もう一年近く前になりますが、りんごさんは治療法の選択は 投稿日:2015年 9月16日という投稿で以下のように書かれています。
(3)ここでは賛同者が少なそうな全摘出ですが、その一因は摘出単独での
非再発率の低さにあるように思います。しかしサルベージ照射や前後の
ホルモン療法を加えた非再発率でみれば意外に高いのではないか、と
思ったりしますが、いかがでしょうか。
この点は特に眞さんにお聞きできればと存じます。
りんごさんは「小線源の治療を先週終えて8月の外照射まち」という状況なので、上記の質問の回答は時期的にはまったく遅いのですが、質問自体はずっと気になっていました。
お返事になっていないかもしれませんが、書いてみます。
ホルモン併用救済放射線治療で紹介したフランスでのランダム化比較試験の結果、サルベージ放射線治療を開始する時よりホルモン治療(6ヵ月)を併用すると5年PSA非再発率が80%となるというデータをみるとこの方式で実行すると手術のPSA非再発率が特に高リスクにおいて低いことはあまり気にすることでないかもしれません。
放射線とホルモン治療を併用するというのは外照射においてある程度リスク分類上高い場合は通常行われていることなので、PSA再発したことを契機として、併用の治療を開始するというのは合理的だと思われます。
あるいはこういった捉え方もできるかと思います。
PSA再発しない場合は、手術単独治療で終わりであり、
PSA再発を契機としてトリモダリティ治療(手術+外照射+ホルモン)が開始となる。
もちろんこのような考え方は何ら医学的な根拠があるものではなく、ものごとをどうみなすかということだけのことですが。
かつて日本におけるサルベージ放射線治療ということでいくつか調べました。
ひとつは京都大学の溝脇氏がJapanese Radiation Oncology Study Group (JROSG)のデータによる論文、Mizowaki T et al. J Radiat Res. 2015 Jul;56(4):750-6、full textです。
38施設での371 人 に対してサルベージ放射線治療単独の186人が対象であり、5年PSA非再発率は50.1% だったということです。
ホルモン治療併用した151人(40.7%)は除かれたということで、ホルモン治療併用の患者の治療成績をしることはできません。
上記のフランスのランダム化比較試験の結果より、日本においてこのような短期のホルモン治療を併用する方式が一般化するかどうか分りませんが、以下の数値の違いはかなり大きいもので試す価値は多いにあるかと思います。
...(続きを読む)
(3)ここでは賛同者が少なそうな全摘出ですが、その一因は摘出単独での
非再発率の低さにあるように思います。しかしサルベージ照射や前後の
ホルモン療法を加えた非再発率でみれば意外に高いのではないか、と
思ったりしますが、いかがでしょうか。
この点は特に眞さんにお聞きできればと存じます。
りんごさんは「小線源の治療を先週終えて8月の外照射まち」という状況なので、上記の質問の回答は時期的にはまったく遅いのですが、質問自体はずっと気になっていました。
お返事になっていないかもしれませんが、書いてみます。
ホルモン併用救済放射線治療で紹介したフランスでのランダム化比較試験の結果、サルベージ放射線治療を開始する時よりホルモン治療(6ヵ月)を併用すると5年PSA非再発率が80%となるというデータをみるとこの方式で実行すると手術のPSA非再発率が特に高リスクにおいて低いことはあまり気にすることでないかもしれません。
放射線とホルモン治療を併用するというのは外照射においてある程度リスク分類上高い場合は通常行われていることなので、PSA再発したことを契機として、併用の治療を開始するというのは合理的だと思われます。
あるいはこういった捉え方もできるかと思います。
PSA再発しない場合は、手術単独治療で終わりであり、
PSA再発を契機としてトリモダリティ治療(手術+外照射+ホルモン)が開始となる。
もちろんこのような考え方は何ら医学的な根拠があるものではなく、ものごとをどうみなすかということだけのことですが。
かつて日本におけるサルベージ放射線治療ということでいくつか調べました。
ひとつは京都大学の溝脇氏がJapanese Radiation Oncology Study Group (JROSG)のデータによる論文、Mizowaki T et al. J Radiat Res. 2015 Jul;56(4):750-6、full textです。
38施設での371 人 に対してサルベージ放射線治療単独の186人が対象であり、5年PSA非再発率は50.1% だったということです。
ホルモン治療併用した151人(40.7%)は除かれたということで、ホルモン治療併用の患者の治療成績をしることはできません。
上記のフランスのランダム化比較試験の結果より、日本においてこのような短期のホルモン治療を併用する方式が一般化するかどうか分りませんが、以下の数値の違いはかなり大きいもので試す価値は多いにあるかと思います。
...(続きを読む)
ホルモン併用救済放射線治療
投稿者:眞 投稿日:2016/07/14(木) 09:43:17 No.7550
[返信]
「論文・詳細スレッド」にホルモン併用救済放射線治療と題して投稿しました。フランスにおける大規模なランダム化比較試験の結果です。
PSA再発後、5年PSA非再発率が以下のようになったということです。
救済放射線治療のみ 62%
救済放射線治療+ホルモン治療 80%
PSA再発後、5年PSA非再発率が以下のようになったということです。
救済放射線治療のみ 62%
救済放射線治療+ホルモン治療 80%
あと1週間(7/16 東京セミナー)
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2016/07/09(土) 19:55:07 No.7548
[返信]
前立腺がんセミナー「患者・家族の集い2016東京」(7/16)まで、ちょうど一週間となりました。
昨年は直ぐに満杯となってしまたので、収容人数を昨年の倍、150名としましたが、
現在のところお申し込みはまだ100名に達しておりません。
ご希望者でまだの方は、こちらからお申し込みをお願いします。
http://pc-pc.org/20160606/post624
体験談のスピーカーである三谷さんは、長らく間欠療法をやってこられました。
ご興味のお話しが聞けそうですです。
昨年は直ぐに満杯となってしまたので、収容人数を昨年の倍、150名としましたが、
現在のところお申し込みはまだ100名に達しておりません。
ご希望者でまだの方は、こちらからお申し込みをお願いします。
http://pc-pc.org/20160606/post624
体験談のスピーカーである三谷さんは、長らく間欠療法をやってこられました。
ご興味のお話しが聞けそうですです。
眞さん
興味をもって頂けたようでうれしいです。
これは私の個人的考えですが、個別の事案で間欠療法で長期間コントロールできた事例というのは、たぶん継続ホルモン療法でも(副作用の問題以外では)ほぼ同じ結果になるのだろうと最近感じています。
今のホルモン療法は、ホルモン感受性の癌がホルモンにより成長するからホルモンを限りなくゼロにするのがベストなのであろう、という固定概念によるものだと思います。でもそれはきっと間違いなのだろうと。
現時点では間欠療法が全生存率の点で継続療法に劣っていないことが証明された段階なので、今後はどこまで薬を弱くかけても同じ全生存率が得られるか、というところじゃないかなと個人的には思います。
ちなみに一つ残念なことを言うと、こういうこれまでの概念を覆すような結論が出ても日本の医療現場に浸透するまでに数年もかかるというのはとても残念なことだと思います。
興味をもって頂けたようでうれしいです。
これは私の個人的考えですが、個別の事案で間欠療法で長期間コントロールできた事例というのは、たぶん継続ホルモン療法でも(副作用の問題以外では)ほぼ同じ結果になるのだろうと最近感じています。
今のホルモン療法は、ホルモン感受性の癌がホルモンにより成長するからホルモンを限りなくゼロにするのがベストなのであろう、という固定概念によるものだと思います。でもそれはきっと間違いなのだろうと。
現時点では間欠療法が全生存率の点で継続療法に劣っていないことが証明された段階なので、今後はどこまで薬を弱くかけても同じ全生存率が得られるか、というところじゃないかなと個人的には思います。
ちなみに一つ残念なことを言うと、こういうこれまでの概念を覆すような結論が出ても日本の医療現場に浸透するまでに数年もかかるというのはとても残念なことだと思います。
談話室の紹介有難うございました。
早速拝見させていただきました。私が今一番悩ましく思っている医師とのコミュニケーションについても書かれているようなので、
とても参考になりそうです。
先週のEテレの番組チョイスで肺ガンについての放映で、〆は医者といい関係をつくろうでしたが、医者側が懐広く手を差し伸べてくれなきゃ、
初心者の患者が、それでなくとも先行き不安で頭が一杯な訳なので、それを抑えられるような先を見通した治療について、
或いは検査結果についての詳細説明などして貰えると良い患者になれると思うのですが。
先週などは、検査詳細情報票(血液検査)を1枚出して血液検査は異常無しでした。これだけです。何のために何をチェックしたとか無しです。
すみません!愚痴めいて来ました。止めます。
早速拝見させていただきました。私が今一番悩ましく思っている医師とのコミュニケーションについても書かれているようなので、
とても参考になりそうです。
先週のEテレの番組チョイスで肺ガンについての放映で、〆は医者といい関係をつくろうでしたが、医者側が懐広く手を差し伸べてくれなきゃ、
初心者の患者が、それでなくとも先行き不安で頭が一杯な訳なので、それを抑えられるような先を見通した治療について、
或いは検査結果についての詳細説明などして貰えると良い患者になれると思うのですが。
先週などは、検査詳細情報票(血液検査)を1枚出して血液検査は異常無しでした。これだけです。何のために何をチェックしたとか無しです。
すみません!愚痴めいて来ました。止めます。
眞さんは さすが ですね!
必ず 情報の提供があると 思っていました。
尊敬しています。
必ず 情報の提供があると 思っていました。
尊敬しています。
たまごん さんの 間欠療法の投稿を読み、少し調べてみました。
1996年に60歳で前立腺がんと診断され、手術を行い、被膜浸潤していた(pT3a)患者のcase study です。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25883827
抗アンドロゲン剤であるビカルタミド(商品名:カソデックス)のみの間欠的ホルモン療法で18年間コントロールできた例です。
副作用に関しては以下のように書かれていて、深刻なものはなかったとのことです。
The patient did not experience any serious side effects.
以下の図で休薬と服薬とPSAの推移が分ります。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4391157/figure/fig1/
休薬の間隔が短くなっていることがわかります。
日本においても同様の条件で10年以上コントロールされた患者がいたとしたら、case stdy として論文が書かれるかもしれません。
たまごん さん が紹介されていたメタアナリシス以外で以下の論文をみつけました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24642162
この論文のfull textに興味ある事柄がありました。
1986年に初めて間欠ホルモン治療が行われたということです。
In 1986, in the pre prostate-specific antigen (PSA) era, Klotz et al.
were the first to report the clinical use of IAD for advanced prostate
cancer in 20 patients .
...(続きを読む)
1996年に60歳で前立腺がんと診断され、手術を行い、被膜浸潤していた(pT3a)患者のcase study です。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25883827
抗アンドロゲン剤であるビカルタミド(商品名:カソデックス)のみの間欠的ホルモン療法で18年間コントロールできた例です。
副作用に関しては以下のように書かれていて、深刻なものはなかったとのことです。
The patient did not experience any serious side effects.
以下の図で休薬と服薬とPSAの推移が分ります。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4391157/figure/fig1/
休薬の間隔が短くなっていることがわかります。
日本においても同様の条件で10年以上コントロールされた患者がいたとしたら、case stdy として論文が書かれるかもしれません。
たまごん さん が紹介されていたメタアナリシス以外で以下の論文をみつけました。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24642162
この論文のfull textに興味ある事柄がありました。
1986年に初めて間欠ホルモン治療が行われたということです。
In 1986, in the pre prostate-specific antigen (PSA) era, Klotz et al.
were the first to report the clinical use of IAD for advanced prostate
cancer in 20 patients .
...(続きを読む)
kimimikiさん
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2016/07/08(金) 14:55:45 No.7542
[返信]
ごろうさんは2~3年前?には、こちらにも何度か書き込みをいただいていました。
まったく問題はありません。
まったく問題はありません。
ごろうさん前立腺がん談話室
投稿者:ランナー 投稿日:2016/07/08(金) 11:41:22 No.7541
[返信]
紹介ありがとうございました。
他の談話室の紹介は 如何なものとは存じましたが
助け合いの為ですから お許しくださいませ。
助け合いの為ですから お許しくださいませ。
ホルモン治療について
https://rara.jp/sentomo/
ごろうさん前立腺がん談話室
ホルモン治療で お元気に暮らしていらっしゃる
同世代の方が 定期的に治療記録を 投稿されています。
参考になると思いますので 是非 ご覧ください。
https://rara.jp/sentomo/
ごろうさん前立腺がん談話室
ホルモン治療で お元気に暮らしていらっしゃる
同世代の方が 定期的に治療記録を 投稿されています。
参考になると思いますので 是非 ご覧ください。
kimimikiさん
投稿者:たまごん 投稿日:2016/07/07(木) 13:06:36 No.7538
[返信]
kimimikiさん
助言頂きどうもありがとうございました。
助言頂きどうもありがとうございました。
医学は 日進月歩 ですね。
最初は 前立腺癌治療法は 手術だけでしたが
時代と共に 放射線療法が 加わりました。
現在は 小線源治療が 普及されてきましたので
高リスク患者にとっては 生きる希望の光に なっています。
ホルモン治療は とても 素晴らしいと思います。
2002年に 早ければ 一年で動けなくなると 告知された後
ずっと お元気で人生を楽しまれている方も いらっしゃいます。
病院と医師によって 検査結果が異なるのは 不思議な事です。
何処の病院で治療を受けるかで 明暗が分かれてしまうのも残念です。
たまごんさん
間欠療法は 患者の精神的な負担を軽くする為に
デメリットが命に関わる弊害を及ばさない範囲で 普及されると良いですね。
最初は 前立腺癌治療法は 手術だけでしたが
時代と共に 放射線療法が 加わりました。
現在は 小線源治療が 普及されてきましたので
高リスク患者にとっては 生きる希望の光に なっています。
ホルモン治療は とても 素晴らしいと思います。
2002年に 早ければ 一年で動けなくなると 告知された後
ずっと お元気で人生を楽しまれている方も いらっしゃいます。
病院と医師によって 検査結果が異なるのは 不思議な事です。
何処の病院で治療を受けるかで 明暗が分かれてしまうのも残念です。
たまごんさん
間欠療法は 患者の精神的な負担を軽くする為に
デメリットが命に関わる弊害を及ばさない範囲で 普及されると良いですね。
kimimikiさんありがとうございます。
ただ逆に言うと間欠療法のデメリットも存在しないことが裏付けられたとも言えると思います。
唯一のデメリットは、現時点で認知度が低いことによる、主治医に説明して納得して頂くことのハードルの高さだけのように思います。
ただ逆に言うと間欠療法のデメリットも存在しないことが裏付けられたとも言えると思います。
唯一のデメリットは、現時点で認知度が低いことによる、主治医に説明して納得して頂くことのハードルの高さだけのように思います。
kimimikiさん
間欠療法の参考資料どうもありがとうございます。
実はaskdoctorである先生から最新の論文を教えて頂いたのです。
継続ホルモン療法も間欠療法も全生存率に差が無いということがかなり高い信頼性で結論付けられていて、QOLに関しては、性機能障害についてははっきりとした改善があるけどその他ははっきりとした差までは言えないようなのです。
ただ医療費面では確実に有利であることと、データには見えないQOLの部分もあるかもしれないと思ったので、それで経験者のご意見を聞きたいなと思ったのです。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24460605
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26378418
間欠療法の参考資料どうもありがとうございます。
実はaskdoctorである先生から最新の論文を教えて頂いたのです。
継続ホルモン療法も間欠療法も全生存率に差が無いということがかなり高い信頼性で結論付けられていて、QOLに関しては、性機能障害についてははっきりとした改善があるけどその他ははっきりとした差までは言えないようなのです。
ただ医療費面では確実に有利であることと、データには見えないQOLの部分もあるかもしれないと思ったので、それで経験者のご意見を聞きたいなと思ったのです。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24460605
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26378418
sannzokuさん、シロウト・チアリさん Torizenさん 皆さま
早速のアドバイスと応援を頂き有難うございます。
お陰様で、排尿時の困難は姿勢をいろいろ変えてみたらかなり改善し血尿もいまは収まりました。
シールド125本はやはり多いのですね 直後なので便座の温水でも沁みます
術後主治医と直接話はしてないので確証はないのですが、治療明細書には125個との記載があり
その数値通り、そのまま入っていると思ってます。
1ヵ月後に再診なので増えた訳を確認してみる予定です。
1泊2日と言っても9時入室、翌10時半退室なので実質、25時間弱でした。
国の規定に従い、一時隔離のためこれ以上伸びると差額ベッド代が高額医療費
控除後の金額を超える逆転現象に陥るので助かりました(笑)
もっと安い個室は無かったのでした。
ちなみに昨年末、地元に近い病院で受けた生検は2泊3日で、ほぼ同額でした。
いずれしても、ようやく完治までの長い道のりのスタート台に立つことが出来ました。
経験者の皆様方のご報告を参考にさせて頂き、よりよいリハビリが出来ればありがたい
とおもっております。
今後共、宜しくお願い致します。
早速のアドバイスと応援を頂き有難うございます。
お陰様で、排尿時の困難は姿勢をいろいろ変えてみたらかなり改善し血尿もいまは収まりました。
シールド125本はやはり多いのですね 直後なので便座の温水でも沁みます
術後主治医と直接話はしてないので確証はないのですが、治療明細書には125個との記載があり
その数値通り、そのまま入っていると思ってます。
1ヵ月後に再診なので増えた訳を確認してみる予定です。
1泊2日と言っても9時入室、翌10時半退室なので実質、25時間弱でした。
国の規定に従い、一時隔離のためこれ以上伸びると差額ベッド代が高額医療費
控除後の金額を超える逆転現象に陥るので助かりました(笑)
もっと安い個室は無かったのでした。
ちなみに昨年末、地元に近い病院で受けた生検は2泊3日で、ほぼ同額でした。
いずれしても、ようやく完治までの長い道のりのスタート台に立つことが出来ました。
経験者の皆様方のご報告を参考にさせて頂き、よりよいリハビリが出来ればありがたい
とおもっております。
今後共、宜しくお願い致します。
大場大『東大病院を辞めたから言える「がん」の話』PHP新書を読了しました。いろいろ興味深い項目があったが特に「高濃度ビタミンC療法」に関心ひかれ読書ノートといった意味でブログに4回にわたり書きました。
http://inves.seesaa.net/article/439554208.html
といったURLのリンクだけでは何ですので概要を書きます。
第3章 「エセ医学にまどわされないために」の最初のP.82に次のように書かれています。
患者さんの側も、「医者にすべてお任せ」ではなく、自ら考え、情報を
主体的に集めて「賢い患者」となることが必要です。本章では、まず
科学的根拠(エビデンス)に基づいた医療の重要性を理解するうえで、
がんに効果があるといたるところで宣伝されている「高濃度ビタミンC
療法」を題材として取り上げてみます。常日頃からエビデンスを意識し
ながら、「健全な批判的思考」をもつことがいかに大切であるかを説明
してみましょう。
1946年から2014年までの間で、世界中で報告されてきたビタミンC関連のがん研究をまとめたレビュー論文、Oncologist. 2015 Feb;20(2):210-23に即して説明しています。
この論文のfull textの本文にはいる前の Implications for Practice に書かれている以下の文につきるかと思います。
多くの癌患者は、化学療法と併用してアスコルビン酸(ビタミンC)を
受け取ります。そのアスコルビン酸は、化学療法の抗腫瘍効果を増強す
るか、その毒性を減少させるのいずれかを示唆する高品質な証拠はあり
ません。アスコルビン酸の高い金銭と時間のコストを考えると、患者は、
データの不足を認識すべきです。高品質のプラセボ対照試験が完了する
まで、アスコルビン酸を使用することは推奨できません。
...(続きを読む)
http://inves.seesaa.net/article/439554208.html
といったURLのリンクだけでは何ですので概要を書きます。
第3章 「エセ医学にまどわされないために」の最初のP.82に次のように書かれています。
患者さんの側も、「医者にすべてお任せ」ではなく、自ら考え、情報を
主体的に集めて「賢い患者」となることが必要です。本章では、まず
科学的根拠(エビデンス)に基づいた医療の重要性を理解するうえで、
がんに効果があるといたるところで宣伝されている「高濃度ビタミンC
療法」を題材として取り上げてみます。常日頃からエビデンスを意識し
ながら、「健全な批判的思考」をもつことがいかに大切であるかを説明
してみましょう。
1946年から2014年までの間で、世界中で報告されてきたビタミンC関連のがん研究をまとめたレビュー論文、Oncologist. 2015 Feb;20(2):210-23に即して説明しています。
この論文のfull textの本文にはいる前の Implications for Practice に書かれている以下の文につきるかと思います。
多くの癌患者は、化学療法と併用してアスコルビン酸(ビタミンC)を
受け取ります。そのアスコルビン酸は、化学療法の抗腫瘍効果を増強す
るか、その毒性を減少させるのいずれかを示唆する高品質な証拠はあり
ません。アスコルビン酸の高い金銭と時間のコストを考えると、患者は、
データの不足を認識すべきです。高品質のプラセボ対照試験が完了する
まで、アスコルビン酸を使用することは推奨できません。
...(続きを読む)





