ランナーさんは10月14日の投稿で勝俣範之氏の『医療否定本の嘘』を読んでみようと思うと書かれていました。
もう読まれたでしょうか。読んだ感想はどんなものだったでしょうか。
読んだアンチ近藤本を発売日で整理してみました。
1.勝俣範之『「抗がん剤は効かない」の罪』:2014/3/24
2.勝俣範之『医療否定本の嘘』:2015/7/1
3.長尾和宏『長尾先生、「近藤誠理論」のどこが間違っているのですか?』: 2015/7/31
4.大場大『がんとの賢い闘い方 「近藤誠理論」徹底批判 』:2015/8/12
さらに以下の本を図書館に予約しました。
大鐘稔彦『そのガン、放置しますか? -近藤教に惑わされて、君、死に急ぐなかれ-』:2015/7/30
アンチ近藤本を読むのが趣味のようです。
黒薮 哲哉氏の著書『名医の追放』は「書店配本が31日から始まる」とのことで10月27日の投稿で私がリンクした黒薮氏のtwitterの投稿は発売日の日付が間違っていたので、いまは削除されています。
https://foomii.com/00143/2019103109184459905版元の緑風出版はアマゾンに対しては出荷しないポリシーということなので、アマゾンで検索してもみつかりません。
アマゾンで検索すると本の表紙の画像のないページが表示され、「一時的に在庫切れ; 入荷時期は未定です。」となっています。
版元が出荷拒否なのでこの情報は厳密にいうと正確ではないですが、アマゾンでの扱いは諦めていないという意志表示でしょう。
(野美井さんの投稿より変更しました。)
会報、前立腺がん関連冊子、ひげグッズなどを並べています。
私も会場におりますので、捕まえていただければご相談にも応じます。
どうぞお立ち寄りください。
https://www.cancernet.jp/mbscnj/
>受診が2ヶ月おきになると気分的に楽になりましたね。
気が楽になったか?としばらく考えていたのですが、あまり変わらないですね。別に気に病んでも何も変わらないので、あまり気にしないようにしてますが、頭の片隅にモヤモヤっとしたのがある感じは変わりません。
もし再発するとしたらもう少し先の話だろうし、診察の間隔はあいても10年くらいは今の感じ(モヤモヤ)が続くのかなあと思ってます。
kimimikiさんのお心遣いは感謝してます。でもこればっかりはしかたないかな。ま、楽しく生きていきたいと思います。(^_^)
ひげの父さん(Mo-FESTAについて)
あ~、今回はF先生が話されるんですね。F先生は私が初診の時も時間をかけて小線源始めいろいろな治療法について説明してくれたので、きっと似たような話をしてくれるのでしょう。人を飽きさせない感じですよね。
他にもお会いしたことはありませんが、赤倉先生とか有名どころが...。
行きたい...けど行けない...。ちょうどその日は関東圏では名の知れた某マラソン大会に出るんですよね。復帰戦なのでこれは出たい。しかたないです。来年は日程が重ならないことを希望します。(笑)
11月に行うのは、世界で行われているひげによる男性がんの啓発運動「Movember」Mo(ひげ)+November(11月)と足並みをそろえるためです。
ひげで男性がんの啓発をしながら、がっちり男性がんのお勉強もするという欲張りなフォーラムです。
講師陣(専門医8名、患者4名)には、ひげのボウタイを付けていただきます。
ひげグッズの販売も。
フォトグラファー村山 良さんによる「ひげ写真撮影会」も行います。
ひげ写真は会場内で展示し、A4サイズの写真はお持ち帰りも可能です。
これは30名限定の事前予約制となっており、昨年の参加者もOKです。
参加はどなたでも、女性ももちろんウエルカムです。
本日より申込の受付を開始しました。
チラシ(A4:裏表)・ポスター(A3)のDLと申込はこちらから 。
http://mo-festa.com/
昼食の心配も不要です。1階にコンビニもあれば、2階にはフードコートも。
最後には疲れを癒す懇親会のご用意も。(先着40名)
講演プログラムの画像を添付しておきます。
O先生の治療を受けた患者にとっては悲痛な叫びです。
更に、O先生の治療を待っている待機患者様は、もっと悲痛です。
なんでこんな事が実際に起こるのでしょうか?
病院は、人の命をどうおもっているのでしょうか?
あるMLで(MLついてはカッコつけてclassifiedとさせていただきます。(笑)
著者の意向ふまえ、Facebook、Twitter、ブログなどで
拡散を依頼されたものなのでこの掲示板に掲載しました。
②小線源治療後の経過診察は今後共O先生のおられるところでお世話になる予定です。
大阪のS病院はこれからも年1回の人間ドックに行きます。
著書の最後は「エピローグ 事件と患者達のその後」と題されています。Ted さんの自己紹介スレッド[107] 小線源単独日記を拝見しますと監視療法実施後、S医科大で小線源単独治療をうけて現在経過観察中ということですね。
今後は監視療法を実施した大阪のS病院でお世話になるということでしょうか。
照射前のADTは合理的な理由があると思いますが、照射後の長期のADTは出来れば避けたいです。
下血でけっこう悩まれたんですね。抗血小板剤(バイアスピリン、プラビックスその他いろいろ)抗凝固剤(ワーファリン、プラザキサその他いろいろ)を内服されている方は結構おられると
思うのですが、これらの薬剤でもそれなりの頻度で下血というのはありますからね。必ずしも単純に晩発性の放射線障害としてかたずけられないケースもあるでしょうね。
重粒子治療に関してはいままでいくつか投稿しています。ポンタさんの投稿を契機にそのうちの2つをみてみました。
1.2018年10月30日の投稿
2.2015年 9月24日の投稿
投稿1.ではブログ、重粒子線治療患者の生きた証し 第二章 by imasを紹介しています。
imasさんは重粒子治療後8年を経過し血尿がでたという晩期障害となったことを書いています。
重粒子線治療成績でポンタさんが詳しく紹介された放医研の泌尿器腫瘍科の科長の粕谷吾朗氏を筆頭著者とする論文、Cancer‐specific mortality of high‐risk prostate cancer after carbon‐ion radiotherapy plus long‐term androgen deprivation therapyも参照しています。
投稿2.は先進医療会議第33回 2015年8月6日の資料及び議事録について書いたものです。
先進医療として実施されていた粒子線治療の今後の方向付けとなる会議に提出された資料です。
資料の62 前立腺癌に対する重粒子線治療の多施設共同後向き観察研究 から 68 前立腺癌のX線治療、IMRT、陽子線単独、重粒子治療の比較 まで IMRTとの比較含め2015年時点のデータとして興味深いものです。
重粒子線治療に関して、線量を減らしたからか Grade 2 以上の GU:尿路有害事象 14.2%から4.4%へと減っています。(2000-2007 と2007-2013の比較)64 陽子線治療および重粒子線治療による前立腺癌に対する治療成績のまとめ
なお粕谷氏の論文は小線源患者会が病院長の情報提供に掲載されていてホルモン治療の長さをあげ比較としての問題点を指摘していた論文です。
比較の一覧表には5年PSA非再発率は不明となっています。
重粒子線と放射線照射の違いはあるものの私はポンタさんが危惧しておられる、
晩期障害とホルモン治療によるQOL低下を経験しています。
発見当時は66歳で病期はT1c/N0/M0で、生検では8本中1本でGSは4+4のハイリス
クとなりました。放射線治療を選択しましたが、ハイリスクという事でホルモ
ン治療を照射前(リュープリンを半年ピカルタミドを3か月、照射後に2年間(
リュープリン注射のみ)を続けました。
1.ホルモン治療の副作用は筋力の低下で歩きが遅くなった、階段を上るのが
辛い、体重はそれほど増加しませんでしたが、腹回りが4㎝程大きくなった。
これがちょっと辛い。例えば靴下を履くのに屈みますが、それが苦痛になりま
す。ホットフラッシュは夜中というか明け方に汗びっしょりになり目が覚めま
す。ついでにおしっこも済ませます。朝は通常7時前に起きて7時15分には家を
出て、2時間以上の通勤をしますが、駅の階段が筋力低下で辛い程度です。
あと、筋肉のコバワリでしょうか。コムラ返りの症状が足の筋肉に時々でまし
た。またバネ指が出やすくなったこともありました。バイオリンを練習してい
るので、ちょっと残念でした。
2.放射線晩期障害は下血がありました。1年間は何もなかったのですが、あ
る日家の中で食事が終わっておならをすると血液も一緒に飛び出したのか、イ
スが血だらけになりました。トイレ以外で固体がおならと一緒に出るのは事前
に察知しておならを止めますが、液体の場合は判りませんでした。その時以来
下着の中にパットを仕込んでいました。その後1年間くらい便器が真っ赤に染ま
るほど、トマトジュースの不透明な赤色を週に2-3回ほど続きました。パットが
汚れた経験はありません。主治医は貧血がひどくなれば治療を考えましょうと
言っていましたが、結局何もせずでした。
この症状がでる3カ月くらい前に、主治医に大腸がん内視鏡検査はOKでしょうか?
と聞きましたが、「OKです。ポリープがあったら切除検査もOKです。」まあこ
...(続きを読む)
緑風出版社から2019年11月に黒薮哲哉『名医の追放-滋賀医科大病院事件の記録』が出版されます。著者もtwitter で告知しています。
https://twitter.com/kuroyabu/status/1187694612258754561
黒薮氏は事件をジャーナリストとして結構詳しく取材していた印象があり、それをまとめたものだろう。
「追放」という言葉は刺激的です。
つづいて、同じ日本の重粒子線治療施設からの高リスク群に対する治療成績の論文です。
Cancer Sci.2017 Dec;108(12)2422-2429
著者は同じく千葉放医研の方のようです。
<対象>
2000年~2013年に行われた臨床治験phaseⅡに参加した患者。2000年から2005年は66Gy相当を20分割、2005年から2007年は63Gy相当を20分割、2007年から2013年は57.6Gy相当を16分割。T1-T3N0M0の患者1247例中、T3a/bまたはGS8以上またはPSA20以上の高リスク患者でホルモン療法(ADT)を12か月以上行った608例を対象とした。
Follow up期間の中央値は88.4か月。
<結果>
1)follow up終了までの生化学的再発は97例(15%)、前立腺癌による死亡(PCSM)は19例(3.1%)
2)前立腺癌死亡(PCSM)に統計的に有意な関連が見られた要因は
①治療前T3b ②GS9-10 ③PPC(生検時の陽性coreのパーセント)75%以上
一方、重粒子線治療後のホルモン治療の内容と期間とは相関がなかった。
3)上記の3つの予後不良因子の保有数別に4つのグループに別け(因子3つ群、2つ群、1つ群、0群の4つという意味です)、転帰を検討したところ、
5年/10年 PCSMはそれぞれ
18.8%/27.1%, 4.1%/11.6%, 0.9%/5.7%, 0.3%/0.3% であり統計的に有意な差が見られた。(Fig.3)
4)尿路、直腸障害について(Table3)
①直腸障害:
G2が5年/10年でそれぞれ累積1.7%
内容はすべて出血、follow-up終了時症候が継続していたのは2例(0.3%)
②排尿障害:
G2以上が5年/10年でそれぞれ6.2%、11.7%
止血処置を要する血尿が44例と最多。このうちfollow-up終了時症候が持続していたのは20例(3%)
③下血、血尿と治療前抗凝固剤、抗血小板剤の服用とは有意な関連あり。
<コメント>
1)上述の3つの予後不良因子を持つ症例では化学療法を含めたsystemicな治療法の再検討が必要かも知れない
2)逆に予後不良因子を持たない症例ではADTの期間の短縮は可能かも知れない
3)直腸障害に関してはIMRTより成績がいいとのこと。
4)排尿障害が比較的高頻度に見られたが、pencil-beam scanning (現行の重粒子線照射はこの方法が取られていると理解しています)により改善が期待できるかも知れない。
64歳、健康、T1a/N0/M0, PSA 7, GS 4+4=8 治療法検討中です。
重粒子線に傾いていますが、1)遅発性の放射線障害、特に直腸障害が不安 2)重粒子線はhigh riskの場合、長期にホルモン治療を併用することが多い の2点が気になっており、
自分を納得させる意味でPubMedでfull textが得られた文献を紹介します。
Five-year quality of life assessment after carbon ion radiotheraphy for prostate cancer
(前立腺癌に対する重粒子線治療後5年間におけるQOLの検討)
J Radiat Res. 2017:58(2) 260-266
日本の重粒子線施設で行われた前立腺癌に対する治験症例を対象として、その治療後のQOLについて検討したもの。
著者はKatsuya Maruyama氏、千葉放医研所属と思われます。
<対象>は2000年~2007年に日本の重粒子線施設で行われたphase Ⅱ臨床治験に参加した患者さんです。生検で病理診断が確定し、限局性stage T1~T3, リンパ節、遠隔転移のない症例、T1/T2aN0M0かつPSA20以下かつGCS6以下を低リスク、T3またはPSA20以上またはGS8以上のいずれかを満たせば高リスク、これ以外を中間リスクとしています。
<重粒子線治療>は63.0または66Gy相当の線量を20分割、週4日照射。
<ホルモン療法(ADT)>は、中間リスク、高リスク患者に対して施行。中間リスク群には6か月、高リスク群には24か月以上施行。
<QOL調査>はアンケート形式で実施。治療前、治療直後、12か月後、36か月後、60か月後に以下の如き様式で実施。
1)FACT-G(functional assessment for cancer therapy-general, がん治療一般に伴う機能評価)
4領域、27の質問があり、4領域とは、体調に関するもの(PWB)、身体機能に関するもの(FWB)、社会的・家族環境に関するもの(SFWB)、感情面に関するもの(EWB)の4領域とのことです。
2)PCS(prostate cancer subscale:前立腺癌治療に関連する下位評価)
前立腺癌患者特有のQOLに関する12の質問
3)FACT-P(functional assessment for cancer therapy-prostate)
FACT-G+PCSのスコア
4)TRI(trial outcome index)
FACT-Gのうちの、PWBとFWB、およびPCSの点数を合計したもの
<結果>
1)417例が治験に参加。 患者群の特性はtable Ⅰ参照 年齢の平均は69歳(47-9 *92歳でも放射線治療を受ける人がいるんですね!!
2)アンケート回収は、治験参加417人中、60か月後で365人ですから、かなりいい回収率です。TableⅡ参照
3)粒子線治療前と比較して、治療直後はPWB,PCA,TOIスコアは有意に低下、しかしその後徐々に回復し、60か月後には治療前に戻る。
4)60か月後では、SFWB,FACT-G, FACT-Pスコアは治療前より低下、一方EWBは治療前より良好な結果。著者によればFACT-Pの低下はFACT-Gの低下によるもの。
5)ADT施行の有無では、ADT(+)群でFACT-G,FACT-P,TOIスコアが12か月後でADT(-)群より低下、36か月、60か月時では差は見られず。
6)排尿障害、排便障害に関する遅発性障害については(Table4)
12か月、36か月、60か月後、Grade Ⅰまたはそれ以上の障害を認めたものは
それぞれ15%、32%、21%でこれらの障害を認めた群ではFACT-P及びTOIスコアは有意に低かった。
<コメント>
1)この検討によれば、遅発性放射線障害をもっとも反映すると思われるPCSは治療直後には低下するが、その後治療前にほぼ戻るとしています。
残念ながらPCSの設問内容が具体的にどんなものかはわかりませんでした。
何故かこの論文ではPCSの経時的変化の結果は示されていませんでした。
尿路系、直腸の遅発性障害を見た結果では、
2)排便に関わる障害がないケース(Grade0)が1年後99%、3年後92%、5年後95.4%との成績でちょっと安心していいのかなと思ったりしています。ほんとにこんなに成績がいいのでしょうか。
3)ホルモン治療がQOLを下げるというのはやはりそのとおりのようです。ここがちょっと心配です。
PSA=
6月4.834(術前)
8月4.705
9月4.230
10月2.328
今回は結構下がりました。(ムフフッ)
排尿=尿勢はその時によって弱かったり普通だったりですが、弱いときの弱さが少し増してる気がします。一進一退といったところ。ただ、先生曰く「これからは良くなっていくでしょう」とのこと。ユリーフ等は結局使わずにすみそうです。IPSSの自己評価は次の通り。
術前0点
8月6点(2時間以内トイレ=5回に1回未満で1点、勢い弱い=いつもで5点)
9月5点(勢い弱い=2回に1回以上で4点、夜中トイレ1回で1点)
10月5点(2時間以内トイレ=5回に1回未満で1点、勢い弱い=2回に1回以上で4点)
排便=排便時の直腸・肛門のヒリヒリ感(出血なし)は今月頭頃から少し軽くなってきたような。でもまだ酸化マグネシウムをやめる勇気はなく、1ヶ月分処方してもらいました。毎食後ではなく、1日2回とかに減らすのを試してみたいと思います。先生に再度「放射線の影響ですかねぇ?」と聞いてみましたが、「うーん、機械的な影響だと思いますけどねぇ」と、同じ答えでした。
性機能=精液量は少ないです。それ以外は問題なし。なお、小線源治療における射精機能への影響について調べたところを、論文・詳細スレッドの方に投稿してみました。
飲酒=水分摂取を心掛けて、便が硬くならないようにしています。
その他=今回、X線撮影をしました。小線源が移動していないかのチェックだそうです。予約に入れてなくて診察後の指示だったので、結果は次回聞いてみたいと思います。
まとめ=術後毎月受診してきましたが、次回は2ヵ月後の12月となりました。順調な経過だと思います。
Res.ありがとうございます。NCCN guidelines 2018を見てますと
小線源治療の項に
「EBRTと小線源治療を併用する場合はADTの治療期間を短縮してもよい。
EBRTの治療期間を長くすると医学的または社会的困難が生ずる場合には、
密封小線源治療とADTの併用(EBRTなし)またはSBRTとADTの併用を
考慮することができる」とありますので、それなりの根拠となるデータがあるのだと
思います。





