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富田氏の論文
投稿者:SANZOKU 投稿日:2017/06/11(日) 18:01:22 No.8880 [返信]
 眞さん。コメントありがとうございます。

 富田氏の論文では、ホルモン療法の期間は中央値で書かれているため、
平均値は分かりません。またホルモン治療から回復する期間についても、
眞さんご指摘の論文もありますが、漂流さんご指摘の論文もある訳です。
https://sen-you.boy.jp/bbs/main/?res=8357
眞さんは1/2、漂流さんは2倍と言っておられる訳ですから、
私が言う1.0倍というのはあながち的を外していないかもしれません。
以上の点で私は懸念を払拭できません。

 実は私にはもう一つ別の懸念があります。
トリモダリティの再発要因の一つに照射線量不足というものがあります。
特にハイリスクではBED(生物学的実効線量)で220Gy以上が欠かせません。
この要件を欠くと、5年を越えても再発が続くと考えられます。

 IMRT(含むトモセラピ、VMAT)が進歩したとは言え、
照射線量のアップは僅かですから、BEDで160Gy越がやっとでしょう。
小線源とIMRTでBED換算が本当に可能なのかという議論はあると思いますが、
トリモダリティの結果から類推される事は、
IMRTは5年を越えても再発が続くのではないかと言うことです。
この仮説が検証されない限り、
IMRTは5年非再発率で治療結果を判断するのは難しいのではないかと思います。
ところでIMRTのハイリスク治療成績で
5年程度以降再発の見られない例はありますでしょうか?

 おそらくこれらの疑問に正確に答えが出るのは、
あと数年先になるかと思いますが、
今治療法を決めなければならない患者にとって、
そんな悠長な事は言ってられない訳でして、敢えて俎上に載せているわけです。
何らかの方向が見いだせれば良いのですが・・・。

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