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前立腺がん 市民公開講座、PCFの患者向けガイド
投稿者: 投稿日:2018/04/16(月) 16:17:25 Home No.9929 [返信]
先日、市民公開講座に出席しました。
前立腺がんに関する基本的な説明はほぼ既知でしたが、いくつか興味あることを話されていました。

ひとつは手術後の尿漏れに関することでした。尿漏れが長引いてもほとんどの人が一年もたつと治るといいきっていました。
臨床経験からのことかと思いますが、論文等を調べる元気は今のところありません。
必要なパッドも2枚が1枚となり改善されるとのことでした。

山川 さん
グラフ拝見しました。徐々によくなってきていますね。まだ少し時間かかるかと思います。

もうひとつは治療法の選択に関して論文を参照しての説明でした。
一番前に座っていましたのでパワポで示されていた著者名、医学誌名をメモって、帰って調べました。その論文は以下のとおり。
BJU Int. 2011 Jun;107(11):1762-8. doi: 10.1111/j.1464-410X.2010full text

stage T1/2, Gleason ≦7, PSA <20 の患者768人に対しての研究結果です。
手術、外照射、小線源、監視療法 を選んだ理由を調べたものです。
以下の結果でした。

手術を選択した60%は、がんの物理的除去の必要性に動機づけられた。
外照射を選択した63.27%は他の治療を恐れたことによる選択だった。
小線源を選択した患者は64.39%はライフスタイルに都合がよいという理由からだった。
このライフスタイルに都合がよいというのは入院期間が減少するという理由からという
分析結果だった。

詳細はfull textのFigure 3を参照してください。

小線源治療選択の理由として入院期間が少ないということはProstate Cancer Foundation(PCF)のPROSTATE CANCER PATIENT GUIDE(2018)のBrachytherapyの説明中の以下の記述(P.32)を思い起こしました。

Compared with external radiation therapy, brachytherapy is now much
less commonly used, but some patients prefer this option primarily
because it doesn’t require daily visits to the treatment center. Side
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