前立腺がんの進行は遅い ?
投稿者:眞 投稿日:2016/02/28(日) 11:42:40 No.7012
[返信]
前立腺がんは一般的に進行が遅いといわれています。
藤野邦夫『前立腺ガン最善医療のすすめ』実業乃日本社のP.53には次のように書かれています。
「進行の遅い前立腺ガンは、直径1センチの大きさになると急速に
増殖するとされる。だがガン細胞の性質によっては進行が早いこと
もあるので、一概に前立腺ガンは進行が遅いということはできない。」
P.108には文字通りとると上記と矛盾する以下の文章が書かれています。
「前立腺がんはがんのなかでも治療法の種類が非常に多く、手っとり早く選択
するには困難な面がある。しかも一般に進行の遅い前立腺がんでは、治療が
数か月遅れても問題はおこらない。
したがって納得ができるリサーチをして、満足できる治療法を選ぶ時間的な
余裕は十分にあり、あせって決める必要はまったくない。」
これは、P.53で書かれていたことを補足すると進行の遅いことを主治医に確認してという文言が省略されているとみなすと特に矛盾は生じないかと思います。
しかし、P.108のフレーズが上記の条件抜きで流布すると、問題かと思います。前立腺癌専門医さんが昨年指摘しています。
2015年9月2日の投稿より
「前立腺癌は増殖がゆっくりだから焦らなくてもじっくり考えて治療法を考えたら
いいですよと書かれていましたが、それは一般論であって、個々の患者さんでは、
たとえPSAが低値でも焦らなければいけない患者もいます。
PSAや悪性度だけで中間リスクと推測して述べていますが、画像では進行している
こともあります。」
藤野邦夫『前立腺ガン最善医療のすすめ』実業乃日本社のP.53には次のように書かれています。
「進行の遅い前立腺ガンは、直径1センチの大きさになると急速に
増殖するとされる。だがガン細胞の性質によっては進行が早いこと
もあるので、一概に前立腺ガンは進行が遅いということはできない。」
P.108には文字通りとると上記と矛盾する以下の文章が書かれています。
「前立腺がんはがんのなかでも治療法の種類が非常に多く、手っとり早く選択
するには困難な面がある。しかも一般に進行の遅い前立腺がんでは、治療が
数か月遅れても問題はおこらない。
したがって納得ができるリサーチをして、満足できる治療法を選ぶ時間的な
余裕は十分にあり、あせって決める必要はまったくない。」
これは、P.53で書かれていたことを補足すると進行の遅いことを主治医に確認してという文言が省略されているとみなすと特に矛盾は生じないかと思います。
しかし、P.108のフレーズが上記の条件抜きで流布すると、問題かと思います。前立腺癌専門医さんが昨年指摘しています。
2015年9月2日の投稿より
「前立腺癌は増殖がゆっくりだから焦らなくてもじっくり考えて治療法を考えたら
いいですよと書かれていましたが、それは一般論であって、個々の患者さんでは、
たとえPSAが低値でも焦らなければいけない患者もいます。
PSAや悪性度だけで中間リスクと推測して述べていますが、画像では進行している
こともあります。」