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Re: PSAバウンスは好ましい予後因子??
投稿者: 投稿日:2020/05/12(火) 10:37:00 Home No.11995 [返信]
Ted さん
新型コロナウイルス関連の連投をしましたので、以前みつけていたPSAバウンスに関しての論文の簡単な紹介をしました。(腺友ネット:掲示板は前立腺がんの掲示板ですから)

質問に答えます。

1.PSAバウンスの定義
いろいろあるようですが、今回は日本とスイスで一致した定義の論文を紹介しました。
私の2016年12月28日の投稿で紹介しました北里大学の津村 秀康氏の論文にはこう書かれています。

「def.A:PSA >0.1 ng/mLの上 昇,def.B:PSA>0.4 ng/mLの 上 昇,def.C: 既存数値よりも35%を超える上昇」

2.biochemical recurrence (BCR) は普通いわれているPSA再発のことです。

津村氏の論文では「PSA bounce を認めた症例では優位にPSA再発が少なく、疾患特異生存率、全生存率が優れているとの報告が続いており」と書かれていますが、その新たな例ということで紹介しました。

3.テストステロンとPSAバウンスの相関関係
中井論文ではこう書かれています。

「PSAバウンスのテストステロンレベルは、PSAバウンス前の最下点のテストステロンレベル(P = 0.036)よりもかなり高かった(87ケース)。」


私はIMRT治療後、PSA推移がきになり、ネット上での体験などを調べていました。外照射だけではなく小線源もしらべ、サイトの治療法によるPSA推移にまとめました。

小線源と外照射は推移が異なります。小線源の場合はなだらかに時間をかけて減じていきます。(ネット上の体験の数値をグラフ化したものから)

ただ、小線源単独で治療を受けた場合でこういった経緯を辿らない人もいるということでブログの以下の記事では体験談よりPSAの値の推移を辿っています。
http://inves.seesaa.net/article/445315154.html

サイトの「治療法によるPSA推移」の冒頭の間寛平の主治医である篠原克人氏の記述を転載します。(今はNMP社のページはリンク切れ)


図41は術後3年以上が経過した症例のPSAの平均値を比較したデータであるが、すべてのステージにおいてブラキテラピーの症例では外部照射に比べ圧倒的にPSAが下がっている。
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