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小線源治療の尿路症状、小線源単独の条件、外照射併用の線量
投稿者: 投稿日:2019/03/18(月) 19:54:51 Home No.10857 [返信]
羊毛 さん

私の不躾な質問に詳細に答えていただきありがとうございます。

「小線源は副作用が比較的少なさそう」と書かれていますが、尿路症状は外照射に比べてなかなか回復しないです。
そのことは以下の投稿で書いています。
https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=8299


中間リスクの場合の小線源単独の条件は、東京医療センターの斉藤史郎氏の論文、Japanese Journal of Endourology(2015)28:207-214に以下のように書かれています。

「治療のプロトコールはNCCNのガイドラインに基づきリスク分類を行い(Table 1),低リスクおよび,中間リスクにおいてPSAが10ng/ml未満,T2c以下,グリソンスコアが3+4=7で生検陽性コア率が34%未満のものはシード単独で治療を行い,その他の中間リスクと高リスクのものは外照射を併用している.」

また外照射併用の線量についてはこう書かれています。
「外照射併用の場合にはシード療法での処方線量を110Gy,外照射を45Gy(1.8Gy×25回)で行っている.」

S大学KT病院 前立腺がんの密封小線源永久挿入治療を本日、あらためてみてみました。以下のように書かれています。

「シード治療の方法について
中リスク症例:
A;シード治療(130Gy)+体外照射(45Gy、前立腺+精嚢腺)
B;短期ホルモン療法(約3ヶ月)+シード治療(160Gy)
※一部の中間リスク症例にはシード単独治療を行います(グリーソンスコア7(3+4)かつ生検陽性コア数が33%以内の場合)」

生検陽性コア率は東京医療センターとほぼ同じです。

また、線量は外照射併用の場合はシード治療(130Gy)ということで東京医療センターの110Gyより多いです。(外照射線量は同じ)
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