この掲示板の過去ログを拝見し、いろいろな方が体験を発表されていてとても参考になります。
私の場合は幸いにもPSA検査を毎年やっていたおかげで割合に早期に対応していただけると思っています。
生検を受けなければいけないのですが、ネットやこの掲示板でもとても「痛い」と書いておられる方がいて自分の場合はどうなるんだろうと心配しています。ことの重大さを考えると少しくらい痛いのはガマンしなければと思いますが少し麻酔薬を濃くするとか多く入れるとかしてもらいましょうか。
私の場合は幸いにもPSA検査を毎年やっていたおかげで割合に早期に対応していただけると思っています。
生検を受けなければいけないのですが、ネットやこの掲示板でもとても「痛い」と書いておられる方がいて自分の場合はどうなるんだろうと心配しています。ことの重大さを考えると少しくらい痛いのはガマンしなければと思いますが少し麻酔薬を濃くするとか多く入れるとかしてもらいましょうか。
腰部脊柱管狭窄症についてお聞きしたい。
投稿者:ezison 投稿日:2018/03/03(土) 10:45:46 No.9748
[返信]
こちらではお久しぶりです。
私のステージとか状態はご存知の方も多いかと思いますが、簡単に説明し表題の件でアドバイス等をいただきたく思っています。
私は6年前の53歳の年に「T3bN1M1b」と宣告され、ホルモン治療(カソデックス→オダイン・リュープリン)・放射線緩和治療(ストロンチウム89)・抗がん剤治療(ドセタキセル→UFT)*現在も治療中。
ドセタキセルからUFTに変わったあたりからPSA値身体共に安定していたのですが、2016年11月に腰椎の骨転移部分がヘルニアとなりその後「腰部脊柱管狭窄症」となりました。
2017年3月辺りから痛みが増し”硬膜外ブロック注射”を2~3週間毎に受け痛みを緩和していました。その後9月末辺りからその治療も効果がなくなり、同時に歩行困難となりました。
思い切って大学病院へ転院し、それまで手術不可能と言われていたが2017年12月に除圧術を受け今があります。
前立腺がんの状態は、2017年1月「0.010」だったのが2018年2月「0.40」と上昇気味ではありますが、私にはまだまだ次なる薬剤とか治療法が残されているのでさほど心配はしていません。
簡単だと言っても長々となりましたが、そこで皆さんへお聞きしたい。
現在、コルセット装着・1本杖使用であり、整形外科の医師からは絶対転倒はダメだと口うるさく聞いています。なので、この様な状態での転倒防止策と体力保持のための体操法。
あと、無理かと思われますが可能な仕事など、、、
よろしくお願い致します。
私のステージとか状態はご存知の方も多いかと思いますが、簡単に説明し表題の件でアドバイス等をいただきたく思っています。
私は6年前の53歳の年に「T3bN1M1b」と宣告され、ホルモン治療(カソデックス→オダイン・リュープリン)・放射線緩和治療(ストロンチウム89)・抗がん剤治療(ドセタキセル→UFT)*現在も治療中。
ドセタキセルからUFTに変わったあたりからPSA値身体共に安定していたのですが、2016年11月に腰椎の骨転移部分がヘルニアとなりその後「腰部脊柱管狭窄症」となりました。
2017年3月辺りから痛みが増し”硬膜外ブロック注射”を2~3週間毎に受け痛みを緩和していました。その後9月末辺りからその治療も効果がなくなり、同時に歩行困難となりました。
思い切って大学病院へ転院し、それまで手術不可能と言われていたが2017年12月に除圧術を受け今があります。
前立腺がんの状態は、2017年1月「0.010」だったのが2018年2月「0.40」と上昇気味ではありますが、私にはまだまだ次なる薬剤とか治療法が残されているのでさほど心配はしていません。
簡単だと言っても長々となりましたが、そこで皆さんへお聞きしたい。
現在、コルセット装着・1本杖使用であり、整形外科の医師からは絶対転倒はダメだと口うるさく聞いています。なので、この様な状態での転倒防止策と体力保持のための体操法。
あと、無理かと思われますが可能な仕事など、、、
よろしくお願い致します。
確かにほっかいどうさんの方が、少し?ハイリスクかな・・・。
でも私の陽性率は100%(10/10)、
他院で初期の骨転移診断付きということを考えると、
ほとんど同部類ですよ。
そんな私が治ったのだから、ほっかいどうさんも治らん訳がない。
でも私の陽性率は100%(10/10)、
他院で初期の骨転移診断付きということを考えると、
ほとんど同部類ですよ。
そんな私が治ったのだから、ほっかいどうさんも治らん訳がない。
がん研 のプレスリリースのURLを示します。
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2018/0228/index.html
・全がん協加盟施設の生存率協同調査 / 全がん協生存率
・改訂履歴
データ提供施設(20施設)の一覧も載っています。
数値を転載します。
1期 98.2%
2期 100.0%
3期 93.5%
4期 41.0%
全体 92.4%
統計のあやかと思いますが、2期が100%であるのは心強い限りです。
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2018/0228/index.html
・全がん協加盟施設の生存率協同調査 / 全がん協生存率
・改訂履歴
データ提供施設(20施設)の一覧も載っています。
数値を転載します。
1期 98.2%
2期 100.0%
3期 93.5%
4期 41.0%
全体 92.4%
統計のあやかと思いますが、2期が100%であるのは心強い限りです。
プレプラン、小線源、ポストプラン、外部照射、ホルモン注射など、
いよいよ怒濤の日々の始まりですね。
何かと不安も高まりますが、それも良き思い出になると思います。
なるべくこの機会を利用して、関西の旅を楽しむなどしてください。
写真を見て、東寺のライトアップされた塔を眺めながら、
銭湯に行った時のことを思い出しました。
自分は烏丸9条の安宿(2000~2500円)をよく利用しています。
いよいよ怒濤の日々の始まりですね。
何かと不安も高まりますが、それも良き思い出になると思います。
なるべくこの機会を利用して、関西の旅を楽しむなどしてください。
写真を見て、東寺のライトアップされた塔を眺めながら、
銭湯に行った時のことを思い出しました。
自分は烏丸9条の安宿(2000~2500円)をよく利用しています。
ありがとうございます。
投稿者:ほっかいどう 投稿日:2018/03/02(金) 07:07:17 No.9742
[返信]
自分も未だに癌のことを母親に話していません。
通院や入院も他の用を偽っています。
それでも気付かないくらい母は呆けています。
微妙な気持ちですね。
私も前立腺の存在自体まるで自覚していませんでした。
いきなりの末期癌宣告に、「何のこっちゃ!」とただただ茫然自失でした。
そんな、あほなことにならんように、ここを見ている皆様にはお願いします。
SJAさんはきっと癌ではありませんよ。
https://sen-you.boy.jp/bbs/intro/?res=75
通院や入院も他の用を偽っています。
それでも気付かないくらい母は呆けています。
微妙な気持ちですね。
私も前立腺の存在自体まるで自覚していませんでした。
いきなりの末期癌宣告に、「何のこっちゃ!」とただただ茫然自失でした。
そんな、あほなことにならんように、ここを見ている皆様にはお願いします。
SJAさんはきっと癌ではありませんよ。
https://sen-you.boy.jp/bbs/intro/?res=75
SANZOKUさん,詳しい情報ありがとうございます。
自分は前立腺炎の抗生剤だけと思います。
幸いに1週間ほどで症状はおさまりましたが,あの症状はつらいですね。
母親は大腸がん,叔父は肺がん,祖母もがん。
自分も大腸ポリープを切除しましたが,その時医者に聞いたところでは
やはりそういうのが出来やすい体質というのはあるとのことでした。
しかしながら,母は2度の手術を乗り越え長生きです。
がんになっても長生きできるの見本であります。
ただ,自分が病気というと心配するので相談できないところが
もどかしいところですが。
そんな事情で大腸は生活の上で,ある程度予防はしていましたが,
前立腺はまるで考えていなかったので動揺しました。
今月も医者に行きますので主治医によく聞いてみたいと思います。
あまり後ろ向きなことは言われないのでいい先生かなと思っています。
自分は前立腺炎の抗生剤だけと思います。
幸いに1週間ほどで症状はおさまりましたが,あの症状はつらいですね。
母親は大腸がん,叔父は肺がん,祖母もがん。
自分も大腸ポリープを切除しましたが,その時医者に聞いたところでは
やはりそういうのが出来やすい体質というのはあるとのことでした。
しかしながら,母は2度の手術を乗り越え長生きです。
がんになっても長生きできるの見本であります。
ただ,自分が病気というと心配するので相談できないところが
もどかしいところですが。
そんな事情で大腸は生活の上で,ある程度予防はしていましたが,
前立腺はまるで考えていなかったので動揺しました。
今月も医者に行きますので主治医によく聞いてみたいと思います。
あまり後ろ向きなことは言われないのでいい先生かなと思っています。
やっと小線源手術の日が近づいてきましたね。3月になったとはいえ、北海道はまだまだ豪雪の中、天候による飛行機の遅延等なきよう祈ります。余裕を見た訪問が必要かもしれませんね。
がんになってからの暮らしを考えるセミナー
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2018/03/01(木) 14:04:04 No.9737
[返信]
前立腺がんセミナーではありませんが、やや毛色の違ったセミナー(東京)をご紹介しておきます。
◆ がんになってからの暮らし
~「家計」と「外見ケア」について ご家族やご友人と一緒に考えませんか ~
・前半:「がんになって使えるお金に関する制度」
・・・賢見卓也氏(NPO法人がんと暮らしを考える会 理事長)
・後半:「外見ケアのワンポイントアドバイス」
・・・資生堂ライフクオリティ―ビューティーセンター
賢見さんは、がんのお金に関する制度を知る WEB SITE「がん制度ドッグ」を立ち上げておられます。
「がん制度ドッグ」⇒ http://www.ganseido.com
後半は男性患者には縁が薄いかも知れませんが、男性もお気軽にどうぞということです。
がん体験者・ご家族等一般の方が対象で、腺友倶楽部の会員である必要はありません。
・日時:3月31日(土)13:30 ~ 15:30 (10分前にお越しください)
・場所:資生堂汐留オフィス 地下1階 PIT(ピット) 〒105-8310 東京都港区東新橋1-6-2
・参加申込:http://gsclub201803.peatix.com
上のサイトからチケット(サイト右欄を参照)をお申し込みください。
参加費は無料、定員は30名。
電話申込も可: 03-3541-7835 (受付時間:土日祝日を除く平日10時から17時まで)
*電話申込では、①お名前 ②連絡先(電話番号) ③年代 の他、
もしあれば ④外見ケアでお困りのことなどもお伝えください。
◆ がんになってからの暮らし
~「家計」と「外見ケア」について ご家族やご友人と一緒に考えませんか ~
・前半:「がんになって使えるお金に関する制度」
・・・賢見卓也氏(NPO法人がんと暮らしを考える会 理事長)
・後半:「外見ケアのワンポイントアドバイス」
・・・資生堂ライフクオリティ―ビューティーセンター
賢見さんは、がんのお金に関する制度を知る WEB SITE「がん制度ドッグ」を立ち上げておられます。
「がん制度ドッグ」⇒ http://www.ganseido.com
後半は男性患者には縁が薄いかも知れませんが、男性もお気軽にどうぞということです。
がん体験者・ご家族等一般の方が対象で、腺友倶楽部の会員である必要はありません。
・日時:3月31日(土)13:30 ~ 15:30 (10分前にお越しください)
・場所:資生堂汐留オフィス 地下1階 PIT(ピット) 〒105-8310 東京都港区東新橋1-6-2
・参加申込:http://gsclub201803.peatix.com
上のサイトからチケット(サイト右欄を参照)をお申し込みください。
参加費は無料、定員は30名。
電話申込も可: 03-3541-7835 (受付時間:土日祝日を除く平日10時から17時まで)
*電話申込では、①お名前 ②連絡先(電話番号) ③年代 の他、
もしあれば ④外見ケアでお困りのことなどもお伝えください。
お母様が乳癌であられたなら、少し注意が必要ですね。
よく癌家系という概念が使われますが、
一般的にそのような概念に当てはまる癌は10~20%くらいですから、
想像するより少ないと思います。
逆に考えると、癌家系でなくとも充分癌になる可能性があります。
過度にご心配なさる必要はないかと思います。
仰るとおり病状は患者により異なり、
癌発見から治療実施までの期間も千差万別です。
早ければ発見の即日から薬剤などによる治療が始まります。
遅ければ監視療法と言って何年も、もしかすると一生治療しないかもしれません。
治療法の選択は、病状によるので今からあれこれ考えるのは尚早だと思いますが、
癌である可能性もなきにしもあらずですから、
暇な時に研究しておくのは良いかもしれません。
念のためお尋ねしますが、前立腺炎の抗生剤などの投与は当然として、
カソデックスやアボルブなどのホルモン制御薬剤の投与は受けていないでしょうね?
私の場合は、癌確定以前の生検時に、予防的にカソデックスの投与を受けました。
PSA90が高値であること、2週間経過しても下がらないこと、
などを考慮して癌である事はほぼ確実なので、
癌進行予防のために投与されたと理解しています。
そのような事があれば、PSAが下がるのは当たり前ですから、話は別物になります。
よく癌家系という概念が使われますが、
一般的にそのような概念に当てはまる癌は10~20%くらいですから、
想像するより少ないと思います。
逆に考えると、癌家系でなくとも充分癌になる可能性があります。
過度にご心配なさる必要はないかと思います。
仰るとおり病状は患者により異なり、
癌発見から治療実施までの期間も千差万別です。
早ければ発見の即日から薬剤などによる治療が始まります。
遅ければ監視療法と言って何年も、もしかすると一生治療しないかもしれません。
治療法の選択は、病状によるので今からあれこれ考えるのは尚早だと思いますが、
癌である可能性もなきにしもあらずですから、
暇な時に研究しておくのは良いかもしれません。
念のためお尋ねしますが、前立腺炎の抗生剤などの投与は当然として、
カソデックスやアボルブなどのホルモン制御薬剤の投与は受けていないでしょうね?
私の場合は、癌確定以前の生検時に、予防的にカソデックスの投与を受けました。
PSA90が高値であること、2週間経過しても下がらないこと、
などを考慮して癌である事はほぼ確実なので、
癌進行予防のために投与されたと理解しています。
そのような事があれば、PSAが下がるのは当たり前ですから、話は別物になります。
ご回答ありがとうございました。
何分,母方ががん家系なので,いよいよ自分にも来たかと思い悩むところです。
いろいろ拝見しておりますと,PSA4~6くらいで検査を経て数ヶ月で
治療に臨まれる方や,2年くらい監視を続ける方もいらっしゃるので
どれくらい先を見ていけばよいかと思い質問させていただきました。
もちろん症状によるかとは思いますが。
また,主治医に相談してみます。
何分,母方ががん家系なので,いよいよ自分にも来たかと思い悩むところです。
いろいろ拝見しておりますと,PSA4~6くらいで検査を経て数ヶ月で
治療に臨まれる方や,2年くらい監視を続ける方もいらっしゃるので
どれくらい先を見ていけばよいかと思い質問させていただきました。
もちろん症状によるかとは思いますが。
また,主治医に相談してみます。
自分もPSA90が判明した時、前立腺炎が疑われました。
しかし2週間置いての検査でもほとんど変わらなかったので、
生検に至り癌が確定しました。
「炎症だけでここまでは上らない」と言われたそうですが、
逆に癌であればここ(PSA 9)まで下がらないとも言えると思います。
癌でないとは言いきれないが、PSA117は癌の仕業でないことは
ほぼ確実だと思います。
その点について主治医に確かめてみられては如何ですか?
誰でも癌と聞くと驚天動地の心境になりますが、
まだまだ癌でない可能性もあるし、
たとえ癌であっても文字通りPSA117の癌ではなさそうです。
ここは我慢の時ですね。
気になることはもっと主治医に聞くと良いですよ。
しかし2週間置いての検査でもほとんど変わらなかったので、
生検に至り癌が確定しました。
「炎症だけでここまでは上らない」と言われたそうですが、
逆に癌であればここ(PSA 9)まで下がらないとも言えると思います。
癌でないとは言いきれないが、PSA117は癌の仕業でないことは
ほぼ確実だと思います。
その点について主治医に確かめてみられては如何ですか?
誰でも癌と聞くと驚天動地の心境になりますが、
まだまだ癌でない可能性もあるし、
たとえ癌であっても文字通りPSA117の癌ではなさそうです。
ここは我慢の時ですね。
気になることはもっと主治医に聞くと良いですよ。
異常が認められてから治療が始まるまで
投稿者:SJA 投稿日:2018/02/28(水) 21:05:17 No.9732
[返信]
はじめまして。混乱と動揺の日々です。
60才です。11月になぜか急性前立腺炎になってPSAを計ったら117。
炎症だけでここまでは上らないのでがんが疑われると言われました。
その後超音波では異常は認められず,PSAを慎重に監視しよう
ということになりました。
以後,下がってはいますが,117→27→10.7→9。
だいたいどれくらいの期間で落ち着いていくのでしょうか,
6月スパンくらいですか?
異常が認められてから,検査を経て治療を始めるまで
どれくらいの期間があるのでしょうか,いろいろとは思いますが,
よろしければお聞かせ下さい。
1年くらい様子見ということもあるのでしょうか?
仕事のこともあり,事に備えて先を考えておきたいと思っています。
60才です。11月になぜか急性前立腺炎になってPSAを計ったら117。
炎症だけでここまでは上らないのでがんが疑われると言われました。
その後超音波では異常は認められず,PSAを慎重に監視しよう
ということになりました。
以後,下がってはいますが,117→27→10.7→9。
だいたいどれくらいの期間で落ち着いていくのでしょうか,
6月スパンくらいですか?
異常が認められてから,検査を経て治療を始めるまで
どれくらいの期間があるのでしょうか,いろいろとは思いますが,
よろしければお聞かせ下さい。
1年くらい様子見ということもあるのでしょうか?
仕事のこともあり,事に備えて先を考えておきたいと思っています。
がん生存率の推移に関する大規模国際共同研究
投稿者:ビートルズ好き 投稿日:2018/02/28(水) 20:39:47 No.9731
[返信]
眞さんありがとうございます。一語、一語、良く読んで理解したいと思います。私の頭ではさ~と目を通しても分かりません(恥)この間、何かのTV番組で今ではアメリカはがんが死亡順位1位では無いと言われていました(1位は心臓病だったかな?)長い間の禁煙キャンペーンが今になって実を結びつつあるとの発言もありました。あの読売新聞の記事、いったい何を言おうとしているのか?意味不明な記事内容だと思いました。
ビートルズ好き さん
5年生存率を国際比較の投稿でご指名がありましたのでReplyの投稿をしました。読んでいただけましたでしょうか。
先ほど、B クラスの22か国の5年生存率の値を高い順にソートしたものをブログにがん生存率の推移に関する大規模国際共同研究と題して書きました。
日本は9位でした。併せて読んでみてください。
5年生存率を国際比較の投稿でご指名がありましたのでReplyの投稿をしました。読んでいただけましたでしょうか。
先ほど、B クラスの22か国の5年生存率の値を高い順にソートしたものをブログにがん生存率の推移に関する大規模国際共同研究と題して書きました。
日本は9位でした。併せて読んでみてください。
加藤大基、中川恵一『東大のがん治療医が癌になって』ロハス・メディカルを読みました。
東大病院放射線科で治療に従事していた加藤大基氏が病院を辞めて非常勤で勤務していた病院での胸部レントゲンで左胸部に丸い影をみつけ東大病院で肺がん治療を行ったことを書いた本です。
上司であった中川恵一氏に本を書くことを勧められ、結局共著としての出版になった模様です。
医師自らが読影でがんの疑いをみいだし、確定し治療を行っていく過程は稀有な記録だと思いました。
医師としての客観的な見方よりともすると患者の安易な希望に傾いていくというのはそれはそれで納得する話でした。
例えば、P.22の以下の記述
闘病中に怪しげな治療や呪術などに傾倒する人の気持ちがわからないでもなく感じました。
共著の中川恵一氏は第四章 加藤君の闘いの意味 という表題で書いています。
その中から印象に残った文、少し長いですが引用します。
P.139
がんは、転移するようになると、手がつけられません。転移をしてしまった
がんは、大腸がんの肝臓転移など、一部の例外を除いて、基本的に治癒でき
ません。ちなみに、がんの治癒とは、治療のあと5年経っても、再発してい
ない状態を指します。5年生存率が治癒率と同義として使われます。ただし、
乳がん、前立腺がんなどの、進行がゆるやかながんは、5年後にも再発するこ
とがあり、10年生存率が使われます。乳がんなどは、治療後20年して再発す
ることも珍しくありません。治りやすいがんは、いつまでも再発のリスクの
あるタイプでもあります。
P.142
がん治療法には多くの選択肢がありますので、その中から利益と副作用を勘案し、
患者さんの価値観も踏まえて、自ら選択する必要があります。治療には基本的に
はすべて「副作用」、「合併症」、あるいは「後遺症」を伴います。両者の良い
ところと悪いところを勘案して治療法を選択する必要があります。医療側は基本
的には最大限の効果が期待される治療をすすめますが、その利点と欠点に関する
説明を聞いた上で、患者さんが自らの価値観によって判断するのが理想的な医療
の形です。そのためには、患者さんが、正しい選択を行うだけの情報を持ってい
...(続きを読む)
東大病院放射線科で治療に従事していた加藤大基氏が病院を辞めて非常勤で勤務していた病院での胸部レントゲンで左胸部に丸い影をみつけ東大病院で肺がん治療を行ったことを書いた本です。
上司であった中川恵一氏に本を書くことを勧められ、結局共著としての出版になった模様です。
医師自らが読影でがんの疑いをみいだし、確定し治療を行っていく過程は稀有な記録だと思いました。
医師としての客観的な見方よりともすると患者の安易な希望に傾いていくというのはそれはそれで納得する話でした。
例えば、P.22の以下の記述
闘病中に怪しげな治療や呪術などに傾倒する人の気持ちがわからないでもなく感じました。
共著の中川恵一氏は第四章 加藤君の闘いの意味 という表題で書いています。
その中から印象に残った文、少し長いですが引用します。
P.139
がんは、転移するようになると、手がつけられません。転移をしてしまった
がんは、大腸がんの肝臓転移など、一部の例外を除いて、基本的に治癒でき
ません。ちなみに、がんの治癒とは、治療のあと5年経っても、再発してい
ない状態を指します。5年生存率が治癒率と同義として使われます。ただし、
乳がん、前立腺がんなどの、進行がゆるやかながんは、5年後にも再発するこ
とがあり、10年生存率が使われます。乳がんなどは、治療後20年して再発す
ることも珍しくありません。治りやすいがんは、いつまでも再発のリスクの
あるタイプでもあります。
P.142
がん治療法には多くの選択肢がありますので、その中から利益と副作用を勘案し、
患者さんの価値観も踏まえて、自ら選択する必要があります。治療には基本的に
はすべて「副作用」、「合併症」、あるいは「後遺症」を伴います。両者の良い
ところと悪いところを勘案して治療法を選択する必要があります。医療側は基本
的には最大限の効果が期待される治療をすすめますが、その利点と欠点に関する
説明を聞いた上で、患者さんが自らの価値観によって判断するのが理想的な医療
の形です。そのためには、患者さんが、正しい選択を行うだけの情報を持ってい
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