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nkyosiさん
投稿者:漂流 投稿日:2017/10/08(日) 23:06:44 No.9354 [返信]
2017年 2月25日(土)にひげの父さんが紹介されたビデオの後半に、PSMAの言及が確かにありました。このことの延長で、論文として掲載されたものでしょう。ビデオの紹介では、治療用として、PSMAの抗体に付けられていた放射性物質は、177Lu(ルテチウム)です。これは、崩壊でβ線(電子線)を出します。β線は、飛径距離が比較的長く、数メートルは飛びますので、広い範囲で放射線の照射を受けることになります。細胞障害は、α線に比べてかなり低いです。従って、「転移癌の治療」の項で記載しました、α線を放出するアクチニウムの系は、このビデオで紹介されたものの、進化形です。α線のエネルギーは絶大ですが、飛径距離が短いことから、少し離れた細胞は障害を受けませんので、転移癌の治療にはベストと思われます。

これは欧州の病院のことですが、この論文には、
This protocol is now routinely applied for salvage therapy of endstage mCRPC patients in our clinic.と書いてあります。つまり、通常の治療として、行われていると書かれています。厚労省には、[新薬の承認申請資料は,日米EU医薬品規制調和国際会議(International Conference on Harmonisation of Technical Requirements for Registration of Pharmaceuticals for Human Use(ICH))で調和された「医薬品の承認申請のための国際共通化資料コモン・テクニカル・ドキュメント(CTD)」である.]とした記述があります。従って、患者会等が導入に向けて、積極的に動けば、日本への導入は加速されると思います。

これまで、そして、今も前立腺転移癌の治療とその副作用で苦しんでおられる方の光明の一つになるのではないでしょうか
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