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小線源治療は片手でオニオンスライスを作るようなもの
投稿者: 投稿日:2016/02/04(木) 11:30:17 Home No.6937 [返信]
シロウト・チアリ さん
「小腺源治療なんて特別難しい治療ではなく誰でもやれる治療だ」というコメントを読まれたとのことですが、私のみた泌尿器科医の木村明医師のブログではそのようなことは書いていなくて「難しい」とのことです。

木村医師は1978年東大を卒業され、横浜で泌尿器科クリニックを開いているとのことです。小線源治療に関して前立腺が動くことに関連して独特な比喩で説明されています。木村医師自身は小線源治療は実施したことはなく、今後も行うことはないとのことですが、「日本で最初に前立腺癌小線源療法を行った、目黒区の国立病院の医長を横浜に招いての勉強会」をきいてのblogです。
http://home.s07.itscom.net/k-clinic/blog2/blog8_6_14.html

「前立腺に針を刺していくと、前立腺が内側に逃げて行って、
湾曲した曲線上に小線源が並ぶ話など、教科書には書いて
ない話ですが、前立腺針生検を数多くやっているとよく理解
できます。

玉ねぎを左手で押えないで包丁で切ろうとしたときを想像
してみてください。包丁に押されて玉ねぎが逃げるような
ものです。

何事も手引き書に書いてある模式図通りには行きません。
小線源療法もある程度経験を積んだ施設で受けましょう。」

更に第26回神奈川県前立腺腫瘍研究会に参加してのD90とV100に関する説明も秀抜です。

http://home.s07.itscom.net/k-clinic/blog3/blog9_7_5.html

「D90は前立腺の90%に照射できるであろう線量(Dose)の予測値。

V100は処方線量の100%以上が照射された前立腺体積(Volume)の割合。」

「まあ、前立腺にまっすぐ針を刺すのは、片手でオニオンスライスを作る
ように難しい、という例えからすれば、
D90とV100はどれだけ美しくて薄い、オニオンスライスが作れたかの、
「料理の鉄人」の採点項目みたいなものです。 」

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