初めて投稿させていただきます。NY在住で主人が5年程前に主治医の定期検診でPSAが4越えから、こちらのサイトを参考にさせていただいております。ありがとうございます。
アメリカでの話になりますが、アメリカでの治療を検討されている方もいらっしゃるかもしれませんし、私の方も日本語でお話しさせて頂けるので、報告させて頂きます。
★ 5年程前にPSA4越え(以来4~5を行ったり来たり)、主治医から 泌尿器科医を紹介され、直腸診、超音波異常無し。主人の年齢(当時64歳)から針生検と経過観察ASを勧められる。 (主人は針生検での尿漏れ話等QOL低下可能性を非常に恐れ生検無しにASへ。)
★ セカンドオピニオンでもう一人泌尿器科医師に会う。この医師はPSA2以上はガンの可能性が高く、直ぐに生検と。主人はこの性急な医師の話に不快感。 放置。
★ 私はガンは早期発見早期治療とずっと聞いて来たため友人(内一人医師)に相談。主人はやるならMRIガイド生検(MRI Guided Biopsy)のみ希望。
★ 2015年9月、マンハッタンのガン専門S病院を紹介されMRI guided biopsy実施 →グリーソンスコア3+3。T1C。(良くわからないのはMRIガイドによる生検で3+3。同時に医師による超音波マッピングでの生検も3+3.これは 同じ場所で、1と数えるのか、2と数えるのか? 何れにせよ、このE医師(経過観察推奨派外科医)は、ASを勧める。
★ 2016年3月、E医師の定期検診時に 、初期ガン(グリーソンスコア3+3以下)に効果的とされる内分小線源療法(SEEDの事ですよね。)を質問。回答は主人のガンは組織検査によると低速度ガンで悪化しないであろう。だからSEEDの意味は無い。さらにガンが悪化し3+4になった場合、SEED ではスコア7はどうせ防ぎきれないと言われた。しかし私が心配するので、医師から、病院で治験対象の局所療法、FLA(レーザー)とMRI guided HIFUを紹介される。治験であるため無料。主人の主治医(循環器専門医)にも治験段階だが超音波療法なら副作用もほとんどないようだしMRIのガイドで精密度も高いだろうと勧められMRI guided HIFUを申し込む。
★ 2016年7月、この治療の準備のため精密検査と再度針生検MRI guided biopsy実施。MRIガイド→3+3。しかし超音波マッピング→3+4。E医師曰く、針を刺す所が微妙にズレると初期がんではこの様な結果になる。つまり2015年の時点で恐らく既に3+4の部分があったのであろうと。。。なんとです。
★ 3+4が出たため、E医師もASでもよいのだが、より治療を勧められる。しかし精密検査でガンの前面にカルシウムがありMRIガイドHIFUは不可。この時点で、E医師の推薦は①ナノナイフ(IRE?局所療法で再発の可能性あり)、②ロボット手術(再発の心配も、ガンの位置から術後弊害も 殆どないだろう)。
⇒ ここから皆様仰る通り治療方法選択に悩める日々です.
★ 友人からNYの患者会への参加と主治医や友人医師推薦で泌尿器科医師2人と、前立腺癌専門医(S病院Prostate Oncologist)受診。
~ここで 「医師の専門により勧める治療法が違う」に気づきました!~
*泌尿器科医師(外科系)=ロボット手術(放射線は進行がんの人用と)
*一般泌尿器科医師(NY M病院と関連強い)=AS.
強いて言えば小線源療法(ブラキーセラピー),
(先端療法は医療機関の金儲けと)
*S病院前立腺ガン専門医(Oncologist) =
1.IRE 2. ロボット手術 3. AS
放射線は高齢&進行がんの人用。(こちらのサイトでは、進行がんの人は放射線は逆に進められていない様で???です。)
放射線治療をすれば再発時に手術出来ないから勧めない。
臓器年齢は低年齢化の昨今、70代まで手術は問題ない。
*S病院放射線科看護師(患者会で会う)=以上の経過を相談.
この看護師の勤務するS病院放射線科B医師の予約を勧める。
⇒ 私、ますます混乱、、主人は2回の生検の経験からE医師の技術には信頼。
★ 2017年1月IRE(ナノナイフ)実施。当日退院。
2日後にカテーテルが外れ直ぐに術前と変わらぬ通常生活になった。
主人はQOLの面で大満足。しかし3週間経った今血尿。排尿時痛。
...(続きを読む)
アメリカでの話になりますが、アメリカでの治療を検討されている方もいらっしゃるかもしれませんし、私の方も日本語でお話しさせて頂けるので、報告させて頂きます。
★ 5年程前にPSA4越え(以来4~5を行ったり来たり)、主治医から 泌尿器科医を紹介され、直腸診、超音波異常無し。主人の年齢(当時64歳)から針生検と経過観察ASを勧められる。 (主人は針生検での尿漏れ話等QOL低下可能性を非常に恐れ生検無しにASへ。)
★ セカンドオピニオンでもう一人泌尿器科医師に会う。この医師はPSA2以上はガンの可能性が高く、直ぐに生検と。主人はこの性急な医師の話に不快感。 放置。
★ 私はガンは早期発見早期治療とずっと聞いて来たため友人(内一人医師)に相談。主人はやるならMRIガイド生検(MRI Guided Biopsy)のみ希望。
★ 2015年9月、マンハッタンのガン専門S病院を紹介されMRI guided biopsy実施 →グリーソンスコア3+3。T1C。(良くわからないのはMRIガイドによる生検で3+3。同時に医師による超音波マッピングでの生検も3+3.これは 同じ場所で、1と数えるのか、2と数えるのか? 何れにせよ、このE医師(経過観察推奨派外科医)は、ASを勧める。
★ 2016年3月、E医師の定期検診時に 、初期ガン(グリーソンスコア3+3以下)に効果的とされる内分小線源療法(SEEDの事ですよね。)を質問。回答は主人のガンは組織検査によると低速度ガンで悪化しないであろう。だからSEEDの意味は無い。さらにガンが悪化し3+4になった場合、SEED ではスコア7はどうせ防ぎきれないと言われた。しかし私が心配するので、医師から、病院で治験対象の局所療法、FLA(レーザー)とMRI guided HIFUを紹介される。治験であるため無料。主人の主治医(循環器専門医)にも治験段階だが超音波療法なら副作用もほとんどないようだしMRIのガイドで精密度も高いだろうと勧められMRI guided HIFUを申し込む。
★ 2016年7月、この治療の準備のため精密検査と再度針生検MRI guided biopsy実施。MRIガイド→3+3。しかし超音波マッピング→3+4。E医師曰く、針を刺す所が微妙にズレると初期がんではこの様な結果になる。つまり2015年の時点で恐らく既に3+4の部分があったのであろうと。。。なんとです。
★ 3+4が出たため、E医師もASでもよいのだが、より治療を勧められる。しかし精密検査でガンの前面にカルシウムがありMRIガイドHIFUは不可。この時点で、E医師の推薦は①ナノナイフ(IRE?局所療法で再発の可能性あり)、②ロボット手術(再発の心配も、ガンの位置から術後弊害も 殆どないだろう)。
⇒ ここから皆様仰る通り治療方法選択に悩める日々です.
★ 友人からNYの患者会への参加と主治医や友人医師推薦で泌尿器科医師2人と、前立腺癌専門医(S病院Prostate Oncologist)受診。
~ここで 「医師の専門により勧める治療法が違う」に気づきました!~
*泌尿器科医師(外科系)=ロボット手術(放射線は進行がんの人用と)
*一般泌尿器科医師(NY M病院と関連強い)=AS.
強いて言えば小線源療法(ブラキーセラピー),
(先端療法は医療機関の金儲けと)
*S病院前立腺ガン専門医(Oncologist) =
1.IRE 2. ロボット手術 3. AS
放射線は高齢&進行がんの人用。(こちらのサイトでは、進行がんの人は放射線は逆に進められていない様で???です。)
放射線治療をすれば再発時に手術出来ないから勧めない。
臓器年齢は低年齢化の昨今、70代まで手術は問題ない。
*S病院放射線科看護師(患者会で会う)=以上の経過を相談.
この看護師の勤務するS病院放射線科B医師の予約を勧める。
⇒ 私、ますます混乱、、主人は2回の生検の経験からE医師の技術には信頼。
★ 2017年1月IRE(ナノナイフ)実施。当日退院。
2日後にカテーテルが外れ直ぐに術前と変わらぬ通常生活になった。
主人はQOLの面で大満足。しかし3週間経った今血尿。排尿時痛。
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皆様にはいつもお世話になっております。
その後の報告ですが、
PSA再発に対しカソデックス内服開始しており、今週にも救済放射線治療をすることになりました。IMRTは適応外とのことで、旧来の装置にて前立腺床に1回2グレイ、33回で計66グレイの予定です。
今後ともよろしくご指導ご鞭撻よろしくお願い致します。
その後の報告ですが、
PSA再発に対しカソデックス内服開始しており、今週にも救済放射線治療をすることになりました。IMRTは適応外とのことで、旧来の装置にて前立腺床に1回2グレイ、33回で計66グレイの予定です。
今後ともよろしくご指導ご鞭撻よろしくお願い致します。
自分に合った治療を受けよう!
投稿者:ティダ 投稿日:2017/02/07(火) 16:18:10 No.8304
[返信]
1957年生まれ現在59歳。
ティダのブログ http://ameblo.jp/okinawapv
2012年12月 直腸癌開腹手術。リンパ節転移ありのステージ3。
2013年01月 術後抗がん剤8クール
2015年12月 地域の健康診断でPSA6.3
2016年03月 地元の総合病院で針生検。
GS 4+4の8と診断される。
2016年05月 S医大初診 PSA 6.356
2016年09月 〃 プレプラン PSA 7.488
2016年10月 〃 小線源治療
2016年11月 〃 1ヶ月検診 PSA 4.490
2017年01月 〃 3ヶ月検診 PSA 1.74
始めまして、ティダと申します!
前立腺癌の告知を受けて治療法の選択となります。
私の場合、過去に直腸がんの開腹手術を受けているため排便障害が残っております。
私もこちらの腺友ネットさんで勉強させていただき小線源治療を受けたいと思っておりましたが、地元の総合病院でGS8と診断され小線源治療は難しいとの事。
総合病院からは全摘手術を勧められながらも直腸の手術をしているので直腸と前立腺が癒着しており、かなり難しい手術になると言われ途方に暮れておりました。
放射線外部照射も考えましたが高リスクであるのと直腸への副作用でこれ以上排便障害が酷くなるのはQOLが下がってしまうのであきらめざるを得ません。
最後の手段として藁をもつかむ気持ちで、S医大のO医師にメールで相談しましたがとても不安でした。
まず診察が受けれるだろうか。もし受けれたとしても1年先とか2年先だったらどうしようか。
私は沖縄在住なので通院できるのかと。
...(続きを読む)
ティダのブログ http://ameblo.jp/okinawapv
2012年12月 直腸癌開腹手術。リンパ節転移ありのステージ3。
2013年01月 術後抗がん剤8クール
2015年12月 地域の健康診断でPSA6.3
2016年03月 地元の総合病院で針生検。
GS 4+4の8と診断される。
2016年05月 S医大初診 PSA 6.356
2016年09月 〃 プレプラン PSA 7.488
2016年10月 〃 小線源治療
2016年11月 〃 1ヶ月検診 PSA 4.490
2017年01月 〃 3ヶ月検診 PSA 1.74
始めまして、ティダと申します!
前立腺癌の告知を受けて治療法の選択となります。
私の場合、過去に直腸がんの開腹手術を受けているため排便障害が残っております。
私もこちらの腺友ネットさんで勉強させていただき小線源治療を受けたいと思っておりましたが、地元の総合病院でGS8と診断され小線源治療は難しいとの事。
総合病院からは全摘手術を勧められながらも直腸の手術をしているので直腸と前立腺が癒着しており、かなり難しい手術になると言われ途方に暮れておりました。
放射線外部照射も考えましたが高リスクであるのと直腸への副作用でこれ以上排便障害が酷くなるのはQOLが下がってしまうのであきらめざるを得ません。
最後の手段として藁をもつかむ気持ちで、S医大のO医師にメールで相談しましたがとても不安でした。
まず診察が受けれるだろうか。もし受けれたとしても1年先とか2年先だったらどうしようか。
私は沖縄在住なので通院できるのかと。
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漂流さん資料提供有難うございます。
中間リスク、高リスク、超高リスクの方で、
これから治療を受けようと思いつつ、治療の選択に迷っておられる方には、
極めて重要な情報ですね。
>>患者さんの年齢が高いこともあり、生存率では差異は出ていないと言っています。
そうですね。 確かに生存率には差はありませんが、
再発の有るなしでは、再発が明らかになってからの7、8年間余りですか?
罹患者自身のQOL、精神面、経済面、家族の負担等ではかなりの差が出るように思います。
高リスク、超高リスクの罹患者の方は是非とも次のWeb、
「Prostate Cancer Treatment Research Foundation」の、
前立腺がんの各治療別の 成績とシミュレーションを参考にされることをお勧めします。
http://www.pctrf.org/comparing-treatments/
データの見方につきましては、次のWebが参考になります。
http://brachy.jp/message/evidence-brachytherapy3/01.html
高リスク、超高リスクの罹患者の方は、根治治療のチャンスは1回限りで、
2度目はないとの覚悟で治療を選択されることが最重要と思いますね。
漂流さん 「色即是空 空即是色」ですかね。
中間リスク、高リスク、超高リスクの方で、
これから治療を受けようと思いつつ、治療の選択に迷っておられる方には、
極めて重要な情報ですね。
>>患者さんの年齢が高いこともあり、生存率では差異は出ていないと言っています。
そうですね。 確かに生存率には差はありませんが、
再発の有るなしでは、再発が明らかになってからの7、8年間余りですか?
罹患者自身のQOL、精神面、経済面、家族の負担等ではかなりの差が出るように思います。
高リスク、超高リスクの罹患者の方は是非とも次のWeb、
「Prostate Cancer Treatment Research Foundation」の、
前立腺がんの各治療別の 成績とシミュレーションを参考にされることをお勧めします。
http://www.pctrf.org/comparing-treatments/
データの見方につきましては、次のWebが参考になります。
http://brachy.jp/message/evidence-brachytherapy3/01.html
高リスク、超高リスクの罹患者の方は、根治治療のチャンスは1回限りで、
2度目はないとの覚悟で治療を選択されることが最重要と思いますね。
漂流さん 「色即是空 空即是色」ですかね。
Re: (トリモダリテー)と(ホルモン+外照射)の予後を長期に追跡
投稿者:眞 投稿日:2017/02/07(火) 11:49:36 No.8301
[返信]
漂流 さん
論文の紹介ありがとうございます。
この論文は外照射、小線源治療ランダム化比較試験 2015年5月30日で「論文・詳細スレッド」に紹介しました学会発表がやっと論文となったものですね。
表題は違いますが、筆頭著者名と発表者名は同じで、患者数、PSA非再発率など同じです。
さらにプロトコルも同じです。
論文の紹介ありがとうございます。
この論文は外照射、小線源治療ランダム化比較試験 2015年5月30日で「論文・詳細スレッド」に紹介しました学会発表がやっと論文となったものですね。
表題は違いますが、筆頭著者名と発表者名は同じで、患者数、PSA非再発率など同じです。
さらにプロトコルも同じです。
(トリモダリテー)と(ホルモン+外照射)の予後を長期に追跡
投稿者:漂流 投稿日:2017/02/07(火) 11:06:43 No.8300
[返信]
*ASCENDE-RT: AN ANALYSIS OF SURVIAL ENDPOINTS FOR A RANDOMIZED
TRIAL COMPARING A LOW-DOSE-RATE BRACHYTHERAPY BOOST TO A DOSE
ESCALATED EXTERNAL BEAM BOOST FOR HIGH- AND INTERMEDIATE-RISK
PROSTATE CANCER
のタイトルの論文です。この論文は、まだ in pressの状態ですので、雑誌としては見ることができません
サイト http://www.redjournal.org/article/S0360-3016(16)33484-8/pdf
(トリモダリテー)と(ホルモン+外照射)の予後を長期に追跡した論文です。
研究対象患者は次のように書かれていました 中リスクと高リスクの方が対象
All trial subjects received androgen deprivation therapy (ADT) consisting of 12 months
of luteinizing hormone releasing hormone (LHRH) agonist using three-month depot
injections (either buserelin acetate [Suprefact Depot®] 9.45 mg or leuprolide acetate
[Eligard®] 22.5 mg) given concurrent with four weeks of oral non-steroidal anti
androgen (flutamide 250 mg Q8h or bicalutamide 50 mg daily) (item 3 supplementary
on-line material). After 8 months of neo-adjuvant ADT, all trial subjects were to receive
46 Gy/23 fractions of pelvic irradiation encompassing the prostate, seminal vesicles,
and regional lymph nodes. Directly after completion of pelvic irradiation, DE-EBRT boost subjects (standard arm) received an additional 32 Gy/16 fractions using a two phase 3-D conformal boost (EBRT details in items 4-6, supplemental on-line material).
Two to three weeks following pelvic irradiation, LDR-PB boost subjects (experimental
arm) received a 125-Iodine brachytherapy implant (minimal peripheral dose =115 Gy).
All implants used Oncura model 6711 sources (0.32-0.51 U) supplied as RapidStrand® .
簡単には、ホルモン> 骨盤全照射46 Gy/23 fractions>どちらかに進む
>1.小線源治療minimal peripheral dose =115 Gy
>2.外部照射32 Gy/16 fractions 計78 Gy
上記には書いてありませんが、患者さんの平均年齢は68歳
以下の図で赤線は小線源 黒線は外部照射
uploadできるファイル数の制限から、一部だけ載せました。最初の図は中間リスク+高リスク
次の図は全生存率です。患者さんの年齢が高いこともあり、生存率では差異は出ていないと言っています。
TRIAL COMPARING A LOW-DOSE-RATE BRACHYTHERAPY BOOST TO A DOSE
ESCALATED EXTERNAL BEAM BOOST FOR HIGH- AND INTERMEDIATE-RISK
PROSTATE CANCER
のタイトルの論文です。この論文は、まだ in pressの状態ですので、雑誌としては見ることができません
サイト http://www.redjournal.org/article/S0360-3016(16)33484-8/pdf
(トリモダリテー)と(ホルモン+外照射)の予後を長期に追跡した論文です。
研究対象患者は次のように書かれていました 中リスクと高リスクの方が対象
All trial subjects received androgen deprivation therapy (ADT) consisting of 12 months
of luteinizing hormone releasing hormone (LHRH) agonist using three-month depot
injections (either buserelin acetate [Suprefact Depot®] 9.45 mg or leuprolide acetate
[Eligard®] 22.5 mg) given concurrent with four weeks of oral non-steroidal anti
androgen (flutamide 250 mg Q8h or bicalutamide 50 mg daily) (item 3 supplementary
on-line material). After 8 months of neo-adjuvant ADT, all trial subjects were to receive
46 Gy/23 fractions of pelvic irradiation encompassing the prostate, seminal vesicles,
and regional lymph nodes. Directly after completion of pelvic irradiation, DE-EBRT boost subjects (standard arm) received an additional 32 Gy/16 fractions using a two phase 3-D conformal boost (EBRT details in items 4-6, supplemental on-line material).
Two to three weeks following pelvic irradiation, LDR-PB boost subjects (experimental
arm) received a 125-Iodine brachytherapy implant (minimal peripheral dose =115 Gy).
All implants used Oncura model 6711 sources (0.32-0.51 U) supplied as RapidStrand® .
簡単には、ホルモン> 骨盤全照射46 Gy/23 fractions>どちらかに進む
>1.小線源治療minimal peripheral dose =115 Gy
>2.外部照射32 Gy/16 fractions 計78 Gy
上記には書いてありませんが、患者さんの平均年齢は68歳
以下の図で赤線は小線源 黒線は外部照射
uploadできるファイル数の制限から、一部だけ載せました。最初の図は中間リスク+高リスク
次の図は全生存率です。患者さんの年齢が高いこともあり、生存率では差異は出ていないと言っています。
KAPPA2017さん
小線源治療を選択して準備中ですが、「手術後尿が出にくくなる手術」ということで尿閉の可能性をいわれたとのことですね。
小線源治療の尿路症状についての過去の投稿
小線源治療の尿路症状については過去、いくつか投稿しています。少し煩わしくなりますが紹介します。
・ ピーター・グリム『前立腺ガン』 Tribute to Peter D. Grimm, DO 投稿日:2016年 5月 8日
P.77の引用文を再掲します。
ブラキセラピーにもマイナス面がある。おもな面は、ほとんどの患者が一時
的に、特に夜間の「頻尿」や急に尿意を感じる「切迫尿」や尿の「流量の減少」
を数か月間経験することにある。この排尿問題という副作用がおきる可能性は、
外照射療法を受けた患者より高率になる。
また、PSAが最下点にさがるまでに二~三年かかり、ときにはPSAが再上昇する
こともあるので、患者は不安な状態に耐えなければならない。
この中でもリンクしました奈良県立医科大学の田中宣道先生の発表の紹介
・ IPSSを用いた排尿症状改善からみた至適根治治療法選択投稿日:2015年12月4日
これは立ち読みで1ページを読んでの紹介ですが、後ほど、雑誌、泌尿器科外科の該当部分をすべてコピーしての紹介は以下のとおり。
・治療後の排尿症状
小線源治療が一等IPSSの値が治療前に戻るのが遅いという結果です。
今日、あらためて、図1 IPSSの経時変化 をみると 平均でIMRTが1カ月でピークになり、3カ月では元に戻っています。小線源は3カ月でピークとなり、元に戻るのは1年以上たってということです。
掲示板での小線源治療を受けた人の経験とも一致するかと思います。
IPSSについて
...(続きを読む)
小線源治療を選択して準備中ですが、「手術後尿が出にくくなる手術」ということで尿閉の可能性をいわれたとのことですね。
小線源治療の尿路症状についての過去の投稿
小線源治療の尿路症状については過去、いくつか投稿しています。少し煩わしくなりますが紹介します。
・ ピーター・グリム『前立腺ガン』 Tribute to Peter D. Grimm, DO 投稿日:2016年 5月 8日
P.77の引用文を再掲します。
ブラキセラピーにもマイナス面がある。おもな面は、ほとんどの患者が一時
的に、特に夜間の「頻尿」や急に尿意を感じる「切迫尿」や尿の「流量の減少」
を数か月間経験することにある。この排尿問題という副作用がおきる可能性は、
外照射療法を受けた患者より高率になる。
また、PSAが最下点にさがるまでに二~三年かかり、ときにはPSAが再上昇する
こともあるので、患者は不安な状態に耐えなければならない。
この中でもリンクしました奈良県立医科大学の田中宣道先生の発表の紹介
・ IPSSを用いた排尿症状改善からみた至適根治治療法選択投稿日:2015年12月4日
これは立ち読みで1ページを読んでの紹介ですが、後ほど、雑誌、泌尿器科外科の該当部分をすべてコピーしての紹介は以下のとおり。
・治療後の排尿症状
小線源治療が一等IPSSの値が治療前に戻るのが遅いという結果です。
今日、あらためて、図1 IPSSの経時変化 をみると 平均でIMRTが1カ月でピークになり、3カ月では元に戻っています。小線源は3カ月でピークとなり、元に戻るのは1年以上たってということです。
掲示板での小線源治療を受けた人の経験とも一致するかと思います。
IPSSについて
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GANBA-SETA さん
投稿者:SANZOKU 投稿日:2017/02/05(日) 09:53:00 No.8298
[返信]
お久しぶりです。
半年先を走っておられるGANBA-SETAさんだからこそのご助言誠にありがとうございます。
漂流さんからもお元気になされている様子を伺い嬉しく思っていました。
患者としては何やかや気になりますね。
正直言って心がメルトダウンしそうな時もありますよ。
こうして皆様とやりとりしていると冷静さを取り戻してきます。
皆様ありがとうございます。
半年先を走っておられるGANBA-SETAさんだからこそのご助言誠にありがとうございます。
漂流さんからもお元気になされている様子を伺い嬉しく思っていました。
患者としては何やかや気になりますね。
正直言って心がメルトダウンしそうな時もありますよ。
こうして皆様とやりとりしていると冷静さを取り戻してきます。
皆様ありがとうございます。
KAPPA2017さん
投稿者:GANBA-SETA 投稿日:2017/02/04(土) 23:06:05 No.8297
[返信]
当方はハイリスクで前立腺肥大があった関係で、トリモダリティの小線源治療を受けた後、
外照射時に尿閉となり自己導尿した経験者です。
外照射中の5週間ほどは4時間毎に自己導尿しましたが、
外照射終了後、自宅では2週間ほど導尿状態でしたが、その後は薬だけで良くなりましたね。
薬も6カ月間ぐらいで、その後は時間経過と共に回復し、
現在は、外照射後2年となりましたが正常に戻っています。
仮に、尿閉で自己導尿することになっても、当方のように一時的なものですし、
尿閉になるのはかなり稀なケースですので、あまり心配は要らないのではと思いますね。
それより、KAPPA2017さんの場合は低リスクですので、他の方も仰っておられるように、
慌てて手術をするよりも、前立腺癌治療についてもう少し学ばれて、
後悔の少ない治療の選択をされることをお勧めしますね。
お大事に。
外照射時に尿閉となり自己導尿した経験者です。
外照射中の5週間ほどは4時間毎に自己導尿しましたが、
外照射終了後、自宅では2週間ほど導尿状態でしたが、その後は薬だけで良くなりましたね。
薬も6カ月間ぐらいで、その後は時間経過と共に回復し、
現在は、外照射後2年となりましたが正常に戻っています。
仮に、尿閉で自己導尿することになっても、当方のように一時的なものですし、
尿閉になるのはかなり稀なケースですので、あまり心配は要らないのではと思いますね。
それより、KAPPA2017さんの場合は低リスクですので、他の方も仰っておられるように、
慌てて手術をするよりも、前立腺癌治療についてもう少し学ばれて、
後悔の少ない治療の選択をされることをお勧めしますね。
お大事に。
外照射終了後1年半の定期検診としては標準的なPSA値ではないですかね。
3年間ほどはPSA値の上下変動はありますが、
確かに、誰でも今頃が一番ナイーブになる時期ですので、
揺れ動く気持ちはお察しいたします。
しかしながら、
上昇スピードが鈍っていることは良い前兆と思いますので、
下降周期へ向かうのもそれ程遠くはないように思いますね。
お母さまのこともご心配でしょうが、
良い潮目がやってくるまで、持ち前のガッツで乗り切ってください。
3年間ほどはPSA値の上下変動はありますが、
確かに、誰でも今頃が一番ナイーブになる時期ですので、
揺れ動く気持ちはお察しいたします。
しかしながら、
上昇スピードが鈍っていることは良い前兆と思いますので、
下降周期へ向かうのもそれ程遠くはないように思いますね。
お母さまのこともご心配でしょうが、
良い潮目がやってくるまで、持ち前のガッツで乗り切ってください。
今日(2/4)は何の日?
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2017/02/04(土) 10:53:45 No.8295
[返信]
KAPPA2017さん
投稿者:SANZOKU 投稿日:2017/02/04(土) 10:28:49 No.8294
[返信]
先に翔峰さんから監視療法の勧めがありました。
ご報告の病状からするとリスクは低いと考えられるので、
そのような選択も充分考えられます。
KAPPA2017さんの残尿が何に起因しているのか分からないので、
軽々しく言うことはできませんが、
術後の排尿困難が出たとしてもそれは一時的なものだと思います。
仮に排尿困難になっても自己導尿と言って、
自分で管を挿入して排尿できる方法もございます。
外照射にしてもこの事情はあまり変わらないのではないでしょうか?
前立腺が41ccは一般的には小線源ができる最大値になりますが、
病院を選べば50cc越えでもできると思います。
私が通うS県のS医科大のO先生なら大丈夫です。
下手な小線源をするくらいなら、治療しない方が良いかも知れません。
主治医が何をもって治療ができないかもしれないと仰っているのか、
よく相談なさってください。
慌てて治療を決めるよりも昨年の発覚以来の病状経過もじっくり観察してみるべきですね。
そもそも何をもって性急に小線源治療をすることにしたのかも疑問です。
またホルモン剤などの治療はなされていないのでしょうね?
病気発覚以来の経緯も詳しく教えていただければ、
もう少し適切なコメントができるかもしれません。
ご報告の病状からするとリスクは低いと考えられるので、
そのような選択も充分考えられます。
KAPPA2017さんの残尿が何に起因しているのか分からないので、
軽々しく言うことはできませんが、
術後の排尿困難が出たとしてもそれは一時的なものだと思います。
仮に排尿困難になっても自己導尿と言って、
自分で管を挿入して排尿できる方法もございます。
外照射にしてもこの事情はあまり変わらないのではないでしょうか?
前立腺が41ccは一般的には小線源ができる最大値になりますが、
病院を選べば50cc越えでもできると思います。
私が通うS県のS医科大のO先生なら大丈夫です。
下手な小線源をするくらいなら、治療しない方が良いかも知れません。
主治医が何をもって治療ができないかもしれないと仰っているのか、
よく相談なさってください。
慌てて治療を決めるよりも昨年の発覚以来の病状経過もじっくり観察してみるべきですね。
そもそも何をもって性急に小線源治療をすることにしたのかも疑問です。
またホルモン剤などの治療はなされていないのでしょうね?
病気発覚以来の経緯も詳しく教えていただければ、
もう少し適切なコメントができるかもしれません。
「論文・詳細スレッド」に東大山本健太郎氏の博士論文 VMAT治療成績と題して投稿しました。
東大病院におけるVMATという照射法による治療成績が書かれた論文です。
5年PSA非再発率
低リスク 100%
中間リスク 97.2%
高リスク 90.0%
スタッフをみると、山本氏の名前はないので、博士号取得後、どこか別の病院へ移ったと思われます。
さらに、前立腺がんの体幹部定位照射を開始というお知らせには以下のように書かれています。
前立腺癌の根治治療として2016年の04月から保険適応になった、
VMAT(回転型強度変調放射線治療)での体幹部定位照射を実施
しています
これまでの76グレイ/38分割や72グレイ/36分割に変わって、
放射線治療装置エレクタシナジーで10MVのFFFを使用し
36.25グレイ/5分割 、1日おきで水・金・月・水・金の5日間で
実施しています。治療ビームが出ている時間は連続で2分弱です。
定位照射ということで、5回の通院で済むということは大きなメリットです。
大学病院では珍しく問い合わせ先としてメールアドレスが書かれています。
何年か先には論文として結果は発表されるでしょう。
----以下2017/02/04に追記----
お知らせに「2017/01/24 前立腺癌に対する根治目的のVMATの治療成績」ということで、山本健太郎氏が論文の要約を書いています。
...(続きを読む)
東大病院におけるVMATという照射法による治療成績が書かれた論文です。
5年PSA非再発率
低リスク 100%
中間リスク 97.2%
高リスク 90.0%
スタッフをみると、山本氏の名前はないので、博士号取得後、どこか別の病院へ移ったと思われます。
さらに、前立腺がんの体幹部定位照射を開始というお知らせには以下のように書かれています。
前立腺癌の根治治療として2016年の04月から保険適応になった、
VMAT(回転型強度変調放射線治療)での体幹部定位照射を実施
しています
これまでの76グレイ/38分割や72グレイ/36分割に変わって、
放射線治療装置エレクタシナジーで10MVのFFFを使用し
36.25グレイ/5分割 、1日おきで水・金・月・水・金の5日間で
実施しています。治療ビームが出ている時間は連続で2分弱です。
定位照射ということで、5回の通院で済むということは大きなメリットです。
大学病院では珍しく問い合わせ先としてメールアドレスが書かれています。
何年か先には論文として結果は発表されるでしょう。
----以下2017/02/04に追記----
お知らせに「2017/01/24 前立腺癌に対する根治目的のVMATの治療成績」ということで、山本健太郎氏が論文の要約を書いています。
...(続きを読む)
こんにちは、翔峰です。
KAPPA2017さんの場合、PSA監視療法も選択肢の一つではないでしょうか?
Gleasonスコア6以下、陽性スコア 2本以下(陽性スコアでの腫瘍占拠割合50% 以下)でPSA10ng/ml以下、臨床病期T2以 下の場合がこの対象となり得るとされています。
前立腺がんは進行が遅く、がんが広がる前に他の病気でなくなるケースが多く、放置していてもいいがんの代表と言われています。
以下、ひげの父さんのガイドブックからの転載です。
------------------------------
低リスクがんの場合、10年生存率は治療を行っても行わなくてもほとんど変わらないと言われています。 つまり、特別な処置をしなくても健康なまま天寿を全うできる可能性が高いので、 病態の進行や変化をすばやくキャッチして臨機応変に対処できるだけの体制さえ整っておれば、 積極的な治療をせずフォロー(監視)だけで様子を見るというのも賢いやり方かも知れません。
ただ、「がん」という言葉を始めて聞いた人の多くは、体内にがん細胞があるというだけで冷静さを失い、人生最大の危機に巡り合わせたように思って 治療を急ぐ傾向があるのですが、積極的な治療にはかならず副作用がついて廻ります。 低リスクの場合には、がんの進行によって命が脅かされるリスクと、積極的治療によって副作用を被るリスクを比較すれば、 後者のリスクのほうが明らかに高いと思われる場合も多いので、 適切なフォローすなわち”監視療法”という選択肢も積極的に評価されるようになってきました。
根治への切り替えを常に念頭に置いた積極的な「監視療法=active surveillance」では、PSA監視以外に生検なども定期的に必要とされていますが、 高齢者を中心とした緩和医療的な「待機療法=watchful waiting」では、自覚症状がない限り、治療行為は一切行われないのが普通です。
日本の医療機関では、まだこの監視療法を患者には詳しく説明しない所も多くあり、 患者が監視療法という選択肢をしらないまま、なんらかの処置を望んだ場合(患者に余程の予備知識がない限り、そう思う方が自然です) 安易に手術や放射線治療を勧めたり、内分泌療法を行うケースも多いと思われます。
「初期のがんですから、切ったらすぐ治ります。」と言われて不必要な手術を受け、性機能不全や排尿障害の後遺症に悩むというのは、 過剰治療の最たるものですが、一生続く場合もある日常の不幸にじっと堪え、それでも恨み辛みを言うわけでもなく、命が助かった代償なので仕方がないと諦めて、 手術をしてくれた医者に感謝するという、なんとも複雑で哀しい現実があるわけです。
積極的な治療には、多かれ少なかれ二次的な障害(副作用)を被る危険性があるわけですが、目の前に「がん」という言葉を付きつけられれば、たいていの患者は動揺し、 治療後長く続くかもしれない副作用の重大性になかなか気付かないケースが多いわけです。
期待余命の長さが10年以内(概ね75歳以上)なら「中リスク」でもこの監視療法が成立します。
恐れるべきがんであれば、早期にしかるべき治療を受ける必要があるのはもちろんですが、 ほとんど恐れる必要のないがんを恐れるあまり、自分自身に一生取り返しのつかない傷をつけてしまうこともあるわけです。
「沈黙は金」、「動かざること山の如し」、”何もしない勇気” を持つということも、時には必要なことかも知れません。
KAPPA2017さんの場合、PSA監視療法も選択肢の一つではないでしょうか?
Gleasonスコア6以下、陽性スコア 2本以下(陽性スコアでの腫瘍占拠割合50% 以下)でPSA10ng/ml以下、臨床病期T2以 下の場合がこの対象となり得るとされています。
前立腺がんは進行が遅く、がんが広がる前に他の病気でなくなるケースが多く、放置していてもいいがんの代表と言われています。
以下、ひげの父さんのガイドブックからの転載です。
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低リスクがんの場合、10年生存率は治療を行っても行わなくてもほとんど変わらないと言われています。 つまり、特別な処置をしなくても健康なまま天寿を全うできる可能性が高いので、 病態の進行や変化をすばやくキャッチして臨機応変に対処できるだけの体制さえ整っておれば、 積極的な治療をせずフォロー(監視)だけで様子を見るというのも賢いやり方かも知れません。
ただ、「がん」という言葉を始めて聞いた人の多くは、体内にがん細胞があるというだけで冷静さを失い、人生最大の危機に巡り合わせたように思って 治療を急ぐ傾向があるのですが、積極的な治療にはかならず副作用がついて廻ります。 低リスクの場合には、がんの進行によって命が脅かされるリスクと、積極的治療によって副作用を被るリスクを比較すれば、 後者のリスクのほうが明らかに高いと思われる場合も多いので、 適切なフォローすなわち”監視療法”という選択肢も積極的に評価されるようになってきました。
根治への切り替えを常に念頭に置いた積極的な「監視療法=active surveillance」では、PSA監視以外に生検なども定期的に必要とされていますが、 高齢者を中心とした緩和医療的な「待機療法=watchful waiting」では、自覚症状がない限り、治療行為は一切行われないのが普通です。
日本の医療機関では、まだこの監視療法を患者には詳しく説明しない所も多くあり、 患者が監視療法という選択肢をしらないまま、なんらかの処置を望んだ場合(患者に余程の予備知識がない限り、そう思う方が自然です) 安易に手術や放射線治療を勧めたり、内分泌療法を行うケースも多いと思われます。
「初期のがんですから、切ったらすぐ治ります。」と言われて不必要な手術を受け、性機能不全や排尿障害の後遺症に悩むというのは、 過剰治療の最たるものですが、一生続く場合もある日常の不幸にじっと堪え、それでも恨み辛みを言うわけでもなく、命が助かった代償なので仕方がないと諦めて、 手術をしてくれた医者に感謝するという、なんとも複雑で哀しい現実があるわけです。
積極的な治療には、多かれ少なかれ二次的な障害(副作用)を被る危険性があるわけですが、目の前に「がん」という言葉を付きつけられれば、たいていの患者は動揺し、 治療後長く続くかもしれない副作用の重大性になかなか気付かないケースが多いわけです。
期待余命の長さが10年以内(概ね75歳以上)なら「中リスク」でもこの監視療法が成立します。
恐れるべきがんであれば、早期にしかるべき治療を受ける必要があるのはもちろんですが、 ほとんど恐れる必要のないがんを恐れるあまり、自分自身に一生取り返しのつかない傷をつけてしまうこともあるわけです。
「沈黙は金」、「動かざること山の如し」、”何もしない勇気” を持つということも、時には必要なことかも知れません。
何時の間にかそのような仕儀になられていたのですね・・・。
ご心配お察し致します。
生検にしても二次癌にしても、そのような危険性がないとは言えませんが、
以前にも書きましたように、癌治療は「肉を切らせて骨を切るみたいな」ところがあります。
それらの危険性に比べて治療効果が圧倒的に見込まれるので治療に臨むのです。
前向けに考えて参りましょう。
ご心配お察し致します。
生検にしても二次癌にしても、そのような危険性がないとは言えませんが、
以前にも書きましたように、癌治療は「肉を切らせて骨を切るみたいな」ところがあります。
それらの危険性に比べて治療効果が圧倒的に見込まれるので治療に臨むのです。
前向けに考えて参りましょう。
皆様にはいつもお世話になっております。
ついにPSA再発でカソデックス(CABを希望したのですが?)+救済放射線治療をすることになりました。
不安はつきませんが、頑張るしかないようです。
今後ともよろしくご指導お願い致します。
ついにPSA再発でカソデックス(CABを希望したのですが?)+救済放射線治療をすることになりました。
不安はつきませんが、頑張るしかないようです。
今後ともよろしくご指導お願い致します。
70歳の男性です。PSA5,1で昨年11月の生検の結果12本のうち1本にがん細胞が発見され グリーンスコア6です。骨転移なく放射線小線源治療を選択して準備していますが、手術前検査で
残尿度を測ったところ残尿が高いのでこの治療はできないかもしれないといわれました。手術後尿が出にくくなる手術なので、導尿をしなければならなくなるかもしれないとの由でした。
手術後の導尿は短期に回復できるものなのかあるいはズーと導尿をしなければならなくなるものなのか心配です。前立腺の大きさは41センチとの由です。手術前に残尿の治療をして小線源をすげきかあるいは外放射などの方法に切り替えべきか悩んでいます。ご意見ください。
i
残尿度を測ったところ残尿が高いのでこの治療はできないかもしれないといわれました。手術後尿が出にくくなる手術なので、導尿をしなければならなくなるかもしれないとの由でした。
手術後の導尿は短期に回復できるものなのかあるいはズーと導尿をしなければならなくなるものなのか心配です。前立腺の大きさは41センチとの由です。手術前に残尿の治療をして小線源をすげきかあるいは外放射などの方法に切り替えべきか悩んでいます。ご意見ください。
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外照射後1年半の診察
投稿者:SANZOKU 投稿日:2017/02/02(木) 17:29:50 No.8284
[返信]
先週、外部照射後1年半の診察のためS医科大に行って参りました。
年末から母親の具合が一段と低下し留守を任せるのが難しくなりつつあるので、
今回は2泊3日を1泊2日に縮め、帰りは新幹線にしました。
幸い何事もなく、また前回の尿路結石のような悪夢もありませんでした。
ご興味のある方は以下もご覧になってください。
https://sen-you.boy.jp/bbs/intro/?res=75
https://sen-you.boy.jp/bbs/paper/?read=49
今回は半年前の7月のPSA値が判明するのですが、10月に地元で測定しているので、
特段問題となる値でないことは予想がついています。
ところが予想以上に高い値でした。
これはむしろ悪い徴候ではなく、
上昇傾向に歯止めがかかったことを期待させる結果です。
全体的にはまあ標準的な経過ということで、未だ未だこれからというところです。
実は昨年の11月末に血便を確認しました。
血便と言っても便の最後にうっすらと確認できるという程度です。
一瞬ぎょっとしました。いよいよ来るものが来たかという感じです。
放射線性腸炎の晩期障害の好発期は9ヶ月~24ヶ月で、15ヶ月あたりが一番多いそうです。
その意味では標準的経過です。
この晩期障害についてちらほら聞き及んでいたので慌てずに様子を見ることにしました。
すると10日後に再び確認。
ここでO先生にお尋ねすると心配は要らないというお答えでした。
全骨盤照射をしている患者にはよくあることで自然治癒するとのことです。
この時期はお腹が重苦しく、ガス発生も多かったのですが、
その後は徐々に改善し血便は確認できていません。
とりあえずやれやれと言うところです。
O先生、K先生とも精力的に診察をこなしておられる様子で今回も元気をいただきました。
これからも変わらぬご活躍を期待するものです。
...(続きを読む)
年末から母親の具合が一段と低下し留守を任せるのが難しくなりつつあるので、
今回は2泊3日を1泊2日に縮め、帰りは新幹線にしました。
幸い何事もなく、また前回の尿路結石のような悪夢もありませんでした。
ご興味のある方は以下もご覧になってください。
https://sen-you.boy.jp/bbs/intro/?res=75
https://sen-you.boy.jp/bbs/paper/?read=49
今回は半年前の7月のPSA値が判明するのですが、10月に地元で測定しているので、
特段問題となる値でないことは予想がついています。
ところが予想以上に高い値でした。
これはむしろ悪い徴候ではなく、
上昇傾向に歯止めがかかったことを期待させる結果です。
全体的にはまあ標準的な経過ということで、未だ未だこれからというところです。
実は昨年の11月末に血便を確認しました。
血便と言っても便の最後にうっすらと確認できるという程度です。
一瞬ぎょっとしました。いよいよ来るものが来たかという感じです。
放射線性腸炎の晩期障害の好発期は9ヶ月~24ヶ月で、15ヶ月あたりが一番多いそうです。
その意味では標準的経過です。
この晩期障害についてちらほら聞き及んでいたので慌てずに様子を見ることにしました。
すると10日後に再び確認。
ここでO先生にお尋ねすると心配は要らないというお答えでした。
全骨盤照射をしている患者にはよくあることで自然治癒するとのことです。
この時期はお腹が重苦しく、ガス発生も多かったのですが、
その後は徐々に改善し血便は確認できていません。
とりあえずやれやれと言うところです。
O先生、K先生とも精力的に診察をこなしておられる様子で今回も元気をいただきました。
これからも変わらぬご活躍を期待するものです。
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