https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=5440
で、勝俣範之『「抗がん剤は効かない」の罪 ミリオンセラー近藤本への科学的反論』毎日新聞社 の紹介と本の記述、構成についての感想を投稿しました。
感想の訂正、更に紹介ということで、再度投稿します。
訂正
「注 参照文献 などが各章ごとにあるのは煩わしく、巻末にまとめて書くほうがいいと思います。」
と書きましたが、「項ごとにある」が正しいです。すべての項ごとにあるわけではないですが。
ちなみに
前立腺癌診療ガイドライン 2012年版 では節ごとに参考文献を載せています。
また、
NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology (NCCN Guideline ) Prostate Cancer Version 2.2014
の場合は巻末にReferences を一括して載せています。 ただしこの場合、全ページの2割以上を参考文献の一覧がしめることになってしまっています。
一般書として巻末に参考文献一覧がずらずらとあるのはうっとうしいかもしれませんが、要はページ数が問題かと思います。
上記の文を以下のように修正します。
修正
注 参照文献 などが各項ごとにあるのは煩わしく、節ごと、あるいは巻末に書くほうがいいと思います。
引用した場合、著書名、論文名を明記するのは一般書では常識ではないかもしれませんが、副題に「科学的反論」とありますので、律儀に勝俣先生は一般読者には煩わしいとおもわれるかもしれませんが、きちんと書いています。
P.161にネット上の医療情報が薬事法の違反には問われないということに関連して以下のように書かれています。
「問題なのは、インターネットの医療情報というのが、これら医薬品や健康食品の広告には当てはまらないということ。インターネットは情報を得ようとしてURLを入力したり、または検索したうえで見るものなので"広告には当たらない"というのが厚生労働省の見解のようです。つまり、ネット上では情報の真偽は問われることがなく、治療の成功率のデータや誇大広告、未承認の医薬品のデータなどもいいたい放題ということです。
「日本のインターネット上のがん情報で正しい情報にヒットする確率は、50%以下である」という驚くべき報告があります(*3)。つまり、日本のインターネットのがん情報は半分以上がインチキということになります。
*3 東京大学の後藤悌(ごとう やすし)の研究 ((J Thorac Oncol 2009,(7):829) による。」
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で、勝俣範之『「抗がん剤は効かない」の罪 ミリオンセラー近藤本への科学的反論』毎日新聞社 の紹介と本の記述、構成についての感想を投稿しました。
感想の訂正、更に紹介ということで、再度投稿します。
訂正
「注 参照文献 などが各章ごとにあるのは煩わしく、巻末にまとめて書くほうがいいと思います。」
と書きましたが、「項ごとにある」が正しいです。すべての項ごとにあるわけではないですが。
ちなみに
前立腺癌診療ガイドライン 2012年版 では節ごとに参考文献を載せています。
また、
NCCN Clinical Practice Guidelines in Oncology (NCCN Guideline ) Prostate Cancer Version 2.2014
の場合は巻末にReferences を一括して載せています。 ただしこの場合、全ページの2割以上を参考文献の一覧がしめることになってしまっています。
一般書として巻末に参考文献一覧がずらずらとあるのはうっとうしいかもしれませんが、要はページ数が問題かと思います。
上記の文を以下のように修正します。
修正
注 参照文献 などが各項ごとにあるのは煩わしく、節ごと、あるいは巻末に書くほうがいいと思います。
引用した場合、著書名、論文名を明記するのは一般書では常識ではないかもしれませんが、副題に「科学的反論」とありますので、律儀に勝俣先生は一般読者には煩わしいとおもわれるかもしれませんが、きちんと書いています。
P.161にネット上の医療情報が薬事法の違反には問われないということに関連して以下のように書かれています。
「問題なのは、インターネットの医療情報というのが、これら医薬品や健康食品の広告には当てはまらないということ。インターネットは情報を得ようとしてURLを入力したり、または検索したうえで見るものなので"広告には当たらない"というのが厚生労働省の見解のようです。つまり、ネット上では情報の真偽は問われることがなく、治療の成功率のデータや誇大広告、未承認の医薬品のデータなどもいいたい放題ということです。
「日本のインターネット上のがん情報で正しい情報にヒットする確率は、50%以下である」という驚くべき報告があります(*3)。つまり、日本のインターネットのがん情報は半分以上がインチキということになります。
*3 東京大学の後藤悌(ごとう やすし)の研究 ((J Thorac Oncol 2009,(7):829) による。」
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