kimimikiさん、GAMBA-SETAさん
メッセージ、コメントありがとうございます。
振り返ってみると、パナマにいたこともあって、風呂に入らず、シャワーで済ます、冷房ガンガンかけっぱなしで寝る、等々で平熱が35度しかなく、ガンになり易い体質になっていたと思います。今後は免疫力を高めていきたいと思っております。
メッセージ、コメントありがとうございます。
振り返ってみると、パナマにいたこともあって、風呂に入らず、シャワーで済ます、冷房ガンガンかけっぱなしで寝る、等々で平熱が35度しかなく、ガンになり易い体質になっていたと思います。今後は免疫力を高めていきたいと思っております。
たつきさんの2017年1月10日(火)の投稿を契機として、ブログにPSA検査、サイトに生検の合併症の比率という文を書きました。
さつきさんの投稿に対する返信ということで、掲示板にも上記の私の記事を少し整理し、さらに追記ということで、本投稿とします。
PSA検査
たつきさんは上記の投稿で「厚労省のPSA検査は無意味との発表も気になります」と書かれていますが、「無意味という」ことはいっていないと思います。
厚労省研究班におけるがん検診有効性評価ガイドラインの前立腺がんはがん検診ガイドライン 前立腺がんで公開されています。
研究班構成をみますと厚生労働省のがん研究助成金により実施されたもので、国立がんセンターの濱島ちさと氏を主任研究者とするものです。
その有効性評価に基づく前立腺がん検診ガイドライン 本文によりますと前立腺がんの検診のPSA検査は以下のようになっています。
推奨グレードI:証拠不十分であり、対策型検診は「推奨しない」
任意型検診(自己負担の人間ドック)に関しては「個人の判断に基づく受診は妨げない」
・前立腺がん検診ガイドライン・ガイドブック
社団法人 日本泌尿器科学会のPSA検査に対する見解は以下のとおり
・ PSA検査を用いた前立腺がん検診に関する見解
米国予防医学作業部会(US Preventive Services Task Force:USPSTF)の勧告案は(D recommendation)、すなわち、「不利益が利益を上回る」です。
これは、たつきさんのいわれる「PSA検査は無意味」よりもっときつい表現かもしれません。
日本泌尿器科学会の見解は以下のとおり。
・米国PSTFの勧告に対する見解
ガイドライン案の段階で新聞報道され、それに対する見解として参考になるのは木村医師の前立腺がん集団検診でPSA検査は勧められぬです。以下のように書かれています。
集団全体の死亡率を下げることを目的としている対策型検診と、
個人の死亡リスクを下げることを目的としている任意型検診と
は別物です。
...(続きを読む)
さつきさんの投稿に対する返信ということで、掲示板にも上記の私の記事を少し整理し、さらに追記ということで、本投稿とします。
PSA検査
たつきさんは上記の投稿で「厚労省のPSA検査は無意味との発表も気になります」と書かれていますが、「無意味という」ことはいっていないと思います。
厚労省研究班におけるがん検診有効性評価ガイドラインの前立腺がんはがん検診ガイドライン 前立腺がんで公開されています。
研究班構成をみますと厚生労働省のがん研究助成金により実施されたもので、国立がんセンターの濱島ちさと氏を主任研究者とするものです。
その有効性評価に基づく前立腺がん検診ガイドライン 本文によりますと前立腺がんの検診のPSA検査は以下のようになっています。
推奨グレードI:証拠不十分であり、対策型検診は「推奨しない」
任意型検診(自己負担の人間ドック)に関しては「個人の判断に基づく受診は妨げない」
・前立腺がん検診ガイドライン・ガイドブック
社団法人 日本泌尿器科学会のPSA検査に対する見解は以下のとおり
・ PSA検査を用いた前立腺がん検診に関する見解
米国予防医学作業部会(US Preventive Services Task Force:USPSTF)の勧告案は(D recommendation)、すなわち、「不利益が利益を上回る」です。
これは、たつきさんのいわれる「PSA検査は無意味」よりもっときつい表現かもしれません。
日本泌尿器科学会の見解は以下のとおり。
・米国PSTFの勧告に対する見解
ガイドライン案の段階で新聞報道され、それに対する見解として参考になるのは木村医師の前立腺がん集団検診でPSA検査は勧められぬです。以下のように書かれています。
集団全体の死亡率を下げることを目的としている対策型検診と、
個人の死亡リスクを下げることを目的としている任意型検診と
は別物です。
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精神的にはほぼ立ち直られたご様子で何よりですね。
患者としましては病気の治り方の質も大事になりますので、
精神的にも立ち直れる治療を受けられたことは良かったですね。
何れにしましても原発の病巣を上手に放射線で叩いておくことは、
予後の結果も良いのではと個人的には思っています。
排尿関係につきましては、ほとんど心配は要らないと思います。
当方もPSAが30でO先生とK先生のコンビでトリモダリティ治療をしていただきましたが、
肥大気味のため外照射中は尿閉状態で、2~3時間毎に自己導尿で凌いだ身です。
術後は確かに長く座ることはできませんでしたが、術後1か月後には自然に排尿できるようになり、
3カ月後は普通に座れるようになり、6カ月と経過するにつれ改善されユリーフも必要なくなりました。
現在は術後2年となりますが、手術前よりも前立腺肥大が解消された分、
頻尿も改善されたように思いますので、
今のところは、排尿等のトラブルはほとんど解消されています。
お尻の方は、まだいくぶん警戒しており、極力便秘にならないよう心がけています。
例えば、風邪薬で、咳止めは便秘になり易い成分のものもありますので、
便秘になり難い成分を処方してもらっています。
と言うことで、当方は色々な症状は、
時が過ぎれば次第に改善されますのであまり心配は要らないと思っています。
お大事に。
患者としましては病気の治り方の質も大事になりますので、
精神的にも立ち直れる治療を受けられたことは良かったですね。
何れにしましても原発の病巣を上手に放射線で叩いておくことは、
予後の結果も良いのではと個人的には思っています。
排尿関係につきましては、ほとんど心配は要らないと思います。
当方もPSAが30でO先生とK先生のコンビでトリモダリティ治療をしていただきましたが、
肥大気味のため外照射中は尿閉状態で、2~3時間毎に自己導尿で凌いだ身です。
術後は確かに長く座ることはできませんでしたが、術後1か月後には自然に排尿できるようになり、
3カ月後は普通に座れるようになり、6カ月と経過するにつれ改善されユリーフも必要なくなりました。
現在は術後2年となりますが、手術前よりも前立腺肥大が解消された分、
頻尿も改善されたように思いますので、
今のところは、排尿等のトラブルはほとんど解消されています。
お尻の方は、まだいくぶん警戒しており、極力便秘にならないよう心がけています。
例えば、風邪薬で、咳止めは便秘になり易い成分のものもありますので、
便秘になり難い成分を処方してもらっています。
と言うことで、当方は色々な症状は、
時が過ぎれば次第に改善されますのであまり心配は要らないと思っています。
お大事に。
トリモダリテイ終了後初の検査
投稿者:Yukoの夫 投稿日:2017/01/13(金) 18:19:21 No.8241
[返信]
あけましておめでとうございます。
久方ぶりの投稿です。
昨年11月21日にトリモダリティ終了後、初めての検診が1月5日にあり、PSAの値
は更に下がり0.031。
S大学O先生からも、これで1-2年は大丈夫とお墨付きを得ました。
*簡単な経過
①2/26/2016 PSA 27.7 針生検100%陽性(12/12)
②3/12/2016 ホルモン療法開始。(注射、カソデックス)
③3/25/2016 PSA 0.3
④6/9/2016 PSA 0.125 日本帰国し治療開始
⑤7/14/2016 PSA 0.276
⑥8/19/2016 ホルモン剤をオダインに変更
⑦9/6/2016 小腺源治療
⑧9/14/2016 PSA 0.827
⑨10/17/2016 外照射開始
⑩10/19/2016 PSA 0.208
⑪11/2/2016 PSA 0.116
⑫11/9/2016 PSA 0.06
⑬11/16/2016 PSA 0.067
⑭11/21/2016 外照射終了(計25回) ホルモン終了
⑭1/5/2017 PSA 0.031
今後は2ヶ月おきのチェックのみとなります。
リンパ節転移の状況、ホルモン治療も4ヶ月で効かなくなったことから、O先生
も「これまでで最も難しい患者」と言われてましたが、O先生、K先生に救われま
した。
O・Kコンビでなかったら今頃は、99.9%遠くない将来死んでいただろうとのこと
でした。
実は私の伯父は、1昨年前に前立腺ガンで亡くなったのですが、医者からは手術
は成功したと言われて、わずか数ヵ月後に亡くなりました。伯父は数学の先生で、
...(続きを読む)
久方ぶりの投稿です。
昨年11月21日にトリモダリティ終了後、初めての検診が1月5日にあり、PSAの値
は更に下がり0.031。
S大学O先生からも、これで1-2年は大丈夫とお墨付きを得ました。
*簡単な経過
①2/26/2016 PSA 27.7 針生検100%陽性(12/12)
②3/12/2016 ホルモン療法開始。(注射、カソデックス)
③3/25/2016 PSA 0.3
④6/9/2016 PSA 0.125 日本帰国し治療開始
⑤7/14/2016 PSA 0.276
⑥8/19/2016 ホルモン剤をオダインに変更
⑦9/6/2016 小腺源治療
⑧9/14/2016 PSA 0.827
⑨10/17/2016 外照射開始
⑩10/19/2016 PSA 0.208
⑪11/2/2016 PSA 0.116
⑫11/9/2016 PSA 0.06
⑬11/16/2016 PSA 0.067
⑭11/21/2016 外照射終了(計25回) ホルモン終了
⑭1/5/2017 PSA 0.031
今後は2ヶ月おきのチェックのみとなります。
リンパ節転移の状況、ホルモン治療も4ヶ月で効かなくなったことから、O先生
も「これまでで最も難しい患者」と言われてましたが、O先生、K先生に救われま
した。
O・Kコンビでなかったら今頃は、99.9%遠くない将来死んでいただろうとのこと
でした。
実は私の伯父は、1昨年前に前立腺ガンで亡くなったのですが、医者からは手術
は成功したと言われて、わずか数ヵ月後に亡くなりました。伯父は数学の先生で、
...(続きを読む)
Trizen様数値の低下よかったですね。
投稿者:H.S 投稿日:2017/01/11(水) 21:24:43 No.8240
[返信]
ひげの父さん、みなさま、遅くなりましたが「あけましておめでとうございます」
H.Sです。
Torizen様、新年早々いいお知らせで、こちらも安心しました。
私も昨年11月の2年目検査結果は報告のとおり、バウンスなのかよくわからない結果で悶々とした状態でしたが、あまり短い期間の数値を気にしても・・・・と気にしないようにしております。
2年目の検診でA先生からやはり、上がり下がりしながら下降線をたどるといわれましたが、貴公のブログにありました、上がり下がりしながら上昇する例もあるとおっしゃられてたとのこと、そいうこともあるのかと初めて知りました。やはり突っ込んで先生に質問する必要があるなと感じ、大変参考になりました。
どこかで見ましたが、小線源治療の欠点は尿のトラブルとPSAの数値の変化に不安を抱え、耐えなければならない。とありましたが、まさに5年または10年間先生方を信じ、この不安に耐え完治確定の宣言を得たときの喜びを長いですが、希望を持って待ちましょう。
ではひげの父さん、Torizen様、並びに腺友ネットの皆様どうぞご自愛ください。
H.Sです。
Torizen様、新年早々いいお知らせで、こちらも安心しました。
私も昨年11月の2年目検査結果は報告のとおり、バウンスなのかよくわからない結果で悶々とした状態でしたが、あまり短い期間の数値を気にしても・・・・と気にしないようにしております。
2年目の検診でA先生からやはり、上がり下がりしながら下降線をたどるといわれましたが、貴公のブログにありました、上がり下がりしながら上昇する例もあるとおっしゃられてたとのこと、そいうこともあるのかと初めて知りました。やはり突っ込んで先生に質問する必要があるなと感じ、大変参考になりました。
どこかで見ましたが、小線源治療の欠点は尿のトラブルとPSAの数値の変化に不安を抱え、耐えなければならない。とありましたが、まさに5年または10年間先生方を信じ、この不安に耐え完治確定の宣言を得たときの喜びを長いですが、希望を持って待ちましょう。
ではひげの父さん、Torizen様、並びに腺友ネットの皆様どうぞご自愛ください。
ひげの父さん、みなさま
あけましておめでとうございます。
Torizenです
本日、小線源治療後2年目の検査に行って参りましたので報告
させて頂きます。
昨年10月に一旦1.1まで上昇したPSAが再度0.59まで下がり、
ほっと一安心しています。(PSA推移はグラフをご参照ください)
今回より、泌尿器科のM先生と放射線科のA先生が3か月交代
で診察して頂けることになりました。本日のA先生のお話では、
PSAバウンスは約3割~4割の患者で見られ、2~3回バウンス
しながら徐々に減少していく傾向にあるようです。ほぼ3年目
くらいで0.2程度まで下がりこれが5年目くらいまで維持
できればほぼ完治したという見解で、最終的には10年目まで維持
できれば完治が確定できるとのことでした。
今二年生です!まだまだ卒業までには先は長いですが、一病息災
健康第一で、じっくりこの病とお付き合いしていきたいと思います。
A先生とのやり取り等、詳細は下記ブログに記載していますので
よろしければお越しください。
Torizen
あけましておめでとうございます。
Torizenです
本日、小線源治療後2年目の検査に行って参りましたので報告
させて頂きます。
昨年10月に一旦1.1まで上昇したPSAが再度0.59まで下がり、
ほっと一安心しています。(PSA推移はグラフをご参照ください)
今回より、泌尿器科のM先生と放射線科のA先生が3か月交代
で診察して頂けることになりました。本日のA先生のお話では、
PSAバウンスは約3割~4割の患者で見られ、2~3回バウンス
しながら徐々に減少していく傾向にあるようです。ほぼ3年目
くらいで0.2程度まで下がりこれが5年目くらいまで維持
できればほぼ完治したという見解で、最終的には10年目まで維持
できれば完治が確定できるとのことでした。
今二年生です!まだまだ卒業までには先は長いですが、一病息災
健康第一で、じっくりこの病とお付き合いしていきたいと思います。
A先生とのやり取り等、詳細は下記ブログに記載していますので
よろしければお越しください。
Torizen
遅いですが,あけましておめでとうございます。4回目の多部位生検について色々考えましたがいまだ優柔不断な私には答えが見付からない状態です.厚労省のPSA検査は無意味との発表も気になります、日本での前立腺がんの死亡率は低くPSA20~50位では治療は必要ないとの意見を言ってる医師も居ます。前立腺を20本も取る多部位生検など危険な検査はやらないほうがいいとも言っておられます。結局は自分で決めないといけないのですが悩みますね、以前の投稿で多部位生検で後遺症が出ているとの話もありましたが、似たような話がありましたらお願いします。
明けましておめでとうございます。
2013年に39回の放射線治療を終えて今年で5年目になります。
今年一年間でホルモン療法の副作用がどれだけ無くなるか期待と不安
が入り混じっています。
ジムは本日までお休み。
kimimiki様
素晴らしい画像をありがとうございます。
2013年に39回の放射線治療を終えて今年で5年目になります。
今年一年間でホルモン療法の副作用がどれだけ無くなるか期待と不安
が入り混じっています。
ジムは本日までお休み。
kimimiki様
素晴らしい画像をありがとうございます。
あけましておめでとうございます。
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2017/01/01(日) 19:24:04 No.8235
[返信]
新しい年を迎えられることに感謝しています。
来年が明るい年になるか分かりませんが、
前を向いて行けるところまで歩んで行きたいと思っています。
時には過激な発言でご迷惑をかけたりしていますが、
来年もよろしくお願い致します。
皆様に良いお年が訪れますように心から祈っています。
来年が明るい年になるか分かりませんが、
前を向いて行けるところまで歩んで行きたいと思っています。
時には過激な発言でご迷惑をかけたりしていますが、
来年もよろしくお願い致します。
皆様に良いお年が訪れますように心から祈っています。
眞さん御礼申し上げます。
投稿者:ミツオさん 投稿日:2016/12/30(金) 16:12:35 No.8233
[返信]
再びの貴重なご意見ありがとうございます。私としてはPSAの実態がよく把握しておりません。
癌細胞の活性・増殖とどれ位関係があるのか,前立腺癌の腫瘍マーカーとみていいのかー 当方,本年で69歳,後10年位は生きたいと思っています。 今後共,宜しくお願い致します。
癌細胞の活性・増殖とどれ位関係があるのか,前立腺癌の腫瘍マーカーとみていいのかー 当方,本年で69歳,後10年位は生きたいと思っています。 今後共,宜しくお願い致します。
ミツオさん
私の投稿に対するお礼の投稿、恐縮です。
私の投稿時、提示しました文献も時間をかけて読んでいくとのことですが、医師ではないので、自分に関心のあるところをざっと読み、理解していけばいいかと思います。
エビデンスのレベルとして個人の発言よりもちろん医学に関する講演会、学会発表、ピア・レビュー(査読)付きジャーナルに掲載された論文とエビデンス レベルはあがります。
という前ふりをして、少ししつこくなりますが、以下原本を探索した結果の記述です。
これは先に書いたものより、私のシツコイ性格を如実に示し、如何と思われるところあるかと思いますが、参考までに書きます。
ミツオさんの投稿に対してSANZOKUさんが12月27日に投稿され、Nelson N. Stone 氏の2006年の講演会の資料を典拠としてあげられていました。
あげられた資料を飛ばし読みをし、該当の箇所をみつけました。
1. P.27の質疑応答における発言
PSAバウンスであったとしても、2年目でも約10%の患者が生検陽性
になることがこれまでの我々のデータからわかっているからです。
そのうち半数以上の患者がその後の生検で陰性になります。
2. P.18の講演時の以下の発言
30%以上の患者は2年後、3年後にPSAバウンスを経験します。
皆さんPSAバウンスはご存知でしょうか。再発でなくても、PSA値
上昇が生じることです。PSA値が18まで上昇し、その後0に落ちた
患者を診たことがあります。12までバウンスし、0に減少した患者
もいました。PSAバウンスを再発したと思ってしまいがちです。
重要な点は待つ必要があるということです。
1.に関し、Google Scholarで検索語、「Stone bounce biopsy」で検索し、最初に表示された論文、Stone NN et al. J Urol. 2007 May;177(5):1759-63をみてみました。
講演の後、2007年に発表されたもので、発言に関係することが載っていました。
...(続きを読む)
私の投稿に対するお礼の投稿、恐縮です。
私の投稿時、提示しました文献も時間をかけて読んでいくとのことですが、医師ではないので、自分に関心のあるところをざっと読み、理解していけばいいかと思います。
エビデンスのレベルとして個人の発言よりもちろん医学に関する講演会、学会発表、ピア・レビュー(査読)付きジャーナルに掲載された論文とエビデンス レベルはあがります。
という前ふりをして、少ししつこくなりますが、以下原本を探索した結果の記述です。
これは先に書いたものより、私のシツコイ性格を如実に示し、如何と思われるところあるかと思いますが、参考までに書きます。
ミツオさんの投稿に対してSANZOKUさんが12月27日に投稿され、Nelson N. Stone 氏の2006年の講演会の資料を典拠としてあげられていました。
あげられた資料を飛ばし読みをし、該当の箇所をみつけました。
1. P.27の質疑応答における発言
PSAバウンスであったとしても、2年目でも約10%の患者が生検陽性
になることがこれまでの我々のデータからわかっているからです。
そのうち半数以上の患者がその後の生検で陰性になります。
2. P.18の講演時の以下の発言
30%以上の患者は2年後、3年後にPSAバウンスを経験します。
皆さんPSAバウンスはご存知でしょうか。再発でなくても、PSA値
上昇が生じることです。PSA値が18まで上昇し、その後0に落ちた
患者を診たことがあります。12までバウンスし、0に減少した患者
もいました。PSAバウンスを再発したと思ってしまいがちです。
重要な点は待つ必要があるということです。
1.に関し、Google Scholarで検索語、「Stone bounce biopsy」で検索し、最初に表示された論文、Stone NN et al. J Urol. 2007 May;177(5):1759-63をみてみました。
講演の後、2007年に発表されたもので、発言に関係することが載っていました。
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晩期障害対策のご経験談、有難うございます。アルゴンプラズマは放射線直腸炎下で薬剤(ジオン注)による痔(いぼ痔)治療時に数箇所焼灼しました。その後の排便時の下血は少なくなったのですが、直腸近辺の血管拡張は存在していることから便秘時はその血管に傷をつけるのか、僅かな下血を時々認めます。Torizenさんは漢方下剤で軟便対策されているのですね。トイレで下血した時は気分的にブルーになりますね。貴重な体験情報有難うございます。参考にさせて頂きます。
眞さんありがとうございました。
投稿者:ミツオさん 投稿日:2016/12/29(木) 17:40:51 No.8230
[返信]
色々と詳細にわたり説明して頂きありがとうございました。出来ましたら来年1年の経緯を
見ながら今後の方針もDRと決めたいと思います。又,文献等も時間かけて勉強してまいります。
ありがとうございました。
見ながら今後の方針もDRと決めたいと思います。又,文献等も時間かけて勉強してまいります。
ありがとうございました。
栗林さん
はじめましてTorizenと申します
晩期障害の件、ご心配ながらもよくコントロールされているとお見受け
いたします。私も、晩期障害がどうか微妙な時期に放射線性直腸炎で下血
がありました。
下血した時は驚いてアタフタしましたが、結果的に数か月自然治癒の方向
に向かい最終的に残った直腸内の出血箇所は今年4月にアルゴンプラズマ
で焼灼して今のところ血便や下血は認められません。
詳しい経過は下記のURLのブログをご参照ください。来年3月には1年後の
状況確認のため大腸内視鏡検査を予定しています。消化器内科の医師から
は便秘には気を付けるようにという指示がありました。
便秘対策としてはこの掲示板でも過去に紹介のあったセンナ入りの漢方茶
一包を朝晩にわけて毎日飲んでいます。お陰様で便秘にはなっていません。
気持ちの問題かもしれませんが、漢方茶なら副作用もそれほど気にしなく
ていいのかな?と思っていますが、2年近く続けているので習慣性が多少
心配なところではあります。
私の場合、初期障害だった可能性もあり、晩期障害はこれから出るのかも
しれませんが。今のところこのような経過です。ご参考になれば幸いです。
Torizen
はじめましてTorizenと申します
晩期障害の件、ご心配ながらもよくコントロールされているとお見受け
いたします。私も、晩期障害がどうか微妙な時期に放射線性直腸炎で下血
がありました。
下血した時は驚いてアタフタしましたが、結果的に数か月自然治癒の方向
に向かい最終的に残った直腸内の出血箇所は今年4月にアルゴンプラズマ
で焼灼して今のところ血便や下血は認められません。
詳しい経過は下記のURLのブログをご参照ください。来年3月には1年後の
状況確認のため大腸内視鏡検査を予定しています。消化器内科の医師から
は便秘には気を付けるようにという指示がありました。
便秘対策としてはこの掲示板でも過去に紹介のあったセンナ入りの漢方茶
一包を朝晩にわけて毎日飲んでいます。お陰様で便秘にはなっていません。
気持ちの問題かもしれませんが、漢方茶なら副作用もそれほど気にしなく
ていいのかな?と思っていますが、2年近く続けているので習慣性が多少
心配なところではあります。
私の場合、初期障害だった可能性もあり、晩期障害はこれから出るのかも
しれませんが。今のところこのような経過です。ご参考になれば幸いです。
Torizen
ミツオさん
私は小線源治療後のPSAバウンスに関連していくつか掲示板に投稿しています。
ひとつは小線源治療後のPSAの推移 愛知県がんセンターの場合 2015年5月5日 投稿です。
http://www.pref.aichi.jp/cancer-center/hosp/12knowledge/hiroba/img/111111hinyoki.pdf
愛知県がんセンターの泌尿器科の資料であり、小線源治療を受けた111人のPSAの推移のグラフが載せられています。
小線源治療単独 は83人(74.8%)、外照射併用は28人(25.2%)の図です。
概ね、2年ではPSAは2以下ですが、中には2以上の患者もいます。
グラフの下のほうには以下のように書かれています。
「PSAの一過性上昇“PSAバウンス”を認める症例があるが、再発症例は無い」
もうひとつは、これは論文の題のみの提示ですが、Japanese Journal of Endourology Vol. 26(2013) No. 2であり、日本泌尿器内視鏡学会誌を紹介したものです。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsejje/26/0/_contents/-char/ja/
この中で北里大学の津村 秀康氏が書かれた治療後のPSAの変動です。
抄録 には以下のように書かれています。
特にPSA bounceについては,密封小線源療法を施行した症例全体の30-50%
に認められる一般的な症候であり,若い症例に多く認められる傾向や,
PSA bounceを呈した症例は良好な予後が期待される報告が近年続いている.
ミツオさん のがん確定時の年齢は書かれていなかったですが、もしお若いのでしたら、PSAバウンス は起きやすいということのようです。
さらにこの論文でPSAバウンスの定義などで参照している北里大の 佐藤 威文(さとう たけふみ)他の論文、BJU Int. 2009 Apr;103(8):1064-8.を併せて紹介した文を私のブログに小線源治療におけるPSAバウンスと題してに書きました。
読んでいただければわかるかと思いますが、「PSAバウンスは治療後、1~2年後に起こることが多く、1年未満に起こることも、逆に2年以上経ってから起こることも、少ないながらある」ということです。
...(続きを読む)
私は小線源治療後のPSAバウンスに関連していくつか掲示板に投稿しています。
ひとつは小線源治療後のPSAの推移 愛知県がんセンターの場合 2015年5月5日 投稿です。
http://www.pref.aichi.jp/cancer-center/hosp/12knowledge/hiroba/img/111111hinyoki.pdf
愛知県がんセンターの泌尿器科の資料であり、小線源治療を受けた111人のPSAの推移のグラフが載せられています。
小線源治療単独 は83人(74.8%)、外照射併用は28人(25.2%)の図です。
概ね、2年ではPSAは2以下ですが、中には2以上の患者もいます。
グラフの下のほうには以下のように書かれています。
「PSAの一過性上昇“PSAバウンス”を認める症例があるが、再発症例は無い」
もうひとつは、これは論文の題のみの提示ですが、Japanese Journal of Endourology Vol. 26(2013) No. 2であり、日本泌尿器内視鏡学会誌を紹介したものです。
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsejje/26/0/_contents/-char/ja/
この中で北里大学の津村 秀康氏が書かれた治療後のPSAの変動です。
抄録 には以下のように書かれています。
特にPSA bounceについては,密封小線源療法を施行した症例全体の30-50%
に認められる一般的な症候であり,若い症例に多く認められる傾向や,
PSA bounceを呈した症例は良好な予後が期待される報告が近年続いている.
ミツオさん のがん確定時の年齢は書かれていなかったですが、もしお若いのでしたら、PSAバウンス は起きやすいということのようです。
さらにこの論文でPSAバウンスの定義などで参照している北里大の 佐藤 威文(さとう たけふみ)他の論文、BJU Int. 2009 Apr;103(8):1064-8.を併せて紹介した文を私のブログに小線源治療におけるPSAバウンスと題してに書きました。
読んでいただければわかるかと思いますが、「PSAバウンスは治療後、1~2年後に起こることが多く、1年未満に起こることも、逆に2年以上経ってから起こることも、少ないながらある」ということです。
...(続きを読む)
Tedさん、フォロー有難うございます、4度目の生検は同じ方法では見付からないと思い辞めました。今日K大学病院がん相談センターに電話してみました。(何度生検しても見付からない人は多数いられます。PSA高いイコールがんと言うわけではないので今までの経過は間違いではない、当院では系直腸式以外の方法も可能です。不安あるならそちらの検査をされたら)とのことでした。年末年始にゆっくり考えて見ます。
たつきさん
特にサジェスチョンとかではありません。
今のところどなたからもフォロー投稿が無いので単なる繋ぎ投稿です。
11月に4度目の生検(30本)をされると言っておられたので今度はきっと
見つかると思っていました。
掲示板内にも生検4度、5度という投稿がありますね。
私は経直腸を1回しただけなので専門的なことは分かりませんが、先般掲示板でも
話題になっており、ひげの父さんも勧めておられたMR/US Fusion生検というのは
どうなんでしょうね。
特にサジェスチョンとかではありません。
今のところどなたからもフォロー投稿が無いので単なる繋ぎ投稿です。
11月に4度目の生検(30本)をされると言っておられたので今度はきっと
見つかると思っていました。
掲示板内にも生検4度、5度という投稿がありますね。
私は経直腸を1回しただけなので専門的なことは分かりませんが、先般掲示板でも
話題になっており、ひげの父さんも勧めておられたMR/US Fusion生検というのは
どうなんでしょうね。