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私が参加している前立腺癌に対するIMRT/IGRT併用寡分割照射法の第II相臨床試験に関する記事、治療回数を減らす寡分割照射法 放射線の外照射治療に新しい流れ 1回の照射量を増やして総線量を減らすということで、この記事は図書館でよみ、さらに全文をコピーしました。

この臨床試験の責任研究者である昭和大学の放射線治療科 診療科長 教授の加賀美芳和氏が監修者になることを断られたのかどうかしりませんが、臨床試験に参加していない東京医療センターの放射線科 医長の萬篤憲氏に話をききにいって、監修となっています。 1)


外照射の通院期間が長いことに対応するために1回の線量をあげて回数を減らす外照射が寡分割照射です。欧州では医療費削減のために広く行われていると書かれています。そうして、IMRTとIGRTの説明をした後、臨床試験の紹介をした後、具体的に参加病院名をあげています。

東京医療センターが臨床試験に参加していないのは寡分割照射を行う技術に不安なのか臨床試験の意義を認めていないのか、それは私には分かりません。

「医師の少ない地方への普及が課題」と題された文、長くなりますが引用します。

しかし、普及には問題もある。萬さんは指摘する。
「まずは、技術的な問題です。外照射は患者さんの動きやずれに
対しては弱いので、線量が増すと危険度が増加します。医師らが
しっかりとした技術を身に付けることが求められます」
大学病院や首都圏の大学病院ではなく、地方の総合病院を見た時、
IMRTを導入していないところもまだ多いという。機器を入れても
医師や技師らの数が少ないので、IMRTを行うことが許可されな
かったり、十分な患者数をこなせず、標準的な治療経験も積むこと
が難しい。そのような状況で、さらに1回の線量を上げた照射をす
るとなると、正常組織に当たってしまったときの副作用の面で不安
になってしまう。
「現状では、数回の照射を減らすためにそのようなリスクを背負う
のはとても勇気のいることです。ただ10年もあれば、変わるだろう
とも思っています。学会での話でもそのような話題が出ます」


今回の臨床試験はIMRT/IGRT併用寡分割照射法であるので、照射精度に関しても特に問題なくフォロー終了予定日である2019年12月31日の後、速やかにデータは纏められ、論文として発表されるでしょう。
私の場合、2014年11月21日が外照射の最終日なのでちょうど5年となる頃です。

自分に関係する論文としては自身の敗血症のcase study に続く2本目であり、無条件に写しをくれるという話はないので、さすがに有料でも手に入れ、熟読したいと思っています。
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