がん情報サービスのこと
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2017/07/05(水) 00:33:48 No.9023
[返信]
眞さんからのご要望も目は通しておりましたが、急がねばならない仕事を優先しておりました。
リレーフォーライフ神戸が一段落してから(まだ収支報告や報告書の作成は終わっておりません)7/15のセミナー(東京)の準備と、会報「第3号」(28ページ中 約半分は原稿起こしから)の編集と印刷発注を終え、今は、モーフェスタ2017の準備を急いでいるところです。
これについては、この後引き続きご協力のお願いを投稿させてもらいます。
さて、がん情報サービスについて、どう思うかとのことですが、最近は改めて目を通したことはほとんどありません。
全体をあれこれ述べる時間はありませんが、思うところを簡単に述べてみます。
2013年11月(3年半前)に改定後は、概ね無難な表記となり、明白なつっこみどころは減ったと思うのですが、
まだいくつか疑問に思う部分も残っていることは間違いないと思います。
改めて、じっくり見直す時間がないので、「治療の選択」に限定して言わせていただくと、
図4:前立腺がんのリスク分類と治療図 では、手術は低リスクで適応範囲とされていますが、
外部照射は低リスクでは適応外とされ、中間リスク以上が適切とされています。
普通、無難な説明としては、低リスクの選択肢としては、どちらも含む場合が多いと思います。
(ガイドラインでもそうなっているはずです)
もっと言うなら、手術では過剰治療の恐れがあるので、むしろこれは逆ではないかと言いたいぐらいです。
図5:前立腺がんの病期と治療 は、間違ってはいませんが、患者にとってはまったく意味のない表で、
これを見てどうしろというのか、医師の言う治療法を選べという意味なのか、
なんのための表なのか、理解に苦しみます。
ともかく当たり障りのない表現に留めておけば問題はないと言う姿勢が伺えますし、
誰のための解説かという視点が、まだまだ欠けていると思われます。
拡大手術については、当時はかなり違和感を覚えましたが、近年は学会発表でもこれが増えており、新しい傾向であるということは認めざるを得ません。
因果関係の詳しいことはわかりませんが、ガイドライン2016の改定においても、
手術のエビデンスレベルの評価があちこちで強まりました。
高リスクでも、少々の浸潤があっても、手術でカバーしたいという流れのようです。
トップクラスの先生なら判らないことはありませんが、ロボットをちょっとかじったぐらいの先生でも、
同じようなことを考えるのが、怖ろしい気がしないでもありません。
高リスクに対する手術は、画像上は限局がんと言えども、見えざる浸潤と、見えざるリンパ節転移との戦いですから、そう簡単なものではありません。
無理をせず、その分野は放射線治療など、他の専門医に任せたほうが良いと思ってしまうのですが、
泌尿器という外科分野においては、やはり手術でチャレンジをしたいと思うのが性なのでしょう。
高リスクの治療成績を少しでも上げようとすれば、広範なリンパ節郭清がかかせません。
名前の出ている藤元先生も、その分野では第一人者のお一人です。
...(続きを読む)
リレーフォーライフ神戸が一段落してから(まだ収支報告や報告書の作成は終わっておりません)7/15のセミナー(東京)の準備と、会報「第3号」(28ページ中 約半分は原稿起こしから)の編集と印刷発注を終え、今は、モーフェスタ2017の準備を急いでいるところです。
これについては、この後引き続きご協力のお願いを投稿させてもらいます。
さて、がん情報サービスについて、どう思うかとのことですが、最近は改めて目を通したことはほとんどありません。
全体をあれこれ述べる時間はありませんが、思うところを簡単に述べてみます。
2013年11月(3年半前)に改定後は、概ね無難な表記となり、明白なつっこみどころは減ったと思うのですが、
まだいくつか疑問に思う部分も残っていることは間違いないと思います。
改めて、じっくり見直す時間がないので、「治療の選択」に限定して言わせていただくと、
図4:前立腺がんのリスク分類と治療図 では、手術は低リスクで適応範囲とされていますが、
外部照射は低リスクでは適応外とされ、中間リスク以上が適切とされています。
普通、無難な説明としては、低リスクの選択肢としては、どちらも含む場合が多いと思います。
(ガイドラインでもそうなっているはずです)
もっと言うなら、手術では過剰治療の恐れがあるので、むしろこれは逆ではないかと言いたいぐらいです。
図5:前立腺がんの病期と治療 は、間違ってはいませんが、患者にとってはまったく意味のない表で、
これを見てどうしろというのか、医師の言う治療法を選べという意味なのか、
なんのための表なのか、理解に苦しみます。
ともかく当たり障りのない表現に留めておけば問題はないと言う姿勢が伺えますし、
誰のための解説かという視点が、まだまだ欠けていると思われます。
拡大手術については、当時はかなり違和感を覚えましたが、近年は学会発表でもこれが増えており、新しい傾向であるということは認めざるを得ません。
因果関係の詳しいことはわかりませんが、ガイドライン2016の改定においても、
手術のエビデンスレベルの評価があちこちで強まりました。
高リスクでも、少々の浸潤があっても、手術でカバーしたいという流れのようです。
トップクラスの先生なら判らないことはありませんが、ロボットをちょっとかじったぐらいの先生でも、
同じようなことを考えるのが、怖ろしい気がしないでもありません。
高リスクに対する手術は、画像上は限局がんと言えども、見えざる浸潤と、見えざるリンパ節転移との戦いですから、そう簡単なものではありません。
無理をせず、その分野は放射線治療など、他の専門医に任せたほうが良いと思ってしまうのですが、
泌尿器という外科分野においては、やはり手術でチャレンジをしたいと思うのが性なのでしょう。
高リスクの治療成績を少しでも上げようとすれば、広範なリンパ節郭清がかかせません。
名前の出ている藤元先生も、その分野では第一人者のお一人です。
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がん情報サービス 掲示板内検索結果
投稿者:眞 投稿日:2017/07/04(火) 14:53:56 No.9020
[返信]
「国立がん研究センター がん情報サービス 治療の選択」と題した2017年6月17日の投稿で以下のように書き、ひげの父さんの投稿をお願いしました。
「がん情報サービス 治療の選択」に関してはその情報の更新状況、問題点など
ひげの父さんが書かれていたと記憶しています。
ひげの父さん
がん情報サービスの位置づけ、問題点などかりやすい説明をお願いします。
これは掲示板内検索を行い、適切な記事を探し、引用するのが面倒だったことと、現在、ひげの父さんが前立腺がん 治療の選択:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]に対してどのようなお考えももっているかを簡明に説明していただき、あわせてその更新はどのように行われたかを説明していただくことができたら、我々に参考になるかと思ってのお願いでした。
投稿後、2週間以上経ち、ひげの父さん、セミナーの準備などでお忙しいのかあるいはお体、あまりよろしくないのか分かりませんがお願いに対しての掲示板への投稿はなんらいただいておりません。
そこで、腺友ネット:掲示板 - 記事検索でひげの父さん がん情報サービスで検索してみました。
32件あり、その中には私の投稿も含まれていますので、ひげの父さんの投稿31件を古い順に以下にリンクします。
1:2009年9月2日 2:2009年12月28日 3:2010年4月27日 4:2010年4月30日 5:2010年6月7日 6:2011年4月19日 7:2012年3月26日 8:2012年5月1日 9:2012年6月7日 10:2012年10月16日 11:2012年11月26日 12:2013年2月4日 13:2013年2月18日 14:2013年2月22日 15:2013年3月3日 16:2013年3月20日 17:2013年 7月 8日 18:2013年7月8日 19:2013年7月22日 20:2013年 8月 9日 21:2013年 8月20日 22:2013年11月12日10時25分37秒 23:2013/11/12(火) 23:11:05 24:2013年11月18日(月) 25:2014年 1月 9日 26:2014年 4月 8日 27:2014年 7月13日 28:2014年 9月25日 29:2014年12月19日 30:2015年 2月11日 31:2016年12月 1日
16:2013年3月20日に書かれていますセミナーの動画で「がん情報サービス」に関する問題点指摘の箇所のリンクを下記に示します。
・013年3月2日(土)開催「apital がん夜間学校特別授業 もっと知ってほしい前立腺がんのこと 2013 in 東京」基調講演 4「前立腺がんを体験して」
この指摘のどの部分が22:2013年11月12日に書かれている2013年11月8日の大幅改訂で修正されたかどうかは分かりません。
「このたびの改訂でいくぶん喉のつかえが下りました」と書かれていますので、ほとんど直ったのでしょうか。
更に23:2013/11/12(火) 23:11:05 では経緯を書かれています。
前立腺がんの専門医でもある某大物ドクターに、メールにてこれらの内容を伝え、
善処を要望。国立がん研究センターにそれを転送していただいた。
この転送メールがどの程度、改訂に際して効果があったかは分かりかねますが、上記のように「いくぶん喉のつかえが下りました」ということに至ったということでしょう。
...(続きを読む)
「がん情報サービス 治療の選択」に関してはその情報の更新状況、問題点など
ひげの父さんが書かれていたと記憶しています。
ひげの父さん
がん情報サービスの位置づけ、問題点などかりやすい説明をお願いします。
これは掲示板内検索を行い、適切な記事を探し、引用するのが面倒だったことと、現在、ひげの父さんが前立腺がん 治療の選択:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]に対してどのようなお考えももっているかを簡明に説明していただき、あわせてその更新はどのように行われたかを説明していただくことができたら、我々に参考になるかと思ってのお願いでした。
投稿後、2週間以上経ち、ひげの父さん、セミナーの準備などでお忙しいのかあるいはお体、あまりよろしくないのか分かりませんがお願いに対しての掲示板への投稿はなんらいただいておりません。
そこで、腺友ネット:掲示板 - 記事検索でひげの父さん がん情報サービスで検索してみました。
32件あり、その中には私の投稿も含まれていますので、ひげの父さんの投稿31件を古い順に以下にリンクします。
1:2009年9月2日 2:2009年12月28日 3:2010年4月27日 4:2010年4月30日 5:2010年6月7日 6:2011年4月19日 7:2012年3月26日 8:2012年5月1日 9:2012年6月7日 10:2012年10月16日 11:2012年11月26日 12:2013年2月4日 13:2013年2月18日 14:2013年2月22日 15:2013年3月3日 16:2013年3月20日 17:2013年 7月 8日 18:2013年7月8日 19:2013年7月22日 20:2013年 8月 9日 21:2013年 8月20日 22:2013年11月12日10時25分37秒 23:2013/11/12(火) 23:11:05 24:2013年11月18日(月) 25:2014年 1月 9日 26:2014年 4月 8日 27:2014年 7月13日 28:2014年 9月25日 29:2014年12月19日 30:2015年 2月11日 31:2016年12月 1日
16:2013年3月20日に書かれていますセミナーの動画で「がん情報サービス」に関する問題点指摘の箇所のリンクを下記に示します。
・013年3月2日(土)開催「apital がん夜間学校特別授業 もっと知ってほしい前立腺がんのこと 2013 in 東京」基調講演 4「前立腺がんを体験して」
この指摘のどの部分が22:2013年11月12日に書かれている2013年11月8日の大幅改訂で修正されたかどうかは分かりません。
「このたびの改訂でいくぶん喉のつかえが下りました」と書かれていますので、ほとんど直ったのでしょうか。
更に23:2013/11/12(火) 23:11:05 では経緯を書かれています。
前立腺がんの専門医でもある某大物ドクターに、メールにてこれらの内容を伝え、
善処を要望。国立がん研究センターにそれを転送していただいた。
この転送メールがどの程度、改訂に際して効果があったかは分かりかねますが、上記のように「いくぶん喉のつかえが下りました」ということに至ったということでしょう。
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SANZOKU さん
投稿者:たつき 投稿日:2017/07/03(月) 15:00:12 No.9019
[返信]
おっしゃるとおりで、前立腺は全体を治療と言うことがやっとわかってきました。出来ればHDRはやりたくなかったのですが(3日間同じ姿勢で寝る)我慢します、先日大腸がんで手術した兄に3日位なんでもない、俺は1週間動けなかったといわれました。
kimimiki さん、ランナーさん
投稿者:たつき 投稿日:2017/07/03(月) 10:09:21 No.9017
[返信]
kimimikiさん、早速の反応有難うございます、以前のスマホでは画像を投稿するとサイズが小さすぎますとコメントが出て画像は送れませんでした。しかし文章はスマホだと書きずらいので別々の投稿で失礼します。ランナーさん、自分の近くにもごみの消却場を利用した施設が有るので行ってみます、プールとスポーツジムがあります。今まではマスツーリング(8~15人くらいの団体)でのツーリングが多く楽しかったですが、これからはソロでのんびりと景色を見ながらバイクを楽しめたらと思います。昨日と今日は天候のせいかとても体調がよいです。
小線源単独、IMRT単独、小線源+外部照射併用治療のいづれもが、
前立腺全体の治療を行います。
従って小線源単独治療で前立腺の一部を治療することは通常ありません。
たつきさんがHDR+外部照射+ホルモン治療になった理由は、
癌の性状によるものだと思います。
小線源単独かトリモダリティか、はたまた小線源+外照射のみかは、
医師の経験から割り出された結果です。
前立腺全体の治療を行います。
従って小線源単独治療で前立腺の一部を治療することは通常ありません。
たつきさんがHDR+外部照射+ホルモン治療になった理由は、
癌の性状によるものだと思います。
小線源単独かトリモダリティか、はたまた小線源+外照射のみかは、
医師の経験から割り出された結果です。
たつきさん
スマホ撮影画像は拡大して見ると鮮明で美しいですね。
前回のひまわりの写真も美しかったです。
これからは あちらこちらに お出かけになった時に
撮影したスマホから直接に画像添付が簡単に出来て楽になりましたね。
楽しみにしていま~す。(*^o^*)
スマホ撮影画像は拡大して見ると鮮明で美しいですね。
前回のひまわりの写真も美しかったです。
これからは あちらこちらに お出かけになった時に
撮影したスマホから直接に画像添付が簡単に出来て楽になりましたね。
楽しみにしていま~す。(*^o^*)
スマホの画像をパソコンに取り込むのがどうもうまくいきませんので、スマホから直に投稿してみました、以前は出来なかったのが機種変してできるようです。今日は箱根に行ってきました、梅雨の晴れ間で富士山も良く見えました、私もハイリスクながら23本中の3本のみのがんなので小腺源治療単独で済むと考えてましたがSANZOKUさんの言うとおり、前立腺がんはその部位だけを治療することはできない、ということですね。
SANZOKU様
励ましのお言葉をありがとうございます。他人がどう思うとも、私は私の精神でしょうか。
バランスを考えてカミングアウトだと精神科の先生からもアドバイスをもらいました。
本日は、水泳のクラスに参加した後、一人で泳いでいると、70歳ぐらいのおばさんから
2度ほど声をかけられました。「バタフライをされているんですね、羨ましいです。私は
できないからと・・・」。この前、参加者の9割が女性の水泳クラスに入る時に、「私は集団が
苦手ですから!」と口にしたら、男性が笑っていました。少し、気が楽になりました。
さて、本日も平泳ぎ25メートルを一度だけですが、4ストロークで
泳ぎ切ることが出来ました。目標は3ストロークで25メートルを泳ぎ切ること。
先日、膀胱がんで手術したおじさんから声をかけられました。「運動していて体調は良くなる
ことは有りますか?」と。「運動をしているから体調が良くなることはないと思います。」と
私は答えました。ジムに週6日通っているのも、通えるから通っているだけみたいな・・・。
水泳が上達するという目標が有るのも週6日通える理由の一つではありますが。
また、脳内出血を起こして杖を突いているおじさんからは「体調はどうですか?」と問われ
たので、「週に6日ジムで運動していますが、立っているだけでしんどいんですよ!そんな
風に見えないでしょ?!」と念を押すと「全然見えへんわ!」と返事が返って来ました。
ジムに通って良い事は、いろんな人と話が出来ることですね。シャイで非社交的な私にも
一言二言話をする人たちがたくさん出来ました。12人ぐらいでしょうか?!
前立腺癌になってちょっと退屈の日々をすごされているようでしたら、近くのジムに、
是非、通われることをお勧めします。身体に障害を持っている人も何人か目にします。
先週の土曜日に、15年振りぐらいに陸上競技の日本選手権を観に行きました。お目当ては
男子100メートル。誰が最初に9秒台を出せるか、今日本中の視線を浴びていますよね。
週間視聴率も陸上競技にしては珍しく、スポーヅ部門で第1位を獲得、瞬間最高視聴率は
...(続きを読む)
励ましのお言葉をありがとうございます。他人がどう思うとも、私は私の精神でしょうか。
バランスを考えてカミングアウトだと精神科の先生からもアドバイスをもらいました。
本日は、水泳のクラスに参加した後、一人で泳いでいると、70歳ぐらいのおばさんから
2度ほど声をかけられました。「バタフライをされているんですね、羨ましいです。私は
できないからと・・・」。この前、参加者の9割が女性の水泳クラスに入る時に、「私は集団が
苦手ですから!」と口にしたら、男性が笑っていました。少し、気が楽になりました。
さて、本日も平泳ぎ25メートルを一度だけですが、4ストロークで
泳ぎ切ることが出来ました。目標は3ストロークで25メートルを泳ぎ切ること。
先日、膀胱がんで手術したおじさんから声をかけられました。「運動していて体調は良くなる
ことは有りますか?」と。「運動をしているから体調が良くなることはないと思います。」と
私は答えました。ジムに週6日通っているのも、通えるから通っているだけみたいな・・・。
水泳が上達するという目標が有るのも週6日通える理由の一つではありますが。
また、脳内出血を起こして杖を突いているおじさんからは「体調はどうですか?」と問われ
たので、「週に6日ジムで運動していますが、立っているだけでしんどいんですよ!そんな
風に見えないでしょ?!」と念を押すと「全然見えへんわ!」と返事が返って来ました。
ジムに通って良い事は、いろんな人と話が出来ることですね。シャイで非社交的な私にも
一言二言話をする人たちがたくさん出来ました。12人ぐらいでしょうか?!
前立腺癌になってちょっと退屈の日々をすごされているようでしたら、近くのジムに、
是非、通われることをお勧めします。身体に障害を持っている人も何人か目にします。
先週の土曜日に、15年振りぐらいに陸上競技の日本選手権を観に行きました。お目当ては
男子100メートル。誰が最初に9秒台を出せるか、今日本中の視線を浴びていますよね。
週間視聴率も陸上競技にしては珍しく、スポーヅ部門で第1位を獲得、瞬間最高視聴率は
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SANZOKUさま、ご意見ありがとうございます。
ご記載の様に小生の主治医は、2回のPSA検査から先を急ぐ必要がないことを言いたかったのかも知れません。
小生としては主治医が言われた時のPSA値なら30%にがんが見つかる、の説明に対してグレーから白黒を早くはっきりさせたいと
心理的な焦りがあったものと思います。
こちらのネット等で色々調べていって感じたことは、先ず落ち着いて情報を収集し整理して、そしてどうすべきかを決めていくことが分かりました。
余計な過度なストレスを抱えない様にしたいと思います。
分からずに悩みましたが、がんが進んだ状況で見つかる方には恐縮なのですが、小生はある意味非常に早く小さい状態でがんが見つかって、
考える時間が与えられ幸運なのだと感じました。
申し訳ない気持ちです。
たつきさまの心中お察しいたします。はげましありがとうございます。
ネームのことは紛らわしい様ですので、少し考えてみます。
何れにしても、調べることの重要性を認識しましたし、遣り取りさせて頂いて、こころ落ち着きました。
皆様、ありがとうございます。
ご記載の様に小生の主治医は、2回のPSA検査から先を急ぐ必要がないことを言いたかったのかも知れません。
小生としては主治医が言われた時のPSA値なら30%にがんが見つかる、の説明に対してグレーから白黒を早くはっきりさせたいと
心理的な焦りがあったものと思います。
こちらのネット等で色々調べていって感じたことは、先ず落ち着いて情報を収集し整理して、そしてどうすべきかを決めていくことが分かりました。
余計な過度なストレスを抱えない様にしたいと思います。
分からずに悩みましたが、がんが進んだ状況で見つかる方には恐縮なのですが、小生はある意味非常に早く小さい状態でがんが見つかって、
考える時間が与えられ幸運なのだと感じました。
申し訳ない気持ちです。
たつきさまの心中お察しいたします。はげましありがとうございます。
ネームのことは紛らわしい様ですので、少し考えてみます。
何れにしても、調べることの重要性を認識しましたし、遣り取りさせて頂いて、こころ落ち着きました。
皆様、ありがとうございます。
ご質問の件ですが、MRIで見えないということは癌の拡がりが小さく、
組織の異形度が低いと言うことが考えられます。
またMRIの性能ということも考えられます。
おそらく前者だと思いますが。
しかし生検で1本発見されていることから、
その部位には癌細胞があることが分かっています。
一方治療は手術にしても放射線にしても、
前立腺を部分的に治療することはほとんどありません。
何故なら現在の検査技術では全ての癌の部位を特定することができないからです。
従って一網打尽で治療するわけです。
これが部位の特定ができなくとも支障がない理由です。
ならば何故MRIを行うかということですが、
生検を補完して癌の拡がりを知り、
前立腺外への浸潤傾向を見るためだと思います。
マっさんの例ではまるで補完できなかったと言うことですね。
癌になって驚天動地の心境にいたらない方は稀ですが、
ここに投稿なさっている方のほとんどは
マっさんより重い病状の方です。
過度の心配はストレスを貯め免疫力を落とすので良くありません。
ある程度楽観的に考える方が病気のため良いと思います。
追伸:
主治医は生検さえも焦って行わなくとも良いと考えて居られたようですね。
従って治療を直ぐ決めなくとも良いと思います。
じっくり研究して悔いのない治療を決められることが肝要かと・・・。
以前「まっさん」というネームの方が居られました。
「マっさん」は、微妙にややこしいですね。
...(続きを読む)
組織の異形度が低いと言うことが考えられます。
またMRIの性能ということも考えられます。
おそらく前者だと思いますが。
しかし生検で1本発見されていることから、
その部位には癌細胞があることが分かっています。
一方治療は手術にしても放射線にしても、
前立腺を部分的に治療することはほとんどありません。
何故なら現在の検査技術では全ての癌の部位を特定することができないからです。
従って一網打尽で治療するわけです。
これが部位の特定ができなくとも支障がない理由です。
ならば何故MRIを行うかということですが、
生検を補完して癌の拡がりを知り、
前立腺外への浸潤傾向を見るためだと思います。
マっさんの例ではまるで補完できなかったと言うことですね。
癌になって驚天動地の心境にいたらない方は稀ですが、
ここに投稿なさっている方のほとんどは
マっさんより重い病状の方です。
過度の心配はストレスを貯め免疫力を落とすので良くありません。
ある程度楽観的に考える方が病気のため良いと思います。
追伸:
主治医は生検さえも焦って行わなくとも良いと考えて居られたようですね。
従って治療を直ぐ決めなくとも良いと思います。
じっくり研究して悔いのない治療を決められることが肝要かと・・・。
以前「まっさん」というネームの方が居られました。
「マっさん」は、微妙にややこしいですね。
...(続きを読む)
マっさんさんへ
早速のご返信ありがとうございます。
私の投稿がマっさんさんのお役に立てるのか気になっておりましたが、眞さんがすぐに具体的なデータをサポートしてくださいましたので、よかったと思います。
ご質問のMRIと放射線治療に関すること、どなたかご教示ください。
早速のご返信ありがとうございます。
私の投稿がマっさんさんのお役に立てるのか気になっておりましたが、眞さんがすぐに具体的なデータをサポートしてくださいましたので、よかったと思います。
ご質問のMRIと放射線治療に関すること、どなたかご教示ください。
闇の向こうに灯りが見えます
投稿者:マっさん 投稿日:2017/06/30(金) 23:43:08 No.9006
[返信]
totomod さま、早々にご助言を頂きありがとうございます。今春の人間ドック後に訪れた病院では、再採血でPSA値を確認しました。医師からは今後暫く様子を見るか、生検するか自分からは言えないので、小生がどうするか決める様に言われました。耳を疑いました。選択した入院による生検結果、10本の内1本にがんがあると宣告され妻とふたりかなり動揺しました。その後色々な検査実施を経て明後日(7/3)は放射線専門医と会います。2ヶ月半、暗闇にもがく不安の中、縋る思いでネットを調べました。腺友ネットもそのひとつですが、内容が実に丁寧で分かり易く、そうこうして掲示板に辿り着き投稿しました。貴重なご意見を得ることが出来ました。前立腺がんに掛かった2人の友人は、勧められて手術を選択し、術後の今でも大変な様子を聞いて迷いが増していました。しかし、腺友ネットでは放射線治療の有効性が良く分かる記載があり、自分の現状から最優先選択肢にしていました。しかし、先週の採血でPSA値1.76に降下していたこともあって、現在の診察や検査の評価を考慮すると、直ぐに治療が必要なのかもっと調べよう様と云う気持ちになりました。とは言え、がんがあることはあるので、放置は出来ません。この道を踏み外さない、歩みを止めない様にして行きたいと思います。また、眞さまからの記載も大いに助かります。おふたりとこの掲示板の存在に感謝いたします。ありがとうございます。この先、時々寄らせて頂きます。最後にひとつ教えて下さい。MRI等で部位が良く分からない状況で放射線治療はするものなのでしょうか。
監視療法 前立腺癌 診療ガイドライン 2016年版
投稿者:眞 投稿日:2017/06/30(金) 17:55:59 No.9004
[返信]
totomod さんは2017年 6月30日の投稿で次のように書かれています。
日本泌尿器科学会/編『前立腺癌 診療ガイドライン 2016年版』(*3)では
どのようになっているのかはわかりませんが
今図書館より借り出しました日本泌尿器科学会/編『前立腺癌 診療ガイドライン 2016年版』メディカルレビュー社が手元にありますので、該当する部分を引用します。
P.102
CQ1 どのような患者が監視療法に適しているのか?
PSA≦10ng/mL、臨床病期≦PT2、陽性コア数≦2本(ただし、ターゲット生検、
saturation生検の場合はこの限りではない)、Gleasonスコア≦6、さらにPSA
濃度(PSAD)<0.2あるいは<0/.15ng/mL/mL の症例が対象となる。
推奨グレードB
念のため語の定義を以下に書きます。
saturation生検:超多部位生検
PSA濃度(PSAD):PSA値を前立腺の容積で割ったもの
PSADの値はP.103 の表 各国の監視療法に関する前向き試験での患者選択基準をみますと、0.2はPRIAS study、 0.15 は Johns Hopkins大学の試験における基準のようです。
P.105
CQ2 監視療法中の経過観察方法と治療開始基準は何か?
監視療法中の経過観察方法は、3~6カ月毎の直腸診とPSA検査、および
1~3年毎の前立腺生検の実施である。治療開始基準は監視療法中に行わ
れる前立腺再生検の結果でGleasonスコアの上昇または陽性コア数の増加
(病理学的基準逸脱(reclassification)、および臨床病期の進行が認めら
れた場合である。治療開始基準におけるPSA倍加時間(PSADT)やPSA
年間増加度(PSAV)の意義は確立されていない。
...(続きを読む)
日本泌尿器科学会/編『前立腺癌 診療ガイドライン 2016年版』(*3)では
どのようになっているのかはわかりませんが
今図書館より借り出しました日本泌尿器科学会/編『前立腺癌 診療ガイドライン 2016年版』メディカルレビュー社が手元にありますので、該当する部分を引用します。
P.102
CQ1 どのような患者が監視療法に適しているのか?
PSA≦10ng/mL、臨床病期≦PT2、陽性コア数≦2本(ただし、ターゲット生検、
saturation生検の場合はこの限りではない)、Gleasonスコア≦6、さらにPSA
濃度(PSAD)<0.2あるいは<0/.15ng/mL/mL の症例が対象となる。
推奨グレードB
念のため語の定義を以下に書きます。
saturation生検:超多部位生検
PSA濃度(PSAD):PSA値を前立腺の容積で割ったもの
PSADの値はP.103 の表 各国の監視療法に関する前向き試験での患者選択基準をみますと、0.2はPRIAS study、 0.15 は Johns Hopkins大学の試験における基準のようです。
P.105
CQ2 監視療法中の経過観察方法と治療開始基準は何か?
監視療法中の経過観察方法は、3~6カ月毎の直腸診とPSA検査、および
1~3年毎の前立腺生検の実施である。治療開始基準は監視療法中に行わ
れる前立腺再生検の結果でGleasonスコアの上昇または陽性コア数の増加
(病理学的基準逸脱(reclassification)、および臨床病期の進行が認めら
れた場合である。治療開始基準におけるPSA倍加時間(PSADT)やPSA
年間増加度(PSAV)の意義は確立されていない。
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マっさんへ
私もこれから、治療方針をきめるという初心者です。他人様にアドバイスできるような立場ではありませんが、一意見として参考にしていただければ幸いです。
がんの告知、さぞかし動揺されたことでしょう。しかし、低リスクの段階で発見され転移もないとのこと、不幸中の幸いでしたね。
治療法は二者択一となり放射線を選択したものの、がんの部位ははっきりしない。医師陣の意見も統一されていない模様で、直近のPSA値は著しく下がった。という状況の中で十分な説明もなく、納得感が得られず、「頼れる先生がいない」と不安を感じるということですね。
貴方の場合は「低リスク」がんですが、中でも「超低リスク」がん(PSAD <0.15 の確認は必要ですが)と思われます。(*1)
腺友ネットの「前立腺がんガイドブック」の「前立腺がん治療法早見表」では「低リスク群」の「勧められる治療」としては・監視療法・全摘手術・密封小線源治療・外照射放射線となっており、現在、貴方が選択されている放射線治療はここに含まれております。また、放射線治療に密封小線源治療もあります。また、PSA監視療法も対象になっています。
また、特にPSA監視療法について、同ガイドブックに以下の記述(*2)があります。
“NCCNガイドラインでは「超低リスク」という概念を設け、これに相当するなら年齢に関係なく、監視療法が第一選択であると明言しています。”・・・・中略・・・
“日本の医療機関では、まだこの監視療法を患者には詳しく説明しない所も多くあり、 患者が監視療法という選択肢をしらないまま、なんらかの処置を望んだ場合(患者に余程の予備知識がない限り、そう思う方が自然です) 安易に手術や放射線治療を勧めたり、内分泌療法を行うケースも多いと思われます。”
日本泌尿器科学会/編『前立腺癌 診療ガイドライン 2016年版』(*3)ではどのようになっているのかはわかりませんが、貴方の場合はPSA監視療法でも問題ないのではないかと思われます。
しかし、年齢的にまだお若いので、病状の進行を注意して必要な時期にはしっかりした治療を行い、根治を目指すべきであると思います。
さて、現状の対応ですが、やはりここは貴方が十分納得したうえで、今後のことを判断されることが大事かと思います。まず、現状、疑問も思っておられることを再度、泌尿器科主治医にご相談し、クリヤーにされたらいかがでしょうか。一つ一つ疑問点を解消したらいかがかなと思います。
また、7/3は放射線科の担当医に疑問点を納得いくまで確認されたらいかがでしょうか。
以上、記載したことはあくまでも個人的な見解で、繰り返しますが参考意見です。貴方が泌尿器科主治医と十分お話になり、納得され、ご自分の責任でご判断していただきたいと考えます。
また、腺友ネットには詳細情報が満載です。参考になさってください。
(*1)前立腺癌のリスク分類(眞さん投稿資料より)
(*2)前立腺がんガイドブックより「症状に適した治療法は」「PSA監視療法」
(*3)眞さん投稿より書物名引用
私もこれから、治療方針をきめるという初心者です。他人様にアドバイスできるような立場ではありませんが、一意見として参考にしていただければ幸いです。
がんの告知、さぞかし動揺されたことでしょう。しかし、低リスクの段階で発見され転移もないとのこと、不幸中の幸いでしたね。
治療法は二者択一となり放射線を選択したものの、がんの部位ははっきりしない。医師陣の意見も統一されていない模様で、直近のPSA値は著しく下がった。という状況の中で十分な説明もなく、納得感が得られず、「頼れる先生がいない」と不安を感じるということですね。
貴方の場合は「低リスク」がんですが、中でも「超低リスク」がん(PSAD <0.15 の確認は必要ですが)と思われます。(*1)
腺友ネットの「前立腺がんガイドブック」の「前立腺がん治療法早見表」では「低リスク群」の「勧められる治療」としては・監視療法・全摘手術・密封小線源治療・外照射放射線となっており、現在、貴方が選択されている放射線治療はここに含まれております。また、放射線治療に密封小線源治療もあります。また、PSA監視療法も対象になっています。
また、特にPSA監視療法について、同ガイドブックに以下の記述(*2)があります。
“NCCNガイドラインでは「超低リスク」という概念を設け、これに相当するなら年齢に関係なく、監視療法が第一選択であると明言しています。”・・・・中略・・・
“日本の医療機関では、まだこの監視療法を患者には詳しく説明しない所も多くあり、 患者が監視療法という選択肢をしらないまま、なんらかの処置を望んだ場合(患者に余程の予備知識がない限り、そう思う方が自然です) 安易に手術や放射線治療を勧めたり、内分泌療法を行うケースも多いと思われます。”
日本泌尿器科学会/編『前立腺癌 診療ガイドライン 2016年版』(*3)ではどのようになっているのかはわかりませんが、貴方の場合はPSA監視療法でも問題ないのではないかと思われます。
しかし、年齢的にまだお若いので、病状の進行を注意して必要な時期にはしっかりした治療を行い、根治を目指すべきであると思います。
さて、現状の対応ですが、やはりここは貴方が十分納得したうえで、今後のことを判断されることが大事かと思います。まず、現状、疑問も思っておられることを再度、泌尿器科主治医にご相談し、クリヤーにされたらいかがでしょうか。一つ一つ疑問点を解消したらいかがかなと思います。
また、7/3は放射線科の担当医に疑問点を納得いくまで確認されたらいかがでしょうか。
以上、記載したことはあくまでも個人的な見解で、繰り返しますが参考意見です。貴方が泌尿器科主治医と十分お話になり、納得され、ご自分の責任でご判断していただきたいと考えます。
また、腺友ネットには詳細情報が満載です。参考になさってください。
(*1)前立腺癌のリスク分類(眞さん投稿資料より)
(*2)前立腺がんガイドブックより「症状に適した治療法は」「PSA監視療法」
(*3)眞さん投稿より書物名引用
初診お疲れ様でした。
いよいよ、治療に向けた第一歩を踏み出しましたね。
1カ月先に2回目の診察が取れてよかったですね。
先生の場合は1カ月は短く感じられます。
私もそうですが、やはりこの病気に不安はつきものですね。
ただ、信じれることは有り難いことです。
いよいよ、治療に向けた第一歩を踏み出しましたね。
1カ月先に2回目の診察が取れてよかったですね。
先生の場合は1カ月は短く感じられます。
私もそうですが、やはりこの病気に不安はつきものですね。
ただ、信じれることは有り難いことです。
ブログでは高校時代の美術の先生、高崎元尚氏が亡くなったことに関して哀悼の意を表した記事を書きました。
現代美術に導いてくれた先生でした。
去年のNHKEテレ、日曜美術館 アートシーンで展覧会、「高崎元尚展 -誰もやらないことをやる-」の紹介がされ、高齢ですが、お元気なことをしりました。
さらに、小林麻央さんの死の過剰な報道に関して、海老蔵のがん公表の記者会見時に感じた違和感を解消するため検索を行い、2015年は非標準治療を行っていたのではないかという推定の文をみいだし、すっきりとしたことをブログに小林麻央さんの死と題して書きました。
書かれていないことに対しては沈黙すべきかもしれませんが、それよりもモヤモヤの解消を第一とした文でした。炎上覚悟したのですが、特にコメントはありませんでした。
と私的な話はさておき、前立腺がんの話です。
「国立がん研究センター がん情報サービス 治療の選択」と題した2017年6月17日の投稿で「低リスクに対する通常分割照射は推奨グレードはどうなのか分からない」と書きましたが、既にサイトで日本泌尿器科学会/編『前立腺癌 診療ガイドライン 2016年版』より引用して、ガイドライン 2016と題して書いていました。
P.136に以下のように書かれています。
CQ1 根治的X腺外照射での至適線量、分割方法、照射範囲はどのようなものか?
BED1.5で170~190Gy(通常分割照射で72Gy/36fr.~80Gy/40fr.相当)の線量が
推奨される。 推奨グレードA
通常分割照射が推奨される。 推奨グレードA
低~中間リスク症例において中程度寡分割照射は通常分割照射の代替として推奨される。
推奨グレードB
この3つの答えを合わせると、「低~中間リスク症例において通常分割照射が推奨グレードA」であることが分かります。
再再度借り出しました『前立腺癌 診療ガイドライン 2016年版』の該当箇所の解説には以下のように書かれています。
70Gy以下の線量に対して長期の有用性が確認されているBED1.5で170~190Gy
(通常分割照射で72Gy/36fr.~80Gy/40fr.相当)の線量をリスク分類に応じて
投与することが推奨される。
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現代美術に導いてくれた先生でした。
去年のNHKEテレ、日曜美術館 アートシーンで展覧会、「高崎元尚展 -誰もやらないことをやる-」の紹介がされ、高齢ですが、お元気なことをしりました。
さらに、小林麻央さんの死の過剰な報道に関して、海老蔵のがん公表の記者会見時に感じた違和感を解消するため検索を行い、2015年は非標準治療を行っていたのではないかという推定の文をみいだし、すっきりとしたことをブログに小林麻央さんの死と題して書きました。
書かれていないことに対しては沈黙すべきかもしれませんが、それよりもモヤモヤの解消を第一とした文でした。炎上覚悟したのですが、特にコメントはありませんでした。
と私的な話はさておき、前立腺がんの話です。
「国立がん研究センター がん情報サービス 治療の選択」と題した2017年6月17日の投稿で「低リスクに対する通常分割照射は推奨グレードはどうなのか分からない」と書きましたが、既にサイトで日本泌尿器科学会/編『前立腺癌 診療ガイドライン 2016年版』より引用して、ガイドライン 2016と題して書いていました。
P.136に以下のように書かれています。
CQ1 根治的X腺外照射での至適線量、分割方法、照射範囲はどのようなものか?
BED1.5で170~190Gy(通常分割照射で72Gy/36fr.~80Gy/40fr.相当)の線量が
推奨される。 推奨グレードA
通常分割照射が推奨される。 推奨グレードA
低~中間リスク症例において中程度寡分割照射は通常分割照射の代替として推奨される。
推奨グレードB
この3つの答えを合わせると、「低~中間リスク症例において通常分割照射が推奨グレードA」であることが分かります。
再再度借り出しました『前立腺癌 診療ガイドライン 2016年版』の該当箇所の解説には以下のように書かれています。
70Gy以下の線量に対して長期の有用性が確認されているBED1.5で170~190Gy
(通常分割照射で72Gy/36fr.~80Gy/40fr.相当)の線量をリスク分類に応じて
投与することが推奨される。
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