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ta-i さん
投稿者: 投稿日:2020/06/14(日) 15:42:27 Home No.12084 [返信]
ta-i さんの6月13日の投稿を拝見しました。
表題が私及び「腺友ネット:掲示板」の論客に宛てた投稿ですので、決して私は論客ではないですが、投稿をよみ、調べたことなどを以下に記します。

ホルモン治療によるがん細胞のアポトーシスについては漂流さんとの議論を懐かしく思い起こし、2019年12月 4日に投稿しました。

ホルモン治療が効かなくなるのはそもそもアンドロゲン非依存性の細胞が存在するのみならず、アンドロゲン依存性の細胞が非依存性状態へ進展するということがいわれています。
それならばということで「アンドロゲン依存性又は非依存性前立腺癌細胞の抑制用の組成物及びそれを含有する前立腺癌の医薬製剤」があればいいということで金沢大学の溝上氏他が特許申請しています。
ただし、金沢大学の特許を管理するサイト、 KUTLOで検索するとまだ特許は取得されていないようだ。

特許出願の説明には以下のように書かれています。

「前立腺癌はアンドロゲン遮断への応答性を失い、持続的ホルモン療法や再発・再燃により、去勢抵抗性前立腺癌、ホルモン療法耐性癌が高頻度で生じる。この過程は、アンドロゲン受容体(AR)経路が強く関与している。

これらの癌の多くは、変異を起こしたアンドロゲン受容体やアンドロゲン非依存的な増殖能を獲得した癌細胞により構成される。」

BoneNaviのBSIに関しては溝上氏がlast authorである以下の論文をみいだしました。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/29633398/

full textの「表1. 運営委員会と参加病院」をみますと結構広範囲の病院が参加している模様です。ここにあげられている病院では日常の臨床においてBoneNaviが使われているものと推察します。

ta-i さんは「前立腺がん談話室」掲示板に臨床試験の真っ最中という表題で上記論文の臨床試験、UMIN000007858に関して投稿されていますので論文はご存じかもしれません。

……投稿後に追記
先にあげた論文は結果報告より研究デザインの報告が主と思われます。その後、溝上氏により2020 ASCO Annual Meetingで発表されています。
https://meetinglibrary.asco.org/record/183590/abstract

Journal of Clinical Oncology に掲載された記事も以下に示します。
https://ascopubs.org/doi/abs/10.1200/JCO.2020.38.6_suppl.215
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