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Re: コロナ影響下での治療選択
投稿者: 投稿日:2020/04/15(水) 17:12:30 Home No.11937 [返信]
ブログでは新型コロナウイルスに関しての記事が大半を占めるようになり前立腺がんのことは最近書いていません。英国キングス・カレッジ・ロンドン教授 渋谷健司氏へのインタビューで引用し以下に再引用します渋谷氏の文は納得のいくものですが、日本はこの方向に舵を切るのはなかなか難しいでしょう。検査をしぼりクラスター対策に重きをおき、それが優秀だったことをいまでもいっているのですから。過ちを認めることはないでしょう。

WHO(世界保健機関)は一貫して「検査と隔離」を徹底するように言い続けています。日本はその原則を徹底しませんでした。もう今からそれをやるしかありません。

いままで陽子線治療は保険適用でなかったので調べてなかったですが、北アルプスさんの投稿を読み少し調べ次の論文をみつけました。
A Literature Review of Proton Beam Therapy for Prostate Cancer in Japan.
full text

いくつか陽子線治療の論文について書かれていますが、多施設で実施、比較的新しい次の論文をすこしみてみました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29441697

名古屋陽子線治療センターの岩田宏満氏を筆頭著者とする論文です。
5年PSA非再発率
低リスク  97.0%
中間リスク 91.0%
高リスク  83.1%

上記の値はなんども投稿して恐縮ですが、私が調べて表にした以下の治療成績と比べてそん色のないものです。
http://flot.blue.coocan.jp/cure/memo/outcome3.html

Gセンタ-H病院(陽子線)と書かれていてさらに「家から近く、待機も現状では短そうなGセンタ-にやや心が傾いています」とのこと、市中感染率がどの程度か分からない状況(人をみたらコロナとおもえ)で公共交通機関を利用しなくて通うことができる病院を選ぶということはコロナ対策としては理にかなっていると私は思いました。

ところで岩田論文では共著者として国立がん研究センター東病院の秋元哲夫氏が名前をつらねています。秋元氏といえば以前は東京女子医大で将棋の米長 邦雄氏を治療され共著で本をだされています。 1)
米長さんがもし生きていたらコロナ対応で名人戦を延期したことをどう言うだろうか。

1)  米長流治療法の選択
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