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IPSSを用いた排尿症状改善からみた至適根治治療法選択
投稿者: 投稿日:2015/12/04(金) 09:31:43 Home No.6746 [返信]
第29回前立腺シンポジウムで奈良県立医科大学の田中宣道先生がIMRT、手術(RP)、小線源(BT)の治療後のIPSSの変化に関して以下の表題で発表しています。

「IPSSを用いた排尿症状改善からみた至適根治治療法選択」

DIGITAL e-honの泌尿器外科 Vol.27No.8(2014年8月) (1301-1304) の内容紹介には次のように書かれています。

「1年目のIPSS改善率はRP群:58.3%,IMRT群:58.9%,BT群:44.4%であり,
BT群が有意に低かった」

立ち読みをすると、
2004年から2010年まで奈良県立医科大学で治療を受けた患者473人が対象であり、内訳は以下のとおり。
IMRT:73人
RP:103人
BT:297人

国際前立腺症状スコア(International Prostate Symptom Score:IPSS)は世界共通で使われている前立腺肥大症の症状の客観的な評価法ということで、以下のような質問票に答え、スコアをだします。

http://www.aioi23clinic.com/share/pdf/ipss.pdf

私はこの掲示板に何度か書いていますように「前立腺癌に対するIMRT/IGRT併用寡分割照射法の第II相臨床試験」の被験者となっていて、1回2.5 Gyで28回照射し、計70 GyのIMRTの治療を昨年11月に終了しました。

治療後の副作用はIMRT治療の副作用 私の場合に書いてあるとおり、1か月すぎると、夜間頻尿、排尿痛はおさまりました。

臨床試験に参加していますので、毎診療ごとにIPSSの表を書き、提出しています。臨床試験が終わり、結果報告の論文の患者の1データとして使われるのでしょう。
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