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山本真也氏の論文に関する投稿の補足
投稿者: 投稿日:2019/10/14(月) 17:01:58 Home No.11548 [返信]
ポンタ さんは2019年10月13日の投稿で「GSがhighという単一因子の場合には、成績が良好で、10年PSA freeが74.6%」と書かれています。
私はRe: PSA再発例のその後と題した投稿で山本真也氏の論文full textについてかきました。その投稿の最後にabstract の一部を示しました。
「1つの高リスク因子のみを持つ106人の患者のうち、高グリーソンスコアグループは、10年PSA非再発率が最高でした(69.1%)。」
これはabstract の以下の文をGoogle翻訳+私訳したものです。

the high Gleason score group had the best 10-year prostate-specific antigen failure-free survival (69.1%);

ポンタ さん の投稿よりfull text をもう少しみてみました。Substratification of High-risk PCA に次のように書かれています。

the 10-year PSA failure-free survival rates of patients with high GS, clinical high T-stage and high PSA only were 69.1, 56.1 and 47.8%, respectively (P = 0.0058,  Fig. 2b).

これはabstract と同じ値を示しています。

DISCUSSION にはこう書かれています。

In our study, of the 105 patients with only one high-risk factor, the high GS group had the best 10-year PSA failure-free survival rate (74.6%). In particular, that of patients without GG 5 was 100% (P = 0.032).

この74.6%はポンタ さんの書かれた値であり、論文として同じことに対して違った値を書いています。 69.1、あるいは74.6どちらかが間違っているのでしょう。

Fig. 2b をみるとGS ≧ 8 alone の場合の図、10年PSA非再発率が75%近くとはみえず、きっと74.6%が間違いでしょう。

なお、Table 1.をみますとリスク因子一つだけで GS ≧ 8  は46人 (24.3%)です。
なかでGS 5 を持たない患者はそう大きな値ではなく 10年PSA非再発率100%といっても多人数に対する解析結果といえないと思います。

山本真也氏の論文に関してはブログに高リスクに対する手術の治療成績__10年PSA非再発率と題して書いていました。

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