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カソデックス、ホルモン併用の外照射の場合のPSA推移
投稿者: 投稿日:2019/03/11(月) 10:36:06 Home No.10833 [返信]
鎌倉市Ueno さん
ゾラデックスを初めて使用する際の一過性のテストステロン値の上昇に対応するため、まず1カ月カソデックスを服用しますといわれてのホルモン治療でした。
従って「治療方法を変えた」というのは最初の一カ月だけ飲み薬で後は注射ということで注射の薬は変えてはいません。
4カ月経っての0.022は以前ならば検出限界値以下ということだったでしょう。
その後2カ月半で0.006ということで現在の検出限界値近くまで下がったと思われます。

カソデックスについて
以下、赤倉功一郎『前立腺がん』主婦の友社よりP.98ーP.101からの情報です。

カソデックス(一般名:ビカルタミド)は非ステロイド性抗アンドロゲン薬です。

P.100にはこう書かれています。
「非ステロイド性のタイプは中枢に作用しないため、血液中のテストステロンの濃度は減少しません。そのため、性欲減少はなく、性機能を温存できるメリットがあります。
非ステロイド薬を単独に使用すれば、女性の更年期のような症状はなく、性欲も維持でき、骨粗しょう症になることもあまりないといえるでしょう。
ただし、治療効果でいえばCAB(Combined Andorogen Blockade)療法の半分程度しかないのが現実です。」

かつて、ビカルタミドのみによる間欠的ホルモン療法 他という記事を投稿しました。
手術後被膜浸潤していて、カソデックスのみの間欠的ホルモン療法で18年間コントロールできたcase study の紹介でした。
抗アンドロゲン薬だけのホルモン療法でよく効く患者もいるということでの論文発表ということでしょう。

ホルモン併用の外照射の場合のPSA推移
「前立腺がんセミナー 患者・家族の集い 2015 東京」で 体験を語る(放射線療法「IMRT」) でお話をされた石原氏はお話の最後でホルモン療法を併用した場合のPSA値について講演をされた赤倉氏に質問をしました。
https://youtu.be/BJORgjspI0g?t=1040

赤倉氏はこう答えています。
「ホルモンをやめるとPSAは結構あがる。一年ぐらいすればプラトーに達する。横ばいになる」

たしかに私のPSA推移からも赤倉氏のおっしゃたような推移を辿っています。
ただし、0.214 から 0.332、0.354、0.397と3回連続で上昇した際はあまり気分のいいものではなかったです。時期的なことからその後は半年に一回の診察となり、次に0.328となったことでほっとしました。あまり小幅な上昇下降に一喜一憂しても仕方がないですが、PSA値気になるのは仕方がないです。
連続しての上昇が止まらない場合は要注意でしょう。

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