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ワクチン療法
投稿者:OZFP 投稿日:2014/02/14(金) 17:47:37 No.4070 [返信]
ひげの父さん、治験まで辿り着くのは大変ですが一応現在分かった事をまとめたので書きます。

rootさん、初めまして。 腰痛の持病があると誰でも癌から来るのと区別したがりますね。 何度も書いたようにこちらではCTのみでも判定可能でした。

PROSTVAC療法で注目するのは遺伝子組み換えした牛痘(vaccinia)ウィルスを最初に接種します。
1796年英国片田舎の開業医だったジェンナーが、このウィルスに感染した牛の瘡蓋を少年(教科書では自分の子と書いてあった記憶ですが他人)の傷に擦り込んで6週間後に真の天然痘瘡蓋を擦り込んだ有名な実験をしました。
これが奏効して世界初のワクチンとして歴史に残り、その結果としてvacciniaに因んでvaccineと命名されたのは当然でしょう。

一般的にウィルスに目的の遺伝子を組み込むためには制限酵素でウィルスDNAの特定鎖部位を切断して、そこに目的遺伝子を割り込ませてDNAリガーゼで鎖を繋ぐ作業をします。
言葉だと簡単ですが、実際は相当な設備と薬剤や熟練と時間を必要とする入念な作業でしょう。
治験参加に同意する英文書類にサインするため全17ページを注意して読むと、検索サイトには書かれていない部分があります。
牛痘ウィルスには前立腺癌細胞のPSA遺伝子に加えて他3種類の効果を高める遺伝子が組み込まれています。
これを説明するページには組み込まれた遺伝子そのものが、どのように患者免疫系に作用するのか書かれていません。
補足すると牛痘ウィルスは人の宿主皮膚細胞に感染して組み込まれた遺伝子が宿主細胞に指令して目的のタンパク質かペプチドを産生させると思われます。
産生された物質が抗原として認識されて免疫系が活性化し、体内の癌細胞も派生的に免疫系に除去されると推定します。
書類を読んで知ったことは、免疫効果を長く継続するために2回目から最後の7回目迄21週間に亘り鶏痘(fowlpox)ウィルスの接種を受けます。
一方、偽薬グループの違いは1回目から最後の7回目迄21週間に亘り、全て鶏痘(fowlpox)ウィルスだけの接種を受けます。
因みに治験者や担当の医師にはどのグループだったのか通知されることはないそうです。
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