患者としてはPSAの微増は気になりますが、
今後0.1くらいまで上昇しても何の問題もないと思います。
ランナーさんも皆さんの希望を背負っておられるので、
頑張ってください。
今後0.1くらいまで上昇しても何の問題もないと思います。
ランナーさんも皆さんの希望を背負っておられるので、
頑張ってください。
初めまして(自己紹介)
投稿者:totomod 投稿日:2017/04/19(水) 15:25:33 No.8544
[返信]
初めまして(自己紹介)
初めて投稿いたします。totomodと申します。腺友ネットから有用な情報が得られ、ありがたく思っています。自分の状況について記していきたいと思います。
1.前立腺がんの状況
2017年2月2日 PSA=6.76 で生検を受けることにしました。
2月16日 生検実施(経直腸的検査法)…初めての生検です。
3月2日 担当医から前立腺癌の告知を受ける。
陽性率:4本/8本中=50%、GS: 4+4(1本)、4+3(2本)、3+4(1本)
3月29日 CT検査、骨シンチグラフィー検査
4月6日 結果:CTでは「転移所見なし」、
骨シンチグラフィーでは「軽度の集積があるが骨転移を疑うようなものではない」
とのことで、「転移はないだろう」という診断でした。
4月25日 MRI検査予定
4月27日 診察予定(MRIの結果確認)
* リスク度:担当医は「中リスクと高リスクの中間で、高リスクに近いほう」とおっしゃいました。
* 病期はMRI後?
* 以上、地元大学付属病院にて実施
2.年齢等
現在65歳
2年前リタイヤーし、現在、甲信越地方に居住
健康状態:小便の切れが悪い。夜間は一回起きる。その他には特に問題なし。
3.経過
2015/3月に、別件で検査した血液検査でPSAが5.46でした。「がんの疑いあり」との所見で、1週間後にMRI検査を受け、結果は「前立腺がんを疑う所見なし」の診断でした。
以降、年1回の人間ドッグも含め、地元の泌尿器科で3カ月毎にPSAを検査していましたが、あまり数値が変動しなかったため、数値に対して鈍感になってしまったように思います。
2016/11月には7.28となり、泌尿器科医に大学病院での生検を勧められました。
4.告知時の心理状態
告知時は、「単刀直入に言うとがんが出ました。悪性です(GS8のこと)」と言われ、頭真っ白、もうおろおろして、地に足が付きませんでした。先生は「早期発見できたよかったと考えましょう」とおっしゃいましたが、とてもそうは捉えることはできませんでした。(ああ、自分もがんになってしまった、死ぬのか)と思いました。
このような大きなストレスがかかった時、自分の性格が出るのですね。なにか目標がなくなり、何もする気がしなくなり、すべてに興味がなくなってしまいました。口数もめっきり減り、夜も寝れなくなりました。ついに女房に「私まで暗くなる」と言われてしまいました。次のCT検査まで27日ぐらいあり、本当に長いでした。結果が出たら出たでつらいこともあるかもしれませんが、告知した以上、さっさと進めてほしいと願いました。ただ、仏壇の前で(転移がありませんように)と願う日が続きました。その後、すこし落ち着いた気持ちになるのに一月ぐらいかかりました。
5.治療はこれから
今、やっと検査が終わりつつあり、治療はこれからです。この間、「前立腺ガイドブック」や掲示板の皆さまの意見、また、多くの方々の体験記を読ませていただき、知識を吸収することができました。
ある体験記の筆者からは貴重なアドバイスをいただきました。このような情報がなければ、未だにがんの恐怖におびえ、おろおろしていたと思います。(もちろん今も、不安な気持ちは続いていますが、)
...(続きを読む)
初めて投稿いたします。totomodと申します。腺友ネットから有用な情報が得られ、ありがたく思っています。自分の状況について記していきたいと思います。
1.前立腺がんの状況
2017年2月2日 PSA=6.76 で生検を受けることにしました。
2月16日 生検実施(経直腸的検査法)…初めての生検です。
3月2日 担当医から前立腺癌の告知を受ける。
陽性率:4本/8本中=50%、GS: 4+4(1本)、4+3(2本)、3+4(1本)
3月29日 CT検査、骨シンチグラフィー検査
4月6日 結果:CTでは「転移所見なし」、
骨シンチグラフィーでは「軽度の集積があるが骨転移を疑うようなものではない」
とのことで、「転移はないだろう」という診断でした。
4月25日 MRI検査予定
4月27日 診察予定(MRIの結果確認)
* リスク度:担当医は「中リスクと高リスクの中間で、高リスクに近いほう」とおっしゃいました。
* 病期はMRI後?
* 以上、地元大学付属病院にて実施
2.年齢等
現在65歳
2年前リタイヤーし、現在、甲信越地方に居住
健康状態:小便の切れが悪い。夜間は一回起きる。その他には特に問題なし。
3.経過
2015/3月に、別件で検査した血液検査でPSAが5.46でした。「がんの疑いあり」との所見で、1週間後にMRI検査を受け、結果は「前立腺がんを疑う所見なし」の診断でした。
以降、年1回の人間ドッグも含め、地元の泌尿器科で3カ月毎にPSAを検査していましたが、あまり数値が変動しなかったため、数値に対して鈍感になってしまったように思います。
2016/11月には7.28となり、泌尿器科医に大学病院での生検を勧められました。
4.告知時の心理状態
告知時は、「単刀直入に言うとがんが出ました。悪性です(GS8のこと)」と言われ、頭真っ白、もうおろおろして、地に足が付きませんでした。先生は「早期発見できたよかったと考えましょう」とおっしゃいましたが、とてもそうは捉えることはできませんでした。(ああ、自分もがんになってしまった、死ぬのか)と思いました。
このような大きなストレスがかかった時、自分の性格が出るのですね。なにか目標がなくなり、何もする気がしなくなり、すべてに興味がなくなってしまいました。口数もめっきり減り、夜も寝れなくなりました。ついに女房に「私まで暗くなる」と言われてしまいました。次のCT検査まで27日ぐらいあり、本当に長いでした。結果が出たら出たでつらいこともあるかもしれませんが、告知した以上、さっさと進めてほしいと願いました。ただ、仏壇の前で(転移がありませんように)と願う日が続きました。その後、すこし落ち着いた気持ちになるのに一月ぐらいかかりました。
5.治療はこれから
今、やっと検査が終わりつつあり、治療はこれからです。この間、「前立腺ガイドブック」や掲示板の皆さまの意見、また、多くの方々の体験記を読ませていただき、知識を吸収することができました。
ある体験記の筆者からは貴重なアドバイスをいただきました。このような情報がなければ、未だにがんの恐怖におびえ、おろおろしていたと思います。(もちろん今も、不安な気持ちは続いていますが、)
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励ましのお言葉ありがとうございます。
この春で私の闘病生活は丸三年になります。
当初かかっていた病院では何をやっても同じと言われ、
心の底に覚悟を秘めて、先の見えぬホルモン治療をしていました。
その後S医科大に救っていただいたのですが、
その覚悟は返上しきれていませんでした。
これからはスーパーハイリスク患者の希望になれるよう頑張りたいと思います。
yukoの夫さんも必ず治って希望になってください。
この春で私の闘病生活は丸三年になります。
当初かかっていた病院では何をやっても同じと言われ、
心の底に覚悟を秘めて、先の見えぬホルモン治療をしていました。
その後S医科大に救っていただいたのですが、
その覚悟は返上しきれていませんでした。
これからはスーパーハイリスク患者の希望になれるよう頑張りたいと思います。
yukoの夫さんも必ず治って希望になってください。
SANZOKUさん
kimimikiさんも言われてましたが本当にその通りだと思います。希望を持ってポジティブになさってください。
S医科大学のO先生は、私が東の正横綱と言われましたから、SANZOKUさんは私より大丈夫ということになりますよ。
免疫力を上げるには、やはりポジティブな気持ちが大事だと思います。頑張りましょう。
kimimikiさんも言われてましたが本当にその通りだと思います。希望を持ってポジティブになさってください。
S医科大学のO先生は、私が東の正横綱と言われましたから、SANZOKUさんは私より大丈夫ということになりますよ。
免疫力を上げるには、やはりポジティブな気持ちが大事だと思います。頑張りましょう。
39回の放射線治療後の2年間に及ぶホルモン療法を終えて、
早いもので、この4月で二年が経ちました。
一年前と比べるとホルモン療法の副作用は減少していますが、
2018年に100%無くなっているとは思えません。
東京オリンピックぐらいまでかかるんじゃないかと思います。
ところで、本日、K大学医学部付属病院で三か月振りの検査に行って来ました。
3年以上も続いていた0.005が0.007となっていました。
新しい初めての主治医は「これぐらいは増えた内に入らない」とおっしゃり、
今まで三か月ごとの検査も次回は半年後の10月となりました。
8時間ダイエットのお蔭で、88キロが81キロになりましたが、
お腹の脂肪は減っても、両胸は全く凹みません。
主治医にこのことを話したら、両胸は最後に凹むとの事でした。
この前、水泳用の上着を忘れてしまったので、両胸を出したまま
プールサイドを歩いていたら、常連の女性スイマーがもう一人の
女性に大きな声で「ああ、びっくりしたー」と声を上げました。
男である私の両胸を見て声を上げたのでしょう?!
ジムでトレーニングしている時間も、以前は2‐3時間だったのが、
少し前から、4‐6時間ぐらいになりました。
早いもので、この4月で二年が経ちました。
一年前と比べるとホルモン療法の副作用は減少していますが、
2018年に100%無くなっているとは思えません。
東京オリンピックぐらいまでかかるんじゃないかと思います。
ところで、本日、K大学医学部付属病院で三か月振りの検査に行って来ました。
3年以上も続いていた0.005が0.007となっていました。
新しい初めての主治医は「これぐらいは増えた内に入らない」とおっしゃり、
今まで三か月ごとの検査も次回は半年後の10月となりました。
8時間ダイエットのお蔭で、88キロが81キロになりましたが、
お腹の脂肪は減っても、両胸は全く凹みません。
主治医にこのことを話したら、両胸は最後に凹むとの事でした。
この前、水泳用の上着を忘れてしまったので、両胸を出したまま
プールサイドを歩いていたら、常連の女性スイマーがもう一人の
女性に大きな声で「ああ、びっくりしたー」と声を上げました。
男である私の両胸を見て声を上げたのでしょう?!
ジムでトレーニングしている時間も、以前は2‐3時間だったのが、
少し前から、4‐6時間ぐらいになりました。
kimimikiさん
投稿者:ほっかいどう 投稿日:2017/04/18(火) 16:36:23 No.8539
[返信]
ありがとうございます。そう願いたく頑張ります。 ほっかいどう
ほっかいどうさん
早期の機転が功を奏すると思います。
良い結果に繋がると良いですね。
どうぞ お大事に なさってくださいませ。
早期の機転が功を奏すると思います。
良い結果に繋がると良いですね。
どうぞ お大事に なさってくださいませ。
SANZOKU さん
投稿者:ほっかいどう 投稿日:2017/04/18(火) 15:52:58 No.8537
[返信]
ありがとうございます。早速ほかの方からも貴重なご意見いただき田舎の市立病院にかかってますが流れが遅すぎますので(25日生検結果説明月開け12日それからほかの検査予約)明日紹介状いただき21日道北の某大学病院に行くことにいたしました。改めてPSA検査しても後の流れが速いと思います。どちらにしても先の市立病院ではがん治療対応してませんので。大学病院に行くつもりはしていましたのでアドバイスで早い決断できました。ありがとうございます。希望もって頑張ります。
kimimikiさん
投稿者:SANZOKU 投稿日:2017/04/18(火) 14:48:04 No.8536
[返信]
ありがとうございます。
皆さんに励まされながら、ようやくここまで来れました。
皆さんに励まされながら、ようやくここまで来れました。
ほっかいどうさん。
PSA値109.8は正直厳しい値ですね。
ただただ不安な気持ちはよく分かります。
私も3年前は同様な状況でした。
ご参考になさってください。
https://sen-you.boy.jp/bbs/intro/?res=64
落ち着いてと言ってもしばらくは無理かも知れません。
主治医から適切な方針が示されると思いますが、
取りあえずは病状を知ることが大切です。
まずは生検の前にMRI、CTを撮ることになると思います。
さらに骨シンチという検査もやることになります。
これらを今月中くらいに行って総合的な結果を見なければなりません。
癌でない可能性もないことはないです。
取りあえずは、これらが適切に行われるか注意してください。
仮に癌であることが判明した場合は、
転移がある場合とない場合で大きく異なってきます。
いづれにしても、このPSA値では治療選択は充分慎重であらねばなりません。
比較的短い間に治療選択を迫られるので、今から研究なされた方が良いと思います。
この掲示板には様々な病状の患者さんが集まっているので、
何でも質問なされば良いと思います。
きっと良い治療に廻り合えると思います。
PSA値109.8は正直厳しい値ですね。
ただただ不安な気持ちはよく分かります。
私も3年前は同様な状況でした。
ご参考になさってください。
https://sen-you.boy.jp/bbs/intro/?res=64
落ち着いてと言ってもしばらくは無理かも知れません。
主治医から適切な方針が示されると思いますが、
取りあえずは病状を知ることが大切です。
まずは生検の前にMRI、CTを撮ることになると思います。
さらに骨シンチという検査もやることになります。
これらを今月中くらいに行って総合的な結果を見なければなりません。
癌でない可能性もないことはないです。
取りあえずは、これらが適切に行われるか注意してください。
仮に癌であることが判明した場合は、
転移がある場合とない場合で大きく異なってきます。
いづれにしても、このPSA値では治療選択は充分慎重であらねばなりません。
比較的短い間に治療選択を迫られるので、今から研究なされた方が良いと思います。
この掲示板には様々な病状の患者さんが集まっているので、
何でも質問なされば良いと思います。
きっと良い治療に廻り合えると思います。
気弱な患者の診察日4
投稿者:SANZOKU 投稿日:2017/04/18(火) 11:46:16 No.8533
[返信]
「露と落ち 露と消えにし 我が身かな 難波のことも 夢のまた夢」
秀吉の辞世の句です。
診察前夜からこの句が頭を離れません。
私の人生を稀代の天下人と較べるわけではありませんが、
如何に塵芥であっても私にとってかけがえのないものであり、
それがそこはかとなく消える覚悟をしなければならないと思ったからです。
闘病生活に入って丸3年、
全ての治療は1年以上前に終え運命はすでに決まっているのですが、
この日の診察結果がその帰趨を決める最大の山場であることは重々承知しています。
朝8時半、病院の検査室に向かい血液を採取してもらいました。
結果が出るのに2時間程度かかるので、
誤って洗濯してしまった健康保険証の再発行のため役所に向かい、
その足で近くのスーパーで買い物を済ませ病院に戻ると、
いきなり事務の方から診察室に入るよう指示されました。
毎度、電光掲示板を眺めながら長い順番待ちをするので、
いささか戸惑いながら入ると、
いきなり「今回の結果は0.265でした。」と宣告がありました。
一瞬間をおいて、「は~・・・」と溜息が漏れました。
悲壮な覚悟が雲散したのです。
前回(半年前)のPSAは0.1999でした。
転移していればホルモン治療の影響が抜けるこの時期のPSAは持続的に上昇を続けます。
逆に転移がなければ漸減しなければなりません。
今回0.6を越えていたら、露と消える覚悟を決めねばなりません。
0.2近辺なら首は繋がったと判断できます。
私の当初のPSAは90でした。
PSAが100を越えるとほぼ半数に転移が見られるというデータがあります。
...(続きを読む)
秀吉の辞世の句です。
診察前夜からこの句が頭を離れません。
私の人生を稀代の天下人と較べるわけではありませんが、
如何に塵芥であっても私にとってかけがえのないものであり、
それがそこはかとなく消える覚悟をしなければならないと思ったからです。
闘病生活に入って丸3年、
全ての治療は1年以上前に終え運命はすでに決まっているのですが、
この日の診察結果がその帰趨を決める最大の山場であることは重々承知しています。
朝8時半、病院の検査室に向かい血液を採取してもらいました。
結果が出るのに2時間程度かかるので、
誤って洗濯してしまった健康保険証の再発行のため役所に向かい、
その足で近くのスーパーで買い物を済ませ病院に戻ると、
いきなり事務の方から診察室に入るよう指示されました。
毎度、電光掲示板を眺めながら長い順番待ちをするので、
いささか戸惑いながら入ると、
いきなり「今回の結果は0.265でした。」と宣告がありました。
一瞬間をおいて、「は~・・・」と溜息が漏れました。
悲壮な覚悟が雲散したのです。
前回(半年前)のPSAは0.1999でした。
転移していればホルモン治療の影響が抜けるこの時期のPSAは持続的に上昇を続けます。
逆に転移がなければ漸減しなければなりません。
今回0.6を越えていたら、露と消える覚悟を決めねばなりません。
0.2近辺なら首は繋がったと判断できます。
私の当初のPSAは90でした。
PSAが100を越えるとほぼ半数に転移が見られるというデータがあります。
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針生検を来週受けます
投稿者:ほっかいどう 投稿日:2017/04/18(火) 11:10:33 No.8532
[返信]
初めて投稿いたします。4月の7日に気になってきた頻尿で泌尿科受診いたしました。お決まりの触診と超音波検査を受け肥大してますねとのことザルテイアという薬を40日分処方され40日後再度受診予約し念のためPSA検査受けたことがありませんでしたので帰りに採血しておかえりください。10日の日に自宅に電話があり値が高いので13日いらしてくださいとのこと、それからいろいろネットでお勉強(素人なりの)いたしましたPSA値が高いといろいろやばいのねくらいのところです。当日医師から聞かされたPSA値109.8さすがに頭の中が真っ白4月25日1泊2日で針生検を受けるためその日は採血、心電図、胸部と下腹部2枚のレントゲン、麻酔科医師の説明、看護師の説明を受け帰宅。それからというものパソコンに張り付いて毎日不安との葛藤です腺友ネットも拝見しし前立腺がんを患っても拝読させていただきました。ただただ不安ですので投稿させていただきました。2月に65歳になった北海道に在住しているものです。参考にさせていただきますご意見お願いいたします。
昨年10月に全摘手術を受けてから、早半年。
お陰様で早々にパッドも外れ、これまでのところ従前と変わらぬ生活を送っています。
本日の検診でもPSA値に異常は見られず、大丈夫ですねという声に調子に乗ってアッチのお薬を所望してみました。
そこで分かった衝撃の事実!
ED薬は健康保険が効かないんですね。
話のネタに数錠処方してもらいましたが、さて、実際に試してみる機会があるかどうかは本人にも分かりません。
ちなみに、シアリス錠です。
このお薬を処方してもらったばっかりに、半年後だったはずの次回検診が三ヶ月後になってしまいましたというオチ。
お陰様で早々にパッドも外れ、これまでのところ従前と変わらぬ生活を送っています。
本日の検診でもPSA値に異常は見られず、大丈夫ですねという声に調子に乗ってアッチのお薬を所望してみました。
そこで分かった衝撃の事実!
ED薬は健康保険が効かないんですね。
話のネタに数錠処方してもらいましたが、さて、実際に試してみる機会があるかどうかは本人にも分かりません。
ちなみに、シアリス錠です。
このお薬を処方してもらったばっかりに、半年後だったはずの次回検診が三ヶ月後になってしまいましたというオチ。
これまで、(ホルモン+外部照射)と(トリモダリティー治療)の差異について、考察してきました。その結果、中高リスクにおいては、トリモダリティー治療がホルモン+外部照射よりも非再発率が高いことが判って来ました。
これまで、考察の対象にしてきたリモダリティー治療は、低線量率(LDR=low dose rate)小線源治療を用いたトリモダリテー治療でした。小線源治療のなかに、もう一つ、高線量率(HDR= high dose rate)小線源治療があります。このHDRを用いたトリモダリテー治療との比較をしてみました。
直接の比較はないのですが、ホルモン+外部照射を基軸にして比較することが出来ました。低線量率(LDR=low dose rate)小線源治療を用いたトリモダリテー治療は、これまでに述べてきたカナダのグループの結果です。また、HDRを用いたトリモダリテー治療はhttp://www.thegreenjournal.com/article/S0167-8140(12)00010-2/abstractに記載されたものです。この比較の図は、眞さんが掲示されたPDFの中にあります。それを示すものだけを取り出し、解りやすくして、下図に載せました。
過去の掲示板で、トリモダリティー治療(LDR)が中高リスクにおいて、ホルモン+外部照射よりも非再発率が高いことを述べてきました。今回の検討で、トリモダリティー治療(HDR)は、ホルモン+外部照射に比べて、非再発率が高いと判断されますが、トリモダリティー治療(LDR)に比べると低い様に見えます。しかし、 厳密に比較するには、患者をランダム化して、LDRとHDR以外は全て同じ条件で調査することが必要です。今後、そうした調査をする医療機関があればと思います。
治療効果は トリモダリティー治療(LDR) ?>?トリモダリティー治療(HDR) >ホルモン+外部照射
[⇒で示した危険率P値をご覧下さい: この差異に対してどの程度の間違いの可能性があるかを示しています。(ホルモン+外部照射)vs (トリモダリティー治療(LDR))の場合はP=0.001ですので、間違いの可能性は0.1%です。一方、(ホルモン+外部照射) vs (トリモダリティー治療(HDR))の場合はP=0.04ですので、間違いの可能性は4%であることを統計学的に示しています]
これまで、考察の対象にしてきたリモダリティー治療は、低線量率(LDR=low dose rate)小線源治療を用いたトリモダリテー治療でした。小線源治療のなかに、もう一つ、高線量率(HDR= high dose rate)小線源治療があります。このHDRを用いたトリモダリテー治療との比較をしてみました。
直接の比較はないのですが、ホルモン+外部照射を基軸にして比較することが出来ました。低線量率(LDR=low dose rate)小線源治療を用いたトリモダリテー治療は、これまでに述べてきたカナダのグループの結果です。また、HDRを用いたトリモダリテー治療はhttp://www.thegreenjournal.com/article/S0167-8140(12)00010-2/abstractに記載されたものです。この比較の図は、眞さんが掲示されたPDFの中にあります。それを示すものだけを取り出し、解りやすくして、下図に載せました。
過去の掲示板で、トリモダリティー治療(LDR)が中高リスクにおいて、ホルモン+外部照射よりも非再発率が高いことを述べてきました。今回の検討で、トリモダリティー治療(HDR)は、ホルモン+外部照射に比べて、非再発率が高いと判断されますが、トリモダリティー治療(LDR)に比べると低い様に見えます。しかし、 厳密に比較するには、患者をランダム化して、LDRとHDR以外は全て同じ条件で調査することが必要です。今後、そうした調査をする医療機関があればと思います。
治療効果は トリモダリティー治療(LDR) ?>?トリモダリティー治療(HDR) >ホルモン+外部照射
[⇒で示した危険率P値をご覧下さい: この差異に対してどの程度の間違いの可能性があるかを示しています。(ホルモン+外部照射)vs (トリモダリティー治療(LDR))の場合はP=0.001ですので、間違いの可能性は0.1%です。一方、(ホルモン+外部照射) vs (トリモダリティー治療(HDR))の場合はP=0.04ですので、間違いの可能性は4%であることを統計学的に示しています]
貴重な体験談有難うございました,術後の痛みは3~5日掛かるのですね、これは個人差もあると思いますが私の直腸式の場合術後の痛みはありませんでした。いずれにしても覚悟を決めて頑張ってきます。
kimimikiさんありがとうございます。
投稿者:ひじき爺 投稿日:2017/04/13(木) 13:01:54 No.8526
[返信]
チューリップも本望です(^^)
PubMedで"Merrick"で検索して以下の論文をみつけました。
・American Brachytherapy Society Task Group Report: Combination of brachytherapy and external beam radiation for high-risk prostate cancer. Brachytherapy. 2017 Jan - Feb;16(1):1-12.
「小線源と外照射の併用療法で治療された高リスク前立腺がんに関する入手可能な文献を概説し、要約した」したものであり、興味深いものです。
(本文には長期の治療成績が一覧表でまとめられています)
漂流さんが(トリモダリテー)と(ホルモン+外照射)の予後を長期に追跡と題されて投稿された次の論文は時期の関係か参照されていません。
・Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2016 Nov 24.
その代わりに[84]として以下のURLが参照されています。
https://www.prostatebrachytherapy.org.uk/2016-presentations/J-Morris%20170516.pdf
結論には以下のように書かれています。
Due to a series of technological advances, modern combination series
have demonstrated unparalleled rates of disease control in the high-risk
population. Given the evidence from recent randomized trials, combination
therapy may become the standard of care for high-risk cancers.
Google翻訳
一連の技術的進歩のために、最新のコンビネーションシリーズは、高リスク集団に
おける比類のない疾病管理率を示しています。最近の無作為化試験から得られた
エビデンスを考慮すると、併用療法は高リスクのがんの治療基準となる可能性が
あります。
"standard of care for high-risk cancers." と書かれていますが、実際日本において高リスクに対して小線源、外照射併用療法を行っている病院は少ないと思います。
それは私のブログで藤野氏の『前立腺ガン 最善医療のすすめ』について書いた一連の記事の最後のほうに書いた以下のものに記したとおりです。
・藤野邦夫『前立腺ガン 最善医療のすすめ』について その7
...(続きを読む)
・American Brachytherapy Society Task Group Report: Combination of brachytherapy and external beam radiation for high-risk prostate cancer. Brachytherapy. 2017 Jan - Feb;16(1):1-12.
「小線源と外照射の併用療法で治療された高リスク前立腺がんに関する入手可能な文献を概説し、要約した」したものであり、興味深いものです。
(本文には長期の治療成績が一覧表でまとめられています)
漂流さんが(トリモダリテー)と(ホルモン+外照射)の予後を長期に追跡と題されて投稿された次の論文は時期の関係か参照されていません。
・Int J Radiat Oncol Biol Phys. 2016 Nov 24.
その代わりに[84]として以下のURLが参照されています。
https://www.prostatebrachytherapy.org.uk/2016-presentations/J-Morris%20170516.pdf
結論には以下のように書かれています。
Due to a series of technological advances, modern combination series
have demonstrated unparalleled rates of disease control in the high-risk
population. Given the evidence from recent randomized trials, combination
therapy may become the standard of care for high-risk cancers.
Google翻訳
一連の技術的進歩のために、最新のコンビネーションシリーズは、高リスク集団に
おける比類のない疾病管理率を示しています。最近の無作為化試験から得られた
エビデンスを考慮すると、併用療法は高リスクのがんの治療基準となる可能性が
あります。
"standard of care for high-risk cancers." と書かれていますが、実際日本において高リスクに対して小線源、外照射併用療法を行っている病院は少ないと思います。
それは私のブログで藤野氏の『前立腺ガン 最善医療のすすめ』について書いた一連の記事の最後のほうに書いた以下のものに記したとおりです。
・藤野邦夫『前立腺ガン 最善医療のすすめ』について その7
...(続きを読む)