再度、ぼちぼちさんへ
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2009/09/23(水) 15:28:43 No.1687
[返信]
紅葉さん、カスミさん
大変参考になる書き込み、どうもありがとうございます。
前回の私の書き込みですが、ちょっと舌足らずだったような気もしますので、もう一度改めて書き込んでみます。
今後の対処法として、通常なら、
薬剤を変えてホルモン療法に対する感受性に期待するという一般的な手段が考えられます。
国内で一般的なのは、
・プロスタール(ステロイド系抗アンドロゲン剤)
・エストラサイト、プロセキソール(女性ホルモン系低用量抗がん剤:欧米ではほとんど使われない)
などでしょうが、
オダインの中止(「アンチアンドロゲン除去症候群」に期待してのことだったと思います)というスキに付け込んで、
PSAが激しく再燃し始めた現状からは、こうした通常の手段では、もはや手ぬるいと思わざるを得ません。
LH-RHアナログ剤は、外科的去勢と同等と認められていますから、カスミさんのご提案のように、
LH-RHアナログ剤に重ねて外科的去勢(除睾)を行う意味は、私は薄いだろうと思っています。
今、問題なのは、たぶん副腎経由のアンドロゲンがブロックされていないことでしょうね。
(前立腺がんが耐性を獲得する機序についてはいろいろ説があるようですが、
まずは、微量なアンドロゲンをうまく利用できるようになり、次にアンドロゲンがなくとも
活性を保てるように変身するという、二段階の手順があると考えるのが大勢のようです。)
こうした場合、欧米では、副腎におけるアンドロゲン分泌を直接抑制する、ケトコナゾール(Nizoral:適応外薬)や
アミノグルテチミド(未承認薬)が用いられていますが、残念ながら日本の現状では、
この治療法は行われておりません。
言えばやってもらえる可能性はあると思うのですが、保険適用(混合診療)で問題となるかも。
ドセタキセル(タキソテール)とプレドニゾンの併用療法は、欧米では2004年以降、
前立腺がんの標準治療法の一つとして認められ、広く用いられてきましたが、
本邦では昨年やっとドセタキセルが保険扱いとなったところで、扱いなれていない泌尿器科医も多いとのこと。
これだけでも世界から4~5年は遅れていることになりますが、その用い方もまだ試行錯誤の段階です。
...(続きを読む)
大変参考になる書き込み、どうもありがとうございます。
前回の私の書き込みですが、ちょっと舌足らずだったような気もしますので、もう一度改めて書き込んでみます。
今後の対処法として、通常なら、
薬剤を変えてホルモン療法に対する感受性に期待するという一般的な手段が考えられます。
国内で一般的なのは、
・プロスタール(ステロイド系抗アンドロゲン剤)
・エストラサイト、プロセキソール(女性ホルモン系低用量抗がん剤:欧米ではほとんど使われない)
などでしょうが、
オダインの中止(「アンチアンドロゲン除去症候群」に期待してのことだったと思います)というスキに付け込んで、
PSAが激しく再燃し始めた現状からは、こうした通常の手段では、もはや手ぬるいと思わざるを得ません。
LH-RHアナログ剤は、外科的去勢と同等と認められていますから、カスミさんのご提案のように、
LH-RHアナログ剤に重ねて外科的去勢(除睾)を行う意味は、私は薄いだろうと思っています。
今、問題なのは、たぶん副腎経由のアンドロゲンがブロックされていないことでしょうね。
(前立腺がんが耐性を獲得する機序についてはいろいろ説があるようですが、
まずは、微量なアンドロゲンをうまく利用できるようになり、次にアンドロゲンがなくとも
活性を保てるように変身するという、二段階の手順があると考えるのが大勢のようです。)
こうした場合、欧米では、副腎におけるアンドロゲン分泌を直接抑制する、ケトコナゾール(Nizoral:適応外薬)や
アミノグルテチミド(未承認薬)が用いられていますが、残念ながら日本の現状では、
この治療法は行われておりません。
言えばやってもらえる可能性はあると思うのですが、保険適用(混合診療)で問題となるかも。
ドセタキセル(タキソテール)とプレドニゾンの併用療法は、欧米では2004年以降、
前立腺がんの標準治療法の一つとして認められ、広く用いられてきましたが、
本邦では昨年やっとドセタキセルが保険扱いとなったところで、扱いなれていない泌尿器科医も多いとのこと。
これだけでも世界から4~5年は遅れていることになりますが、その用い方もまだ試行錯誤の段階です。
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