
(他にやることあるだろうという影の声有)

前回、初めて出会った医学論文について書きました。
以下どのようにして探していったかを少し書きます。

初めて論文の著者、雑誌名、年度で論文までいきついたのはNHKで放映された
(TVシンポジウム「もっと知りたい!前立腺がん~あなたにあった治療の選択~」)
の映像からです。
国立病院機構東京医療センター 泌尿器科 斉藤史郎氏の紹介している図の下に
出典として、"BJU INTERNATIONAL 2012 Peter Grimm" という記述があったので、
検索し探し出した下記のものです。

http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/j.1464-410X.2011.10827.x/abstract

...(続きを読む)
お知らせ
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2015/01/09(金) 09:38:49 No.5216 [返信]
腺友倶楽部ホームページの「お知らせ」欄に次の二つの記事を掲載しました。
http://pc-pc.org/

①2014年9月23日、東京で行われた「前立腺がんフォーラム」の模様はすでにNHK-Eテレで放映されましたが、
見のがした人はぜひご覧ください。

②「寄せる言葉」に赤倉先生(JCHO東京新宿メディカルセンター)のメッセージを掲載しました。
まだいくつか増えそうに思っています。

IF値について
投稿者:moto 投稿日:2015/01/08(木) 14:46:57 No.5215 [返信]
眞 様:
 IF値関する私の軽率なコメントでご心労をお掛けしてしまい申し訳なく思っております。お許しください。眞さんがPubMedを始め、ウェッブを活用し精力的に進めておられる極めて優れた情報収集能力に常日頃敬服している者です。貴兄が今までに掲示板に書き込んでこられた貴重な情報を掲示板利用者の多くが大いに参考にしておられることと確信しています。どうか、これからも、御無理の無い範囲にて我々に情報提供をして頂ければと願っています。眞さんが今まで蓄積された膨大かつ貴重な情報は、掲示板で「言いっぱなし」にするのは、とてももったいなく、体系的に整理し纏める事ができれば、重要な論文になると、個人的には感じています。その際には情報収集元となった各論文が掲載されている雑誌のIF値は各情報の信頼性は保証する重要なる指標となるでしょう。
 ひげの父さんのお言葉、「数理や、基礎研究分野と違って、臨床分野では、本来曖昧なことも多く、発表によっても様々な結果があるので、一つの論文にとらわれ過ぎてもいけないと思っています。ただ、傾向を掴むにはそれもありかと。」にありますように、ネット社会になり、我々は「情報の洪水」に身を置く状態にあります。特に、「医学」ではなく「医療」に関す論文・報告書類には「本質的ではない雑音情報」も多く存在することでしょう。洪水の海にあって、我々患者個々人は、これらの雑音を取り除くフィルターを身に付ける聡明さが、とても大切な事と思っています。

針生検からの敗血症で「死」に直面された御経験、お察し申し上げます。小線源ではなくIMRTを選択された裏には、このような御不幸なるご経験も影響しておられたのではと拝察しております。今後の治療経緯が順調でありますよう祈念しております。
IF 数値の削除
投稿者: 投稿日:2015/01/08(木) 13:40:52 No.5214 [返信]
moto 様
ご指摘により、IFの「以降、記述は止めます」と書きましたが、過去に遡って
削除しましたので、お知らせします。
若干、全体の文章としておかしくなるところはありますが。

この削除の際、当方のマイナーな音楽嗜好に関する記述もついでに削除しました。

>本掲示板の性格上、若干、「オヤッ?」と感じた

とのことですが、本掲示板が特に学術的な議論をする場でないことは承知してお
ります。
データに関してはサイトの情報より学術論文の方がより客観的であると思い、
調べたことを情報の共有ということで、投稿しているだけです。

こういった投稿が不快だから、止めてくれという投稿があれば、IF と同様に
今後の投稿はやめます。IFと異なり、遡っての削除は量的にもプロキシ使っての
投稿もあり削除不可の投稿もありますので、行いませんが。

最後になぜ、医学論文に興味もつようになったかを書きます。以前書いたように
生検後、敗血症となり、それが症例の論文となったのも一つの契機です。
論文に書かれていることが自分自身のことであるのは奇妙な感じです。
もちろん、それが、初めて読む医学論文でした。

論文の表題の一部にこの文言があります。
「救命しえた」
SANZOKUさん、田舎ぐらしさん
投稿者:toshiko 投稿日:2015/01/08(木) 12:52:50 No.5213 [返信]
SANZOKUさん、
まだブラキを終えていらっしゃらなかったのに、無神経なコメントをしてしまい本当に申し訳ありませんでした。どなたがどんな治療をなさった方かを確認しているつもりでおりましたがボケてしまいました、ごめんなさい。
でもS医大のO先生は個人個人の様子を見ながら、休薬も含め細やかに対応して下さる信頼できる先生のようで安心ですね、きっと経過も順調に進むことでしょう。
私は治療方法を決めてから入院間際まで、辛そうなHDRや一律2年間のホルモン療法を迷ってO先生にメールでご相談した経緯があり、その対応の素晴らしさに感動した事が忘れられません。
結果的には仕事や地域的なことなど含めて主人の意志に従いましたのでO先生にはお世話になりませんでしたが・・・。

どの治療方法を選択したことが最善だったかは比べようがないのですが本人にこれでいこう、という迷いがない事が一番大切と思っていますので、いくら家族でも決められない事、入り込めない事もあります。
冷たいようですが最終的には本人次第です。
お歳を召したお母様を気遣いながらの闘病の大変さはいかばかりかとお察し致しますが、もう良い方向に進み始めていらっしゃるのは間違いありませんね。

私は食べ物だけですべての癌が治るとまでは思っていませんが、主人がこうなってからは
「You are what you eat」
という言葉を心に留めて毎日を過ごす様にしています。
ブラキまでどうぞ体調維持に励んで、万全な状態で迎えられますように。

田舎ぐらしさん、
奥様が掲示板を見ていらっしゃるなら、なおさら感謝のお気持ちを書かれた方が良いかと・・・?
そのあたりがにっぽん男子の良くないところです・・・と自分の主人に向かって言った方が良いですね(笑)

奥様、
コメントありがとうございます。
女子会?を催した方が良いかもですね(笑)
どうぞご自身もご自愛くださいませ。
toshiko さんへ
投稿者:田舎ぐらし の嫁 投稿日:2015/01/08(木) 12:10:11 No.5212 [返信]
初めまして、「田舎ぐらし」の嫁です。
toshikoさんの投稿をいつも拝読させていただいております。私も主人の治療方針が決まるまでは毎日暗闇のなかに居るようで先が見えない状態でした。

そんな中このサイトに出会い皆様の貴重な体験談やご意見に励まされ現在に至っています。

toshikoさんのご主人に対する愛情には頭がさがります。私も以前には無かった主人の態度や言葉に戸惑い落ち込む事も多々ありますが、サポートは私にしか出来ないと日々踏ん張っております(笑)。先は長いですがお互い頑張りましょう!
又、症状など報告させていただきます。
toshiko さんへ
投稿者:田舎ぐらし 投稿日:2015/01/08(木) 11:50:21 No.5211 [返信]
コメントいただき有難うございます。
サイトの性格上から男性の投稿がほとんどですが、数少ない女性の「toshikoさん」の投稿、当初から拝読させていただいています。(今回、過去の投稿の全てを読み返しました)

当たり前ですが、患者一人ひとりに個別の症状と事情があります。
 私も「ひげの父さんのモーベンバー」を見させていただきました。 いつも冷静・適切にコメントされる「ひげの父さん」にも苦悩された時期があった事に、ますますの親しみと尊敬を覚えました。

 私にも告知をうけてから、治療方法・治療施設 を決めるまで大変な時期がありました。
その時に頼りになったのは、まちがいなく妻です。(それぞれがパソコンで情報収集し、検討しました)
治療は「S医科大学 O先生のトリモダリティ」にお世話になったのですが、遠隔地での治療・仕事の調整等で悩んでいました時も、精神的な後押しをしてくれました。

今回の事では妻に感謝しています (このサイトを本人も見ていますので、これは書きたくなかったのですが)

お二人のご健闘を・・・・
toshikoさん
投稿者:SANZOKU 投稿日:2015/01/08(木) 10:11:11 No.5210 [返信]
toshikoさんの投稿は何時も拝見しています。この手の病気は肉を切らせて骨を切るみたいなところがあるので、辛いものがありますね。私は昨年春に発覚して紆余曲折がありましたので、治療は本年中盤ということになっていますので未だその辛さも十分には味わっていません。

自分は老母と二人暮らしなもので家族に話すことができず、当然親戚や身近な人にも話していません。妹夫婦だけには話していますが・・・。診察は何時も母に嘘を言って行きます。ちょっと複雑な気分です。そんな訳で私の相談相手はこの掲示板ということで、皆様から情報や励ましをいただいてやっています。

以前みーしゃさんという方が投稿されていましたが、最近はそのだんな様がみーしゃのだんなというハンドル名で時々投稿されています。ちょうどご主人と同年齢ではないかと思います。この病は心身ともに大なり小なり苦しいものを抱えることが多いです。ご主人自ら投稿してみられるのも良いかもしれません。お互い、一歩一歩乗り越えて明るい未来を目指したいものです。

記憶とは曖昧で困りますが
投稿者:animo 投稿日:2015/01/08(木) 04:03:03 No.5209 [返信]
今年も早々、ネットニュースで65歳以上の認知症が何人に一人とか物騒な文面があり、我が身も気をつけなければいけないと案じていますが、そう思いますと2013.10.24.日本癌治療学会での全摘手術の再発調査発表がなされたあと、この結果を知った厚生労働省から全摘出手術について慎重な対処をお願いするよう関係機関に周知されたなどと文面をあとでなにかで見たことがあり、ようやく役所も対処に乗り出したか・・・これから再発で苦しむ人も少なくなるかな・・・と妙に思った記憶があることを思い出しました。
その後でしたでしょうか、神戸の発表会で女子医師が発表した全摘後の再発した場合の救済放射線療法でえらく成績が良いとの記述があり、そのことをある先生に話したところ、あの数字は間違った数字である、と言われなんとも呆れた記憶があります。
こちらの投稿内容でもその成績は30%位と記憶(・・・認知症前だから間違っていたらゴメンなさい)しておりますが、今年、前立腺がんになられた方はその治療選択をよ~く、よ~く考えてください・・・「信頼しても信用するな」と昔聞いたことが耳に残りますが、それは・・・お医者様でもですかね。
お返事
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2015/01/08(木) 01:18:55 No.5208 [返信]
お一人ずつにお返事をしたいのですが、ちょっと時間が足りません。(>.<)

数理や、基礎研究分野と違って、臨床分野では、本来曖昧なことも多く、発表によっても様々な結果があるので、
一つの論文にとらわれ過ぎてもいけないと思っています。
ただ、傾向を掴むにはそれもありかと。

SANZOKUさん紹介の「ホルモン療法による根治の可能性?」ですが、低リスクではあるかも知れませんが、
可能性は極めて低いと思うし、10年もホルモン療法を続ける気であれば、すっきり治す方法を考えるべきかと。


toshikoさん、コメントありがとうございます(^^)>


眞さん
小線源の副作用では尿路系が多いのは否定できないと思いますが、
うまく尿道を避けるように線源を配置できれば、かなり尿路系障害は減らせるようですね。

IMRTと小線源+外照射の比較ですが、原文のページの横にこんなのも見つかりました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19670452

メイヨークリニック(アリゾナ州)の発表(2009年)
限局性前立腺がん患者(853人)を対象に、高線量照射(IMRT、小線源(単独)、外照射+小線源)と通常照射(3D-CRT)を比較。
「低リスク群では線量増加を行ってもほとんど成績は変わらないが、中リスク群では、
高線量照射(IMRT、小線源療法、外照射併用の小線源療法)のほうが、低線量照射(3D-CRT)よりもPSA非再発率が優れていた」
これだけでは、わざわざ取り上げる必要もなさそうですが、ちょっと興味を引くのは、
その過程で、それぞれの照射方法による5年PSA非再発率(追跡期間中央値:58ヶ月)が示されていることです。

治療方法  3D-CRT(68.4Gy)、 IMRT(75.6Gy)、 小線源(単独)、  外照射+ 小線源
対象人数    270人       314人        225人      44人
PSA非再発率   74%       87%        94%      94%

...(続きを読む)
IMRT vs combined brachytherapy plus IMRT
投稿者: 投稿日:2015/01/07(水) 21:14:31 Home No.5207 [返信]
PubMedで"IMRT vs brachytherapy"で検索したところ、次の論文がみつかりましたので、紹介します。

Comparison of high-dose (86.4 Gy) IMRT vs combined brachytherapy plus IMRT for intermediate-risk prostate cancer.
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24447404

Full text Abstract
http://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1111/bju.12514/abstract

1997年から2010までの治療した870人の中間リスクの患者に関しての論文です。
470人は86.4 Gy のIMRT単独の治療を行い、400人は小線源と50.4 Gy のIMRT併用です。 小線源の内訳は低線量率組織内照射療法(LDR)は260人、高線量率組織内照射療法(HDR)は140人。
7年PSA非再発率は以下のとおりです。

IMRT単独     :81.4%
IMRT、小線源併用 :92.0%

筆頭著者は Memorial Sloan-Kettering Cancer Cente所属のDaniel E. Spratt 氏です。Memorial Sloan-Kettering Cancer Centerといえば、

Memorial Sloan-Kettering Cancer Centerへの留学


で書いたように、IMRTによる治療の第一人者の溝脇尚志さん、小線源療法の第一人者の斉藤史郎さん共に留学した所です。

メモリアル・スローン・ケタリング・がんセンターでは86.4 Gyという高線量でのIMRT治療が可能であるのに驚くが、それでも小線源併用より治療成績が劣るのはやはり、外照射単独の限界でしょうか。

GANBA-SETAさん、SANZOKUさん、田舎ぐらしさんへ
投稿者:toshiko 投稿日:2015/01/07(水) 12:38:57 No.5206 [返信]
お三人とも山場である治療を終えて一段落、お元気のご様子嬉しく拝見しました。

主人はブラキではなくHDRを受けましたが、ホルモン療法はその前後で継続中ですのでやはり体重増加、筋力低下、ホットフラッシュなどには悩まされています。
ゴナックスの注射の翌日はぐったりしてほとんど活動ができず、体調が悪い時には発熱します。
身体の古傷をはじめ関節が痛いとよく言っています。
治すためとはいえこれを2年間続けて(J医大ではスーパーハイリスクの患者には2年間と決めているようです)身体が参ってしまわないかと少し心配です。
犬の散歩以外はこつこつと毎日運動を継続するタイプではないので、少し無謀かとは思いましたが放射線治療終了後1か月目に大好きなスキーに連れ出しました。
それで解ってはいたはずの筋力の衰えをいやというほど実感したようで、大好きな事を以前のように続けられるようにしなくては、と心に決めたようでした。
スパルタ鬼コーチみたいですが効果はあったようです・・・(笑)

放射線治療後は閉尿、頻尿、排尿痛、尿漏れ・・・等々、次々と現れる症状に、覚悟はしていたはずでも情けなかったり、イライラしたりしていました。
一番ひどい時に尿漏れパッドやリハビリパンツをはくことにも抵抗があったようで、「はいたら?」という私の言い方が気に障って喧嘩になったりしたこともありました。
ただそういう症状は情報通り少しずつ落ち着いてきているようです。
まだ治療を終えて1か月半くらいですので、晩期症状についてはまた投稿したいと思います。
どうぞお三人ともご自愛下さい。

ひげの父さんへ
投稿者:toshiko 投稿日:2015/01/07(水) 12:03:20 No.5205 [返信]
モーベンバーのビデオ拝見しました。
素敵なアングルで映っていましたね(笑)

今颯爽とご活躍のひげの父さんも、大変お辛い時期があったことくらい理解しているつもりでしたが、ああやって実際の言葉で拝見すると勇気がわいてきます。
ひげの父さんがご自分の経験からこうした直に交流ができる掲示板や患者会の立ち上げなどが必要と思っていらっしゃることは、経験者の生の声を届ける事がもっている力、まさにこういうことなのだ、と改めて感じました。
主人もそうですが特に男性は自分の辛さや苦しさを人に話したり、公にすることを苦手・・・というよりも潔しとしない方が多いのだと思います。
女性は友達におしゃべりすることで発散するのが上手なのでしょう・・・(私は苦手なので困っていますが・・・(笑))

どうぞずーっとお元気で私達をけん引してください。
ホルモン療法による根治の可能性?
投稿者:SANZOKU 投稿日:2015/01/07(水) 11:24:13 No.5204 [返信]
ホルモン療法による根治の可能性はなく、治療開始から5年位の間に70%くらいの患者に去勢抵抗性を発現するというのが大方の先生の説明と思われる。この説明に異論を挟む訳ではないが、もしかすると根治例もあるのではないかという希望的観測をしていたところ以下の論文を見つけました。
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=9&ved=0CFIQFjAI&url=http://dspace.lib.kanazawa-u.ac.jp/dspace/bitstream/2297/40204/1/ME-PR-NAMIKI-M-1307.pdf&ei=AnqsVJSrNoSF8QXpjIKIDw&usg=AFQjCNH5HCpLJKxQlRd38qTJDIkdMvGHow

この論文では比較的リスクの低い患者の中にはホルモン治療のみで根治する者が居るのではないかという検討が行われています。その結果,「Gleasonスコア7以下で治療前PSA値20ng/m1以下の症例に対しては,まずホルモン療法(特にCAB療法)を6ヵ月行い,PSAが0.2ng/m1以下に低下した症例にはホルモン療法を継続し,6ヵ月以内に0.2ng/ml以下に低下しなかった症例に全摘術や放射線療法を提示する方法もあり得ると考えられる。」としている。そしてホルモン療法を継続したグループはそれによる根治を狙ってみるのも悪くないかもしれないという結論であった。

ちなみにこの論文で根治例があるとして参考に挙げている文献[6]にはT1~T3の患者20名が最低6.5年以上ホルモン療法を続け、ホルモン中止から最低5年以上経過観察した結果、PSA非再発率は90%と書かれている。ところがこれより短い期間のホルモン療法では急速に再発率が上昇すると書かれている。限局性前立腺癌で長期にホルモン療法を受けている患者は少ないと思われるが、この文献からすると10年近く継続されている患者は休薬してPSAの動向を見みるのも一考に値するかもしれない。文献[6]。
http://www.goldjournal.net/article/S0090-4295(02)01639-4/fulltext

それでは根治が何故生じるかという点について論文には次のような考察が書かれている。根治例ではホルモン感受性の癌細胞のみで構成されており、長期に渡るホルモン治療で癌細胞が休眠状態から死滅してしまうというものである。それに要する期間が10年近い期間ということであろう。

以上のように、まだまだ推測の域を出ない論文である。そして去勢抵抗性はホルモン治療が原因であるという見方もあるので、このような治療が理にかなっているか、はなはだ疑問である。しかし現在研究が行われている去勢抵抗性の発現を遅らせる治療が可能になれば、ある程度合理性があるのかもしれない。





RE:放射線治療後
投稿者:SANZOKU 投稿日:2015/01/07(水) 08:44:40 No.5203 [返信]
田舎ぐらしさん。
詳細な報告をいただきありがとうございます。「増えた体重と衰えた筋力」は当方にとっても難題です。4ヶ月あまりのホルモン治療のあと、効き過ぎを避けるため5ヶ月近く休薬していますが、未だにこの問題は改善していません。腹や腰周りに付いたお肉はまるで減らず、余裕のあったズボンの腹囲がかなりやばいことになっています。以前からやっていたジョッギングは間欠走で続けていますが全行程6kmを走りきる気力が出ません。

現状をもう少し書きますと最近になってホットフラッシュは空フラッシュになり回数が激減しました。空フラッシュというのは身体が熱くならずに上半身がジリジリする感覚のみが込み上げるものです。指や背筋の関節痛はなくなりました。朝礼は未だ復活なしです。

ホルモン療法はそれなりに身体に影響があります。できれば避けたいというのが本音でしょうか。お互いしばらくは我慢の一時ですね。頑張りましょう。私のホルモン療法の副作用については以下をご覧になってください。
小線源治療による有害事象
投稿者: 投稿日:2015/01/07(水) 07:20:09 Home No.5202 [返信]
以前Japanese Journal of Endourology Vol. 26(2013) No. 2


で小線源に関しての特集記事を紹介しました。その中で東京慈恵会医科大学の三木先生の

治療による有害事象:早期,晩期に発生する尿路と直腸での有害事象の種類とその発生率.また,その予防と治療法
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsejje/26/2/26_182/_pdf

の最初に次のように書かれています。

有害事象の発生時期については外部照射などの放射線治療とブラキセラピーでやや異なっている.通常の放射線治療では急性期は開始後3ヶ月までとし,その後半年までを亜急性期,それ以降を晩期としている.いっぽうヨウ素125線源を使用するブラキセラピーでは超低線量率のため,急性反応が数ケ月続くことが多く,挿入後9ヶ月ないし1年までを急性期にまとめ,それ以降を晩期とすることも少なくない.

更に以下のような記述があります。

(2)頻尿・切迫感
ブラキセラピー後2週目から尿道への影響が自覚症状として出現するとされている.代表的な症状は頻尿,尿意切迫,夜間頻尿,尿線狭小化,排尿時間延長,尿勢低下,残尿感などがある.これらの症状はブラキセラピー後の6-8割の患者に発生する.

この理由として、考えられる文をみつけましたので、紹介します。
小線源治療後のPSAの推移


で紹介した篠原先生の講演の資料
http://www.nmp.co.jp/member/oncoseed/download/seminar.pdf

P.9の以下の記述です。

前立腺内に挿入されたシードは360°にわたって、放射線を照射する。前立腺外へ向かう放射線はすぐに減衰するが、内側へは放射線が集中するため線量が高くなり、前立腺の中心部を通る尿道は影響を受けやすくなる。

もちろん、こういったことが現象が起きるという前提でシードの分布を考慮
された施術は行われていると思います。
放射線治療後
投稿者:田舎ぐらし 投稿日:2015/01/06(火) 23:39:29 No.5201 [返信]
SANZOKUさん
エールをお送りいただき有難うございました。 以下にて治療前後のご報告です。

放射線治療による障害は個人差が大きいようですが、私の場合は軽い方ではと思います。
治療前に、O先生からは「小線源治療時点では障害が出ることは少ない、外照射の後半頃に出ることが多い」と、お聞きしていました。小線源治療終了時点ではまったく出ませんでしたし、外照射治療の2/3 (総22回)を越えた頃から頻尿の症状がでてきました。排尿時には違和感を感じる事はありましたが、痛みはまったくありませんでした。治療中に疲れる事もありませんでした。

小線源治療終了後 遠隔地の自宅に戻りましたが、処方された排尿障害改善薬「ユリーフ」の副作用で一時的に鼻閉(鼻づまり」になりました。鼻づまりで3日間 睡眠不足が続きました。
O先生にメールで症状をご報告したところ、「薬をハルナールに変更する。近隣の泌尿器科で処方してもらうように、極めて少ない例だが、薬が合わないようだ」との返信をすぐにいただきました。
指示どうりに対応。鼻閉は改善されました。

現状は全てが元通りとはいえませんが、それなりに注意を払えば問題なく生活ができますし、不安もありません。
それよりも問題なのは「増えた体重と衰えた筋力」です。なんとかしなければと思う年明けです。
Re:インパクトファクター(IF)
投稿者: 投稿日:2015/01/06(火) 21:17:29 No.5200 [返信]
moto 様
ご指摘ありがとうございます。
以降、記述は止めます。
なお、私は 慎 ではなく、眞です。
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