山川様、早速のご書き込みありがとうございます。
下記のアドバイス、有難く頂戴いたします。すごく励みになります。
少々時間はかかるかもしれませんが、私も仕事人間でして、仕事に励みつつ、不安を元気に変えるよう意識していきたいと思います。
私は、最低でも75歳くらいまでは仕事しようと思っておりましたが、山川様は81歳で仕事を継続されているとは、これもまた、勇気づけられました。
>先のことを心配したらきりがありません。不安を元気に変えることで、QOLを高めることが
大切かと思います。
>リンパ節転移なし、断端陽性なし、ということであれば、むしろ”めでたし。めでたし”では。なにせ、前立腺がん治療後の10年生存率はほぼ100%とのことなので、
QOLを高くして、仕事に励むことが長生きのこつではないでしょうか。
以上
下記のアドバイス、有難く頂戴いたします。すごく励みになります。
少々時間はかかるかもしれませんが、私も仕事人間でして、仕事に励みつつ、不安を元気に変えるよう意識していきたいと思います。
私は、最低でも75歳くらいまでは仕事しようと思っておりましたが、山川様は81歳で仕事を継続されているとは、これもまた、勇気づけられました。
>先のことを心配したらきりがありません。不安を元気に変えることで、QOLを高めることが
大切かと思います。
>リンパ節転移なし、断端陽性なし、ということであれば、むしろ”めでたし。めでたし”では。なにせ、前立腺がん治療後の10年生存率はほぼ100%とのことなので、
QOLを高くして、仕事に励むことが長生きのこつではないでしょうか。
以上
beat0217 さんは全摘出後の再発可能性でこう書かれています。
「断端陽性やリンパ浸潤転移を示す数値(名称失念)は、すべて「0」」
私はkawano さんという方のブログ記事を読み、『泌尿器科・病理・放射線科 前立腺癌取扱い規約 第4版』金原出版より、以下のブログ記事をかきました。
前立腺癌取扱い規約 第4版 ...浸潤進展度の表現
読んでみてください。
名称がわかったとしても、その意味することを完全に理解するのは十分な医学的な知識が必要かと思われます。
私を含め、素人の患者が医学の基礎知識を獲得するのはなかなか難しいことと思います。
スレッドで参照されていますゴールデンレトリバー大好きさんの症状紹介にはこう書かれています。
「PT3a、EPE(1)、RM(0)、ly(0)、v(1)、pn(1)、sv(0)」
EPE(1):癌が前立腺周囲組織に進展する
v(1):血管浸潤を認める
pn(1):神経周囲浸潤を認める
RM(0)なので、断端陰性です。
beat0217 さんはすべて0なので浸潤に関してはいい結果だと思われます。
それで、「今回の術後の簡易検査の結果説明の場で、早口で(急いでるような、ぶっきらぼうな)ざっと説明しただけ」という結果になったかと推測します。
主治医は動揺したのではなく、詳しい説明する必要ないと判断したと思われます。
「断端陽性やリンパ浸潤転移を示す数値(名称失念)は、すべて「0」」
私はkawano さんという方のブログ記事を読み、『泌尿器科・病理・放射線科 前立腺癌取扱い規約 第4版』金原出版より、以下のブログ記事をかきました。
前立腺癌取扱い規約 第4版 ...浸潤進展度の表現
読んでみてください。
名称がわかったとしても、その意味することを完全に理解するのは十分な医学的な知識が必要かと思われます。
私を含め、素人の患者が医学の基礎知識を獲得するのはなかなか難しいことと思います。
スレッドで参照されていますゴールデンレトリバー大好きさんの症状紹介にはこう書かれています。
「PT3a、EPE(1)、RM(0)、ly(0)、v(1)、pn(1)、sv(0)」
EPE(1):癌が前立腺周囲組織に進展する
v(1):血管浸潤を認める
pn(1):神経周囲浸潤を認める
RM(0)なので、断端陰性です。
beat0217 さんはすべて0なので浸潤に関してはいい結果だと思われます。
それで、「今回の術後の簡易検査の結果説明の場で、早口で(急いでるような、ぶっきらぼうな)ざっと説明しただけ」という結果になったかと推測します。
主治医は動揺したのではなく、詳しい説明する必要ないと判断したと思われます。
Beat0217さん
投稿者:山川 投稿日:2021/11/23(火) 00:05:05 No.12981
[返信]
4年前に全摘手術を受けましたが頑張って仕事をしている81歳超えの老人(?)です。
”下記のように、術後では、病理検査の結果、グリソンスコアが悪いです。
このように病理検査が悪くなることは、珍しくはないとの記事を見たことがあります。”
>病理検査の結果悪くなったということは、手術の結果、悪いところを全部「取り出し調べた結果であり、悪くなったわけではなく状況がはっきりしたということです。手術の
いいところは悪いところがはっきりわかるということです。私の場合は術前はpsa7で術後の
生理検査では12くらいでした。術前の検査が不十分だったということです。
”しかし、3+5、というように、差が「2」というのは聞いたことがありません。
どなたか、このようなケースをご体験された方、または、
このような場合の再発率などのデータをご存じの方がいらっしゃいましたら、
ご教示願います。
正式な病理検査結果やPSAは、後日説明いただくことになっていますが、不安であり、
投稿させていただきました。”
>私の場合再発率30%との話でしたが、10年後に再発することもあり、一年後の再発も
ありうるという話でした。先のことを心配したらきりがありません。不安を元気に変えることで、QOLを高めることが
大切かと思います。
”
(1)術前病状
PSA:4.6
ステージ(病期) :T2b~T2c
GS(グリソンスコア) :3+4 ”
>前立腺がん治療のガイドラインによれば、低-中リスクであり高リスクではないです。
”(2)術後病状(病理検査概要)
PSA:検査中
ステージ(病期) :T2c
GS(グリソンスコア) :3+5
断端陽性やリンパ浸潤転移を示す数値(名称失念)は、すべて「0」
病状マップや詳細な血液検査(PSAなど)の説明は、後日(12/13)とのこと。”
...(続きを読む)
”下記のように、術後では、病理検査の結果、グリソンスコアが悪いです。
このように病理検査が悪くなることは、珍しくはないとの記事を見たことがあります。”
>病理検査の結果悪くなったということは、手術の結果、悪いところを全部「取り出し調べた結果であり、悪くなったわけではなく状況がはっきりしたということです。手術の
いいところは悪いところがはっきりわかるということです。私の場合は術前はpsa7で術後の
生理検査では12くらいでした。術前の検査が不十分だったということです。
”しかし、3+5、というように、差が「2」というのは聞いたことがありません。
どなたか、このようなケースをご体験された方、または、
このような場合の再発率などのデータをご存じの方がいらっしゃいましたら、
ご教示願います。
正式な病理検査結果やPSAは、後日説明いただくことになっていますが、不安であり、
投稿させていただきました。”
>私の場合再発率30%との話でしたが、10年後に再発することもあり、一年後の再発も
ありうるという話でした。先のことを心配したらきりがありません。不安を元気に変えることで、QOLを高めることが
大切かと思います。
”
(1)術前病状
PSA:4.6
ステージ(病期) :T2b~T2c
GS(グリソンスコア) :3+4 ”
>前立腺がん治療のガイドラインによれば、低-中リスクであり高リスクではないです。
”(2)術後病状(病理検査概要)
PSA:検査中
ステージ(病期) :T2c
GS(グリソンスコア) :3+5
断端陽性やリンパ浸潤転移を示す数値(名称失念)は、すべて「0」
病状マップや詳細な血液検査(PSAなど)の説明は、後日(12/13)とのこと。”
...(続きを読む)
Mo-FESTA CANCER FORUM 2021
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2021/11/22(月) 21:18:55 No.12980
[返信]
全摘出後の再発可能性
投稿者:beat0217 投稿日:2021/11/22(月) 19:17:55 No.12979
[返信]
エナガ様
早速のご教示と励ましのお言葉、ありがとうございます。
(1)「ゴールデンリトリバー大好き」さんの「病状説明」拝見しました。
「ゴールデンリトリバー大好き」さんは、術後直ちにホルモン治療を開始されたようですね。
私も、GS「3+5」のうち、悪性「5」があるので、二次治療の覚悟は必要かなとおもっております。
(2)下記は、どこかで吐き出したくて、記載させていただきます。愚痴や不安などであり、ご回答を求めるものではないです。不適切であれば、削除しますので、ご指示ください。
11月下に摘出後の病理検査を結果を主治医から聞きました(詳細は下記スレッド)。
12月中旬に病理検査の詳細(医師は、マップと呼んでいました)とPSA結果の説明を受けます。
このように、私が手術を受けた病院では、病院内の検査に加えて、外部(外注)の検査も行っております。
術前は、院内検査でGS「3+3」であったのですが、外部検査でGS「3+4」に
なり、医師は、外部検査の結果を採用しています。
今回の術後の病理検査も院内検査(推測です。動転して未確認)が下記に示したようなGSやリンパ浸潤などの病理結果となっておりますので、マップ等の外部検査の結果によっては、GSだけでなく、リンパ浸潤などの「1」「0」を示す要素も変わってくる(悪いほう)と思われます。非常に不安です。
主治医は、今回の術後の簡易検査の結果説明の場で、早口で(急いでるような、ぶっきらぼうな)ざっと説明しただけであり、多少不安を抱いています。いつもの主治医の様子と異なりました。GSなどの値を打ち出した用紙ももらっていません。
こういった場合は、やはり、主治医も動揺していたのでしょうか…
やりきれないです。詳細病理検査の結果説明を12月中旬から、可能な限り早めてもらい、
覚悟を決めようと思います。
長々と失礼いたしました。
早速のご教示と励ましのお言葉、ありがとうございます。
(1)「ゴールデンリトリバー大好き」さんの「病状説明」拝見しました。
「ゴールデンリトリバー大好き」さんは、術後直ちにホルモン治療を開始されたようですね。
私も、GS「3+5」のうち、悪性「5」があるので、二次治療の覚悟は必要かなとおもっております。
(2)下記は、どこかで吐き出したくて、記載させていただきます。愚痴や不安などであり、ご回答を求めるものではないです。不適切であれば、削除しますので、ご指示ください。
11月下に摘出後の病理検査を結果を主治医から聞きました(詳細は下記スレッド)。
12月中旬に病理検査の詳細(医師は、マップと呼んでいました)とPSA結果の説明を受けます。
このように、私が手術を受けた病院では、病院内の検査に加えて、外部(外注)の検査も行っております。
術前は、院内検査でGS「3+3」であったのですが、外部検査でGS「3+4」に
なり、医師は、外部検査の結果を採用しています。
今回の術後の病理検査も院内検査(推測です。動転して未確認)が下記に示したようなGSやリンパ浸潤などの病理結果となっておりますので、マップ等の外部検査の結果によっては、GSだけでなく、リンパ浸潤などの「1」「0」を示す要素も変わってくる(悪いほう)と思われます。非常に不安です。
主治医は、今回の術後の簡易検査の結果説明の場で、早口で(急いでるような、ぶっきらぼうな)ざっと説明しただけであり、多少不安を抱いています。いつもの主治医の様子と異なりました。GSなどの値を打ち出した用紙ももらっていません。
こういった場合は、やはり、主治医も動揺していたのでしょうか…
やりきれないです。詳細病理検査の結果説明を12月中旬から、可能な限り早めてもらい、
覚悟を決めようと思います。
長々と失礼いたしました。
◇治療法別 経験者 投稿リストの更新
投稿者:Ted 投稿日:2021/11/22(月) 17:52:14 No.12978
[返信]
◇治療法別 経験者 投稿リストを更新しました。
スタックスさんを ①トリモダリティに、
UMさんとバッジョさんを④ホルモン+外照射経験者に、
beat0217さんを ③全摘(ダビンチ等)経験者に夫々
追加しました。
By 羊毛、エナガ & Ted
スタックスさんを ①トリモダリティに、
UMさんとバッジョさんを④ホルモン+外照射経験者に、
beat0217さんを ③全摘(ダビンチ等)経験者に夫々
追加しました。
By 羊毛、エナガ & Ted
ダビンチ手術をうけられたのでしょうか。
治療法別経験者リストの「全摘」を見ますと、「ゴールデンリトリバー大好き」さんが「PSA 10.8 GS 3+4 T2c →摘出後 GS4+5 T3a」となっています。生検では4だったのが5になったようです。Beat0217さんの3+5というのは最も領域が大きかったのが3の領域だったということなので4+5よりは良い状態だと思えばいいと思います。
全摘後の病期がT2cということは浸潤がなかったということなので良い情報ではないでしょうか。
治療法別経験者リストの「全摘」を見ますと、「ゴールデンリトリバー大好き」さんが「PSA 10.8 GS 3+4 T2c →摘出後 GS4+5 T3a」となっています。生検では4だったのが5になったようです。Beat0217さんの3+5というのは最も領域が大きかったのが3の領域だったということなので4+5よりは良い状態だと思えばいいと思います。
全摘後の病期がT2cということは浸潤がなかったということなので良い情報ではないでしょうか。
全摘出後の再発可能性 (追加)
投稿者:beat0217 投稿日:2021/11/22(月) 14:39:32 No.12976
[返信]
たびたび、失礼いたします。
下記のタイトル「全摘出後の再発可能性 」において、
術前の骨シンチでは、「転移なし」でした。
情報が不足していたと思い、追加投稿させていただきました。
下記タイトル「全摘出後の再発可能性 」の内容に関し、
何らかの知見をお持ちの方、ご教示いただければ幸いです。
下記のタイトル「全摘出後の再発可能性 」において、
術前の骨シンチでは、「転移なし」でした。
情報が不足していたと思い、追加投稿させていただきました。
下記タイトル「全摘出後の再発可能性 」の内容に関し、
何らかの知見をお持ちの方、ご教示いただければ幸いです。
全摘出後の再発可能性
投稿者:beat0217 投稿日:2021/11/22(月) 14:19:34 No.12975
[返信]
お世話になります。
以前、治療方法についてご意見を賜りました(55歳)。
2021/11/2に前立腺摘出手術(両側神経温存)をしました。
下記のように、術後では、病理検査の結果、グリソンスコアが悪いです。
このように病理検査が悪くなることは、珍しくはないとの記事を見たことがあります。
しかし、3+5、というように、差が「2」というのは聞いたことがありません。
どなたか、このようなケースをご体験された方、または、
このような場合の再発率などのデータをご存じの方がいらっしゃいましたら、
ご教示願います。
正式な病理検査結果やPSAは、後日説明いただくことになっていますが、不安であり、
投稿させていただきました。
(1)術前病状
PSA:4.6
ステージ(病期) :T2b~T2c
GS(グリソンスコア) :3+4
(2)術後病状(病理検査概要)
PSA:検査中
ステージ(病期) :T2c
GS(グリソンスコア) :3+5
断端陽性やリンパ浸潤転移を示す数値(名称失念)は、すべて「0」
病状マップや詳細な血液検査(PSAなど)の説明は、後日(12/13)とのこと。
以上
以前、治療方法についてご意見を賜りました(55歳)。
2021/11/2に前立腺摘出手術(両側神経温存)をしました。
下記のように、術後では、病理検査の結果、グリソンスコアが悪いです。
このように病理検査が悪くなることは、珍しくはないとの記事を見たことがあります。
しかし、3+5、というように、差が「2」というのは聞いたことがありません。
どなたか、このようなケースをご体験された方、または、
このような場合の再発率などのデータをご存じの方がいらっしゃいましたら、
ご教示願います。
正式な病理検査結果やPSAは、後日説明いただくことになっていますが、不安であり、
投稿させていただきました。
(1)術前病状
PSA:4.6
ステージ(病期) :T2b~T2c
GS(グリソンスコア) :3+4
(2)術後病状(病理検査概要)
PSA:検査中
ステージ(病期) :T2c
GS(グリソンスコア) :3+5
断端陽性やリンパ浸潤転移を示す数値(名称失念)は、すべて「0」
病状マップや詳細な血液検査(PSAなど)の説明は、後日(12/13)とのこと。
以上
RE: ホルモン治療について
投稿者:UM 投稿日:2021/11/22(月) 00:49:16 No.12974
[返信]
エナガさん、詳しくありがとうございます。おっしゃる通り、ホルモン治療は5月から始めたようです。注射と内服薬の併用です。副作用のホットフラッシュはかなりあるそうですが、そこまで困ってはいないようです。となると、やはりホルモン治療はガイドラインに沿って長くやった方が無難そうですね。
どうやら放射線医が言うには、ホルモン治療を半年程度にしておくことで、仮に再発したときにもホルモン治療がかなり効くようになる事もあるとのことでした。しかし、リスクを上回るメリットではなさそうですね。ブログも大変参考になりました。父にはやはり、ホルモン治療の継続を勧めようかなと思います。本当にありがとうございました。
どうやら放射線医が言うには、ホルモン治療を半年程度にしておくことで、仮に再発したときにもホルモン治療がかなり効くようになる事もあるとのことでした。しかし、リスクを上回るメリットではなさそうですね。ブログも大変参考になりました。父にはやはり、ホルモン治療の継続を勧めようかなと思います。本当にありがとうございました。
読売新聞紙面11月21日(日))
投稿者:PSA 投稿日:2021/11/21(日) 21:34:59 No.12972
[返信]
UMさん、
ホルモン治療は5月ころからはじめられたのでしょうか。リュープリンなどの注射とカソデックス等の抗アンドロゲン剤の服用の併用でしょうか。
ホルモンの期間を短縮することによるメリットは副作用がなくなることだと思います。お父様はホルモン療法の副作用は訴えておられませんか。私はリュープリンの注射だけを9ヶ月やりましたが、軽いホットフラッシュがあったり筋力が弱くなって10回できていた懸垂が7回しかできなくなって感じ悪かったのですが、大したことではありませんでした。
副作用が大して無ければ、ガイドラインに沿った期間のホルモン治療をしておいた方がいいような気がします。2019年のNCCNガイドラインでは外部照射の場合は高リスクや超高リスクに対してのホルモン治療期間は1.5~3年になっているので参考にされてください。次の資料の38ページに記載されています。
https://www2.tri-kobe.org/nccn/guideline/urological/japanese/prostate.pdf
ホルモン治療は5月ころからはじめられたのでしょうか。リュープリンなどの注射とカソデックス等の抗アンドロゲン剤の服用の併用でしょうか。
ホルモンの期間を短縮することによるメリットは副作用がなくなることだと思います。お父様はホルモン療法の副作用は訴えておられませんか。私はリュープリンの注射だけを9ヶ月やりましたが、軽いホットフラッシュがあったり筋力が弱くなって10回できていた懸垂が7回しかできなくなって感じ悪かったのですが、大したことではありませんでした。
副作用が大して無ければ、ガイドラインに沿った期間のホルモン治療をしておいた方がいいような気がします。2019年のNCCNガイドラインでは外部照射の場合は高リスクや超高リスクに対してのホルモン治療期間は1.5~3年になっているので参考にされてください。次の資料の38ページに記載されています。
https://www2.tri-kobe.org/nccn/guideline/urological/japanese/prostate.pdf
2020、全国治療実績
投稿者:PSA 投稿日:2021/11/21(日) 16:05:59 No.12970
[返信]
シードは動くの投稿でブログ記事、掲示板への投稿記事を紹介しました。
そうして唐突に拙詩を示しました。前立腺がんには関係はしてはいますが本当に私的なものでした。
更に恥の上塗りともいう私の詩歴を補足します。
中3のころ萩原朔太郎の詩をよみ、詩をかきはじめました。それは暗い私の嗜好をますものでした。
『高1コース』だったか大岡信さんが選者をしていたコーナーに応募し採用され雑誌に掲載され、同級生に「みたよ」といわれて面映い思いをした記憶があります。高校の文芸クラブの「文芸誌」にもいくつか詩を載せました。
といっても進学したのは理系でした。
紹介しましたJ-POPS研究での論文、Radiat Oncol. 2015 Nov 14;10:228.ではこう書かれています。
「本研究は、I-125ルースシードの移動に関する世界初の前向きコホート研究であり、過去最多の症例数を調査しています。」
連結シードはふつうに考えてもシード移動がしにくいと思われ、そのことを示す論文も発表されています。
連結していないシードの移動に関する論文であるということに留意する必要あります。
移動したことに対する線量に関しては次のように書かれています。
PI:permanent iodine-125 seed implantation
EBRT:external beam radiation therapy
「PI群、PI+EBRT群ともに、シードの移動があった患者となかった患者の間で、D90(Gy)とV100(%)の値に差はなかったが、PI群のシード移動があった患者では、V150(%)、UD90(Gy)、UD5(Gy)の値が有意に低かったという。」
移動といっても1人あたり10個も20個も移動するのではないとのこと。さらに肺に到達するのが多いということで以下のように書かれています。
「シードの移動が見られた患者のうち、患者1人あたりの移動シード数の平均は、PI群で1.6シード(範囲、1~9シード)、PI+EBRT群で1.5シード(範囲、1~5シード)であった。移行したシードの数が2個以下だったのは、PI群で87.6%、PI+EBRT群で86.2%であった。肺への移行は、PI群では14.6%(240/1641)、PI+EBRT群では11.2%(58/519)に認められた。さらに、肺以外の部位への移行は、PI群で11.1%(182/1641)、PI+EBRT群で8.5%(44/519)に認められました。」
シード移動の理由などが書かれていますが、ほとんど理解することはできません。
「前立腺の周囲には、よく発達した静脈叢があります。種子の移動は、種子が静脈に入り、血流によって輸送されるために起こると考えられている。シードが静脈に入る原因として報告されているのは、静脈にシードを直接埋め込んだ場合、腹圧の影響、姿勢、呼吸、重力、恥骨弓の干渉、斜めの針の挿入、埋め込んだシードの数、静脈の近くに埋め込んだシードが静脈に入るのを誘発する針の数などである。」
そうして唐突に拙詩を示しました。前立腺がんには関係はしてはいますが本当に私的なものでした。
更に恥の上塗りともいう私の詩歴を補足します。
中3のころ萩原朔太郎の詩をよみ、詩をかきはじめました。それは暗い私の嗜好をますものでした。
『高1コース』だったか大岡信さんが選者をしていたコーナーに応募し採用され雑誌に掲載され、同級生に「みたよ」といわれて面映い思いをした記憶があります。高校の文芸クラブの「文芸誌」にもいくつか詩を載せました。
といっても進学したのは理系でした。
紹介しましたJ-POPS研究での論文、Radiat Oncol. 2015 Nov 14;10:228.ではこう書かれています。
「本研究は、I-125ルースシードの移動に関する世界初の前向きコホート研究であり、過去最多の症例数を調査しています。」
連結シードはふつうに考えてもシード移動がしにくいと思われ、そのことを示す論文も発表されています。
連結していないシードの移動に関する論文であるということに留意する必要あります。
移動したことに対する線量に関しては次のように書かれています。
PI:permanent iodine-125 seed implantation
EBRT:external beam radiation therapy
「PI群、PI+EBRT群ともに、シードの移動があった患者となかった患者の間で、D90(Gy)とV100(%)の値に差はなかったが、PI群のシード移動があった患者では、V150(%)、UD90(Gy)、UD5(Gy)の値が有意に低かったという。」
移動といっても1人あたり10個も20個も移動するのではないとのこと。さらに肺に到達するのが多いということで以下のように書かれています。
「シードの移動が見られた患者のうち、患者1人あたりの移動シード数の平均は、PI群で1.6シード(範囲、1~9シード)、PI+EBRT群で1.5シード(範囲、1~5シード)であった。移行したシードの数が2個以下だったのは、PI群で87.6%、PI+EBRT群で86.2%であった。肺への移行は、PI群では14.6%(240/1641)、PI+EBRT群では11.2%(58/519)に認められた。さらに、肺以外の部位への移行は、PI群で11.1%(182/1641)、PI+EBRT群で8.5%(44/519)に認められました。」
シード移動の理由などが書かれていますが、ほとんど理解することはできません。
「前立腺の周囲には、よく発達した静脈叢があります。種子の移動は、種子が静脈に入り、血流によって輸送されるために起こると考えられている。シードが静脈に入る原因として報告されているのは、静脈にシードを直接埋め込んだ場合、腹圧の影響、姿勢、呼吸、重力、恥骨弓の干渉、斜めの針の挿入、埋め込んだシードの数、静脈の近くに埋め込んだシードが静脈に入るのを誘発する針の数などである。」
ホルモン治療について
投稿者:UM 投稿日:2021/11/19(金) 17:25:32 No.12968
[返信]
お世話になります。今年になって父が前立腺がんと診断され、3月に治療法の選択についてここで相談させていただきました。その節は大変お世話になりました。
結局、地元の基幹病院でIGRTとハイドロゲルスペーサーを併用した放射線治療(IMRT/VMAT)を選択しました。年内に放射線治療も終わり、経過はとても順調なのですが、1点だけ疑問があります。ホルモン治療の期間について、泌尿器科の医師からは「やはり2年ですかね~」と言われ、放射線科の医師からは「経過がとても順調だから、半年でひとまず止めて、その後は経過観察という手も~」と言われました。
ここで疑問なのは、ホルモン治療を半年にすることで、再発したときに薬がまた効きやすくなるなど、メリットはあるのかということです。そのようなメリットが無ければ、とりあえずホルモン治療は続けた方が無難かとも思います。病院は近いので、通院の手間はあまりかかりません。10年非再発率は80%以上との事でした。父も二人の医師もとても迷っているようです。何か決断する際のヒントがあるでしょうか?
【PSA18, GS4+3, T3aN0M0, 針生検8/10, 年齢70, 健康状態は良好】
結局、地元の基幹病院でIGRTとハイドロゲルスペーサーを併用した放射線治療(IMRT/VMAT)を選択しました。年内に放射線治療も終わり、経過はとても順調なのですが、1点だけ疑問があります。ホルモン治療の期間について、泌尿器科の医師からは「やはり2年ですかね~」と言われ、放射線科の医師からは「経過がとても順調だから、半年でひとまず止めて、その後は経過観察という手も~」と言われました。
ここで疑問なのは、ホルモン治療を半年にすることで、再発したときに薬がまた効きやすくなるなど、メリットはあるのかということです。そのようなメリットが無ければ、とりあえずホルモン治療は続けた方が無難かとも思います。病院は近いので、通院の手間はあまりかかりません。10年非再発率は80%以上との事でした。父も二人の医師もとても迷っているようです。何か決断する際のヒントがあるでしょうか?
【PSA18, GS4+3, T3aN0M0, 針生検8/10, 年齢70, 健康状態は良好】
シードの移動、どうなんでしょうね。
100個の単体シードを挿入した場合、一つのシードが移動する確率を r とすると、一つも移動しない確率は (1-r)^100 になる(ハズ)。
一つのシードが移動する確率 r = 1% (1/100) とすると、一つも移動しない確率は (99/100)^100 = 37%
3人に2人のシードが動いている計算になる。
一つのシードが移動する確率 r = 0.1% (1/1000) とすると、一つも移動しない確率は (999/1000)^100 = 90%
10人に1人のシードが動いている計算になる。
まぁ、100個のうち一つや二つが移動したところで、ガンを制圧する威力には大きな影響はないと思いますが、行方は気になるところ。
100個の単体シードを挿入した場合、一つのシードが移動する確率を r とすると、一つも移動しない確率は (1-r)^100 になる(ハズ)。
一つのシードが移動する確率 r = 1% (1/100) とすると、一つも移動しない確率は (99/100)^100 = 37%
3人に2人のシードが動いている計算になる。
一つのシードが移動する確率 r = 0.1% (1/1000) とすると、一つも移動しない確率は (999/1000)^100 = 90%
10人に1人のシードが動いている計算になる。
まぁ、100個のうち一つや二つが移動したところで、ガンを制圧する威力には大きな影響はないと思いますが、行方は気になるところ。
DKさんは2021年11月12日の投稿でTY病院の医師の話としてこう書かれています。
「シードが動く ←自分も昔小線源をやってた経験からとのこと」
私はこのことに関してブログ記事を書き、それを元に掲示板に投稿しています。
1.シードは動く
https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=7108
2.シードが動くことの影響
https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=7130
1.で31病院、2160人の患者が参加したJ-POPS研究でのseed migration の報告をした論文を紹介しました。人数でいえば1割以上の人でシード移動が発生しています。
小線源単独:22.7%
小線源+外照射:18.1%
このJ-POPSの論文には参考文献としてシードが右冠動脈に到達しその関連で急性心筋梗塞〈acute myocardial infarction;AMI〉になった69歳の患者の論文 があげられています。
2.ではこれも2割以上の人がシード移動した慶応大学の論文の紹介をしました。
さらにシードの移動の影響のまったく医学的な裏付けのない私見を書きました。
ブログではこれらの論文を元に次の戯れ詩を書き公表したのですが、掲示板には投稿しませんでした。月日は経ち、私も年老い、恥じらいの心が薄くなり、掲示板に再掲します。
安易な擬人化です。
シードの脱出
前立腺は異物を排斥しようとする
シードは思う
どこか遠くへいきたい
目指すのは 肺、それとも腹部のどこか
...(続きを読む)
……2021/11/19に追記
北里大学の石山 博條氏を筆頭著者とする論文、Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2014 Sep 1;90(1):134-9.には次のように書かれています。
「シードの移動は,X線撮影で他のシードのクラスターから1cm以上離れた位置にあるシードと定義した。また、精嚢内に落下したシードも移動したシードと定義した。」
「シードが動く ←自分も昔小線源をやってた経験からとのこと」
私はこのことに関してブログ記事を書き、それを元に掲示板に投稿しています。
1.シードは動く
https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=7108
2.シードが動くことの影響
https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=7130
1.で31病院、2160人の患者が参加したJ-POPS研究でのseed migration の報告をした論文を紹介しました。人数でいえば1割以上の人でシード移動が発生しています。
小線源単独:22.7%
小線源+外照射:18.1%
このJ-POPSの論文には参考文献としてシードが右冠動脈に到達しその関連で急性心筋梗塞〈acute myocardial infarction;AMI〉になった69歳の患者の論文 があげられています。
2.ではこれも2割以上の人がシード移動した慶応大学の論文の紹介をしました。
さらにシードの移動の影響のまったく医学的な裏付けのない私見を書きました。
ブログではこれらの論文を元に次の戯れ詩を書き公表したのですが、掲示板には投稿しませんでした。月日は経ち、私も年老い、恥じらいの心が薄くなり、掲示板に再掲します。
安易な擬人化です。
シードの脱出
前立腺は異物を排斥しようとする
シードは思う
どこか遠くへいきたい
目指すのは 肺、それとも腹部のどこか
...(続きを読む)
……2021/11/19に追記
北里大学の石山 博條氏を筆頭著者とする論文、Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2014 Sep 1;90(1):134-9.には次のように書かれています。
「シードの移動は,X線撮影で他のシードのクラスターから1cm以上離れた位置にあるシードと定義した。また、精嚢内に落下したシードも移動したシードと定義した。」
Re: 放射線治療の晩期障害
投稿者:羊毛 投稿日:2021/11/16(火) 23:04:38 No.12965
[返信]
エナガさん
その論文も読んでたと思うので、それが記憶に残っていたのかもしれません。
病院のページから、論文のページから、いろいろ検索してたし、
この掲示板での話や、話に出てきた事例とか論文とかも、もちろん読んでたし。
googleで検索しても読んだものばかり出てくる、というくらいの検索の鬼と化してましたからね~。(^^)v
で、外照射で治療している人もいると思うので少し補足すると、
この論文は2009年ですが、IMRTが前立腺がんに保険適用されたのが2008年ということです。
→東京女子医大・放射線腫瘍学講座 http://twmu-rad.info/treatment.html?id=8
なので「外照射はリスクが高い」というのはIMRT以前のデータの可能性があります。
IMRTなら前立腺以外の照射線量を抑えられるので、そこまでリスクは上がらない、とも考えられますので、
そんなに心配することも無いのではないかな~、と思います。
その論文も読んでたと思うので、それが記憶に残っていたのかもしれません。
病院のページから、論文のページから、いろいろ検索してたし、
この掲示板での話や、話に出てきた事例とか論文とかも、もちろん読んでたし。
googleで検索しても読んだものばかり出てくる、というくらいの検索の鬼と化してましたからね~。(^^)v
で、外照射で治療している人もいると思うので少し補足すると、
この論文は2009年ですが、IMRTが前立腺がんに保険適用されたのが2008年ということです。
→東京女子医大・放射線腫瘍学講座 http://twmu-rad.info/treatment.html?id=8
なので「外照射はリスクが高い」というのはIMRT以前のデータの可能性があります。
IMRTなら前立腺以外の照射線量を抑えられるので、そこまでリスクは上がらない、とも考えられますので、
そんなに心配することも無いのではないかな~、と思います。
放射線治療をすると数年後に晩期障害が起こりうると思っていましたが、羊毛さんの書き込みを見て論文を検索してみました。
「前立腺癌術後再発に対する放射線外照射後に発生した膀胱癌の1 例」、西川晃平他、泌尿紀要55 : 39-41,2009
という論文を見つけました。
「前立腺への局所放射線療法後の膀胱癌発生に関して,照射方法別の発症リスクは放射線外照射が最もリスクが高く,約1.5~2.0倍発症率を上昇させる.しかしadjuvant radiation therapy についてはわずかに危険性があがる程度であり,brachytherapy に関してはほとんど影響がないとされている.また放射線療法から膀胱癌発症までの期間は4~6年である.」
との記載がありました。羊毛さんはこれを見られたのでしょうか。brachytherapy(小線源)の我々はちょっと安心ですね。
直腸についてはハイドロゲルスペーサーの使用でリスクは劇的に減少したと私の主治医は言っていました。
「前立腺癌術後再発に対する放射線外照射後に発生した膀胱癌の1 例」、西川晃平他、泌尿紀要55 : 39-41,2009
という論文を見つけました。
「前立腺への局所放射線療法後の膀胱癌発生に関して,照射方法別の発症リスクは放射線外照射が最もリスクが高く,約1.5~2.0倍発症率を上昇させる.しかしadjuvant radiation therapy についてはわずかに危険性があがる程度であり,brachytherapy に関してはほとんど影響がないとされている.また放射線療法から膀胱癌発症までの期間は4~6年である.」
との記載がありました。羊毛さんはこれを見られたのでしょうか。brachytherapy(小線源)の我々はちょっと安心ですね。
直腸についてはハイドロゲルスペーサーの使用でリスクは劇的に減少したと私の主治医は言っていました。