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これまで、(ホルモン+外部照射)(トリモダリティー治療)の差異について、考察してきました。その結果、中高リスクにおいては、トリモダリティー治療がホルモン+外部照射よりも非再発率が高いことが判って来ました。

 これまで、考察の対象にしてきたリモダリティー治療は、低線量率(LDR=low dose rate)小線源治療を用いたトリモダリテー治療でした。小線源治療のなかに、もう一つ、高線量率(HDR= high dose rate)小線源治療があります。このHDRを用いたトリモダリテー治療との比較をしてみました。

 直接の比較はないのですが、ホルモン+外部照射を基軸にして比較することが出来ました。低線量率(LDR=low dose rate)小線源治療を用いたトリモダリテー治療は、これまでに述べてきたカナダのグループの結果です。また、HDRを用いたトリモダリテー治療はhttp://www.thegreenjournal.com/article/S0167-8140(12)00010-2/abstractに記載されたものです。この比較の図は、眞さんが掲示されたPDFの中にあります。それを示すものだけを取り出し、解りやすくして、下図に載せました。

 過去の掲示板で、トリモダリティー治療(LDR)が中高リスクにおいて、ホルモン+外部照射よりも非再発率が高いことを述べてきました。今回の検討で、トリモダリティー治療(HDR)は、ホルモン+外部照射に比べて、非再発率が高いと判断されますが、トリモダリティー治療(LDR)に比べると低い様に見えます。しかし、 厳密に比較するには、患者をランダム化して、LDRとHDR以外は全て同じ条件で調査することが必要です。今後、そうした調査をする医療機関があればと思います。

治療効果は トリモダリティー治療(LDR) ?>?トリモダリティー治療(HDR) >ホルモン+外部照射

 [⇒で示した危険率P値をご覧下さい: この差異に対してどの程度の間違いの可能性があるかを示しています。(ホルモン+外部照射)vs (トリモダリティー治療(LDR))の場合はP=0.001ですので、間違いの可能性は0.1%です。一方、(ホルモン+外部照射) vs (トリモダリティー治療(HDR))の場合はP=0.04ですので、間違いの可能性は4%であることを統計学的に示しています]

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