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お返事いろいろ
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/09/15(月) 15:11:16 No.4599 [返信]
 ビーバーさん
高圧酸素療法でだいぶ膀胱出血がましになったとは言え、ご苦労が続いていますね(><)
カナダは平均的に言えば、日本よりはアメリカに近いので(距離の話ではありません)
IMRTももっとしっかりしているように漠然と思っていたのですが、
必ずしもそうではなく、日本同様、施設のレベル差がかなりあるのではないかと想像しております。
ご質問の膀胱がんの検診に関してですが、放射線治療の後遺症ということであれば、
やはり前立腺がんの治療を受けた病院で、
念のためということで検診をお願いして診てもらうのが良さそうに思いますが、
なに分、膀胱癌に関しては素人とさほど変わらない程度の知識しかありませんで、
これが適切なお答えかどうか、はなはだ自信がありません。(ー_ー)>


 MHさん
>まったく体を傷つけないIMRTも魅力に感じています。
”まったく体を傷つけない”というのは、どんな治療法でも無理だと思っています。
強いていえば、監視療法ぐらいでしょうか。
IMRTも技術レベルに相当開きがあると思いますで、
そのあたりの見極めが、ある程度つくようならそれも選択肢でしょうけど。
お近くの病院のIMRTが運よく確かなものであれば良いのですが、
なかなかそうはうまくいかない場合も多いようです。
どんな治療法でも、医療施設のレベル差に拘ると遠距離になってしまうこともありますが、
そこまでする必要を感じるかどうかということでしょうね。
トリモダリティにしても、遠くでも良いと割り切れるかどうかでしょうね。
私がIMRTを受けた時の感想を言えば、入院できるなら一人でも何も不自由はなく、
暇になる午後からは、市内見物などを楽しんでいました。
オシッコが近くなるぐらいで、痛くもかゆくもないんですから(笑)


 眞さん
IMRTは治療期間が長いのがうとましく思われる理由の一つかも知れません。
多分割照射で78Gy(2Gyx39回)というのは、生物学的効果で比較すると、
...(続きを読む)

4599

リスク分類
投稿者: 投稿日:2014/09/15(月) 10:12:24 No.4598 [返信]
ひげの父さん

2014年9月8日の投稿に以下の記述がありました。

「リスク分類をさらに細分化すると、新たに見えてくるものがある」という
研究発表がこのような「賞」をいただいているということですが、
昨年の癌治療学会でも、こうした趣旨の発表を聞いた覚えがあります。
どこかで触れたような気もするのですが、すぐには探せそうにないので・・・詳細は今はご勘弁ください

学会発表内容は以下の投稿ではないでしょうか。

学会発表3:PSA15以上は、高リスク群と同等?
https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=3835

「生検時PSA値20ng/mL 以上を高リスクとしているが、
非再発生存期間に関しては、15ng/mL以上を高リスクとしたほうが我国の現状に合っているという指摘」

PSAの値は中々重要ですね。
前立腺癌に対するIMRT/IGRT併用寡分割照射法の第II相臨床試験
投稿者: 投稿日:2014/09/15(月) 09:49:09 No.4597 [返信]
MH さん
「IMRT選択の核心的と思われる理由」
と書きましたが、少し表現不適切でした。極々個人的な理由で不特定多数に公開
はしたくないということです。
誤解与え、すみませんでした。


参考になるかどうかわかりませんが、IMRT治療に関しての情報を紹介します。

先に紹介しました「UMIN CTR 臨床試験登録情報の閲覧」
に以下の臨床試験がありました。

前立腺癌に対するIMRT/IGRT併用寡分割照射法の第II相臨床試験
https://upload.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr/ctr.cgi?function=brows&action=brows&type=summary&recptno=R000009201&language=J

目的として、
「前立腺癌に対して画像誘導技術を用いた強度変調放射線治療による寡分割照射法70 Gy/28回(1回2.5 Gy)が有効かつ安全であるかを探索的に検討する」

ということで、選択基準として以下のものがあげられています。

1)病理学的に腺癌と診断された症例。
2)低、中リスク前立腺癌(T1-T2c and PSA =<20 and G =<7)、または、高リスク因子(T3a, 20< PSA =<30, G=8,9)の一つのみを有する高リスク前立腺癌。

当然、臨床試験としては、極端に悪い結果、を欲しているわけではなく、また、条件は
限定してのデータを求めていると思います。
選択基準として上記以外にいろいろあり、除外基準もあります。

高リスク因子 一つだけということは、それ以上の症状の人のデータはいらないと
いうことで、IMRT単独の治療として、必ずしもこの基準外の人が対象外ということでは
ないかと思いますが、臨床試験としての基準、対象は上記のものです。
眞さんへ
投稿者:MH 投稿日:2014/09/15(月) 06:58:49 No.4596 [返信]
眞さんへ
MHです。


いつも眞さんの投稿を興味深く読まさせていただいています。
小生は処置方法の選択で迷っています。
小生の病状は高リスクに該当するようで、詳細は以下に投稿しています。
http://pros-can.net/04/frame4.html
当掲示板では高リスクにはトリモダリティ(ホルモン+小線源+外部照射)の推奨の書き込みが多くなっています。

当地域で小線源を行っている病院は、事前にホルモンを行い、小線源後に補助的な外部照射をしますが、これはせいぜい中リスク程度まではやるが、高リスクに対してはIMRTの適用を勧められます。
また高リスクには手術という所が多いです。
素人的には高リスクでも外部照射のみより、小線源を併用した方が照射量が多くできるので良いように思います。

トリモダリティを実施する病院は遠隔地ですので通院が大変です。
同様な効果を得られるならば、近くでもでき、まったく体を傷つけないIMRTも魅力に感じています。

9/13付け掲示板 “blog ホームページ ”  で眞さんが
>当方も小線源を選択せず、IMRT選択の核心的と思われる理由に関してはnetでは特に公表しようとは思っておりません。
と書かれていますが、以前に敗血症の事を書いて見えましたが、それ以外に理由がおありですね。

きっと物事を高度に探求されている眞さんがご決断されたことですので、なにか重要な要因があるんでしょうね。
差支えなければ直接メールでもお教え願えればご光栄です。
放射線療法後の2次ガン
投稿者:ビーバー 投稿日:2014/09/14(日) 17:00:23 No.4595 [返信]
こんにちは
放射線療法10年後に副作用で膀胱からの出血昨年10月から始まり今でもときどき血尿がでます。
膀胱からの大量の出血で血栓ができ尿道をふさぎ緊急病院へ駆け込んでいました。高圧酸素療法で大量の出血はなくなりました。
しかし膀胱がんの可能性もあります。放射線の副作用からの出血と膀胱がんでの出血 膀胱がんの有無はやはり定期検診だけですか。今のところ6ヶ月検診です。
ご返事有難うございます>ひげ父さん、眞さん
投稿者:zen 投稿日:2014/09/14(日) 15:03:38 No.4594 [返信]
ひげ父さん、眞さん
早速のご返事ありがとうございます
zenです
掲示板に書き込んで、神さん(我家では家内をこう呼んでます)
と買い物に出て帰宅したらご返事が来ていたので驚きました。
帰宅途中の車の中で神さんと返事が来ていたらいいね・・・
いやあ皆さんお忙し方なんで無理やろー・・・という会話をして
いたところでした。

>ひげ父さん
 詳細なアドバイス本当にありがとうございます。癌を宣告されて
 非常にナーバスになっていました。この一週間とにかく情報を
 かき集めて分析し、とりあえず今の自分の状態が大まかに理解
 できたように思いますが、それでも心は穏やかではなくまったく
 落ち着きませんでした。今回お返事であらためて説明して頂いた
 文章を読んで、神さんともども「なんかこうして書いてもらえると
 ホントおちつくねー。。。そーやなあ。。。」と二人とも本当に気持ち
 が穏やかになりました。この一週間私も神さんも目を血走らせて
 文献やネットを読み、昨晩ひとまず達した結論は「手術より放射線
 治療を選択したほうが、いろいろな意味で良さそう」というものでした。
 ご推察どおり、今の主治医は年齢的には切るのが一番!とすでに
 仰っておられます。

 >眞さん
 文献のご紹介、本当に有難うございます。ご紹介頂いたいくつかの
 文献は、アマゾンで購入して夫婦で読みまくっていますが、それ以外
 は初めて知るタイトルで大変参考になります。この1週間まるで受験生
 のように寝食を忘れて(ちょっと大げさですが)知識を頭に詰め込んで
 いましたが、情報が入れば入るほど手術に対する不安が大きくなり
 ました。最初は自分も「切ればすっきり癌がなくなるからそれが一番!」
 と思い、藤野先生の「最善医療のすすめ」を先に読んでいた神さんに
...(続きを読む)
がん関連の本
投稿者: 投稿日:2014/09/14(日) 12:16:16 No.4593 [返信]
zen さん
初めまして。眞といいます。8月25日に初投稿したものです。
https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=4480

>前立腺癌についてネットや文献で勉強するように話があり

ということで、治療に関しては、既にひげの父さんがpostされていますので、
当方は読んで参考になった本を紹介します。

前立腺がん関連の本

日本泌尿器科学会/編『前立腺癌診療ガイドライン 2012年版』金原出版
大園誠一郎/編『前立腺がん (インフォームドコンセントのための図説シリーズ)』医薬ジャーナル社
木原和憲編集『最新医学別冊 新しい診断と治療のABC 49 内分泌4 前立腺がん 』最新医学社
藤野邦夫『前立腺ガン最善医療のすすめ』実業之日本社
藤野邦夫『前立腺ガン治療革命』小学館101新書

統合医療、代替医療関連の本

ダヴィド・S.シュレベール『がんに効く生活』日本放送出版協会
イアン・ゴウラー『私のガンは私が治す』春秋社

上記の本、すべて購入したわけではなく、図書館で借り出し読んだもの
あるいは図書館で閲覧したものです。

なかで、参考になったのは、『前立腺ガン最善医療のすすめ』で、
リスク分類をPSA値とグリソン値でもう少し細分類し、治療法の目安を記述して
います。
・中リスク群A
 PSAが10~20でグリソンが6、またはPSAが10以下で、グリソンが7

...(続きを読む)
RE:副作用
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/09/14(日) 11:28:03 No.4592 [返信]
 栗林さん
サルベージに限らないと思いますが、放射線療法(特に外部照射)の晩期後遺症としては
直腸出血や膀胱出血が見られることがあります。
膀胱出血がみられた患者を対象に、膀胱癌の有無を詳しく調べてみたという結果報告が、
先月の癌治療学会でありました。(京大放射線治療科 井口治男氏)
詳細は詳しく覚えていないのですが、手元のMEMOによると、
IMRTでも2.5%で表存的(軽度)な膀胱癌が見つかったとか。
表層の切除で対処はできているようですが、多いなあという印象を持ったのは事実です。
膀胱の初期がんは、治療は比較的簡単ですが、再発の恐れは高いと言われています。
IMRTを始めてから13~14年の調査ですから、長期間放っておけば、
膀胱癌ももっと進行する可能性もあるわけなので、油断はできないのではないでしょうか。
放射線治療後に膀胱出血が見られるようなら、膀胱癌の可能性も頭に入れておく必要がありそうです。
RE:はじめまして、zenと申します
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/09/14(日) 11:08:17 No.4591 [返信]
 zenさん
はじめまして。
PSA5、T2aN0M0(?)、生検陽性:2/12(GS3+3、GS4+3)
転移はまずないはずです。
厳密にいうとGS4+3が1ヵ所あるので、中リスクかも知れませんが、
低リスクに近い初期がんだと思われます。
年齢も、前立腺がんという病に限れば、若手の部類に入るので、
期待余命は20年以上と考えられます。
こんな時、泌尿器科医で多いのは、切って捨てるのが一番確実という答えです。
しかし、問題は性機能の温存が難しいことと、尿漏れの危険性があることです。
さらに、あまり知られていないのですが、このような限局がんでも、実際に手術をして
切り取った組織を調べてみると、実は限局がんではなかったという場合が、結構多いということです。
T2a、PSA5であれば、被膜内限局率は GS6なら78%、GS4+3なら61%ぐらいですから、
手術をしても取り残す可能性はかなり大きいと思わなければなりません。
(小さな浸潤は目には見えませんから)
もし、浸潤があると仮定すれば、放射線療法のほうが、浸潤に対してはうまく対応できるわけです。
外照射なら周辺にもある程度の線量があてられるし、小線源療法でも、
前立腺の外周に沿って綺麗にシードを埋めこめば、数ミリの浸潤ならカバーすることが可能です。
外照射よりは小線源のほうが治療期間も短く、副作用も概ね小さいと言われています。
非再発率でもおそらく小線源がベストでしょう。
ただ、諸事情もおありでしょうから、このあたりを参考にして、お考えいただければ良いのでは。
検査結果が出てからでも良さそうに思いましたが、まず変わらないと思って先にお返事をさせていただきました。
ちゃんとした治療を受ければ、きっちり治すことができると思います。
あまりご心配なさらないように。
副作用
投稿者:栗林 投稿日:2014/09/14(日) 09:38:50 No.4590 [返信]
ひげの父さん、たびたびお世話になっています。癌の放射線治療の有用性はこのプログでも紹介され私もサルベージ治療を施した患者の一人ですが、副作用に関して再びご教示ください。放射線照射の副作用としてあまり語られていない「二次癌」の発症に関してはどのように考えられているのでしょうか。さまざまな放射線治療範囲の線量においては特に問題にするほどでもないのでしょうか。よろしくお願いします。
はじめまして、zenと申します
投稿者:zen 投稿日:2014/09/14(日) 09:37:37 No.4589 [返信]
 はじめまして、zen(56歳会社員)と申します。
 9月8日に前立腺生検にて癌が発見されました。
 担当医から、前立腺癌についてネットや文献
 で勉強するように話があり、いろいろ検索中
 にこのサイトを知りました。
 簡単にこれまでの経過と今後の予定を記載すると
 以下のようになります。

●これまでの経過と今後の予定
 <2014年>
 ・7月4日:定期健康診断
   PSA4.2で二次検診要請
 ・8月8日:S大学Y市H病院(横浜)にて二次検診
   PSA5.0、直腸診多少のシコリ?、その他歳相応
   (問診、PSA、尿検、流量、残尿、直腸診、エコー)
   D所見→年齢が年齢ですので生検しましょう!
 ・8月28日~29日:生検入院
 ・9月8日:生検結果説明
   陽性本数 12本中2本
   グリソンスコア 3+3=6、4+3=6
   D所見
   →中リスク。PSAが低いので転移の可能性は低いが
    浸潤含めCT、MRI、骨シンチをやります!
 ・9月11日:CT検査完了
 ・9月16日:MRI、骨シンチ予定
 ・9月18日:結果説明予定

 転移が無いことを願うばかりですが、今後治療方針を
 決めて行くことになりますので、ひげの父さんはじめ
 皆様方に諸々ご相談させて頂きたく、よろしくお願い
 申し上げます。
お返事
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/09/13(土) 23:19:13 No.4588 [返信]
SANZOKUさん
海外癌医療情報リファランスの記事ですね。
医療情報で役に立つといいましょうか、きらりと光る情報は、やはり海外のものが多いですね。
もっとじっくり情報を集めつつ、前立腺がんガイドブックを適宜改訂できれば良いのですが、
なかなか内容が追いついていませんね。(^^)>


GANBA-SETAさん
HDRで高リスクがんを治療された方のブログのご紹介、ありがとうございます。


眞さん
体験談ではPSAの推移も2012年で終わっており、続編が必要ではというご指摘ですね。
おっしゃる通りだと思います。また、時間がある時を見計らって、書いてみたいと思っています。
掲示板 blog ホームページ
投稿者: 投稿日:2014/09/13(土) 11:57:25 No.4587 [返信]
ひげの父さん
私のぶしつけな質問にお答えいただき、ありがとうございます。

「実施していない理由」については個人的なこともあり多分、お答えいただけ
いただけないと思っておりました。

当方も小線源を選択せず、IMRT選択の核心的と思われる理由に関してはnetでは
特に公表しようとは思っておりません。

ひげの父さん
掲示板での質問に関して、その後のPSA推移に関しては、講演会でのプレゼン資料
を掲示板で提示しておりましたが、
http://hige103.main.jp/soulful-world/toubyouki/

26: その後の経緯 では、2012年までしか掲載されていません。
どうか、「私のがん物語 続編」をPSA推移含めさしつかない範囲で、サイトでの
公開をお願いします。
PSA再発後の治療経過というのは関心のあるところです。
是非、お願いします。



9月9日に紹介しました「放射線治療学総論」の最後のページに以下の記述がありま
したので、サルベージ療法に関して質問しました。
(医学生にこのように教えているのですね)


同一部位への根治的放射線治療は生涯1回が原則

・照射した範囲内に再発した腫瘍の治癒線量は同一かむしろ大
 きい(放射線抵抗性、照射後の血流低下など)
...(続きを読む)
toshikoさんへ
投稿者:GANBA-SETA 投稿日:2014/09/13(土) 10:25:06 No.4586 [返信]
HDRの治療を受けられた方のブログが、
ひげの父さんのHOMEの「腺友仲間のサイト」にありましたたのでご連絡します。
「ポリープさん」がその方です。最後から11番目ぐらいです。
2008年のガン告知から治療の選択、治療中、治療後の経過の状態が、
2014年7月まで、かなり詳細に書かれていますので、ご参考なると思います。

ブログの画面をクリックしていただくと、最初の画面がでます。
最初の画面は①の日付けですが、過去のブログを見るためには、
少し分かり辛いですが、画面の左下にジャンプ先の日付があります。

この欄では最古の日付けは2010年になっていますので、
過去に遡るにはブログの右上の日付を過去の方へクリックして移動する必要があります。
念のため、過去へ移動し易いように①、②にジャンプ先を貼り付けてあります。

①が、実質最初のブログのようです。
①によりますと、ポリープさんのガン告知のPSAは62.5だったようです。

① 実質の最初のブログ2008.11.25
http://blogs.yahoo.co.jp/zuboratti/26793010.html

② 2009.7.20~2009.7.31
http://blogs.yahoo.co.jp/zuboratti/archive/2009/7?m=l

③ 2009.8.9~2009.8.27
http://blogs.yahoo.co.jp/zuboratti/archive/2009/8?m=l

④ 2014.7.22が最新です。
http://blogs.yahoo.co.jp/zuboratti/MYBLOG/yblog.html



...(続きを読む)
米国のホルモン療法レビュー
投稿者:SANZOKU 投稿日:2014/09/12(金) 12:51:15 No.4585 [返信]
米国のホルモン療法レビュー(日本語訳)をアップします。最新薬や治験を含めて非常によくまとめられています。以下の文言でググってください。

「前立腺癌に対するホルモン療法/NCIファクトシート」

またこの報告の最後の方に「性的能力(セクシャリティー)および生殖の問題(PDQ®)」というリンクがあります。これは日本の病院ではほとんど説明されないし情報も少ないので非常に参考になると思います。これもググってください。

私の興味を特に引いた記述

①前立腺摘除術の後にアジュバント療法を受けた患者では、前立腺摘除術のみを受けた患者と比べて、無再発生存率は上昇しますが、全生存率は上昇しません(5)。前立腺癌に対する体外照射の後にアジュバント療法を受けた患者では、体外照射のみを受けた患者と比べて、全生存率と無再発生存率の両者が上昇します(5, 6)。ネオアジュバントホルモン療法と放射線治療を併用して受けた患者では、放射線治療のみを受けた患者と比べて、全生存率は上昇します(7)。前立腺摘除術の前に(単独または化学療法と併用で)施行されるネオアジュバントホルモン療法は生存期間の延長が示されず、標準的治療法ではありません。

② 、前立腺癌と初めて診断された時に転移癌(体の他の部位に転移した癌)であった患者に対しては、ホルモン単独療法が標準的治療法になります(9)。診断時に進行癌と診断されたがまだ症状が現れていない患者が、ホルモン療法により生存期間が延長するかどうかは明らかではありません(10,11)。また、ホルモン療法には相応の副作用(質問6を参照)が生じる可能性があるため、症状が出現する前にホルモン療法を受けないことを望む患者もいます。

③最近開発された放射線療法を用いたり、あるいは鉛製のカバーで精巣を保護したりすることで、生殖能力を保護することが可能になっています。


興味を引いた理由

①術前術後のホルモン療法が放射線では生存期間を延長しているのに全摘手術では効果が確認できない点です。このことはホルモン療法が取り残しや隠れた転移癌を殺しているのではなく放射線が癌細胞を殺す機序に関与して癌を殺していることを物語っているからです。

②転移癌ではホルモン療法は欠かせないので症状が現れていなくともホルモン療法は必須と信じて疑わなかったのですが、症状が現れていない場合生存期間が改善されるか未だ分かっていないのが意外でした。

③これは文字通りこんな方法があるのかという驚きです。もっと詳しく知りたいです。性機能ならいざ知らず、生殖能力なぞ今更と笑われる方も多いかと思いますが、未だ子孫が居ない人、居ても男の沽券に関わるという人には、こんな簡単な方法なら涙が出るくらいありがたいです。
NCCN前立腺癌ガイドラン2014
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/09/12(金) 01:53:21 No.4584 [返信]
NCCN(米国)の前立腺癌ガイドラン2014(日本語)が公開されましたね。
http://www.tri-kobe.org/nccn/guideline/urological/japanese/prostate.pdf
興味のある方は読んでみてください。
お返事色々
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2014/09/12(金) 01:40:37 No.4583 [返信]
 山城の人さん
感想ありがとうございます。


 角さん
エンザルタミドの報告、ありがとうございます。


 クレオさん
 >私の投稿写真でO先生にご迷惑をおかけし
それはないと思っております。
定位放射腺治療というのは脳や肺などで、数回の照射で治療を行うものですから、
ノバリスでも可能だと思いますが、前立腺がんの外照射はこれではないと思います。


 クレオさん、SANZOKUさん
トリモダリティの外部照射後の副作用(急性期障害)の報告ですが、
具体的な事例というのは、非常に参考になりますね。
私(IMRT)も、頻尿、尿意切迫、便意切迫がありましたが、1~2ヵ月でほぼ治ったように覚えています。
ホルモン療法の影響が消えるまでには、ホルモン療法の継続期間と同じぐらいかかるという
記事を見たことがありますが、私の感覚ではもう少し早く元に戻るように思います。


 GANBA-SETAさん
ご意見ありがとうございます。
どうぞ余計な運慮をなさらず、思ったままを書きこんでいただければけっこうです。


 眞さん
 >2014年 8月25日に投稿以来、かなり頻繁に流れとは少し違う投稿をし、混乱させたこと
 >申し訳けなかったと思っております。
...(続きを読む)
HDR後の副作用について質問
投稿者:toshiko 投稿日:2014/09/11(木) 22:40:27 No.4582 [返信]
PSA39、GS9のスーパーハイリスク、59歳の主人が6回のホルモン療法を5回終えたところです。
PSAは1.99、0.34、0.23、0.22と下がっています。

3,4回目は特に高熱が出たり、手の痺れがひどかったりと、とてもしんどそうにしていましたが、前回は熱も出ず少し体が慣れてきたのでしょうか・・・
先日先生にお話ししましたら、若いほどホルモンも多いのでいきなり止めるとその副作用も大きいかもしれません、とのことでした。
全体的に筋肉が落ちて、体毛も減り、LDLコレステロール(157)や中性脂肪(415)の値がグングン上がっています。

先日入院に向けて放射線治療についてのご説明を受けてきたときに、MRIの画像で以前には疑いの濃厚であったリンパ節への転移が無いようだとの事だったのでだいぶホッとしました。

このあと10月2日に入院をしてHDRを受け、外部照射を週5日、5週間受ける予定ですが、やはりスーパーハイリスクなので外部照射は前立腺、精嚢、だけでなく骨盤全体に行うとのことでした。

今回はHDRを受けた方がいらしたら、どんな副作用があったか等教えて頂きたいと思い投稿致しました。

それから線量に関してお聞きしたところ、外部照射の合計は50グレイですが、HDRは40グレイとの事で合計でも90グレイにしかならないようです。
どうやら他の治療法と単純に合計線量で比べることは出来ないようですが、この件に関してもご存じの方がいらしたら教えて頂きたいと思います。

ひげの父さん、
23日の前立腺がんフォーラムに参加申し込みました。
主人は前日が6回目のホルモン療法の日なので、少し大事をとって残念ながら不参加ですが、私は「生」ひげの父さん(笑)のお話を伺えるのを楽しみにしております。
限局再発のサルベージ療法
投稿者: 投稿日:2014/09/11(木) 21:27:40 No.4581 [返信]
ひげの父さん
2014年 8月25日に投稿以来、かなり頻繁に流れとは少し違う投稿をし、混乱させたこと
申し訳けなかったと思っております。
IMRT治療が近づいてきて、不安を感じての初投稿といったのが実態かと思います。

ひげの父さん
今日は現在、一等関心のある質問をいたします。(将来可能性ありますので)
さしつかえなければ、お答え願います。

「薬学と私 第26回」にこう書かれています。
「もしこれが限局再発だとすると、思わず食らいつきたくなるようなサルベージ療法がひっそりぶら下がっていたりもするのですが、さてどうすべきか、現在慎重に思案中です」
http://www.pharm.or.jp/yakugaku/no26.shtml

サルベージ療法はどのようなものがあり、現在、それを実施していない理由はなんですか。
検討の結果の詳細も教えていただけませんでしょうか。
サルベージ療法は効果がないということでしょうか。
やはり、ホルモン療法しかないのでしょうか。
ひげの父さんの思いについて
投稿者:GANBA-SETA 投稿日:2014/09/11(木) 12:48:09 No.4580 [返信]
当方は、7月下旬から投稿させていただいております新参者です。

メールでの表現は、慎重に書いて見直して送信しても、真意が伝わり難い欠陥があることは、
在社中から、身にしみて十分承知しておりますので、
このメールもどこまで真意をお伝えできるか、自信はありませんが、
「この掲示板の傾向について」を読ませていただき、
あらためて過去数年の投稿を拝見しましたところ、
医療技術の流れや新薬の登場のタイミング等の話題性で、
投稿の偏りは少なからず有るものと思います。

当方も、前立腺がんのハイリスクと言われましたが、
全摘出、外部照射(IMRT)、ホルモン療法の知識しかありませんでしたので
何度も書かせていただきましたが命が掛かっているわけで、
「藁を縋る」思いで最新情報を探し回り、
やっと、このサイトに辿り着き、現在受けております治療方法へ辿り着きました。
この治療法は、このサイトで知るまでは、全く聞いたことがありませんでした。

当方は、この治療法が比較的新らしい治療法であることは、今は理解していますので、
何も出来ませんが、せめて恩返しのつもりで、たぶん、当方の思い込みかも知れませんが、
他の治療方法と比較して、ご存知の方が少ないと思いましたので、
これから治療方法を決められる方の、
少しでもお役に立ちたいとの思いで投稿させていただいております。
他の投稿されている皆様も、当方の考えとあまり違わないと思いますが、どうでしょうか。

また、このサイトを訪問されている方は、ひげの父さんがお気遣いのように、
以前の当方のように、治療の選択にあたり最新情報を探す目的の方と、
既に長い間治療を受けておられる方が混在していますので難しい面もあると思います。
常に両者のバランスが取れていれば良いとは思いますが、
やはり時々に応じた、投稿の偏りはあり、
今は比較的新しいこの療法に話題性があるために、偏りが出来ている思いますがどうでしょうか。

...(続きを読む)
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