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外部照射放射線治療の将来の可能性(夢)
投稿者:漂流 投稿日:2016/04/09(土) 21:04:08 No.7222 [返信]
外部照射放射線治療の最有力な手法として、IMRTがあります。Medicine (Baltimore). 2016 Jan; 95(2): e2387の論文に、The results suggested that 5 to 10mm were relatively appropriate PTV margins, as applied in our radiotherapy protocol. Guckenberger et al likewise treated prostate cancer patients with IMRT-SIB and CT-guided IGRT and also applied 5 to 10mm CTV-to-PTV margins.と書いてあります。簡単には、前立腺が移動するため、5-10mmのマージンつけて、照射することを勧めると書いてあります。従って、前立腺の照射もれを防ぐには、実際は、少なくとも10mmのマージンをとっていると思われます。このマージンの影響で、正常組織も照射を受けダメージを受けます。

 最近、心臓などの動く臓器を、捉えるCTが開発されています。これまでは、検出器が1個だったので動きを捉えることが出来なかったのですが、このシステムは256個の検出器が取り付けられ、同時に作動する事により、動きを捉える事ができる様になっています。これをIMRTの中に導入する事により、リアルタイムで前立腺の動きを捉え、その動きに応じて、IMRT、或いは、患者の寝台が動き、照射位置を移動させ、必要部位だけに的確に照射することが出来る様になるのではないかと思っています。
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