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粒子線治療 先進医療会議 第33回 議事録
投稿者: 投稿日:2015/09/24(木) 12:44:27 Home No.6471 [返信]
2015/09/24(木) 09:19:39の投稿で先進医療会議第33回 2015年8月6日の資料のURLが示され、紹介されていました。

「現在のところX線治療と差がないことが、次の報告書で示されています」と書かれていましたが、議事録によると報告書の説明時は「高リスクに関してはX線より有効である」といっていましたが、それが先進医療会議構成員より疑問がだされたいうことです。

私はかつて2015年8月22日(土)10時36分48秒の投稿で、この会議の資料の紹介と私が今まで調べた国内のIMRTの治療成績との比較表を新たに作成し、若干の考察を行いました。
投稿時点では、議事録は作成されていませんでしたが、上記の投稿を読んで、改めてアクセスしたところ、公開されていましたので、9月3日の第34回 「先進医療会議(振り分け(案)一部持ち回り開催)」 の資料と併せて、紹介してみようと思います。

詳細は以下に書きますが、X線治療との差に関しては先に書いたとおりです。

まず、議事録からですが、以下のURLです
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000096596.html

なぜか、「2015年8月6日 第32回 先進医療会議議事録」と書かれていて、何回目の会議か違っています。正しくは第33回。

議事録というより発言記録なので、「前立腺」で検索をかけ、読んでみました。

資料説明は以下のように行っています。

「62、63ページに、前立腺がんに対する重粒子線治療の多施設共同後ろ向き観察研究の結果を示します。各リスク群とも、総じて優れた5年の生化学的非再発率と晩期障害発生率を示しました。

67~68ページには、最近公表された論文のデータをプロットしたものを示しております。総じて陽子線治療、重粒子線治療ともよい成績を挙げておりますが、X線のIMRTの5年の有効性、安全性、ともに優れております。最も予後が悪いハイグレード、あるいは若い症例に関しては粒子線治療が有効性や2次発がんリスクに優れていることから前向きの臨床試験で比較する余地があると考えます。

ローグレード、インターメディエートグレードに関しては、再発率、晩期障害、2次発がんに差が出るとしても10年目以降になると考えられ、必要とされる症例数も多く、5年程度の臨床試験では結論を出すのが難しいであろうと考えられました。」

更に別のところでは以下の発言がありました。

「2次発がんの解析を実は前立腺でもやってみました。そうしますと、70歳以下であれば1%と3%の違いぐらいの2次発がんの差は出ました。」

私の2015年8月22日の投稿で作成した比較表からは高リスクに関して、有効性があるとまではいいきれず、若干優位であるといった表現が妥当だと思いました。

第34回 「先進医療会議(振り分け(案)一部持ち回り開催)」 の粒子線治療についての資料のURLは以下のとおり。
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