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双極性アンドロゲン療法(bipolar androgen therapy)
投稿者:ひげの父さん 投稿日:2015/01/27(火) 11:25:06 No.5339 [返信]
先に(1/23)CRPC患者にテストステロン(@@)という記事をお伝えしましたが、
これを別角度でみたこんな記事も見つかりました。こちらのほうが判りやすいかも。

「Science Translational Medicine」2015年1月7日号

小規模な研究結果ではあるが、驚くべき発表があった。
「テストステロン値を上下させることにより、ホルモン療法に対する前立腺がんの反応性を取り戻せる可能性がある」
去勢抵抗性に陥った前立腺がん細胞に高いテストステロンを浴びせかけ一発逆転を狙うもの。
テストステロン値の回復により、ホルモン療法の副作用の軽減という益もある。
あきらめていたセックスが可能になったという患者の喜びの声も伝えている。
ワシントン大のMichael Schweizer氏は、
双極性アンドロゲン療法はCRPC(去勢抵抗性前立腺がん)の新たな治療法につながる可能性があると述べている。

被験者は痛みなどの症状のないCRPC(去勢抵抗性前立腺がん)患者16人で平均4年間標準のホルモン療法を受けていた。
双極性アンドロゲン療法を実施したところ、7人は寛解、4人は腫瘍が縮小、1人は腫瘍が消失したという。
全体的に見れば、約半数の患者にPSAの低下とがんの縮小が認められた。

双極性アンドロゲン療法は初期治療には適さず、長期的な影響もまだ判っていない。
テストステロン値の変動によりがんが増殖して死期が早まる可能性を指摘する専門医も居る。

より大規模な試験で、この治療法を安全に適応できる患者を選別する必要もあり、
臨床への応用までにはまだしばらく時間が必要だろう。

http://consumer.healthday.com/cancer-information-5/prostate-cancer-news-106/strategy-might-thwart-resistance-to-a-common-prostate-cancer-treatment-695278.html
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