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ARB
投稿者:spendor 投稿日:2010/06/15(火) 19:29:15 No.2112 [返信]
浅草岳さん、こんばんは。なかなか来れず、遅れてすみません。


今回のランセット・オンコロジー誌での件は個人的に全く問題にしていません。
http://www.thelancet.com/journals/lanonc/article/PIIS1470-2045(10)70106-6/abstract
ここではどういう条件での服用かについては書かれていませんが
ベーリンガーの反論ではARBとACE阻害剤の併用という限られた条件での場合だそうです。
しかも指摘されたACE阻害剤はramiprilという日本未発売のものです。
http://www.astellas.com/jp/corporate/news/pdf/100614.pdf

そのような特殊な条件でのみ一般的ながん(前立腺がんではありません)の発生リスクが数%上がるらしいという報告に
前立腺がん患者の家族として意味は見いだせません。
上記組み合わせ以外ではARBの発がんリスクはプラセボ群比較で変わらないか逆に低かったそうですから
安心して今後も使えると思いますし使います。

但し現在ARBとACE阻害剤を併用されている方に限っては
特に肺がんのリスクが顕著に増加するとの報告ですから
今後について医師とご相談された方が良いかとは思います。


以下ARBの前立腺がんへの効果についてまとめてみます。


http://www.yokohama-cu.ac.jp/res/senryaku/h19pjseika/k19028.pdf
http://kaken.nii.ac.jp/ja/p/17591689

http://quiz.38-8931.com/quiz/2010/03/post-53.html
「効果発現は、14.7週間と長い期間を要するとの報告有り」についてですが
父の場合は一ヶ月で効果が出ました。


...(続きを読む)
ARBについて
投稿者:浅草岳 投稿日:2010/06/15(火) 15:31:46 No.2111 [返信]
ひげの父さん、Spendorさんへ
先日、本掲示板にて、取り上げておりました高血圧治療薬アンジオテンシン2受容体拮抗
剤(通称:ARB)のミカルディスの安全性について、新聞で取り上げられておりました。
英国の有名な医学雑誌「ランセット・オンコロジー電子版」の中で発表された論文であ
り、同剤に発ガンリスクが有るとの論文が出されたことに対して、(販売元)の独ベー
リンガーインゲルハイム(BI)社が反論しているという内容です。
同剤は、前立腺ガンの抑制にも効果がありそうだと本掲示板で情報も出始めていた中での
本記事の内容には、少なからずもビックリさせられました。
電子版などランセットの詳細論文は見ておりませんが、新聞報道によれば、以下のよう
なものでありました。
本メタ解析論文は、米国ケースウエスタン・リザーブ大学の医師らが実施したARB関連の大
規模治験データによるものであり、これによれば、新たにガンを発症した患者の86%がミ
カルディスを投与されており、その発症リスクは、対象群に比べ、約1.2%高いことを
確認した。また同医師らは、同剤の「ガン発症リスクを「やや増加させるもの」とする
ものの、確証を得るには、「更なる詳細の解析が必要」と結論づけている。これに対し
て、BI社は、大規模治験の1つでは、たしかに、僅かに「悪性腫瘍の発症のリスクの増
加が若干認められたが、他の2つの大規模治験データでは、そのような結果は認めれて
おらず、論文の内容は、矛盾しているとの反論を行なっているというものでした。
一方、ARBを巡っては、第一三共のオルメサルタンも安全性の再調査が行なわれており、
米国FDAは心血管系の死亡リスクとの相関について調査しているという情報もあるようで
した。
記事を読む限りにおいては、同剤のガン発症リスクは、そう高いものではないようです
し、第一治験条件も大変複雑のようなので、見解の信頼性は大丈夫なのか?などと思っ
てしまいます。
いずれにしましても、高血圧治療薬としては、その効能も高いが一方でリスクもある薬
のようであり、高血圧治療薬として長年投与を受けるべきかどうか、多少心配にはなっ
てきたのも事実です。
薬というものは、常に効能と副作用、言い換えれば「ベネフィット」と「リスク」とい
う両面があることは十分承知しているつもりですが、ガンの発症リスク有りとなれば、や
はり一歩ためらってしまうのも本音です。
いずれにしましても、今回の結論の妥当性が、今後の調査・解析で明らかになると思われ
...(続きを読む)
前立腺がんの語り
投稿者:ブラキ 投稿日:2010/06/15(火) 13:57:40 No.2110 [返信]
ひげの父さん、こんにちは。

東京でのディペックスジャパンの講演会、行って来ました。
スクリーンを通してまた、ひげの父さんにお会いできました。(笑)
今回はあまり聞くことの少ない小線源治療を受けられた方のお話が聞けました。

またネット上でもこういったお話が聞けるようになったことは非常に良かったと感じています。
DIPEx-Japan 「前立腺がんの語り」
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2010/06/14(月) 22:19:49 No.2109 [返信]
お待たせいたしました。
DIPEx-Japanのサイトで、昨日より「前立腺がんの語り」が公開されました。
http://www.dipex-j.org/

私とのご縁がきっかけで「前立腺がんの語り」にご協力いただいた方もおられますが、
その節はどうもありがとうございました。

皆さん、ぜひ一度ご覧ください!
アルファラディン(Alpharadin)
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2010/06/14(月) 21:52:47 No.2108 [返信]
アルファ線とかベータ線などという用語は物理の世界の話だろうと思っていたのですが、
医薬品を理解する上でもこういう知識が必要となってきたようです。

薄っぺらい理解では、アルファ線(ラジウム223)はベータ線(ストロンチウム-89)に比べて放射線量が数倍大きく、
逆に飛距離と崩壊時間の短いのが特徴のようです。

現在、体内照射に用いられているストロンチウム-89(メタストロン注)は、ベータ線を放出する放射性同位元素。
体内ではカルシウムと同様の動きをしますので、骨転移病巣に集まりやすく、
そのため集中的に骨転移病巣に放射線が照射され、多発性骨転移など外部照射が困難な場合でも
疼痛の緩和がはかれるメリットがあります。
ただし、生存期間の延長には特に影響しないと言われています。

これに対し、このたび話題になっているのは、アルファ線を放出するラジウム223を用いた
放射性医薬品アルファラディン(Alpharadin)。
この薬は、第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験の試験結果から、ホルモン不応性前立腺癌の骨転移に対し、
忍容性を保ちながら、生存期間の延長も期待できそうだという報告がなされました。(ASCO2010)
安全性が確認され、これが承認されるに至るなら、骨転移を有する人には朗報となるでしょう。
アルファラディンは現在、国際共同第Ⅲ相臨床試験が行われていますが、日本は放射線管理上の問題もあってこれに参加していません。

参照:http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/sp/asco2010/201006/515526.html
父の娘さんへ
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2010/06/14(月) 10:53:23 No.2107 [返信]
ステージD2の場合は、まずはホルモン療法でしょうけど、そこから先の治療手順は、医療機関によって違いがあると思うのです。
骨関連事象が現れて、正しい治療が受けられなければ、辛いものです。
放射線の緩和照射や緩和ケアの体制がちゃんと整っているかどうかも判断の材料になるでしょう。
一旦決まった「主治医」(主治医という考え方はアメリカでは希薄なようです)に「スジ」を通すのもけっこうですが、
もし別の病院に移るとすれば、(お勧めしているわけではありませんが)早いに越したことがないでしょう。
日にちが経過するほど、移りにくくなるのも事実だと思います。

CNJ(東京ですね?)ともお付き合いがあるとか・・・今後ひょっこり顔を合わすこともあるかもしれませんね。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
ありがとうございます
投稿者:父の娘 投稿日:2010/06/13(日) 22:23:14 No.2106 [返信]
ひげの父さん様

アドバイスありがとうございます。
患者数などをよく確認したいと思います。

ただ、自宅の目の前にあるかかりつけのクリニックから紹介された
総合病院に駆け込んだ手前、別の病院にかかることは、クリニック
の先生を裏切ることにもなる、と父は思っているようなのです。
地域連携とか言われるものなのでしょうが、なかなか難しいですね。

父ともよく話し合い、主治医とももう少しコミュニケーションを図って、
決めたいと思います。
本当にありがとうございます。

仕事でキャンサーネットの方々とおつきあいがあります。
実際にサポートを受けてみて、本当にありがたいと身にしみました。
いつか私もお返しができればと思います。

父の娘より
RE:ご相談
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2010/06/12(土) 00:39:03 No.2105 [返信]
父の娘さん

骨転移が画像で確認できておれば、早期からホルモン療法と併用した方が良いという新しい研究発表はありますが、
まだ、これが泌尿器科医の間で広く認められている治療法というわけではありません。
むしろ、まずはホルモン療法を行い、それでPSAが十分下降するようなら、
ゾメタはあとになってもかまわない、という意見が主流かもしれません。
事実、ホルモン療法だけで、骨転移の影が消滅することもあります。
ゾメタにも愕骨壊死などの副作用もあるので、口腔ケアにも注意・指導が伴う訳ですが、
きちんとやっていただける医療機関かどうか・・・
日本の泌尿器科医はゾメタの扱いにまだ不慣れであると専門医同士の話でもそういうことが言われています。
ゾメタは画像で骨転移が確認されれば保険扱いにもなるはずですから、
痛みが出てからでなければ使えない、とおっしゃるのはちょっと疑問です。
その総合病院が、ゾメタの扱いに手慣れておられて、なおかつ、まずはホルモン療法とおっしゃっているのか、
それとも、ゾメタそのものになじみが薄いのか・・・そのあたりがなんとも判断がつかないわけですが、
前立腺がんの患者数、手術数などはランキング本でも簡単にわかりますから、今後も頼るに値するかどうかは、
その辺も参考にされてお決めになったら良いのではないでしょうか?
ご相談
投稿者:父の娘 投稿日:2010/06/11(金) 00:45:48 No.2104 [返信]
73歳の父のことで相談させてください。
足の痛みで病院に行き、骨転移の前立腺がんが見つかりました。
骨盤半分のかなり広範に転移があり、今は服薬と注射のホルモン療法で痛みはありません。
PSAは当初230、服薬は2週間前に始まり、その後の値はまだ分かりません。
GSは4+3です。
主治医は「ビスフォスフォネートは痛みが出てから」と言いますが、骨転移が広範に及ぶこともあり、今から投与してもいいように思うのですが、どうなのでしょうか。

仮に今からビスフォスフォネートをすべきだという場合、主治医にどう切り出せばいいのか。主治医は自宅に一番近い総合病院の医師だけに、気持ちを害したくないという思いもあり、悩んでいます。
肺転移の検査はこれからで、すべての検査が終わった段階で、セカンドオピニオンを取ってみようかとも思っています。

まじめに働き、家族のために尽くしてくれた父。
気楽に楽しく暮らし始めた最中のがんの宣告はショックなこととは思いますが、これまた気丈に受け止めています。
本人の意思を尊重しながら、出来る限りのことはしたいと考えています。
助言をいただければ幸いです。
よろしくお願いします。
ASCOの発表より
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2010/06/10(木) 22:22:54 No.2103 [返信]
ASCO(米国臨床腫瘍学会)2010に注目していましたが、前立腺がん関係の発表で驚くほどのものは、
出なかったようです。
次の二つは注目に値するとは思いますが、どちらも正式発表以前にニュースになっていましたし、ここでも先にちらりと触れたはずです。


■カバジタキセル
転移性前立腺がんがホルモン療法に抵抗性を持った場合の第一選択肢はドセタキセルだが、
その効果が認められなかった場合、または副作用がきつくて認容性に欠ける場合には、
その後の治療は非常に難しいものとなるが、ドセタキセルの次の治療法として、
新しいタキサン系抗がん剤「カバジタキセル」が患者に生存利益をもたらすという
フェーズ3試験の最終結果が発表された。(ASCO 2010/6/6)
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/sp/asco2010/201006/515486.html


■デノスマブ
ゾレドロン酸(ゾメタ)より優れており、転移性前立腺癌患者の骨関連事象(合併症)の出現を遅らせる
効果があるという「デノスマブ」(denosumab)の製造販売を、欧州委員会(EC)が世界で初めて承認した。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/search/cancer/news/201006/515368.html
プリンさんへ
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2010/06/10(木) 22:12:38 No.2102 [返信]
おかげさまで、親指の爪が一部浮いてしまったようですが、走った後の筋肉痛は2日ほどで納まりました。(^^)v

ゾメタの効果や副作用にはもちろん個人差もあるでしょうから、投与間隔については、
主治医ともよくご相談なさってください。
体験を通じて始めてわかったこと、お感じになったことなど、また聞かせていただければありがたいと思っています。
(無題)
投稿者:プリン 投稿日:2010/06/10(木) 16:31:17 No.2101 [返信]
ひげの父さん

 マラソン、お疲れ様でした。 お疲れはとれましたか?

いつも、丁寧に相談にのって頂きありがとうございます。私には難しいお話が続き、書き込みのタイミングを覗ってているところに、spendorさんのゾメタの件についての投稿を頂きました。
この掲示板があって、ひげの父さんや経験者の方からのご意見や、情報を頂けることをありがたく思っています。


spendorさん

 とても詳しく調べていただきありがとうございます。

お父様の為とはいえ、色々なことをご存じですね。私も、もっと、自分で調べなければと思いながら、つい、ひげの父さんを頼って、書き込みをさせて頂きます。

 ゾメタの副作用も気にはなりましたが、治療前の吐き気(主人は、仕事のストレスからだと言いますが)も治まり、ゾメタの効果があったと思っています。

ひげの父さんや、spendorさんの投稿をプリント・アウトして見せましたら、受診しようかという気持ちになりましたが、「今月は休めないので7月」と言って1ヶ月だけですが、早まりました。我慢できないほどの痛みであればそんなことも言ってられないと思うのですが・・・
また、参考になるご意見など頂けると助かります。

「プリン」は黄色のものをイメージした時に浮かんだものです。「レモン」でもよかったんですけど。
spendorさんの大事なニックネームなんですね。
これも何かのご縁かと思います。夫婦共々、よろしくお願いいたします。
お返事
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2010/06/09(水) 00:36:20 No.2100 [返信]
spendorさん

>これだけを見れば年一回投与でも良い気がしますし、単純な骨粗鬆症ならそれも有るのですが
>悪性腫瘍への破骨細胞抑制効果は4週程度で減弱するというのがノバルティスの見解でした。

私が見た資料でも「使用間隔は3週ないし1年。骨密度の維持ということなら半年~1年でも大丈夫だが、骨転移がある場合は短いほうが望ましい」とか。

>時間が無い患者さんからすれば
>米国、EUの治験は全てブリッジングでいい筈です。
>用量を減らせば何の問題も無いと思います。

最近は、海外のデータも利用できるようになったとは言いますが、それでも簡単にはいかないようですね。
がんを取材している記者さんでも、薬の承認となると「薬害エイズ」を引き合いに出す方がおられます。


コウタロウさん

>医師が全員知っているものと勘違いしておりました。

D2の治療法となると、通常のホルモン療法以上のことは、医師と患者との協同作業と考えるべきでしょうね。
変に遠慮をする必要もないし「耳を傾ける」のもお互いだろうと思います。



浅草岳さん

>降圧剤ARB(ミカルディス、ブロプレス)が前立腺ガンに効くというのは、実際に検証したかたがいる
のでしょうか?

上村博司横浜市大准教授らの論文(ブロプレス、オルメテックを使ったもの)の末尾には、
参考文献として18の海外論文が掲載されていますので、うそ八百でないことは確かです。
...(続きを読む)
降圧剤の効果について
投稿者:浅草岳 投稿日:2010/06/08(火) 21:48:20 No.2099 [返信]
spendorさん
はじめまして。浅草岳といいます。
降圧剤ARB(ミカルディス、ブロプレス)が前立腺ガンに効くというのは、実際に検証したかたがいる
のでしょうか?私は、全摘後、PSA上昇で、ホルモン治療を受けているものですが、実は、血圧が高い
ためにブロプレスを長く使用しているのです。用量との関係もあるのでしょうが、4から8mgの投与
を7年近く継続しています。この間、前立腺のガン抑制に効果があったという感覚はありませんでし
た。少し調べたいのですが、この降圧剤の効果について、記述している情報源を教えて頂けません
か?
RE:お返事-2
投稿者:コウタロウ 投稿日:2010/06/08(火) 21:16:57 No.2098 [返信]
ひげの父さん、ご多忙の中、アドバイスいただきありがとうございます。

90kmも走れるなんて驚きです。。。


1.国内使用できるということで大変安心しました。
  以前調べたときに(エストラサイト・プロセキソール)と記述してあるのを見て、
  医師が全員知っているものと勘違いしておりました。

  spendorさんの意見も含め、勉強させていただきます。


2.フローチャートでみると一目瞭然ですね。
  作成頂いたことに感謝します。
  まだ父は働いているので、ドセタキセルの副作用がキツイと聞いて使用するタイミングについて
  大変悩んでいたところなんです。

  アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)に危篤な副作用がないのであれば
  一度試してみる価値はありそうですね。
  医師とも相談してみようと思います。


3.アドバイスいただいた医大を含めて調べてみようと思います。


大変参考になるアドバイスを下さったことに感謝します。
また質問することがあると思いますが、今後ともよろしくお願いいたします。
RE:ゾメタについて
投稿者:spendor 投稿日:2010/06/08(火) 20:51:18 No.2097 [返信]
プリンさん、ご主人は私よりお若いのに突然D2の宣告でお気持ちお察しします。
けれどGS=8と中分化に近くホルモン療法にも非常に良く反応しておられるのは良い兆候だと思います。
私の父の場合六週間後のPSAは1/20程度でしたから1/70というのは凄い数字です。

ゾメタ早期投与について最近北大や横浜市立大から再燃を遅らせ生存期間も伸ばすとの報告が有ったようですので
ご主人が初めから使われた事は良かったと思います。


投与間隔については私も4週毎と思っていましたので製造販売元であるノバルティスにも確認して調べてみましたが
前立腺がんの骨転移患者だけを対象にした資料は有りませんでした。

前立腺がんは破骨細胞を活性化し利用して骨転移しますが、ゾメタは破骨細胞を抑制することで骨転移の進行を遅らせます。


http://www.zometa.jp/medical/products/zometa_gaiyo.pdf
ここの中段より下、薬物動態の項にゾメタが一年後も骨にしっかり滞留することを示す写真が有ります。
これだけを見れば年一回投与でも良い気がしますし、単純な骨粗鬆症ならそれも有るのですが
悪性腫瘍への破骨細胞抑制効果は4週程度で減弱するというのがノバルティスの見解でした。


以下もノバルティスの資料ですが

Massachusetts General Hospital等が2002-2005にかけて
固形癌骨転移患者(前立腺がんだけではありません)に対するゾメタの効果を調べています。
ゾメタ投与1508人、非投与3038人

投与患者のSRE(骨折、脊髄圧迫、高カルシウム血症等の骨関連事象)は非投与群に比べ63%減少

投与患者のうち3~4週毎投与の患者とそれ以外の間隔で投与された患者では前者のSREが48%減少

ラフに言えば、ゾメタ投与で骨のトラブルは1/3近くに減り、更に3~4週毎投与だとそれ以外の間隔での投与に比べて骨トラブルは約半分に減るという事です。
...(続きを読む)
ドラッグラグ
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2010/06/08(火) 16:16:17 No.2096 [返信]
spendorさん

 >アビラテロンとは言わないまでも、今可能な物が日本で何故認可されないのか理解に苦しみます。
 >父さんも機会があればお願いしてみて下さい。

この手の問題(ドラッグラグ)も根が深いですね。

前立腺がんとは直接の関係はありませんが、ドラッグラグに関する報道をここで見ることができます。
非公式ページですから、いつ消えるかはわかりません。
http://www.youtube.com/watch?v=nehZeW5V58k
RE:お返事-3
投稿者:spendor 投稿日:2010/06/07(月) 19:23:35 No.2095 [返信]
そうですね、効果はARBより弱いでしょうし心血管リスクも曖昧で
日本では自由診療のクリニックで見た事がありますけどあまり聞きませんね。
父もまだ使っておりません。
ケースとして、ARBで血圧が下がり過ぎるけどARBは効果に用量依存性があるので減らしたくない時など
セレコキシブ等は血管拡張作用を持つプロスタグランジンを抑えるので血管は収縮し血圧は少し上がりますから
一挙両得を狙って使う事も考えられるかと思います。
報告は見ませんが、類似のメロキシカム等でもより安全に同様の効果は期待できるかもしれません。

副腎からのアンドロゲンは最近ますます注目されていますね。
最後の段階まで抑えなければならない事が分かってきて
アビラテロンが大いに期待される所以です。
米国の患者さん達もなんとか治験に参加できないかとか、つてで入手できないかとか無理とは思いつつ切実に注目しています。

アビラテロンとは言わないまでも、今可能な物が日本で何故認可されないのか理解に苦しみます。
父さんも機会があればお願いしてみて下さい。
High Dose Ketoconazole + Hydrocortisone 療法のケトコナゾールは安価に個人輸入できますし後者は日本で使えるので
やれない事はないと思いますが、やはり正々堂々治療したいですよね。
お返事-3
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2010/06/07(月) 16:33:38 No.2094 [返信]
spendorさん

的を得た回答を頂戴し、ありがとうございます。
お父さんの初期のPSA値は驚異的ですが、それを上手にコントロールされているのにも驚かされました。
5年間に蓄えられた、薬物療法の知識は、ただの知識ではなく、経験に裏付けされたものだけに、
響きが違いますね。
今後ともどうぞよろしくお願いします。

セレブレックス(セレコキシブ)は日本ではあまり使われていないように思っていましたが、
そのあたりはどうなのか、ご存知でしたら教えてください。

副腎からのアンドロゲンをコントロールする薬が海外ではすでに数種類実用化されていると思うのですが、
それらの薬が早く日本でも使えるようにならないものかと念じています。
わが国では、低用量のステロイド(プレドニゾン、デキサメタゾン)で代用しているようですが。
お返事-2
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2010/06/07(月) 15:55:10 No.2093 [返信]
コウタロウさん

お返事がおそくなってすみません。

1・プロセキソールはホンバンが中止になってから注目され始めた治療薬なので、医師によっては、ご存じない可能性もあること。
 また医療機関ごとに扱っている薬の種類も限定されていますから、薬剤部のリストから外れている可能性もあります。

  エストラサイト(エストラムスチン)と、プロセキソール(エチニルエストラジオール)の適、不敵には個人差もあると思いますが、私には詳しいことはわかりません。
  spendorさんもお書きになっておられますが、エストラサイトに含まれているナイトロジェン・マスタード(アルキル化剤)は抗がん剤の一種です。


2・ドセタキセルを早くから用いるという考え方は海外にあるようですが、
日本人にはドセタキセルそのものの副作用が強いこともあって、
用いる時期、使用量、頻度、単独か併用かなど、まだその用法が手探り状態にあるようです。
ただ、高齢者の場合、持病がある場合、体力に不安が持たれる場合などは、
ドセタキセルを後にすべきだという意見のほうが強いように思われます。

Urology View (2009 Apr)に掲載のこれらの論文
 ・間欠的内分泌療法 千葉医療センター 泌尿器科医長 佐藤直秀
 ・抗アンドロゲン交替療法 千葉大学 鈴木啓悦准教授 他
をベースに、私が整理した「進行前立腺がんの治療フローチャート」を紹介しておきます。
ドセタキセルを使うべき時期も、このように考えると納得がいきやすいのではないでしょうか?


3・がん情報サービスのこのページはすでにspendorさんからお答えいただいてますね。
免疫やワクチン治療にまつわることなら、久留米大以外に岩手医科大学。
ペプチドワクチンとは少しやり方が違うかもしれませんが、大阪大、岡山大、神戸大、近畿大などのHPも調べてみてください。(これらはあくまで参考です)


spendorさんが書いてくださった、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)に関しては、
プロブレス(カンデサルタン)が知られています。(それ以外にも数種類)
...(続きを読む)

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