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画像誘導放射線治療(IGRT)@京都大学
投稿者: 投稿日:2017/08/26(土) 13:14:04 Home No.9249 [返信]
2017年8月25日の投稿に補足してIGRTについて少し書きます。

検索して以下のページをみつけました。
京都大学医学部附属病院 放射線治療科 » 画像誘導放射線治療(IGRT)

こう書かれています。

IGRTには様々な方法がありますが、当院では、放射線治療機や放射線治療室
に搭載されたX線透視で骨や体内に留置した小さな金属マーカー等の位置を
確認する方法、赤外線カメラで体表のマーカーの位置を確認する方法、放射
線治療機にCTを併設し(コーンビームCT)、治療直前の腫瘍等の位置をCT
によって確認する方法が採用しています。

さらに次のように書かれています。

当院では、保有する4台の放射線治療機のうち、MHI-TM2000 (Vero4DRT)、
TrueBeam STx、Clinac iX の3台がIGRT機能を有しております。

京大病院にもClinac iX が設置されているとのことです。
具体的に前立腺がんに対してはどの装置を使われているのでしょうか。前立腺がんに対しては動的追尾が必要ないということなので、Vero4DRT でないかもしれません。

先の投稿で言及しました溝脇氏の研修会の資料に載っている「京都大学による初期の前立腺IMRT 」という写真は興味深いものでした。ちょっと古めかしいものでうつ伏せに患者はなっています。

中で「PSA非再発生存率(non-IGRT IMRT)@京都大学」と題されたグラフがあります。京大も初期はIGRT無しのIMRTの治療であり、論文として公表されているのがそうであることをこの資料で認識しました。

IGRT IMRT@京都大学 での治療成績は今後、論文で発表されることでしょう。それはきっと、(non-IGRT IMRT)@京都大学のものよりは良好なものになると思われます。

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