翔峰さんの長生きの男性はみな前立腺がんの投稿を読み、元の論文を検索し、見つかりましたので、紹介します。
A Stanford University School of MedicineのThomas A. Stamey氏の2004年の論文
B デトロイトのHarper Hospitalの Sakr WA 氏他の1996年の論文
Aの論文中、許可をえて、Bの論文のグラフを引用しています。
Figure 1. Prostate cancer in 525 men killed on the streets of Detroit; 314 African-Americans (red), and 211 Caucasians (green). With permission from [7].
興味のある方はグラフを大きくしてみてみてください。
翔峰さんは「2004年に発表された論説」と書かれていますので、植松医師はこの論文により、"「前立腺」怖がらないで" の記事を書かれたかと思われます。
Aの参照[7]で参照されている論文 B の表題は
"Age and racial distribution of prostatic intraepithelial neoplasia"
であり、Google翻訳すると、
「年齢と前立腺上皮内腫瘍の人種分布」
次のように書かれています。
「高悪性度前立腺上皮内腫瘍(HGPIN)の有病率、程度や進化を研究する」
すなわち、「解剖された外傷で死亡した525人」の high-grade prostatic intraepithelial neoplasia(HGPIN)の有無を調べたと考えるのが妥当です。
なぜ、Aのグラフの説明で、"Prostate cancer"と書いているのは不思議です。HGPIN以外にがんに罹っているかどうかも調べ、グラフ化した可能性は残ります。
full text は簡単に読むことができないので、それ以上の探索はしません。
ちなみに論文A では525人は"killed" と書かれ、論文Bでは "died of trauma"と書かれているので、多分、交通事故死などは解剖までしないと思われますので、不慮の死をとげた人が対象でしょう。
...(続きを読む)
A Stanford University School of MedicineのThomas A. Stamey氏の2004年の論文
B デトロイトのHarper Hospitalの Sakr WA 氏他の1996年の論文
Aの論文中、許可をえて、Bの論文のグラフを引用しています。
Figure 1. Prostate cancer in 525 men killed on the streets of Detroit; 314 African-Americans (red), and 211 Caucasians (green). With permission from [7].
興味のある方はグラフを大きくしてみてみてください。
翔峰さんは「2004年に発表された論説」と書かれていますので、植松医師はこの論文により、"「前立腺」怖がらないで" の記事を書かれたかと思われます。
Aの参照[7]で参照されている論文 B の表題は
"Age and racial distribution of prostatic intraepithelial neoplasia"
であり、Google翻訳すると、
「年齢と前立腺上皮内腫瘍の人種分布」
次のように書かれています。
「高悪性度前立腺上皮内腫瘍(HGPIN)の有病率、程度や進化を研究する」
すなわち、「解剖された外傷で死亡した525人」の high-grade prostatic intraepithelial neoplasia(HGPIN)の有無を調べたと考えるのが妥当です。
なぜ、Aのグラフの説明で、"Prostate cancer"と書いているのは不思議です。HGPIN以外にがんに罹っているかどうかも調べ、グラフ化した可能性は残ります。
full text は簡単に読むことができないので、それ以上の探索はしません。
ちなみに論文A では525人は"killed" と書かれ、論文Bでは "died of trauma"と書かれているので、多分、交通事故死などは解剖までしないと思われますので、不慮の死をとげた人が対象でしょう。
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