2015年1月4日の投稿でWebのみでの記載(図がある場合)を書きうつしたものということで、徳島大学泌尿器科の病気、治療について のページを紹介しました。期間は明記されていないが、PSA非再発率は次のように記載されています。
2年以上経過観察した431例
・低リスク(n=175) 98.3%
・中間リスク(n=194) 93.8%
・高リスク(n=62) 90.3%
既に論文はだされているかと思い、Google scholarで検索語"Tokushima PSA survival"で2015年以降を指定して検索したところ、次の論文を見出しました。
仙崎智一他 Urol Int. 2015 Oct 14.
・431人の患者の平均の観察期間は64.6か月(範囲24~108か月)
・3年以上観察できた364人のPSA非再発率
低リスク 98.1%
中間リスク 94.2%
高リスク 89.1%
2年以上観察できた人数431人はWebのページと論文は同じです。
しかし、対象となる患者が異なるので、結果としてWebと論文のPSA非再発率の値は異なります。
論文に関して、次のように書かれています。
Received: 12/18/2014
Accepted: 8/19/2015
Published online: 10/14/2015
投稿し、レビューされacceptされるまで、それなりの時間がかかっています。
当然、論文のほうがWebより数値の信頼性はあるかと思います。
full text は有料なので、確認していませんが、full textには各リスク毎の人数、期間も例えば5年PSA非再発率が上記の値となるといったことが明記されているかと思います。
...(続きを読む)
2年以上経過観察した431例
・低リスク(n=175) 98.3%
・中間リスク(n=194) 93.8%
・高リスク(n=62) 90.3%
既に論文はだされているかと思い、Google scholarで検索語"Tokushima PSA survival"で2015年以降を指定して検索したところ、次の論文を見出しました。
仙崎智一他 Urol Int. 2015 Oct 14.
・431人の患者の平均の観察期間は64.6か月(範囲24~108か月)
・3年以上観察できた364人のPSA非再発率
低リスク 98.1%
中間リスク 94.2%
高リスク 89.1%
2年以上観察できた人数431人はWebのページと論文は同じです。
しかし、対象となる患者が異なるので、結果としてWebと論文のPSA非再発率の値は異なります。
論文に関して、次のように書かれています。
Received: 12/18/2014
Accepted: 8/19/2015
Published online: 10/14/2015
投稿し、レビューされacceptされるまで、それなりの時間がかかっています。
当然、論文のほうがWebより数値の信頼性はあるかと思います。
full text は有料なので、確認していませんが、full textには各リスク毎の人数、期間も例えば5年PSA非再発率が上記の値となるといったことが明記されているかと思います。
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