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米国のホルモン療法レビュー
投稿者:SANZOKU 投稿日:2014/09/12(金) 12:51:15 No.4585 [返信]
米国のホルモン療法レビュー(日本語訳)をアップします。最新薬や治験を含めて非常によくまとめられています。以下の文言でググってください。

「前立腺癌に対するホルモン療法/NCIファクトシート」

またこの報告の最後の方に「性的能力(セクシャリティー)および生殖の問題(PDQ®)」というリンクがあります。これは日本の病院ではほとんど説明されないし情報も少ないので非常に参考になると思います。これもググってください。

私の興味を特に引いた記述

①前立腺摘除術の後にアジュバント療法を受けた患者では、前立腺摘除術のみを受けた患者と比べて、無再発生存率は上昇しますが、全生存率は上昇しません(5)。前立腺癌に対する体外照射の後にアジュバント療法を受けた患者では、体外照射のみを受けた患者と比べて、全生存率と無再発生存率の両者が上昇します(5, 6)。ネオアジュバントホルモン療法と放射線治療を併用して受けた患者では、放射線治療のみを受けた患者と比べて、全生存率は上昇します(7)。前立腺摘除術の前に(単独または化学療法と併用で)施行されるネオアジュバントホルモン療法は生存期間の延長が示されず、標準的治療法ではありません。

② 、前立腺癌と初めて診断された時に転移癌(体の他の部位に転移した癌)であった患者に対しては、ホルモン単独療法が標準的治療法になります(9)。診断時に進行癌と診断されたがまだ症状が現れていない患者が、ホルモン療法により生存期間が延長するかどうかは明らかではありません(10,11)。また、ホルモン療法には相応の副作用(質問6を参照)が生じる可能性があるため、症状が出現する前にホルモン療法を受けないことを望む患者もいます。

③最近開発された放射線療法を用いたり、あるいは鉛製のカバーで精巣を保護したりすることで、生殖能力を保護することが可能になっています。


興味を引いた理由

①術前術後のホルモン療法が放射線では生存期間を延長しているのに全摘手術では効果が確認できない点です。このことはホルモン療法が取り残しや隠れた転移癌を殺しているのではなく放射線が癌細胞を殺す機序に関与して癌を殺していることを物語っているからです。

②転移癌ではホルモン療法は欠かせないので症状が現れていなくともホルモン療法は必須と信じて疑わなかったのですが、症状が現れていない場合生存期間が改善されるか未だ分かっていないのが意外でした。

③これは文字通りこんな方法があるのかという驚きです。もっと詳しく知りたいです。性機能ならいざ知らず、生殖能力なぞ今更と笑われる方も多いかと思いますが、未だ子孫が居ない人、居ても男の沽券に関わるという人には、こんな簡単な方法なら涙が出るくらいありがたいです。
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