前立腺がんガイドブック>3:病状に適した治療法は?>「放射線療法」を加筆修正しました。
なにかと多忙で、なかなか手が回らなかったのですが、
放射線療法に関する新しい知見もいくつか書き加えておきました。
たとえば、オリゴメタ(少数転移)については、こんな具合です。
『従来は、近傍のリンパ節転移はともかく、骨転移があればすでにがん細胞が血流に載っていると考えられるので、
積極的な治療は意味をなさず、ホルモン療法しか選択肢が無いと思われていたのですが、 現在は、
一旦血流に乗ったがん細胞でも、骨に住み付き定着するのには、それ相応の苦労をしており、どこでも簡単に定着できるとは限らないので、 転移の位置や個数、がんの成長スピードなどの諸条件にもよりますが、転移巣が少ない場合には、根治ないし長期延命を狙った放射線治療を試みる価値があると考えられるようになってきました。
前立腺がんの場合は、原病巣の進展が比較的ゆっくりしている場合が多いことも、オリゴメタ(少数転移)の治療には有利な条件になると思われます。
コンピュータによって高度に制御されたIMRTでは、広範囲照射と同時に数か所の転移部に的を絞ったブースト照射を行う事が可能で、この技術は SIB-IMRT(標的体積内同時ブースト強度変調放射線治療)と呼ばれています。
先進的な治療を考えている医療施設では、患者が若い場合には、オリゴメタ(少数転移)に対しても、このようなテクニックを用いて、積極的な治療が試みられるようになってきました。』
なにかと多忙で、なかなか手が回らなかったのですが、
放射線療法に関する新しい知見もいくつか書き加えておきました。
たとえば、オリゴメタ(少数転移)については、こんな具合です。
『従来は、近傍のリンパ節転移はともかく、骨転移があればすでにがん細胞が血流に載っていると考えられるので、
積極的な治療は意味をなさず、ホルモン療法しか選択肢が無いと思われていたのですが、 現在は、
一旦血流に乗ったがん細胞でも、骨に住み付き定着するのには、それ相応の苦労をしており、どこでも簡単に定着できるとは限らないので、 転移の位置や個数、がんの成長スピードなどの諸条件にもよりますが、転移巣が少ない場合には、根治ないし長期延命を狙った放射線治療を試みる価値があると考えられるようになってきました。
前立腺がんの場合は、原病巣の進展が比較的ゆっくりしている場合が多いことも、オリゴメタ(少数転移)の治療には有利な条件になると思われます。
コンピュータによって高度に制御されたIMRTでは、広範囲照射と同時に数か所の転移部に的を絞ったブースト照射を行う事が可能で、この技術は SIB-IMRT(標的体積内同時ブースト強度変調放射線治療)と呼ばれています。
先進的な治療を考えている医療施設では、患者が若い場合には、オリゴメタ(少数転移)に対しても、このようなテクニックを用いて、積極的な治療が試みられるようになってきました。』